施工事例WORKS

この度、柏市W様邸の外壁付帯屋根塗装工事をご依頼頂きまして、無事に完工致しました。

W様邸の外壁は立体感のある意匠性の高い窯業系サイディングでした。外壁表面に汚れや色褪せが見られましたので、既存の意匠性を残したまま紫外線に強く優れた耐久性を長期間保つことのできる「ダイヤモンドコート」にて塗装を行いました。

屋根はスレート屋根で、色褪せやコケ、多少のクラック（ひび割れ）が見られましたが大きな劣化は無く塗装でメンテナンス可能な状態でしたので、低汚染性・耐候性・遮熱性を兼ね揃えた「超低汚染リファインシリーズ」にて塗装を行いました。

外壁工事の概要

高圧洗浄

まず、最大15Mpaの強い水圧で汚れを除去していきます。

洗浄工程は、必要に応じて薬剤等も使用しながら約1日かけて行われます。経年によりこびりついた汚れをしっかりと除去していくことが、塗料の密着に繋がるからです。

美観性・耐久性に優れた美しい塗装を施すには、この洗浄作業を徹底することが大きなポイントになります。

外壁塗装

中塗り・上塗り塗料には『ダイヤモンドコート』を使用しました。

『ダイヤモンドコート』は塗料メーカーの大手である日本ペイントが開発した美観性、そして建物の保護力を保つ上で最上級の塗料です。

通常の塗装工程である3回塗りをした後に最終工程として『UVカットクリヤーコーティング』を施した、計4回塗りで施工しています。

今回はベース部分に322番、ポイント部分に342番を使用しました。

【メイン部分塗装】

下塗り

中塗り

上塗り

【ポイント部分塗装】

下塗り

中塗り

上塗り

ダイヤモンドコートとは

【ダイヤモンドコート】は、日本最大の塗料メーカー「日本ペイント」が開発しました。

塗料の最大の天敵は【紫外線】です。外壁塗装は年月が経つと紫外線によって色褪せやチョーキングが発生して、初期の美しい色艶が失われてしまうのが長年の課題でした。

そこで、日本ペイントは車や携帯電話に施されている「クリヤー塗装」に着目しました。例えば車は屋外をずっと走っていますが、色褪せが目立っている車はあまり見かけたことがありませんよね。それと同様に、外壁にもクリヤー塗装をすれば色褪せを防げるのではないか？と考えたのです。

そして日本ペイントによって開発されたのが、外壁塗装専用のクリヤー塗料『UVカットクリヤーコーティング』です。

通常の塗装と同様に下塗り・中塗り・上塗りと3回塗りを行い、最後にUVカットクリヤーコーティングで仕上げ塗装を施すことによって、紫外線に強く丈夫な塗膜が形成され、新築時のような美観を長期間保つことができます。

そして、この『UVカットクリヤーコーティング』で仕上げ塗装した工法のことを【ダイヤモンドコート工法】と呼びます。

ダイヤモンドコートのメリット

塗りたての美しい色艶を保てる

先述したように、塗膜劣化の主な原因は「紫外線」の影響であるため、紫外線から塗膜を守ることで色褪せや劣化を抑制することが出来ます。

UVカットクリヤーコーティングのクリヤー層は塗膜内のセラミック樹脂同士が緻密且つ強力に結合しているため、塗装層を紫外線から守ります。

汚れにくい

UVカットクリヤーコーティングは超親水性によるセルフクリーニング機能を有しています。

親水性を持つ塗膜は水に馴染みやすいため雨が降ると塗膜表面に水の膜を作り、その膜が外壁に付着した汚れを浮かせて雨水で流し落とします。この一連の流れが「セルフクリーニング機能」です。

この機能のはたらきによって汚れが付きにくくまた付着した汚れも簡単に落とせるため、外壁を長期間美しく保つことができます。

意匠性を失わない塗装が可能

ダイヤモンドコートには意匠性のある外壁材の目地を埋めずに塗装できる「ブリックシステム」という塗装方法が可能です。

目地部分とトップ部分で2種類の塗料を使い分けることで、目地が隠れることなく既存の意匠性を保ったまま塗装を行うことが出来ます。

しかし、全ての外壁が施工対象ではなく、リシン、吹付けタイル、スタッコなどの吹き付け仕上げの外壁や樹脂系サイディングには採用できません。

施工できるのは認定施工店だけ

ダイヤモンドコート工法は高い施工技術が必要となるため、「ダイヤモンドコート登録認定施工店」という日本ペイントによる研修・実習を受けて認定された施工店のみが施工できることになっています。

現在、このダイヤモンドコート登録認定施工店は、東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県・その他群馬県や栃木県、茨城県南部、愛媛県中予地区の数十社しかありません。

そしてなんと、千葉県北部・茨城県南部エリアでの認定施工店はシャインのみとなっています！

外壁メンテナンスにおいてダイヤモンドコートをお考えの方は是非シャインをご検討ください！

また、ダイヤモンドコートについてさらに詳しくはブログにて紹介しているので、是非ご覧になってください！▽

日本ペイント認定施工店だけが施工できる高度な施工技術！『ダイヤモンドコート』について解説

屋根リフォーム工事の概要

高圧洗浄

外壁同様に強い水圧によって汚れを除去していきます。

タスペーサー設置

屋根補修（クラック補修）

一部でクラック（ひび割れ）が見られたため、パテで補修を行いました。

施工前

施工後

屋根板金補修（シーリング補修）

ジョイント部分シーリング補修

浮いている釘の打ち込み

釘頭のシーリング処理

棟板金はジョイント部分のシーリングを打ち直し、浮いている釘は再度打ち込んだ後に釘頭にシーリング補修を行いました。

釘頭にシーリングを盛り付けることで雨水の侵入をシャットアウトして屋根材の劣化を防ぎます。シャインではこの釘頭のシーリングを標準施工としています。

屋根塗装

W様邸の屋根はスレート屋根でした。下塗り工程は屋根材が下塗り塗料を完全に吸い込むまで2回行いました。

下塗り（１回目）

下塗り（２回目）

中塗り

上塗り

中塗り・上塗り塗料には、アステックペイントのリファイン500を使用し塗装しました。お色はチャコールをお選び頂きました。

アステックペイントの『超低汚染リファインシリーズ』は独自の技術により細密な塗膜を形成し細かな汚染物質も付着しにくく、長期的に外壁や屋根の美観を保つ塗料です。

★リファインについて詳しくはこちら！▽

低汚染性と優れた耐候性を兼ね揃えた【守る】塗料　超低汚染リファインシリーズを徹底解説！

付帯工事の概要

ベランダ防水塗装

高圧洗浄

下塗り

中塗り

上塗り

完成

付帯補修（破風板シーリング補修）

シーリングを充填

均して完成

その他付帯塗装

【破風板の塗装】

１回目

２回目

３回目

軒天の塗装

シャッターボックスの塗装

雨樋の塗装

水切りの塗装

完成

最後に点検をして完成です。

塗装をしないコンクリート床等は高圧洗浄にて経年の汚れをキレイに落としました。

柏市のW様、この度の外壁付帯屋根塗装工事の際は大変お世話になりました。

アンケートも丁寧にお答え下さり嬉しく思います。

★お客様の声はこちらから！

今後ともシャインを宜しくお願い致します。

気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい！