船橋市 外壁付帯塗装・屋根改修工事(屋根カバー工事)【左官仕上げのモルタル外壁をリファインシリーズで塗装】
2024.04.30 (Tue)
千葉県船橋市 T様邸 施工データ
工事内容 | 外壁塗装・付帯塗装・屋根改修 |
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施工カラー | |
築年数 | 20年以上 |
メーカー・商品 | 外壁塗装:リファイン1000Si-IR カラー:8095 屋根改修工事:ディプロマットスター カラー:カフェ 付帯塗装:一液ファインフッ素UV カラー:現状色 ケンエースGⅡ カラー:N-90 |
外壁使用塗料 | リファイン1000Si-IR カラー:8095 塗料の特徴はこちらから! |
屋根使用塗料 | ディプロマットスター カラー:カフェ |
担当者より
この度、船橋市T様邸の外壁付帯塗装・屋根カバー工事をご依頼頂きまして、無事に完工致しました。
A様邸の外壁はモルタルで、左官仕上げによる扇形の模様が美しい外壁でした。所々に黒ずみや汚れが目立ちましたのでので、低汚染性・耐候性・遮熱性を備えた「超低汚染リファインシリーズ」の塗料を使用して塗装メンテナンスを行いました。
屋根はスレート屋根でした。長期的な耐久性を考慮して、今回は石付きガルバリウム鋼板の「ディプロマットスター」にてカバー工法を行いました。
外壁工事の概要
高圧洗浄
外壁塗装で最初の工程が高圧洗浄で、最大15Mpaの強い水圧によって約1日かけて洗浄が行われます。※必要に応じて薬剤も使用します。
こびりついた汚れをしっかりと除去していくことが、塗料の密着に繋がり、
美観性・耐久性に優れた美しい塗装を施すには、この洗浄作業を徹底することが大きなポイントになります。
外壁補修(クラック補修)
外壁にクラック(ひび割れ)がありましたので、専用のパテにて補修を行いました。
シーリング補修(増し打ち)
シーリングに劣化が見られたため、サッシ廻りを増し打ちにて補修を行いました。
外壁塗装
中塗り・上塗り塗料には、アステックペイントのリファイン1000を使用し塗装しました。お色は8095(ミッドビスケット)をお選び頂きました。
アステックペイントの『超低汚染リファインシリーズ』は独自の技術により細密な塗膜を形成し細かな汚染物質も付着しにくく、長期的に外壁や屋根の美観を保つ塗料です。
★リファインについて詳しくはこちら!▽
低汚染性と優れた耐候性を兼ね揃えた【守る】塗料 超低汚染リファインシリーズを徹底解説!
モルタル壁の左官仕上げとは
建物の壁や床などをコテを使って塗り上げて最後の仕上げを施す仕事、またそれを行う職人のことを「左官(左官職人)」と言います。近年の外壁においては、モルタル壁の仕上げとしてよく「左官仕上げ」という名前を聞くのではないでしょうか。
職人のセンスが光るこの仕上げ方法は、人と被りにくい唯一無二の仕上がりやデザイン性の高さを重視する方々に好まれています。
主な仕上げ方法の種類としては、
・コテ波仕上げ:コテで表面を塗ったあと、あえて塗り跡を平に均さずに残しておく仕上げ方法
・扇仕上げ:扇状に模様を残していく仕上げ方法
・スパニッシュ仕上げ:エッジ(角)を作り、塗り跡を長方形にする仕上げ方法
などがあります。ちなみに、今回のT様邸の外壁は「扇仕上げ」が採用されていました。
モルタル壁のメンテナンス注意点
モルタル外壁の中でも様々な仕上げ方法がありますが、メンテナンス時の基本的な注意点は仕上げ方法によってあまり変わりはありません。
必ず押さえておきたいポイントを知っておきましょう。
塗料を吸い込みやすい
モルタル外壁には「塗料を吸い込みが多い」という傾向があります。
よってモルタル壁の塗装メンテナンスを行う際は、下塗り塗料を外壁材が完全に吸い込み切るまで何度か塗布する必要があります。
吸い込みが不十分な状態で上から塗装を行うと、下塗り塗料が「外壁材と上塗り塗料との接着剤となる」という効果を発揮しないため、塗膜が密着せずに剝がれてしまいます。
