屋根リフォームのよくある誤解7選!信じてはいけない思い込みとは?
2025.05.17 (Sat) 更新
みなさんこんにちは!
今日はあいにくの雨ですが、最近は天気も良く、長袖のシャツ一枚で一日中過ごせる快適な気温ですね!
5月もとうとう折り返しとなりました。あともう少しで上半期が終わってしまうというのが信じられません…。
さて、本日のテーマは【屋根リフォームの誤解】についてです!
目次
- リフォームについて「間違った思い込み」していませんか?
- 屋根リフォームのよくある誤解
- 1.雨漏りしていなければ屋根は大丈夫
- 雨漏りが発生しやすい場所
- 各種屋根板金
- 軒天
- ベランダの笠木
- 点検で見てもらうのがオススメ
- 屋根の形にも注目
- 片流れ屋根
- 陸屋根
- 2.屋根塗装することで屋根の耐久性が上がる
- 屋根塗装をしてはいけない屋根材もあるので要注意
- パミール
- コロニアルNEO
- 屋根リフォームで重要なのは塗料や屋根材に何を選ぶかである
- ルーフィングはケチらない!
- 使用してはいけないルーフィングもある
- 資金が無くても助成金や補助金で賄えるから問題ない
- 補助金・助成金を受けられるかどうかの3つの壁
- 壁1.住んでいる地域の自治体が補助金・助成金事業を行っているか
- 壁2.希望する工事が補助金・助成金事業の対象工事に入っているか
- 壁3.様々な補助要件を満たしているか
- 火災保険を使えば無料でリフォーム工事ができる
- 火災保険が適用できる条件
- 加入している火災保険の種類
- 被害を受けてから3年以内の申請
- 補修費用が火災保険の免責金額を超えていること
- 訪問業者も使っている謳い文句
- 太陽光パネルが載ってるから屋根工事はできない
- 大手ハウスメーカーの方が安心だからリフォームも任せた方がいい
- シャインは流山市・柏市の屋根リフォーム・雨漏り専門店です
リフォームについて「間違った思い込み」していませんか?
インターネットが普及している現代。屋根リフォームをしたいと考えたとき、まずはネットで情報収集をするところから始める方がほとんどでしょう。
シャインでも、お問い合わせを頂いた際に「○○とネットに書いてあったので…」とお伝えしてくださるお客様は多いです。屋根リフォームという専門的な知識について情報を手に入れられる手段はインターネットがほとんどであるため、当然のことだと思います。
しかし、ネットに行き交わっている様々な情報が、本当に正しい情報であるかどうかはプロでなければ分かりません。
実際、お客様が調べたせっかくの情報が間違っていることも少なくありません。多くの業者はそうしたお客様の思い込みに対して、「もっとこうするのが良いですよ」とアドバイスをしてくれますが、
中にはそうした誤解を故意に利用してくる悪徳業者も存在し、伝えられた情報が間違っていると分かった上でわざと誤解を正さず、不必要な工事の追加や高額な契約に誘導されてしまうケースもあります。
このように、実は多くの方が「間違った思い込み」で損をしたり、トラブルに巻き込まれています。
そこで今回は、プロとして屋根リフォームに関してよくある誤解を7つピックアップして、分かりやすく解説していきます。
ネットの情報はその言葉に責任を取ってはくれません。後悔しない選択をするためにも、よくある誤解や思い込みをしていないか、今一度確認していきましょう。
読んだあとには、きっとリフォームで「失敗しない目」を手に入れられるはずです。
屋根リフォームのよくある誤解
1.雨漏りしていなければ屋根は大丈夫
▷雨漏りしている場合はむしろ手遅れ
屋根リフォームを意識し始めるきっかけとして、「雨漏りしている」「天井に雨染みが出来ている」という症状を実際に目にしたから、というケースが多くあります。
しかし、実際に症状が出てしまっている場合は、実はもうかなり劣化が進行してしまっている状態であり、内部の下地まで傷んでいる可能性が高いのです。
