豊富なラインナップに合わせた様々な外壁材・屋根材それぞれのポイントを知ろう!木下工務店の標準仕様・特徴やメンテナンス注意点などを徹底解説
2024.06.29 (Sat) 更新
みなさんこんにちは!
時の流れは速いもので、6月もあと数日で終わり、これから本格的な夏が始まりますね!果たして今年の夏はどれくらい暑いのか見ものですね…!
さて、本日のテーマは【木下工務店の特徴・メンテナンスでの注意点】についてです!
目次
- 木下工務店のメンテナンスでの注意点
- 高層ビルの技術を住宅にダウンサイジング!耐震+制震で安定した耐久性を誇る「DUOフレーム工法」
- 木下工務店の外壁の特徴
- タイル外壁
- 塗り壁
- サイディング
- 目地部分には高耐久シーリングを採用
- 高耐久シーリングでも定期点検・メンテナンスを欠かさずに
- 窯業系サイディング・金属サイディングのメンテナンス注意点
- 窯業系サイディング
- 防水性が無い
- 弾性塗料の使用はできない
- 金属サイディング
- 定期的に洗浄を行う
- メンテナンス方法
- 木下工務店の屋根の特徴
- ラインナップによってはガルバリウム屋根も採用
- コロニアル屋根のメンテナンス注意点
- 塗装出来ないコロニアル屋根でないかをチェック
- 定期メンテナンスを欠かさずに
- メンテナンスは結局どこに頼むのが良いの?
- ハウスメーカーのメリット・デメリット
- シャインの特徴
- 最後に
- シャインは流山市・柏市の屋根リフォーム・雨漏り専門店です
木下工務店のメンテナンスでの注意点
木下工務店は、東京の西新宿に本社を置く株式会社木下グループの傘下にあるハウスメーカーです。
今年で創業68年を迎える長い歴史で培ってきたノウハウを活かした完全自由設計が強みで、お客様のニーズに合わせた高性能な注文住宅を提供しています。
そんな木下工務店の住宅にお住まいの方、またはご近所の住宅などが木下工務店という方も多いのではないでしょうか?
木下工務店のお住まいには、木下工務店ならではの様々な特徴があります。今回は木下工務店の特徴をご紹介しながら、知って損はないメンテナンスの注意点なども解説していきます!
高層ビルの技術を住宅にダウンサイジング!耐震+制震で安定した耐久性を誇る「DUOフレーム工法」
木下工務店では、オリジナルシステム『DUOフレーム工法』を標準採用しています。
この工法では建物の土台・梁間にダイヤモンド型のユニットを設置しています。
それらが地震の際に建物が受ける地震エネルギーを熱エネルギーに変換して揺れを吸収し、さらに接合部分の制震ダンパーが伸縮して集中的に揺れをキャッチすることで地震の際における振動を50%以上軽減させることが出来るのが特徴です。
躯体の耐震性に加えて制震システムを取り入れて揺れそのものの威力を制御することで、立て続けの余震にも効果を発揮する耐久性の高い建物を実現しました。
また、DUOフレーム工法は設置条件が無いため木造軸組工法・2×4工法どちらにも対応することができます。
特に木造軸組工法は壁工法に比べて耐震性が弱く歪みやすいという特徴がありますが、DUOフレーム工法で建物全体の揺れを吸収して振動を抑えることで耐久性が上がり、木造軸組工法の強みである設計自由度と耐震性を兼ね揃えた住まいを実現します。
この耐震性に制震システムを組み合わせるという流れは、現在の木造注文住宅では木下工務店以外にも様々なハウスメーカーで採用されていますが、いち早くこれを標準採用化したのは木下工務店です。
2011年に起こった東日本大震災では繰り返す大きな余震も人々や町の脅威でした。制震性を加えることで繰り返す揺れに対して安定した効果を発揮するため建物の耐久性が高まり、大地震後などにおける補修費の大幅な補修軽減に繋がります。
木下工務店はこの重要さに着目し、東日本大震災の翌年の2012年から他のハウスメーカーよりも先にDUOフレーム工法を標準採用しました。
木下工務店の外壁の特徴
木下工務店の住宅商品は、昨年の10月に販売開始したばかりの7つのシリーズから成り立つ『SSシリーズ』をはじめ、創業60周年記念商品の『グラシヤス』、木造軸組工法を採用した『リベルテ』、シンプルな価格で高品質な住まいを届ける『スマイテ』など、様々なラインナップを展開しています。
そして、木下工務店では外壁もその商品のラインナップによって様々な外壁材を採用しています。
基本的な標準仕様はサイディングですが、商品によってはタイルや塗り壁も採用されています。※別途費用が掛かる可能性もありますので詳しくはハウスメーカー様にお問い合わせください。
