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ヘーベルハウスの住宅の特徴を徹底解説!メンテナンスする際の注意点やポイントも

ハウスメーカ―に関する情報

2023.11.19 (Sun) 更新

みなさんこんにちは!

流山市・柏市の屋根リフォーム・雨漏り専門店のシャインです!

ようやく本格的に冬の気候になってきました!朝、布団から出るのが段々としんどくなってきています…

さて、本日のテーマは【ヘーベルハウス住宅の特徴・メンテナンスでの注意点についてです!

ヘーベルハウス住宅のメンテナンスでの注意点

ヘーベルハウスは、旭化成ホームズグループが提供するマスターブランドの総称です。

鉄骨や鉄筋コンクリートを使用した災害に強い「総合防災」を重視した家づくりに力を入れており、ハウスメーカー業界では注文住宅の鉄骨部門お客様満足度8年連続No.1を獲得しています。

また、フラット屋根の四角いスタイリッシュな形が特徴的で、デザイン性の高さも評価されています。

そんなヘーベルハウスの住宅にお住まいの方、またはご近所の住宅などがヘーベルハウスの住宅という方も多いのではないでしょうか?

そんなヘーベルハウスの住宅にはヘーベルハウスならではの様々な特徴があります。今回はヘーベルハウスの住宅の特徴をご紹介しながら、知って損はないメンテナンスの注意点なども解説していきます!

ヘーベルハウスの住宅の最大の特徴はALC

ヘーベルハウスの住宅の特徴は、外壁材にALCパネルを使用している点です。

旭化成ホームズ独自のALCパネルは「ヘーベル」と言い、厚さの異なる

「ヘーベル」

「へーベルライト」

「ヘーベルパワーボード」の3種類があります。

ALCパネルは厚さによって「厚型」「薄型」の2種類に分けられ、厚型のものは鉄骨造の高層マンションや工場、薄型のものは主に戸建て住宅に使用されます。

下記にて、ALCについての解説やそれぞれの種類の特徴について簡単に説明していきます。

ALCとは

そもそもALCとはなんなのでしょうか?

ALCは「Autoclaved Lightweight aerated Concrete(高温高圧によって蒸気養生された軽量気泡コンクリート)」の略称です。

数種類の成分に水を加えた素材を化学反応によって発泡させることで内部に無数の気泡を作り出し、本来重量のあるコンクリートに気泡を入れることで通常の鉄筋コンクリートと比較して約1/4まで軽量化することができるという点が最大の特徴です。

気泡が入ったALCを所定のサイズで板状に成型し、高温高圧の蒸気にかけ長時間養生して硬化したものを「ALCパネル」と言い、これが外壁材に使用されます。

ALCパネルはその軽さを活かしつつ、コンクリート建材のため燃えにくく耐久性に優れていることから、ビルや商業施設などの大型建築物によく使用されています。

また、地震などで躯体に大きな力が加わっても、パネルが変形に追従して微小に回転することで外壁への影響を防ぐ「ロッキング構法」という機能を備えており、

これによってパネルの損傷や脱落がほとんど起こらず、高い耐久性を長期的に保持できます。

ヘーベルの種類

ヘーベル

「ヘーベル」は厚さ75mm以上の厚型のALCパネルです。厚型なので鉄骨造のマンションや工場などの耐火建築物に使用されます。

珪石・セメント・生石灰を主原料とする素材に水とアルミ粉末を混合することで化学反応を起こし発泡させ、コンクリート内に気泡を作り出します。

へーベルライト

「ヘーベルライト」は厚さ50mm以上の薄型のALCパネルです。薄型でありながらも通常のヘーベルよりも厚みがあるため、商業施設や集合住宅に使用されます。

乾燥収縮がしにくく熱膨張率が小さいため、外壁が反ったりたゆむなどの変形が起こりにくい性質があります。

ヘーベルパワーボード

「ヘーベルパワーボード」は厚さ35mm以上木造住宅専用の薄型ALCパネルです。

完全無機質な原料で作られているため燃えることがなく、また耐火性・防火性などにも優れているため火災に対するリスクが低く、火災保険の「耐火性割引」が適用される場合があります。