下地が傷んでしまうと、内部の補修・点検を合わせて行う必要があるため、メンテナンスの選択肢から「塗装」は消えてしまいます。
塗装が出来ない場合はカバー工法、劣化状況によっては葺き替え工法となりますが、これらはやはり塗装工事と比べると値段が張ってしまいます。
本来であれば塗装で済ませられた工事を、雨漏りが発生するまで「放置」してしまった結果、高い工事費用を払うことになってしまうのは非常に勿体ないことです。
しかし、ほとんどの人は「雨漏りしていないから大丈夫と思っている」というよりも、雨漏りするまで屋根の劣化に気づかない、そこまで意識が行き届かない というパターンが多いのではないでしょうか。
実は、雨漏りが発生する場所には一定の傾向があります。そこを意識しておくだけでも、雨漏りに至る前の段階で対処することが出来る確率も上がるのではないかとシャインは考えます。
雨漏りが発生しやすい場所
各種屋根板金
屋根というのは複数の面をつなぎ合わせてその形が作られています。
つまり、その面同士には必ず【継ぎ目】が存在します。この継ぎ目の隙間から雨水が入り込むのを防ぐために取り付けられているのが屋根板金です。
屋根板金には、窪んでいる継ぎ目に設置する「谷板金」、外壁と屋根の取り合い部分に設置する「雨押え板金」、そして屋根のてっぺんに設置する「棟板金」などがあります。
これらの各種屋根板金はビスや釘で固定されているため、釘が浮き始めると釘穴の隙間から水が浸入して、雨漏りに繋がってしまいます。
軒天
水は低い方に向かっていくため軒天は雨染みが出来やすく、雨漏りを目視で確認することができる箇所です。
また、軒天の継ぎ目は隙間が出来やすいので、雨水が入り込むと1階の外壁の内側に伝わり雨漏りを引き起こす場合もあります。
シーリングメンテナンスが一般的ですが、もっと長期的に防水効果を維持させたい場合は雨仕舞い板金を取り付けるのもおすすめです。
ベランダの笠木
屋根部材ではありませんが、ベランダの笠木も雨漏りの原因となりやすい場所としてよく挙げられます。
笠木とはベランダや陸屋根のパラペット(※)の手すり壁の上をカバーするために設置されている金属製の仕上げ材です。
ここも、繋ぎ目のシーリングが剝がれたり、固定している釘やビスが浮き始めるとそこから浸水して雨漏りを引き起こしやすいです。
特に陸屋根の場合は、この笠木の状態を定期的に確認すると劣化の早期発見に繋がるでしょう。
※建物の屋上の外周部に設けられた低い手すり壁
点検で見てもらうのがオススメ
雨漏りを未然に防ぐには、「釘の浮き」が見られた段階で補修を行うのがポイントです。
経年劣化による釘の抜けや浮きは、大体築7~10年の間に発生すると言われているため、築7年を経過したあたりで屋根板金の点検を行いましょう。
しかし、屋根板金は普段目に届かない場所にあるため、いつ釘が浮いてきたかを自分で確認することは難しいです。絶対に自分で屋根に登るなどの行為は避けて、必ず専門の業者に点検を依頼しましょう。
リフォーム業者の中には無料で点検を行っている業者も数多くありますので、気軽にお問い合わせしてみてください。
屋根の形にも注目
屋根の形は様々ですが、その中でも雨漏りしやすい屋根の形というのがあります。自分の家が当てはまっている場合は、雨漏りの発生に特に注意する必要があります。
片流れ屋根
一面の屋根面が片方に傾斜している形状の屋根です。
片流れ屋根に雨漏りが発生しやすい理由は、「軒ゼロ住宅」と呼ばれる軒の出がない、あるいは軒の出が短い構造で作られていることが多いからです。
軒ゼロ住宅
一般的に片流れ屋根に多く見られますが、近年の流行りの形状でもあるため、他の屋根でも見かけることが多いです。
陸屋根
傾斜が無いフラットな形状の屋根です。
傾斜が無いぶん屋根が雨水にさらされる時間が長く、表面の防水層が劣化しやすいため雨漏りに繋がります。
参考記事▽
★夏場は雨漏りに要注意!雨漏りの起こりやすい場所や雨漏り補修業者を選ぶ際のポイントなどを解説!