この場合、下塗りを2回以上行うため下塗り塗料が通常よりも多く必要になりますが、中にはモルタル壁の塗料の吸い込みが多いという性質を理解していない・またはその性質を知らない業者などもいます。そうすると通常の量の塗料しか発注しないため、途中で塗料が不足してしまう危険性があるのです。
塗料が足りなくなってしまうと、内緒で規定の希釈率(塗料を薄めるための水やシンナーの分量)よりも薄めて塗装されてしまったり、急遽追加発注の料金を請求されたりと、色々なトラブルや施工不良に繋がってしまいます。
モルタル壁の塗装メンテナンスを行う際は、見積り提案時などに下塗りを多く行う可能性があることを事前に説明してくれるなどして、きちんと塗料の性質に関して知識が備わっている業者に依頼するようにしましょう。
モルタル壁のクラックは2種類ある
モルタル壁のデメリットとして有名なのが「ひび割れのしやすさ」です。
伸縮性や追従性の低い外壁材のため、外部からの衝撃や地震の揺れで表面にひび割れが出来やすい傾向があります。
また、表面の塗装が劣化すると防水機能が低下し、内部に浸入した雨水が乾燥と吸水を繰り返すことでひび割れを引き起こすパターンなどもあります。
そして、このひび割れには「ヘアークラック」「構造クラック」という2つの種類があります。
ヘアークラックは幅0.3mm未満・深さ4mm未満の比較的浅いひび割れで、メンテナンス時には状態にもよりますが基本的にコーキング材を使わずに塗装によって隙間を埋めることが出来ます。
一方、幅0.3mm未満・深さ4mm以上のひび割れは構造クラックと呼ばれ、深く大きいひび割れのためコーキング材で隙間を埋める必要があります。
また、どちらも早めに補修するに越したことはありませんが、構造クラックは建物の基礎部分の腐食にも繋がる危険性があるため特に早急な補修が必要となってきます。
ひび割れを放置しているとそこから雨水が浸入して内部腐食や劣化を引き起こしますので、定期的に点検・メンテナンスを行って、出来る限り早めに補修していくことが長持ちのポイントです。
屋根リフォーム工事の概要
高圧洗浄
役物撤去
ケラバや棟包、貫板などの役物を撤去します。
また、このタイミングで古いルーフィング(防水シート)も剝がします。すべて撤去したら掃除をして完了です。
ルーフィング(防水シート)の貼り付け
新しい防水シート(ルーフィング)を全体に貼り付けます。
雨漏りは塗装や屋根材だけでは完全に防ぐことはできません。吹き込むような強い雨の場合は、ルーフィングが家屋の木材部分に水が侵入するのを防ぎます。
非常に重要な役割を果たしているため、雨漏りなどの劣化から家を守っているのはルーフィングとも言えます。
本体加工・取り付け
新しい金属の屋根材を屋根の形に合わせてカットして貼り付けていきます。
今回新しい屋根材として、石付きガルバリウム鋼板のD’Sルーフィング『ディプロマットスター』を採用、お色はカフェを使用しました。
石付きガルバリウム鋼板のD’Sルーフィング『ディプロマットスター』は高い耐久性で「30年」という他社製品にはない保証期間を実現している屋根材です。
棟下地・棟包の再設置
最初に取り外した既存の棟板金を再設置し、ジョイント部分や釘頭に新たにしっかりとシーリング処理を行います。
今回、既存の棟板金の貫板には木材が使用されていましたが、新たにガルバリウム鋼板の「ガルベース」を設置しました。
完成
付帯工事の概要
ベランダ防水塗装
その他付帯塗装
完成
最後に点検をして完成です。
塗装をしないコンクリート床等は高圧洗浄にて経年の汚れをキレイに落としました。
船橋市のT様、この度の外壁付帯塗装・屋根カバー工事の際は大変お世話になりました。
アンケートも丁寧にお答え下さり嬉しく思います。
今後ともシャインを宜しくお願い致します。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!