ALC外壁の注意点

目地が多い

ALC外壁は他のサイディングボードに比べて目地が多く、一般的なパネル一枚のサイズは幅約300〜600mm、長さ約600mm以上となります。

この感覚ですべてのシーリングを打ち替えるとなると、シーリングは400m~500mの数量が必要になってきます。

目地がほとんどないモルタル壁や、通常のサイディングボードよりもシーリングにかかる費用が多いことを覚えておくようにしましょう。

ALC外壁のシーリングをメンテナンスする際に気を付けること

1回目は増し打ち・2回目以降は打ち替えのパターンが多い

ALCの目地シーリングのメンテナンスは1回目と2回目で施工方法が違う場合が多く、一般的には

・1回目は増し打ち工法

・2回目は打ち替え工法

というメンテナンススケジュールになります。

打ち替え工法とは劣化した古いシーリングを撤去して新しいシーリングと交換することで、増し打ち工法とは古いシーリングの上に新しいシーリングを重ねて充填する方法です。

打ち替え工法の場合は撤去する手間と工賃がかかるため、増し打ち工法よりも費用が高めになってしまいます。

なぜ1回目は増し打ちなのか?ポイントは【厚み】

一般的なモルタル壁やサイディングボードの住宅では、外壁塗装の際に一緒に目地メンテナンスを行う場合は基本的に打ち換えで施工します。

これは、シーリング施工をする際には十分な機能を発揮するために8~10㎜以上の厚みを作ってシーリングを充填することをシーリングメーカーが推奨しているからです。

サイディングボードで最も使用されている一般的な厚さは14㎜又は16㎜で、厚みがあるものでは18㎜や21㎜のものもあります。

この場合、増し打ちで施工すると既存のシーリングの上からでは8~10㎜以上の厚みを確保することは出来ないため、耐久性が得られず短期間で打ち直しをすることになってしまいます。

そのため、サイディングボードでは基本的に打ち替えでの施工が一般的となっているのです。

ALCパネルは上記でも解説したように薄型でも35mm以上厚みがある外壁材のため、 目地部分にサイディングボードよりも深い凹みができます。

そのため、増し打ちでも十分な厚みを確保できるので、一度目の施工は増し打ちにしても問題無い場合が多いのです。

もちろん、お住いのシーリングの劣化状態などによって変わるので一概に施工方法は増し打ちのみです!とは言い切れないため、しっかりと知識ある業者に点検してもらった上で、増し打ちか打ち替えかを判断してもらいましょう。

しかし、どんなに厚みのあるALCパネルでも、2回目のメンテナンスでも増し打ちが可能となるほどの厚みはありません。

また、劣化しているシーリングを二重に重ねた上にまた新たなシーリングを充填しても、十分な耐久性は期待できないでしょう。

よって、ALCパネルだとしても、2回目のシーリングメンテナンスでは打ち替えを行う必要があるのです。

ひび割れを放置するのは危険

ALCパネルの内部には、補強材として鉄筋の骨組みやメタルラスと呼ばれるスチール製の金網が組み込まれています。

また、サイディングボードなどの内部には貼られている「防水シート」がALCパネルにはありません。

よって、外壁にできたヒビ割れなどを放置しておくと、その隙間から雨水が侵入し、防水シートによる二次防水機能も無いためそのまま雨水が内部まで入り込み、鉄筋を酸化させてしまいます。

