柏市 輸入住宅のウッドデッキ交換と玄関庇の改修|腐食したウッドデッキを「セランガンバツ材」で新設・雨漏り対策を施した庇で玄関周り一新
2026.05.15 (Fri)
千葉県柏市 K様邸 施工データ
| 工事内容 | ウッドデッキ交換・玄関庇・柱・雨樋改修工事 |
|---|---|
| 施工カラー | |
| 築年数 | 築44年 |
| メーカー・商品 | ウッドデッキ:セランガンバツ材 庇・柱塗装:キシラデコール カラー:マホガニー |
担当者より
この度、柏市で輸入住宅の木部リフォームを実施しました。
腐食した大型ウッドデッキの撤去・新設から、傾いていた玄関庇・柱の作り替えまで、大工職人の技術で解決しました。
柏市K様ご夫婦
築44年という歴史あるお住まいの個性を活かしつつ、耐久性を飛躍的に向上させた施工事例をご紹介します!
柏市K様ご相談のきっかけ
柏市にお住まいのK様より、外壁塗装と併せてご相談いただいたのが、お庭にある大型ウッドデッキでした。
「ウッドデッキがかなり腐食しており、足場設置の際に撤去するか、新しく作り直すか」悩まれていました。
経年劣化による腐食が深刻で、塗装での補修は不可能と判断。
また、毎日の出入りで目につく玄関庇の傾きや、窓枠の塗装剥がれも「家を長持ちさせるために今のうちに直したい」とご決断されました。
【現地調査】築44年輸入住宅の劣化症状
• ウッドデッキの広範囲な腐食

内部まで腐朽が進み、強度が著しく低下。
いつ床板が抜けてもおかしくない危険な状態でした。
• 玄関庇の傾き
柱の強度が低下による玄関庇の傾き
雨樋周囲木部の腐食
庇上部板金の錆
雨水がスムーズに流れず、溜まった水が内部の木材へ流れ、庇を支える柱の内部まで腐食が拡大しており、雨樋周囲の木材にも傷みが見られました。
また、庇上部板金に経年劣化によるサビが発生しておりました。
【施工プラン】
・ウッドデッキ新設工事
古いデッキを解体・撤去し、新たに「セランガンバツ材」を採用し同サイズで新しく設置。「セランガンバツ材」は非常に硬く、防虫・耐水性に優れた最高級の天然木です。
・玄関庇・柱の全面改修
一度解体し、新しい柱を設置。屋根部分には雨水対策としてルーフィング(防水シート)を敷き、板金を設置して確実に水が流れるよう勾配を調整します。
【担当者より一言】
築44年の輸入住宅という素晴らしい建物を維持するため、今回は「単なる交換」ではなく、「雨をしっかり逃がす仕組み作り」にこだわりました。
特にセランガンバツ材を使用したウッドデッキは、メンテナンス性も格段に向上しています。これからも長く、安全にお過ごしいただける仕上がりです!