それぞれの特徴やポイントを以下で解説していきますので、メンテナンス時だけでなく新たに木下工務店で家を建てる際にも是非参考にしてみてください!▽
タイル外壁
長期優良住宅「グラシヤス」では、タイル外壁が採用されています。
タイルは土や石など自然の無機物を超高温で焼成したもので、無塗装なので塗り直しが不要な外壁材です。
無機物は劣化や変色がほとんど起こらないため変質しにくく、また非常に硬いのでそう簡単に傷や欠けが発生することもありません。そんな無機物から作られるタイル外壁は塗膜の天敵である紫外線の影響を受けても色褪せや劣化がしにくく、非常に耐候性・耐久性に優れています。
塗装の必要も無いため、一般的な外装材と比べてメンテナンス費用を大幅に抑えることも可能です。
そのメンテナンス性の高さから「メンテナンスフリー」を謳うメーカーも多々ありますが、どれだけ高性能でも一切メンテナンスが要らない外壁材などは無い というのが現実です。
タイルは素地に弾性接着剤を使用しその上から貼り付けていますが、この接着剤の寿命は永久的ではありません。
接着剤が劣化したり、施工時の接着が不十分である場合、または素地の経年劣化などによって、タイルが剥がれるリスクがあります。
また、外壁目地部分のシーリングは寿命が短いため、5年~10年でメンテナンスを行う必要があります。破断や収縮を放置していると、それによって出来た隙間から水分が浸入して雨漏りなどを引き起こす原因となるため、定期メンテナンスは欠かせません。
このように、タイル自体は非常に優れた耐久性を持っているタイル外壁ですが、外壁は外壁材のみで成り立っている訳ではありません。
定期的に全体のメンテナンスを行うことで、綺麗な状態でより長持ちさせることができるのです。
塗り壁
木下工務店の商品ラインナップの一つである「スマイテ」では外観を5種類のスタイルから選ぶことができ、そのうちの一つに塗り壁があります。
塗り壁とは土やセメント、モルタルなどの素材を何層にも塗り重ねた外壁で、職人がコテを使って一つ一つ手作業で模様付けを行うのが特徴です。
サイディングやタイル外壁に比べると耐久性は比較的落ちますが、手作業ならではの唯一無二の質感と素材を活かした意匠性の高さが魅力で、個性やデザイン性を重視する方に選ばれやすい外壁材です。
モルタル塗り壁は伸縮性や追従性が低いため、地震や衝撃で簡単にひび割れ(クラック)が起こりやすく、放置していると水分の侵入口となり雨漏りを引き起こしてしまうため、クラックは小さいうちからの定期的な補修が大切です。
また、「塗料を吸い込みやすい」という性質があるため、塗装メンテナンスを行う際は下塗り塗料を完全に吸い込み切るまで何度か塗布する必要があります。
この吸い込みが不十分な状態で上塗り塗装を行うと、下塗り塗料が十分に効果を発揮しないため塗膜が密着せずに剝がれてしまいます。
下塗り塗料を通常よりも多く消費するため多めの発注が必要になりますが、モルタルに関する知識が無い業者の場合、途中で塗料が不足してしまう危険性があるため、しっかりと塗料や外装材の性質に関しての知識が豊富な業者に依頼することが大切です。
サイディング
木下工務店の基本的な外壁材はサイディングです。
窯業系サイディングと金属サイディングの両方を取り入れており、最新の商品「SSシリーズ」の中でシンプルでクールな印象が強い「耐久の家」や「断熱の家」などは、金属サイディングが採用されています。
窯業系サイディングとは、セメントを主原料として木材繊維などを混ぜたものを窯の中で高熱処理してボード状に形成した外壁材で、現在日本で使われる外壁材のほとんどを占めています。
レンガ調や木目調などのデザインの豊富さや、比較的安価でありながら性能も兼ね揃えているコストパフォーマンスの高さで、安定した人気を誇る外壁材です。
金属サイディングとは金属製の外壁パネルのことで、現在は窯業系サイディングに続く高い普及率を誇る外壁材です。金属サイディングの素材の種類は昔はアルミでしたが、現在の主流はガルバリウム鋼板です。
ガルバリウムとは自己修復作用を備えている高い耐食性を持つ金属で、錆びに強く、重さも従来の金属に比べて軽いため耐久性に優れています。
目地部分には高耐久シーリングを採用
木下工務店では、サイディングやタイル外壁の目地部分のシーリングに「高耐久シーリング」を採用しています。
高耐久シーリングとは名前の通り耐久性に優れたシーリング剤のことで、通常のシーリングの寿命が5年前後であるのに対し、高耐久シーリングは耐用年数が20~30年と言われています。
