意匠性のある外壁にオススメ！美観性と高耐久性を兼ね揃えたインディフレッシュセラを徹底解説
2023.09.15 (Fri) 更新
みなさんこんにちは！
昼間はまだ蒸し暑いですが、朝や夜は過ごしやすい気温になってきましたね！気温差で体調を崩さないように気を付けましう…！
さて、本日のテーマは【インディフレッシュセラ】についてです！
目次
高意匠塗材の意匠性をそのままに、高耐候性を兼ね揃えた塗料
外壁塗料の中には、デザイン性に富んだ独特な立体感や質感のある外壁を塗るための【意匠性塗料】というものがあります。
レンガ調やざらざらした質感の外壁は高級感があって素敵ですが、塗り替えをする際に質感や模様の塗りつぶれなどが起こらないか心配されている方も多いのではないでしょうか？
そこでおすすめしたいのが、大手塗料メーカーの日本ペイントから販売されている、
砂壁・土壁調などの意匠性のある外壁の改修塗装におすすめのシリコン系艶消し塗料、インディフレッシュセラです。
ジョリパットやリシンなどの高意匠塗材のデザイン性を損なうことなく美しい外壁に生まれ変わらせることができ、
さらに、艶消し塗料のデメリットであった「汚れやすさ」にも対応できる性能を兼ね揃えた高耐久性を持った塗料です。
インディフレッシュセラの特徴6選
1.高耐久性
高耐候性シリコン樹脂に1液水性反応硬化技術を組み合わせて、高耐久性を実現しました。
１液反応硬化技術とは何なのか？
1液水性反応硬化技術とは、1液のみの塗料をそのまま塗装することで2液を混ぜることで起こすことができたのと同様の化学反応を起こし、強固な塗膜を形成することができる技術のことです。
従来の塗料では、強固な結合を有する塗膜を作るためには、現場で２つの液体を混ぜ、そのまますみやかに塗装するという方法が一般的でした。
これは、混ぜられた塗料のシンナーや水分が蒸発（乾燥）する過程で化学反応が促進されることにより樹脂の分子同士が強固に結合されるため、強固な塗膜を形成することができるという仕組みです。
この方法は現在でも一般的に行われる方法ではありますが、現地で混合する手間や、調合してから使用できるまでの時間が限られているためすぐに使い切らなければならず廃材が出やすいなどの欠点がありました。
そこで、2002年に日本ペイントが１液のみで化学反応を起こすことができる商品を開発したのです。
それから21年という時間が経ち、現在では商品ラインナップもかなり充実しています。
シリコン塗料は、耐熱性・耐水性・対候性に優れた非常に耐久性の高い塗料です。
その高い耐候性を持つシリコン塗料に1液水性反応硬化技術を組み合わせることで、より優れた高耐久性を可能としました。
2.艶消しの美しい仕上がり
インディフレッシュセラの特徴の一つとして、【艶消し仕上げ】があります。
艶消し塗料で塗装することにより落ち着きのある仕上がりとなり、周囲と調和して高級感のある外観になります。
そして、インディフレッシュセラには意匠性を保つためにさらなる工夫がなされています。
秘密は顔料配合技術
インディフレッシュセラは【顔料配合技術】という技術によって、高意匠塗材の質感を保ったまま艶消しの美しい仕上がりを得ることができます。
これは、塗料に配合した顔料が塗膜に均一に分散されることにより、塗膜全体で一様な色合いを示すことができるだけでなく、顔料自体が持つ独特の質感を塗装に活かすことができるというものです。
これにより、砂壁状や土壁状などの高意匠塗材の意匠性をそのままに、美しい外壁に生まれ変わらせることが可能となります。
3.低汚染性
上記でも説明したようにインディフレッシュセラには顔料配合技術がありますが、
この技術は親水化技術と組み合わせることで、外壁の美観を損なう原因となる雨垂れ汚染などから外壁を守り、美しさを長持ちさせる低汚染性効果を発揮します。
4.微弾性
外壁のひび割れ
塗料における【弾性】とは、引っ張るとゴムのように伸びる性質のことを指します。
弾性のある塗料で塗装することで、高い弾力性により塗膜が伸びることでヒビが入りにくくなり、ヒビ割れを防ぐことができます。
また、弾性があると外壁との密着力が高くなるため塗膜に隙間を作らず、雨水が塗膜内に侵入することを防ぎます。
5.透湿性
塗膜膨れの例
透湿性とは湿気を通す性質のことです。
インディフレッシュセラは優れた透湿性によって背面からの水分影響を暖和するため、塗膜内部に溜まった湿気が外に出ようとする際に起こる【塗膜膨れ】を抑制することができます。
6.防藻・防かび性
意匠性のある外壁はカビが発生しやすい
意匠性のある外壁は表面に凹凸があります。凹凸があるとそこに雨水や汚れが溜まり、カビが発生する原因になります。
インディフレッシュセラは防藻・防かび性に優れているため、デコボコした意匠性のある外壁でも藻やかびの発生を抑制します。
インディフレッシュセラの耐用年数・価格帯
インディフレッシュセラのメーカーから公表されている設計価格は 3,520円／㎡となります。
※3回塗り／下塗りが水性カチオンシーラー（透明・ホワイト）の場合／300㎡以上を基準
シリコン塗料の中でも特段に高いという訳でもなく、平均的な価格と言えます。
耐用年数に関しては、メーカーから正式に発表はされていませんがシリコン塗料の耐用年数が約10～15年のため、大体10年前後と考えておくと良いでしょう。
インディフレッシュセラをおすすめできる人・できない人
おすすめできる人
意匠性を活かした塗装をしたい方
意匠性のある外壁の塗装を行う場合は、その独特な質感を保った状態で仕上げることができるインディフレッシュセラはおすすめの塗料です。
また、マットで落ち着いた雰囲気があるため、高級感のある塗装をしたい方にもおすすめです。
艶消し塗料での施工を考えている方
艶あり塗料で塗装した場合、艶はいずれ無くなってしまうため劣化が目に見えて分かりやすいですが、艶消し塗料の場合は塗り替えから耐用年数近くまで風合いや雰囲気の変化が少ないのが特徴です。
目に見える経年劣化を感じにくい仕上がりにしたいのであれば、艶消し塗料がおすすめです。
艶消し塗料というのはまだまだ種類が少ないため、その分カラーが少ないことがデメリットとして挙げられますが、インディフレッシュセラは40色の標準色からお選びいただくことができます。
おすすめできない人
汚れが気になる方
インディフレッシュセラのような艶消し塗料はなんとなく艶有り塗料よりも汚れが付きやすいというイメージを持つ方も多いでしょう。
そして実際、艶消し塗料は低汚染性があるとしても艶有り塗料と比較するとザラつきや凹凸があるため、汚れやすいと言われています。
とにかく低汚染性を重視したい！という方は、艶消し塗料よりも艶あり塗料がおすすめです。
最後に
インディフレッシュセラは、砂壁や土壁調などの意匠性のある外壁の塗装におすすめの艶消し塗料です。
通常、意匠性のある外壁や艶消し塗料は汚れやすいデメリットがありますが、低汚染性を備えているため美観が長持ちします。
外壁の外観を損なうことなく塗装したい方や、高級感のある仕上がりにしたい方にはピッタリの塗料になりますので、是非ご検討ください！
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