柏市で輸入住宅の木部リフォームをご検討中の方へ
「うちのウッドデッキもそろそろ限界かも…」「木製の庇が腐食している」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
ウッドデッキ交換工事の概要
柏市のK様邸のウッドデッキは広範囲に劣化が進んでおり、各所に穴があき内部の構造体まで傷み、踏み抜き事故の危険性がありました。
ウッドデッキ施工前
既存ウッドデッキ解体
既存のウッドデッキ解体の様子
既存のウッドデッキ撤去後
まずは、腐食が進んだ古いウッドデッキを解体しすべて撤去します。
ウッドデッキ撤去後に、地面の雑草や石を撤去し整地いたしました。
基礎石(束石)の調整と水平確認
新しいデッキを支える土台となる「束石(つかいし)」の水平をレーザー墨出し器(レーザーレベラー)で精密に測定します。
長年の地盤沈下や腐食による歪みをリセットし、ウッドデッキが将来的に沈んだり歪んだりしないための最も重要な土台を作ります。
水平精度の測定
まず、レーザー墨出し器と受光器を使い、デッキの完成高さとなる「水平ライン」を正確に測り、建物の壁やブロック塀に基準となる印を付けます。
ここで数ミリの狂いが出ると完成時に雨水が溜まる原因になるため、慎重に行います。
水平精度の測定
支持基盤(根太掛け)の設置
デッキを建物と境界に連結させ、強固な枠組みを作ります。
壁面には直接「根太掛け」を、ブロック塀側には専用の「根太掛け」を固定します。
壁面への根太掛け設置
測定した基準線に合わせ、「根太掛け」を外壁に固定します。建物とデッキを一体化させ、強固な支持基盤を作ります。ここがデッキの高さの起点になります。
根太(ねだ)掛け設置
部材への腐食防止スペーサー取り付け
現場での組み上げ前に、木材の耐久性を高める加工を施します。
完成後は見えなくなる部分ですが、通気層を作ることで木材の腐食を劇的に抑えます。
セランガンバツ材にスペーサー取付
境界(ブロック塀)へ根太掛け固定
建物の反対側、ブロック塀側にも根太掛けを設置します。
スペーサー付きのセランガンバツ材をブロック塀に固定します。ブロック塀と木材の間に、スペーサーを挟むことでコンクリートからの湿気を遮断(縁切り)し、木材の腐食を防いでいます。
ブロック塀に木材を固定
基礎石の設置と地盤の転圧
デッキを支える「足(束柱)」を置く場所を作ります。
タンパー(地固め道具)で地面を叩いて固め、水糸(ガイドの糸)を張って束石(基礎石)を等間隔に配置します。
基礎の墨出し・位置決め
完成
構造体の組み上げ(大引き・束柱)
ウッドデッキの背骨となる骨組みを組み上げます。
左右の根太掛けの間に「大引き」を渡し、中央を「束柱」で支えます。
建物側とブロック塀側の両方で支えつつ、さらに中央に束柱を立てることで、大人が何人乗ってもしならない強固な下地になっています。
土台(大引き・束柱)の組み上げ
防草シート敷設と最終点検
完成後のメンテナンス性を高める仕上げです。
床板を張る前に、地面を「防草シート」で全面被覆しデッキ下の雑草トラブルを未然に防ぎ、清潔な状態を維持できるよう配慮しました。
防草シートの敷設
床板(デッキ材)張り・完成
いよいよ表面の仕上げです。
均一な隙間(目地)を保ちながら、一枚ずつ丁寧にビス留めを行い完成です。
ウッドデッキ完成
今回のウッドデッキ工事では、ハードウッドの代表格である「セランガンバツ」を使用しました。
天然木の温もりと、ハードウッドならではの重厚感が共存する、一生モノのウッドデッキが完成しました。
玄関庇(ひさし)改修工事の概要
玄関は「住まいの顔」であると同時に、雨漏りリスクに晒されやすい場所でもあります。
今回の改修では、既存の劣化部分を根本から見直し、木部を保護するためガルバリウムにて板金巻きで仕上げました。
既存庇の解体・状況確認
柏市のK様邸の玄関庇木部に腐食が見られ、庇上部の板金にサビが発生しておりました。
玄関庇木部の腐食
玄関庇上部板金のサビ
まずは既存の庇を撤去し、内部の状態を詳細に診断します。
庇の板金をめくってみたところ、本来なら敷かれていなければならない「ルーフィング(防水紙)」が、設置されていませんでした。
玄関庇解体
また、雨樋が設置されていた箇所は特に腐食が進んでおりました。