★屋根の雨漏りが発生しやすい箇所ランキング!補修方法や修理業者の選び方なども
2.屋根塗装することで屋根の耐久性が上がる
▷屋根(特にスレート屋根)の塗装による機能・性能アップなどの効果は特にない
「屋根の塗装は耐久性や機能性アップに繋がる」といった表現をよく耳にしますが、これには少し注意が必要です。
大前提として、屋根塗装がもたらす効果は、【美観向上】がメインと言われています。
そして、それはスレート屋根であれば尚更です。
スレート屋根の場合、実は塗装をしても耐久性や強度などの機能面が向上するということはありません。
例えどんなに高い防水性や耐久性を謳っている塗料を使用したとしても、正直まったく意味が無いのです。
屋根材の中でも、金属屋根(特にトタン屋根)の場合は塗装をすることで錆の拡大を抑えて耐久性を上げる効果がありますが、スレート屋根ではそのような効果もありません。
美観維持という観点で屋根塗装を行う場合は塗装の価値はありますが、機能維持や機能向上の観点ではスレート屋根の塗装はおすすめできません。
屋根塗装をしてはいけない屋根材もあるので要注意
屋根材の中には、塗装してしまうと寧ろ早期劣化に繋がってしまうという屋根材も存在します。
しかし、数多のリフォーム業者の中にはこれらの屋根材が塗装してはいけないものだと知らない業者もいるのが現実です。間違った施工を避けるためにも、必ず認識しておきましょう。
パミール
スレート屋根の一種で、人体に健康被害をもたらすアスベスト(石綿)を使用していない「ノンアスベスト屋根」です。
薄いスレートを何層にも重ねた構造になっていますが、僅か数年で表面の層がボロボロと剝がれてしまうのが特徴です。
塗装をしたところで、塗装した表層のスレートごと剥がれてしまうため、意味がありません。
コロニアルNEO
パミール同様に、アスベスト(石綿)を使用していない「ノンアスベスト」のスレート屋根です。
非常に脆く、屋根の上に登るだけで簡単に割れてしまいます。また屋根の各所で不規則なひび割れを繰り返すため、塗装をしてもすぐに塗膜が割れてしまいます。
参考記事▽
★塗装は絶対にNG!な屋根材【パミール】についての様々な疑問を徹底解説!メーカー保証はあるの?劣化症状・メンテナンス方法は?
★塗装できない?第二世代のスレート屋根材【コロニアルNEO】について徹底解説!メーカー保証の有無やメンテナンス方法など
屋根リフォームで重要なのは塗料や屋根材に何を選ぶかである
▷屋根材や塗料だけじゃない!最も重要なのはルーフィング
屋根において塗料や屋根材よりも存在感は薄いけれど、実は塗料や屋根材よりも重要な建材なのが【ルーフィング(防水シート)】です。
このルーフィングの選択を正しく行うことこそが、屋根リフォームを成功させるために欠かせない重要なポイントです。
ルーフィングとは「防水シート」とも呼ばれ、屋根の下地(野地板)と屋根材の間に貼られています。
ルーフィング(防水シート)
屋根は、屋根材を一次防水、ルーフィングを二次防水とする「二重防水構造」で成り立っています。屋根材にはどうしても隙間が出来てしまいますが、ルーフィングがあることで台風時などの横殴りの雨水も完全にシャットアウトすることが出来ます。
このようにルーフィングは屋根の防水機能において欠かせない存在であり、屋根の建材の中で最も重要と言っても過言ではないのです。
しかし、ルーフィングは表に出ない建材であるため、コスト削減の対象になりやすい傾向があります。屋根にとって非常に重要な役割を担っているにもかかわらず、実際は屋根リフォームにおいてあまり重視されていないのが現実なのです。
ルーフィングはケチらない!