代表的なものとして、オート化学工業の「オートンイクシード」などがあります。
オートンイクシードはシーリング剤に「可塑剤」が入っていません。可塑剤とはシーリングに柔軟性を与える役割を果たしている添加物ですが、経年によって硬くなってしまう性質や、溶け出した可塑剤が塗料と反応して変色してしまう「ブリード現象」が発生してしまうなどのデメリットがありました。
そこで、オートンイクシードでは代わりに「LSポリマー」と呼ばれる優れた柔軟性を持つ特殊高耐久ポリマーを添加しています。経年による硬質化を予防しブリード現象の発生を無くすことで、長寿命化を実現しました。
高耐久シーリングは性能が高い分お値段も少し張ってしまうのですが、外装材の中でも特に寿命が短いシーリングが高耐久になるとコストパフォーマンスがぐっと高まります。メンテナンスでシーリング補修を行う際に選択肢として考えておくのもおすすめです。
高耐久シーリングでも定期点検・メンテナンスを欠かさずに
先ほど高耐久シーリングについて解説しました。通常のシーリング剤に比べて耐用年数がはるかに長く、耐久性に優れているのが特徴です。
しかし、シーリングは元々外の温度変化に合わせて膨張と収縮を繰り返しているため劣化しやすく、さらに環境や地域の条件にも大きく影響されやすいため、特有の気象条件のある地域などでは特に劣化しやすい傾向があります。
高耐久シーリングだから20~30年の耐用年数いっぱいまでメンテナンスは不要なんだ!という考えは危険です。
例えば、高温多湿で雨の多い地域では湿気がシーリング剤の劣化を進行させ、逆に寒冷地では凍結と解凍の繰り返しがシーリング剤の破断などを引き起こします。
また、一つの家に対しても日当たりの良い箇所と悪い箇所では劣化の状態は異なるでしょう。
高耐久シーリングだとしても効果を長持ちさせるためには定期的な点検と必要に応じたメンテナンスは欠かせません。
シーリングの性能に関わらず、長持ちさせるために定期的に状態をチェックしてもらうことは怠らないようにしましょう。
窯業系サイディング・金属サイディングのメンテナンス注意点
窯業系サイディング
防水性が無い
窯業系サイディングは、塗装を施すことでその塗膜のはたらきによって防水性を備えています。
つまり外壁材そのものには防水性が無いため、塗膜が劣化してしまうと防水性の無い部分から雨水や湿気をどんどん内部に吸収してしまうので、雨漏りや外壁材を傷める原因となってしまいます。
さらに、冬場には外壁内に浸透した水分は凍結→融解を繰り返すため外壁材を脆くさせてしまいます。これが続くと、最終的に凍って膨張した際に耐久性が落ちて耐えられなくなった外壁がひび割れてしまいます。これを「凍害」と言います。
このような大きな劣化になると通常のクラック補修では対応できないものもあり、劣化が酷いとサイディングボード自体を交換する場合もあります。無駄なメンテナンス費用をかけないためにも定期的にメンテナンスを行うのがおすすめです。
塗膜の剥がれや大きめのクラック、また塗膜が劣化すると粉状になって表面に表れる「チョーキング現象」などが見られた場合は(外壁を指でこすって白い粉が付いたらチョーキング現象です)、放置せずに点検を依頼し、必要に応じてメンテナンスを行うようにしましょう。
弾性塗料の使用はできない
窯業系サイディングの塗装メンテナンスの際には弾性塗料を使用してはいけません。
弾性塗料とは伸縮性のある柔らかい塗膜を形成する塗料です。外壁内部の水分は温められると水蒸気となって外に排出されますが、表面を弾性塗料で塗装してしまうと空気を通さなくなってしまうため、外に逃げようとする水蒸気が弾性塗料の柔らかい塗膜を押し上げて、下のような「膨れ」の症状を起こしてしまいます。(画像参照)
窯業系サイディングは蓄熱性があり弾性塗料が熱で柔らかくなりやすいので、特に膨れのリスクが高まります。
この場合、雨水をブロックしつつ水蒸気は逃がすことができる「透湿性」のある塗料がおすすめですが、劣化状況や立地環境を踏まえた上で知識ある業者に適切な塗料を提案してもらうのが良いでしょう。
金属サイディング
定期的に洗浄を行う
ガルバリウム鋼板は傷が付いても自己修復するため、金属でありながら非常に耐食性に優れていて錆びにくいという性質が特徴ですが、塩分や埃などの汚れの付着をそのままにしておくとそこから錆びが発生する可能性がありますので、定期的に洗浄を行うのが大切です。
また、この際に高圧洗浄機を使用してはいけません。ホースなどの優しい水圧で軽く水洗いするだけで大丈夫です。