下地・土台の補強(木工事)
新しい庇を支える土台を、より強固に作り直します。
木下地を設置
土台をより強固
新しい木材を使用して土台を組み直し、必要に応じて構造の強化を図ります。
ドレン(排水口)周りなど、水が集中する部分の下地も緻密に成形します。
高性能ルーフィングによる防水処理
雨水の浸入をシャットアウトするための最重要工程です。
木下地に透湿・防水シートを貼り、この上に改質アスファルトルーフィングを敷設し、ドレン周りは穴を開けますので、境界線にどうしてもわずかな「浮き」や隙間ができてしまうため、粘着層付改質アスファルトルーフィングを重ねて密着させ二重で防水対策をします。
玄関庇防水処理
透湿防水シートとは
雨などの水は通さず、建物内部の湿気(水蒸気)だけを外へ逃がす性能を持つ建築用シートのことです。主に木造建築物の外壁の屋外側に用いられ雨漏り防止と壁内結露の防止という2つの役割を同時に果たします。
庇木部板金巻き(ガルバリウム鋼板)
庇木部にガルバリウム鋼板を巻き雨水にあたるのを防ぐことができ、腐食しにくくなります。
玄関庇板金巻き
現場に合わせて加工したガルバリウム鋼板を、防水シートの上に精密に配置し水がスムーズに流れるように勾配をつけて施工します。
継ぎ目にはコーキング処理を施し、ドレインキャップとの接合部も美しく、確実に仕上げます。
完成・最終確認
重厚感のある、スタイリッシュな玄関庇が完成しました。
玄関庇完成
外壁とも調和する、落ち着いたカラーの板金仕上げです。
排水性能が向上し、長期間にわたって玄関周りを雨から守り続けます。
玄関柱新設・雨樋設置工事の概要
既存の庇を支える構造を抜本的に強化するため、新たに独立した玄関柱を設置し、あわせて機能的な雨樋システムを構築しました。
施工前の状況確認と準備
改修前の玄関先は、柱による支持がない状態でした。
柱の底面から手を入れて触ってみたところ内側の木材が完全に腐食しており、触るだけで真っ黒な木くずが落ちてくる状態でした。
施工前玄関柱
既存の庇下部のスペースを確認し、新しい柱を立てるための正確な位置を測定を行いました。
柱の土台設置・基礎固め
重厚な庇を支えるための「足元」を作ります。
玄関柱撤去後
地面に柱を固定するための土台(ベース)を設置します。
垂直荷重をしっかりと地面に逃がすため、ガタつきのない強固な足場を形成します。
玄関柱の設置
庇を支えるためのメイン構造となる柱を立てます。
玄関柱の設置
高耐久な柱を、垂直を確認しながら設置します。
庇の骨組みと柱を強固に連結し、建物全体の耐震・耐風性能を向上させます。
雨樋(縦樋)の配管・接続
庇に溜まった雨水を適切に排水するための経路を作ります。
雨樋(縦樋)接続
改修した庇のドレイン口から、柱に沿わせて縦樋を設置します。
柱のデザインを損なわないよう、スリムで色調の合った樋を選定し、確実に固定します。
排水口の処理
雨水を地面や排水溝へスムーズに導きます。
排水口処理
縦樋の下端を、既存の排水経路や適切な放流ポイントへ接続します。
玄関先に水が溜まらないよう、排水の角度や位置を微調整します。
最終確認
玄関周りの機能とデザインが完全に刷新されました。
玄関柱・雨樋設置
独立した柱が庇をしっかりと支え、雨樋が目立たず機能的に配置しました。
玄関柱・雨樋完成
外壁塗装と合わせ、木材保護塗料の最高峰「キシラデコール」を塗布し完成です。
玄関柱・雨樋完成
深みのある「マホガニー」を使用し外壁の赤みのある木材と色彩を統一。お住まい全体に高級感溢れる一体感を生み出しました。
完成
最後に点検をして完成です。
「セランガンバツ」という強靭な素材に、キシラデコールの保護性能、そして細部(パッキンや防水・排水)への職人技が加わることで、「美しさ」と「圧倒的な長寿命」を両立させたアプローチが完成しました。
柏市のK様、この度の木部リフォーム工事の際は大変お世話になりました。
今後ともシャインを宜しくお願い致します。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!











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