ルーフィングは用途や特徴によって様々な種類が存在します。
・アスファルトルーフィング:最も普及されているルーフィング 耐用年数は10年程度
・改質アスファルトルーフィング:アスファルトにゴムや合成樹脂などを混ぜて耐久性を高めたルーフィング 耐用年数は約20年~30年
・粘着式ルーフィング:片面が粘着式になっているシールのようなルーフィング 施工時に穴を開けないため雨漏りのリスクが低い
そして、屋根リフォーム時にルーフィングを選ぶ際は、出来るだけ「改質アスファルトルーフィング以上」のグレードのものを使用するようにしましょう。
ルーフィングの耐久性は屋根のメンテナンス時期を左右するため、耐用年数が長いルーフィングを選んだ方が、実質屋根自体の耐久性も上げることが出来ます。
また、ルーフィングは数万程度の費用負担でグレードを上げることが出来るため、屋根材のグレードを上げるよりも金銭的な負担も少ない上に、屋根材以上に屋根の寿命を延ばすのに非常に効果的なのです。
使用してはいけないルーフィングもある
見積書に、「アスファルトルーフィング940」という製品名が記載されていたら要注意です。
この製品は、なんと製造メーカーから正式に「10年しか持たない」というアナウンスが出されています。つまり、10年以上経ったら確実に雨漏りが確実に発生するということなのです。
一応ルーフィングの最低基準は満たしていますが、いくらコスト削減といってもこのルーフィングを採用している業者は正直信頼度に欠けます。見積書に書かれていたら、その業者はやめておいた方が良いかもしれません。
参考記事▽
★屋根の中で一番重要って知ってた?【ルーフィング】の基礎知識を徹底解説!選ぶ際のポイントや絶対に選んではいけない製品などを紹介
資金が無くても助成金や補助金で賄えるから問題ない
▷補助金・助成金は誰もが貰えるわけではないので当てにしすぎるのは危険
屋根に限らず外装リフォーム全般において、国や自治体が提供している補助金や助成金を使って工事費用を安くできる可能性があることをご存じの方は多いと思います。
そして、それらを利用した屋根リフォームを希望されている方も多いのではないでしょうか。
外装リフォームはとにかくお金がかかります。何十万、時には何百万という費用がかかるため、少しでも負担を減らしたいと思うのは当然です。
しかし、助成金や補助金「ありき」でリフォームを検討するのは非常に危険です。
なぜなら、補助金や助成金はどんな工事でも対象となるわけではなく、また屋根リフォームを希望する世帯全てが必ず取得できるものではないからです。
補助金・助成金を受けられるかどうかの3つの壁
壁1.住んでいる地域の自治体が補助金・助成金事業を行っているか
まず大前提として、全国すべての地域でリフォーム補助金・助成金事業を行っているわけではありません。
今住んでいる場所でリフォーム補助金・助成金事業が行われていないのに補助金や助成金が貰えるものとして資金計画を立ててしまうと、後に困るのは自分たちです。
必ず、事前に各市町村のホームページで確認するか、分からない場合は窓口や電話で聞くようにしましょう。
★千葉県・埼玉県で行われているリフォーム補助金・助成金事業の一部はこちらです。▽
自治体 |
補助金・助成金制度 | リンク |
市川市 |
・あんしん住宅助成制度 ・市川市耐震診断・耐震改修工事の助成制度 |
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松戸市 |
・松戸市木造住宅の耐震改修に伴うリフォーム事業費助成 ・松戸市木造住宅耐震改修費補助金 |
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野田市 |
・戸建て木造住宅の耐震診断費及び耐震改修工事費の助成制度 |
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流山市 |
・木造住宅耐震改修助成事業 |
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三郷市 |
・木造一戸建て住宅の耐震診断・耐震改修補助制度・木造戸建て住宅の耐震改修に伴うリフォーム補助制度 |
★木造一戸建て住宅の耐震診断・耐震改修補助制度 |
壁2.希望する工事が補助金・助成金事業の対象工事に入っているか
住んでいる地域でリフォーム補助金・助成金事業が行われていることが分かったら、補助対象となる工事の内容を確認しましょう。
ここで、自分の希望しているリフォーム工事が補助対象工事に入っている必要があります。
因みに、リフォーム事業の対象工事では「屋根の経年劣化に伴う性能の改善・向上が目的の工事」は対象工事にはなりにくいという特徴があります。
例:経年劣化で傷んだ屋根の機能を向上させるための塗装工事
なぜなら、補助金や助成金は国や地方自治体が行っている特定の事業や活動に対してかかる費用を一部支援するための資金であるため、工事がその活動や事業の目的と一致している必要があるからです。
よって、耐震性の向上や省エネを目的としたリフォーム工事の場合は、補助金・助成金が適用される対象工事となりやすいのです。▽
・屋根葺き替え工事:耐震改修工事の一環として、補助金や助成金の対象となる可能性
・遮熱塗料での屋根塗装:省エネ対策の一環として、補助金や助成金の対象となる可能性
壁3.様々な補助要件を満たしているか
補助金・助成金を受けるためには様々な補助要件をすべてクリアする必要があります。これには、築年数や耐震診断結果、施工する業者の条件などがあります。
特に施工業者の条件には「必ず市内のリフォーム業者に依頼すること」といった内容が書かれていることが多く、施工業者を自由に選べないため適切な相見積もりが出来なくなってしまうというリスクが伴います。
リフォームにおいて複数の相見積もりを取るというのは極めて重要なことであるため、補助金の申請を行う前に市外のリフォーム業者にも事前に何件か相見積もりを取っておき、それも含めて比較することをおすすめします。
比較していくうちに、もしかしたら「あれ、これなら補助金使わない方がお得かも…?」となることも少なくありません。
参考記事▽
★令和7年最新版!屋根リフォームに補助金・助成金は利用できるの?補助金事業や補助金・助成金を受ける注意点なども解説!