ガルバリウム鋼板はこのようなメンテナンスを怠らなければ20~30年は持つと言われています。長持ちさせるためにも、定期的に洗浄を行いましょう。
メンテナンス方法
金属サイディング(ガルバリウム鋼板)のメンテナンス方法は、既存の外壁の上から金属サイディングを張り重ねる「カバー工法(重ね張り工法)」と、既存の外壁を完全に撤去して新しい金属サイディングと交換する「張り替え工法」があります。
また、劣化がそこまで進行していない場合は基本的に塗装メンテナンスが可能ですが、錆びが発生する前に行うのが望ましいため、新築から10~15年程度でのメンテナンスを推奨しています。
因みに、窯業系サイディングの劣化症状でよく聞くチョーキング現象などは金属サイディングでも起こります。
塗膜が劣化しているサインのためメンテナンス時期の指標ともなる劣化症状なので、定期的に確認しましょう。
木下工務店の屋根の特徴
木下工務店の標準仕様の屋根材は、コロニアル屋根です。
コロニアルとは、屋根建材メーカーの「ケイミュー」が取り扱うスレート屋根の商品名で、カラーベストや化粧スレートなどとも呼ばれます。
現在のコロニアル屋根の主流品は「コロニアルクァッド」と「コロニアルグラッサ」の2種類で、それぞれ表面にアクリルコートとグラッサコート(無機コート)が施されており、紫外線による色褪せや劣化に強く耐久性のある屋根材です。
ラインナップによってはガルバリウム屋根も採用
「SSシリーズ」の多くの商品では、ガルバリウム屋根を採用しています。
ガルバリウム鋼板の金属屋根は非常に軽量で耐震性に優れており、なんとなく金属の屋根は雨音がうるさいというイメージを持つ方も多いと思いますが、静音効果が備わっている建材が多いため雨音は基本的には気になりません。
ガルバリウム鋼板の特性は先述したように金属でありながら錆に強く、錆が発生しても拡大しないという性質ですが、こちらも外壁材同様に汚れの付着を放置しているとそこから錆が発生してしまうので、定期敵に洗浄を行うことで長持ちします。
ただ、外壁と違って屋根の洗浄を素人が屋根に上って行うのは危険ですので、定期点検の際に専門業者に洗浄をしてもらいましょう。
コロニアル屋根のメンテナンス注意点
塗装出来ないコロニアル屋根でないかをチェック
コロニアル屋根のメンテナンスをする際は、まず自分の家がいつ頃建てられたのかを確認しましょう。
なぜかというと、コロニアル屋根は種類によって塗装が出来ない商品があるからです。
それが2001年~2003年までの間に販売していた「コロニアルNEO」です。このコロニアルNEOが品種改良された後継品が現在のコロニアルクァッド・コロニアルグラッサとなっています。
コロニアルNEOが販売された2000年前後は、今まで建材に使用していた「アスベスト」という成分の健康被害が着目されるようになり、住宅建材にアスベストを使わない動きが出てきた時期でした。
このようなアスベストによる健康被害を危惧して規制をクリアするために販売された商品はノンアスベスト屋根材と呼ばれました。
しかし、初期のノンアスベストの商品はアスベストを入れなくなったことにより耐久性が格段に落ち、数年程度ですぐに割れてしまうため塗装をしても意味が無い状態だったのです。
現在は改良されたコロニアル屋根が主流商品として出回っていますが、2000年前後に建てた住宅の場合、現在もノンアスベストの屋根材を使用している住宅は少なくありませんので、必ず築年を確認して怪しいようであれば専門家による点検を行いましょう。
また、メンテナンスを行う際は必ず塗装ではなくカバー工法か葺き替え工法を選択してください。万が一塗装を進めてくる業者は信頼して良い業者ではありません。
定期メンテナンスを欠かさずに
コロニアルクァッド・コロニアルグラッサ共に耐久性が高いのが特徴ですが、屋根は最も強く紫外線を浴びる箇所であり、また気候や雨風の影響を直に受けるため、築10年程度でクラックや屋根材の剥がれなど表面劣化が少しずつ表れていきます。
劣化状態にもよりますが、基本的には新築から10年以上経っている場合はメンテナンスを行うことを推奨しています。
メンテナンス方法は、多少の色褪せやコケのみなど劣化症状が軽い場合は塗装でも対応可能ですが、既に雨漏りなどが発生している場合は内部の野地板や防水シートも傷んでいる可能性が高いため、カバー工法か葺き替え工法でのメンテナンスになります。
既存状態や立地環境などと合わせてどのメンテナンス方法が最も適切なのかをしっかりと見極めてもらうようにしましょう。
メンテナンスは結局どこに頼むのが良いの?