鉄筋が酸化して錆びてくると段々と膨張していき、最終的には屋根材にも圧力をかけてしまい、「爆裂」という外壁が割れる現象が起きてしまいます。

この症状が起こる前に、ひび割れは放置せずしっかりメンテナンスすることが大切です。

吸水性が高く防水性が低い

ALC外壁の特徴は内部の気泡による軽さですが、一方でその気泡があることで水を吸収しやすいというデメリットがあります。

さらに先述したようにALCパネルには防水シートが無いものがほとんどであるため防水性が低く、外部からの水の侵入によって劣化しやすい構造となっています。

内部に水が侵入すると、雨漏りを起こす可能性があるだけでなく、冬場の寒さによって内部の水が凍結して体積が膨張することでひび割れが発生する【凍害】などの劣化症状も引き起こします。

新築時は塗膜で守られていますが、時間が経って塗膜の劣化が進むとまた水を吸水しやすくなってしまいますので、定期的なメンテナンスが大切です。

モダンな雰囲気が特徴的!屋根は陸屋根が多い

突然ですが、皆さんはCMなどでヘーベルハウスのキャラクター、「ヘーベル君」を見たことがありますか…?

この子です。

「ハ~イ」と言いながら蓋?屋根?をパカっとするのが印象的でした。筆者は子供の頃によく見ていました…

このなんとも言えない記憶に残るシンプルなキャラクター…ヘーベルハウスにはヘーベル君の他に「ラム君」という可愛い羊のぬいぐるみのようなキャラクターもいるのですが⇩

ラム君

個人的には素朴なヘーベル君がめちゃくちゃ印象に残っています。皆さんはどっち派ですか?

…少し話が逸れ過ぎましたが、このヘーベル君のようなフラット屋根の四角い形ヘーベルハウスの一般的な外観です。

このタイプの家を「CUBIC」と言い、ヘーベルハウスのデザインの代名詞であり、モダンな雰囲気がどこか都会的でおしゃれです。

この「CUBIC」タイプの家の特徴の一つが平らな屋根です。このほとんど勾配の無い屋根のことを「陸屋根」と言います。

陸屋根とは

陸屋根は平屋根やフラット屋根とも呼ばれ、勾配のない平面な屋根のことを指します。

勾配が無いため、屋根の上をルーフバルコニーとして活用することが出来たり、メンテナンスする際には屋根に足場をかける必要がないので通常の屋根の住宅よりも工事費用が抑えられるメリットなどがあります。

しかし、勾配が無いことで伴うデメリットもあります。

陸屋根のデメリット

陸屋根のデメリットは、雨漏りしやすいという点です。

勾配があれば雨はそのまま傾斜に沿って下へと流れますが、陸屋根の場合は傾斜がないので水捌けが悪く、雨水が屋根に溜まり続けます。

もし、屋根の屋上防水が劣化していたり防水層が傷んでいると、流れ落ちずに溜まった水が内部に入り込んで雨漏りを引き起こすリスクがあります。

陸屋根のメンテナンスには塩ビシート防水が必須

上記でも説明したように、陸屋根は雨水が溜まりやすいため屋上防水を徹底することが大切です。

雨漏りだけでなく紫外線による劣化に対する耐久性を高めるためにも、ヘーベルハウスの屋根には塩化ビニール樹脂シートによるシート防水が必須です。

塩化ビニール樹脂は耐候性・耐久性に優れており、さらに燃えにくいという性質もあります。

接着部分から防水性能が弱まる可能性があるためしっかりと接合する必要があり、機械固定工法と密着工法という2種類の施工方法がありますが、

下地の劣化が激しい場合は密着工法だと下地の影響を受けやすいため、機械固定工法をおすすめしています。

防水層がしっかりしているから安心という訳でもない

雨漏りが起きてしまう原因は屋上防水の防水層の劣化以外にも、排水口や笠木などの劣化が原因となる場合もあります。

特に笠木とは、屋上の手すり壁の上をカバーするために設置されている仕上げ材ですが、笠木を固定するために防水シートを貫通して打ち込まれているビスや釘の隙間や、

繋ぎ目部分のシーリングが紫外線などによって劣化することなどで、そのような箇所から雨水が侵入して雨漏りの原因となってしまうことがあります。

このような場合、軽微な劣化症状の場合はシーリング補修などで、経年劣化による傷みが顕著な場合は笠木自体の取り替えなどで対応します。

メンテナンスは結局どこに頼むのが良いの?