火災保険を使えば無料でリフォーム工事ができる
▷火災保険は経年劣化では使用できない。また火災保険を使えば自己負担ゼロになるわけではない
住宅を購入した際にほとんどの方が加入する火災保険。
よくインターネットなどで「火災保険でお得に外壁塗装を!」「火災保険を利用すれば無料でリフォームができます!」などといったタイトルの記事を目にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、この情報を決して鵜吞みにしてはいけません。
火災保険を使用することで、外壁塗装や屋根リフォームの工事費用負担を減らすことが出来るのは事実ですが、全額無料になるケースは非常に稀で、そもそも火災保険に加入していればどんな工事にも必ず使えるという訳ではありません。
火災保険が適用できる条件
外壁塗装や屋根リフォーム工事に火災保険が適用できるのは、災害によって外壁・屋根に被害を受けている場合のみです。
つまり、経年劣化や施工不良、また自己都合での破損などが原因の場合は適用できません。ここをしっかりと理解していないと、誰でも使えるという誤った認識をしてしまいがちです。
また、その他にもいくつかの条件を満たさなければなりません。▽
加入している火災保険の種類
戸建て住宅向けの火災保険の種類は大きく3つありますが、
この中で実際の被害に遭った災害を補償する火災保険に加入している必要があります。
住宅火災保険:火災・落雷・破裂・爆発・風災・雹・雪災など基本的な自然災害が対象
住宅総合保険:上記の内容に加えて、水災・漏水、車や泥棒による被害なども含む
オールリスクタイプ:補償範囲が最も広いプラン 各保険会社によって内容が異なるため詳細は要確認
被害を受けてから3年以内の申請
被害から3年を過ぎると、原因の特定がむずかしくなるという理由から保険金の請求権が時効となってしまいます。なるべく早めの申請をオススメします。
補修費用が火災保険の免責金額を超えていること
免責金額とは契約時に設定する金額で、実際の損害が設定した免責金額以下になる場合は、本人の自己負担で補修するものとなります。
外壁塗装や屋根リフォームに火災保険を適用させるためには、補修費用が免責金額を超えている必要があります。
訪問業者も使っている謳い文句
この「火災保険を使えば無料でリフォームが出来る」という謳い文句は、訪問業者のセールストークとしてもよく使われています。
一見お得そうに感じてしまいますが、いざ申請してみたら保険金が降りなかった・見積金額以下だった、などという事もよくあるのです。
そしてこのような理由で解約しようとすると、「違約金」や「キャンセル料」の支払いを求められる、というのが悪徳訪問業者の手口です。
この手口にまんまと嵌められてしまう人が多発しています。自らを守るためにも、そもそも「火災保険を利用して無料でリフォームが出来ます」というワードが出た段階で、疑心を持つようにしなければいけません。
参考記事▽
★外壁塗装や屋根の修理で火災保険を利用するには【条件や注意点を解説!】
★これから近づく台風の時期…塗装メンテナンスは可能?台風による住宅への被害とは?火災保険が適用できるって本当?すべて解説します!
