守谷市の工場の暑さ対策|トタン・折板屋根の遮熱塗装
2026.07.29 (Wed) 更新
守谷市の工場・倉庫・事業所向け
屋根から入る熱を抑え、錆や劣化も防ぐ遮熱塗装
守谷市の工場や倉庫で、「午後になると屋根の下が暑い」「空調を強めても作業場所まで冷えにくい」と感じることはないでしょうか。こうした暑さは、屋根から入る日射熱が原因の一つかもしれません。特にトタン屋根や折板屋根などの金属屋根では、屋根遮熱塗装が暑さ対策の選択肢になります。
ただ、工場の暑さは屋根だけで決まるものではありません。この記事では、守谷市の地域特性と実際の施工事例をもとに、遮熱塗装が向く条件や効果の確かめ方、操業中の施工、費用の考え方まで分かりやすくお伝えします。
目次
工場の暑さは屋根だけが原因ではない
守谷市には、もりや工業団地と内守谷工業団地があり、生産・流通施設が集まっています。市の地区計画によると、内守谷工業団地地区は約11.8ha。生産・流通施設を中心に、産業施設の集積を進める地区です。
工場や物流施設は屋根が広く、強い日差しを受ける面積も大きくなります。トタンや折板などの金属屋根は、日射で熱くなると、その熱が室内へ伝わりやすいのが特徴です。そのため、屋根のすぐ下にある作業場所や保管区画ほど暑さを感じやすくなります。
守谷市周辺の夏の参考データ
掲載しているのは、気象庁・龍ケ崎観測所における1991~2020年の平年値です。守谷市内の観測値ではありませんが、茨城県南部の気候を知る参考になります。また、守谷市の都市計画資料には、夏は湿度が高く、雨量も多い地域と記載されています。
工場が暑くなる6つの要因
まず確認したいのは「屋根・断熱・換気・空調・内部発熱」です。
「遮熱塗料を塗れば室温が何度下がる」と決めつけず、熱がどこから入っているのかを一つずつ調べます。

屋根遮熱塗装の役割を示したイメージ図です。室温の変化は断熱・換気・内部発熱などの条件によって異なります。
遮熱塗装が向く工場・先に補修する工場
屋根遮熱塗装は、太陽光に含まれる近赤外線を反射し、屋根表面が熱くなるのを抑える塗装です。屋根から入る熱の影響が大きく、既存屋根に塗装できる状態なら、暑さ対策と屋根の保護を同じ工事で進められます。

遮熱塗装を検討しやすい状態、条件確認が必要な状態、補修を先に検討する状態の目安です。
| 判断 | 建物・屋根の状態 |
|---|---|
| 検討しやすい | 日射を強く受けるトタン・折板屋根/屋根直下が特に暑い/既存の断熱が弱い/錆や旧塗膜を補修すれば塗装できる |
| 条件確認が必要 | 炉や大型設備の発熱が大きい/搬入口から熱気が入る/換気不足が主因/すでに厚い断熱材がある/濃色仕上げを希望する |
| 補修を先に検討 | 穴あきや著しい腐食がある/雨漏りしている/下地強度が不足している/塗装よりカバー工法や葺き替えが適する |
※スマートフォンでは表を横にスクロールしてご覧いただけます。
遮熱性能は色によっても変わります。一般に明るい色ほど日射反射率を確保しやすい傾向がありますが、周辺環境や企業の色彩基準も含め、メーカーの色別データを確認して選びます。
建物ごとの判断が必要です
自社工場に向く暑さ対策を確認しませんか
屋根材、錆、雨漏り、断熱、換気、内部発熱、搬入経路、操業条件から、遮熱塗装と別工法を比較します。
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反射と放熱のエシカルプロクール
エシカルプロクールは、近赤外線を反射するとともに、塗膜にたまった熱を外へ逃がしやすくする屋根・外壁用の遮熱塗料です。
メーカーでは、真球ナノ・ファインセラミックスを使った「反射と放熱」の仕組みを特長として挙げています。

エシカルプロクールの機能説明図。
出典:エシカルプロクール公式サイト
工場屋根向けエシカルプロクールSi
エシカルプロクールSiは、水系アクリルシリコン樹脂を使用した5分艶の塗料です。メーカーの公式情報では、JIS K 5675「屋根用高日射反射率塗料」1種LG級として案内されており、工場への提案にも適した製品です。

守谷市の屋根・外壁施工事例には、施工当時の製品名である「アドグリーンコートEX」が記録されています。現在はこの製品名をそのまま現行仕様として扱わず、メーカーの最新情報と建物の状態を確認したうえで仕様を選びます。
守谷市の実在施工事例
守谷市工場の遮熱塗装事例
シャインでは、守谷市の工場でトタン屋根と外壁に遮熱塗料「アドグリーンコートEX」を使用した施工事例を公開しています。事例ページでは、屋根の高圧洗浄から下塗り、中塗り、上塗りのほか、外壁塗装や軒どい交換までご覧いただけます。
| 所在地 | 茨城県守谷市 |
|---|---|
| 建物 | 工場 |
| 屋根 | トタン屋根 |
| 工事範囲 | トタン屋根、外壁、付帯部 |
| 使用塗料 | アドグリーンコートEX(施工当時の掲載名) |
| 主な屋根工程 | 高圧洗浄、下塗り、中塗り、上塗り |
| 公開されている結果 | 施工後に屋根表面温度の低下を確認した旨を掲載 |
ご紹介しているのは、施工事例で確認できる数値だけです。
この事例ページには、室温や電力使用量の具体的な数値は掲載されていません。そのため、「工場内が何度下がった」「電気代が何%減った」といった確認できない数値は記載していません。
守谷市工場トタン屋根外壁塗装工事
遮熱塗装は下地処理と塗布量が重要
金属屋根は、塗料の性能だけで仕上がりが決まるわけではありません。錆や弱った旧塗膜をきちんと処理し、下地に合った防錆下塗りを選ぶことが大切です。塗布量や塗り重ねが不足すると、遮熱性能だけでなく、屋根を守る塗膜の耐久性も十分に発揮されません。
01 高圧洗浄
汚れや付着物を落とし、下地の状態を確認します。