ヘーベルハウスの住宅はALC外壁が特徴的ですが、シーリングのメンテナンス方法が通常のサイディングボードやモルタル壁に比べて施工方法が特殊であったり、

ALC外壁ならではの様々な特徴があるため、知識のない業者に塗装を依頼してしまうと施工不良を起こしてしまうようなリスクが伴います。

確かな技術力を備えた信頼出来る業者を選ぶところから工事は始まります。メンテナンスをしてくれる業者選びというのは本当に重要なものなのです。

ハウスメーカーと弊社のような塗装屋のそれぞれのメリット・デメリットをまとめました。自分の希望に合うのはどちらなのか、業者を決める参考になればと思います!

ハウスメーカーのメリット・デメリット

ハウスメーカーに依頼する最大のメリットは何と言っても「家を建ててもらったところに依頼をする安心感」です。

信頼度やブランド力も含めて一番安心できるでしょうし、改めて業者を探す手間も省けます。

また、メーカーによっては延長保証を設けているところもありますので、工期が長引いても安心です。

デメリットとしては、施工を下請け業者に依頼するため、中間マージンが発生するぶん、他より費用がかなり高額な点です。

場合によってはさらその下に塗装会社が入って『孫請け』となることもあり、施工は別会社に依頼するため、ハウスメーカー自身の担当者は塗料や基材の知識が浅いこともよくあります。

外装工事で最も大切なことは、

『下地処理の技術力』『塗料と基材の相性に関する知識』です。

下地処理がしっかりできていないと、どんなに良い塗料を使用していてもわずか数年で塗膜が剝がれてしまい、また塗装をする羽目になってしまいます。

そしてこのような事例・ご相談は比較的多いというのが現状です。

そして、塗料と基材(外壁材や屋根材)の相性の知識があまりない業者の場合、専用の下塗り塗料を使用しなければいけない場面で一般的な下塗り塗料での塗替えで施工されることもあります。

先述しましたが、この知識が不足している業者に依頼してしまうと施工不良の原因に繋がります。

シャインの特徴

弊社シャインはとにかく『豊富な知識による質の高い施工』を大切にしています。

有資格者による確かな診断力を武器に、お客様に最も合った適切な施工を提案させていただきます。

さらに、知識をアップデートしていくために、最新の建材や施工方法などの研修を定期的に実施し、製品に関しては自社でしっかりと実験をしているので、カタログだけでは分からない情報をお伝えすることができるというメリットがあります。

ただ、品質重視のため施工期間が通常よりも長くなってしまうことがありますので、工事内容にもよりますが、短期間での施工を希望している場合には少しデメリットになってしまうかもしれません。

最後に

今回は、ヘーベルハウスの住宅の特徴や、ヘーベルハウスならではのメンテナンスでの注意点などをご紹介させていただきました。

ヘーベルハウスの住宅に使用されるALCパネルはモルタル壁やサイディングボードとは異なる点が多く、さらに勾配の無い陸屋根も勾配が無いからこそ注意しなければならない点も多くあるため、

現場を熟知した知識のある業者に依頼することがメンテナンス成功のカギとなります。

ヘーベルハウスの住宅にお住まいの方、これからヘーベルハウスで住宅を建てる予定の方などの参考になれば幸いです!

シャインは流山市・柏市の屋根リフォーム・雨漏り専門店です

有資格者による確かな診断力を武器に、お客様に最も合った提案をさせていただきます。

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外壁塗装や屋根リフォームは、初心者の方にとっては不安な事も多いだろうと思います。

シャインでは、そんなお客様の疑問や不安に寄り添えるように、具体的で丁寧な説明・対応を心掛けております。

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