★「お宅の屋根、剝がれてますよ!」増え続ける訪問業者への対処法【手口や実際の事例などを解説】
太陽光パネルが載ってるから屋根工事はできない
▷太陽光パネルを載せたままリフォームしてもまったく問題ない
「うちの屋根は太陽光パネルがあるから屋根リフォームはできない」と思い込んでいませんか?
結論から申し上げますと、太陽光パネルの付いた屋根でもまったく問題なくリフォームすることが出来ます。
メンテナンス方法は塗装・カバー工法どちらでも選択可能ですが、築15~20年近く経っている住宅で過去に一度も太陽光パネルを外した事が無い場合は高確率でパネル下の屋根材が傷んでいる可能性がありますので、カバー工法を推奨します。
なお、塗装メンテナンスを行う場合は太陽光パネルは必ず外さないといけないわけではありません。パネルの下はほとんど紫外線(日光)が当たらないことから経年劣化がしにくいため、そのまま周りだけ塗装することも可能です。
パネルの脱着にはそれぞれメリット・デメリットがありますので、それらを考慮した上でどちらが良いかを決めましょう。▽
また、太陽光パネルの寿命は大体20年前後と言われています。屋根の寿命の方が早いため、太陽光パネルと屋根を同時のタイミングでメンテナンスするというのはおすすめしません。
屋根材の寿命を優先的に考えたタイミングでメンテナンスを行いましょう。
参考記事▽
★これから太陽光パネルを設置しようと思っている方必読!太陽光パネルが設置されている屋根のリフォームについて【”屋根リフォーム業者の視点”から見た施工方法や注意点など】
大手ハウスメーカーの方が安心だからリフォームも任せた方がいい
▷実際は下請け業者に丸投げのケースも多く、中間マージン発生によってコストは高くなる
屋根リフォームは家を建てたハウスメーカーに依頼することもできます。
ハウスメーカーに依頼する最大のメリットは何と言っても「安心感」です。ネームバリューやブランド力があるため、その分信頼度もあるでしょう。改めて業者を探す手間も省けます。
しかし、ハウスメーカーに依頼する場合は、工事費用がリフォーム業者の比ではないくらい高額になってしまうことを覚悟しなければなりません。
ハウスメーカーはあくまで住宅会社ですので、自社の社員がリフォーム工事を行うことは出来ないため下請けのリフォーム業者に工事を依頼します。場合によっては更にその下に塗装会社が入って『孫請け』となることもあります。
すると、この下請け・孫請け業者に支払うための利益を確保するために、中間マージン(いわゆる紹介料や手数料)が発生します。
中間マージンを支払うのは依頼者である自分達です。その分の料金が工事費用に上乗せされるため、本来よりも遥かに高い工事費用を払うことになります。
この中間マージンは、自社でリフォームを行うことが出来る町の塗装屋やリフォーム業者では発生しません。下請けに依頼する必要がないからです。
このように説明されると「ハウスメーカーに依頼することは信頼をお金で買っている」と認識する方も多いと思いますが、
実はハウスメーカーは下請け業者に施工を完全に丸投げしているケースも多く、ハウスメーカー自身の担当者は塗料や基材の知識が浅いということがよくあります。提案時などに担当者に知識がないと、不安になる部分も多いのではないでしょうか。
またハウスメーカーによって提案が規格化されているため、塗料や建材の取扱いメーカーや商品が限定されていることも多く、お客様の希望商品を取り寄せるといった柔軟性のあるサービスも積極的には行っていません。
【ハウスメーカーに依頼するメリット・デメリット】
というように、意外にも「ハウスメーカーだから絶対的に安心!」とも言い切れないのが現実です。高額な施工費用に対してサービスや信頼度が見合っているかを確かめた上で、依頼するかどうかを決めるようにしましょう。
参考記事▽
シャインは流山市・柏市の屋根リフォーム・雨漏り専門店です
有資格者による確かな診断力を武器に、お客様に最も合った提案をさせていただきます。
そしてシャインは常時
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外壁塗装や屋根リフォームは、初心者の方にとっては不安な事も多いだろうと思います。
シャインでは、そんなお客様の疑問や不安に寄り添えるように、具体的で丁寧な説明・対応を心掛けております。
外壁塗装・屋根リフォームで分からない事や不安な事がございましたら、どんな些細な事でも構いません。
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