02 下地確認・下塗り
金属屋根に適した防錆性と密着性を考えて下塗りします。

03 中塗り
所定の塗布量を確保しながら遮熱塗膜を形成します。

04 上塗り
塗り残しや仕上がりを確認し、必要な膜厚を確保します。

05 完成確認
屋根面、端部、外壁、付帯部を点検します。

遮熱塗装の効果を測る方法
屋根表面の温度が下がっても、工場全体の室温や電気代が同じ割合で下がるわけではありません。遮熱塗装の効果は、次の3段階に分けて確かめます。
1 屋根表面
施工前後で屋根表面温度がどう変わったか
2 屋根直下・室内
同じ位置・時間帯で室温やWBGTがどう変わったか
3 電力使用量
外気温、操業時間、生産量、空調設定をそろえて比較できるか
施工前後の写真や温度を比べる際は、測定日の日射量、外気温、時刻、空調の運転状況、設備の稼働状況を記録します。条件が異なる数値を並べても、遮熱塗装による効果を正しく判断することはできません。
守谷市では、市内事業者と省エネルギーなどの取り組みを共有する「ゼロカーボンシティもりや事業者ネットワーク」を設立しています。遮熱塗装を省エネ対策として評価するなら、屋根表面の温度だけでなく、空調負荷や電力使用量まで測ることが大切です。

効果確認は、屋根表面・屋根直下の室内・電力使用量を分け、外気温や操業条件をそろえて比較します。
工場は操業中でも遮熱塗装できる?
屋根の外側だけで作業できる建物なら、操業を続けながら施工できる場合があります。ただし、すべての工場で通常どおり操業しながら進められるとは限りません。
内守谷工業団地をはじめとする生産・流通施設では、従業員の動線に加え、トラックの入出庫や荷役、製品への臭い・粉じんの影響、安全区画まで事前に確認する必要があります。
操業中の施工で確認すること
上塗りが水系塗料でも、下塗り材や補修材を含めてすべての工程が無臭とは限りません。食品、精密機器、包装材などを扱う場合は、使用材料と施工区画を事前にすり合わせます。
工場の遮熱塗装費用6つの条件
工場屋根の見積もりは、床面積や屋根面積だけでは決まりません。主に次の6項目で変わります。

工場屋根の遮熱塗装費用は、面積だけでなく、屋根の状態・安全設備・操業条件などでも変わります。
01 屋根の実塗装面積と形状
折板屋根は山と谷、立ち上がりを含むため、平面上の面積と実際の塗装面積が異なります。
02 錆と旧塗膜の状態
ケレン(錆や弱った塗膜を除去する作業)の範囲、剥がれ、穴あきで工程が変わります。
03 下塗りと補修仕様
金属の種類、既存塗膜、錆に合わせて防錆下塗りや補修方法を選びます。
04 ボルト・端部・シーリング
ボルト周辺、継ぎ目、端部の処理量によって手間と材料が変わります。
05 足場・安全設備・搬入条件
建物の高さ、勾配、周囲の通路、墜落防止設備、重機の配置を確認します。
06 操業への配慮
休日施工、時間指定、区画分け、警備員配置などの条件を反映します。
見積書は総額だけで比較しないでください
実塗装面積、下地処理、下塗り材、塗布量、塗り回数、安全費、補修範囲、保証の対象と条件をそろえて確認しましょう。
屋根が塗り替え時期を迎えている場合は、暑さ対策の費用を工事総額だけで判断しないことが大切です。通常の屋根塗装との差額も確認すると、維持修繕にかかる費用と環境改善への投資を分けて考えやすくなります。
遮熱塗装と工場の熱中症対策
2025年6月1日から職場の熱中症対策が強化
厚生労働省は、一定の暑熱環境で行う作業について、熱中症の自覚症状や疑いを報告できる体制づくりと、重篤化を防ぐ手順の整備・周知を求めています。
屋根遮熱塗装は、屋根から入る日射熱を抑える建物側の対策です。これだけで熱中症を防げるわけではないため、次の対策と組み合わせて運用します。
建物対策と作業管理の両方が必要です。
屋根だけに原因を求めず、工場全体の暑熱環境を見直しましょう。
シャインからのご案内
カタログの性能だけでなく、建物の条件を確認します
現地では、屋根材や現在の色、錆、雨漏り、断熱材、換気、工場内の発熱源まで確認します。そのうえで、遮熱塗装による改善が見込める建物かどうかを率直にお伝えします。塗装が適さない場合も、その理由と別の改修方法を分かりやすくご説明します。
FAQ
守谷市の工場屋根・遮熱塗装でよくあるご質問
守谷市の工場暑さ対策まとめ
守谷市の工場や倉庫では、面積の広い金属屋根から入る日射熱が、暑さの原因になっていることがあります。トタン屋根や折板屋根が塗装できる状態なら、遮熱塗装によって暑さ対策と屋根の保護を同時に進められます。
ただし、設備からの発熱や換気不足が主な原因となっている建物、著しい腐食や雨漏りがある屋根では、別の対策を優先する場合があります。最初から塗装に決めるのではなく、屋根・断熱・換気・操業条件を確認したうえで工法を選ぶことが大切です。
守谷市の工場・倉庫・事業所
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