木下工務店の建築構造、外壁・屋根のメンテナンス注意点について解説してきました。
木下工務店の外壁は商品ラインナップによって様々なものがありました。それぞれの外壁材の特性に合わせたメンテナンスを行わなければ施工不良を引き起こしてしまうため、業者の知識がしっかりと備わっていることが重要です。
屋根材の標準仕様はコロニアル屋根でした。塗れないノンアスベストのコロニアル屋根の説明や、既存状態に合わせて適切な施工方法をしっかりと提案できる業者だと安心です。
定期的なメンテナンスはきちんと知識と技術の備わった業者・職人に依頼することが肝心です。
確かな技術力を備えた信頼出来る業者を選ぶところから工事は始まります。メンテナンスをしてくれる業者選びというのは本当に重要なものなのです。
ハウスメーカーと弊社のような塗装屋のそれぞれのメリット・デメリットをまとめました。自分の希望に合うのはどちらなのか、業者を決める参考になればと思います!
ハウスメーカーのメリット・デメリット
ハウスメーカーに依頼する最大のメリットは何と言っても「家を建ててもらったところに依頼をする安心感」です。
信頼度やブランド力も含めて一番安心できるでしょうし、改めて業者を探す手間も省けます。
また、メーカーによっては延長保証を設けているところもありますので、工期が長引いても安心です。
デメリットとしては、施工を下請け業者に依頼するため、中間マージンが発生するぶん、他より費用がかなり高額な点です。
場合によってはさらその下に塗装会社が入って『孫請け』となることもあり、施工は別会社に依頼するため、ハウスメーカー自身の担当者は塗料や基材の知識が浅いこともよくあります。
外装工事で最も大切なことは、
『下地処理の技術力』と『塗料と基材の相性に関する知識』です。
下地処理がしっかりできていないと、どんなに良い塗料を使用していてもわずか数年で塗膜が剝がれてしまい、また塗装をする羽目になってしまいます。
そしてこのような事例・ご相談は比較的多いというのが現状です。
そして、塗料と基材(外壁材や屋根材)の相性の知識があまりない業者の場合、専用の下塗り塗料を使用しなければいけない場面で一般的な下塗り塗料での塗替えで施工されることもあります。
先述しましたが、この知識が不足している業者に依頼してしまうと施工不良の原因に繋がります。
シャインの特徴
弊社シャインはとにかく『豊富な知識による質の高い施工』を大切にしています。
有資格者による確かな診断力を武器に、お客様に最も合った適切な施工を提案させていただきます。
さらに、知識をアップデートしていくために、最新の建材や施工方法などの研修を定期的に実施し、製品に関しては自社でしっかりと実験をしているので、カタログだけでは分からない情報をお伝えすることができるというメリットがあります。
ただ、品質重視のため施工期間が通常よりも長くなってしまうことがありますので、工事内容にもよりますが、短期間での施工を希望している場合には少しデメリットになってしまうかもしれません。
最後に
今回は、木下工務店の標準仕様と、木下工務店ならではの特徴やメンテナンスでの注意点などをご紹介させていただきました。
木下工務店は外壁材は基本的にサイディングでしたが、ラインナップによってタイルや塗り壁なども採用していました。サイディングは窯業系サイディングと金属サイディングの両方を採用しており、窯業系サイディングは塗料の選定とこまめな塗膜劣化のメンテナンス、金属サイディングは定期的な洗浄をしっかりと行うことが重要です。
屋根材はコロニアル屋根でした。スレート屋根の中では耐久性が高いのが特徴ですが、紫外線を浴び続ける屋根という箇所である限り、長持ちさせるためには定期的にメンテナンスを行うことが大切です。
また、メンテナンスの際にはしっかりと現場を熟知した知識と技術のある業者に依頼することが成功のカギとなります。
木下工務店にお住まいの方、これから木下工務店でお家を建てる予定の方などの参考になれば幸いです!
シャインは流山市・柏市の屋根リフォーム・雨漏り専門店です
有資格者による確かな診断力を武器に、お客様に最も合った提案をさせていただきます。
そしてシャインは常時
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外壁塗装や屋根リフォームは、初心者の方にとっては不安な事も多いだろうと思います。
シャインでは、そんなお客様の疑問や不安に寄り添えるように、具体的で丁寧な説明・対応を心掛けております。
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