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セルフクリーニング機能を備えたサイディングで汚れにくい外壁へ!アイダ設計の外壁と屋根の標準仕様・特徴やメンテナンス注意点などを徹底解説

みなさんこんにちは!

流山市・柏市の屋根リフォーム・雨漏り専門店のシャインです!

なかなか天気が安定しない日々が続いていますね…春なのに雨が多いとテンション下がってしまいます(;_;)

さて、本日のテーマは【アイダ設計の特徴・メンテナンスでの注意点についてです!

アイダ設計の住宅のメンテナンスでの注意点

アイダ設計は、埼玉県に本社を置く木造住宅のハウスメーカーです。自社で開発から建設まで一貫して行うことにより、高性能でローコストな住宅を提供しています。

また、ローコスト住宅は決められた間取りのプランから選択していくパターンが多い中、間取りの自由度が高い建築構造を採用することで設計自由度の高さと低価格の両立を実現しています。

そんなアイダ設計にお住まいの方、またはご近所の住宅などがアイダ設計という方も多いのではないでしょうか?

アイダ設計のお住まいには、アイダ設計ならではの様々な特徴があります。今回アイダ設計の特徴をご紹介しながら、知って損はないメンテナンスの注意点なども解説していきます!

木造軸組みパネル工法で優れた耐震性を発揮

アイダ設計の建築構造は、木造軸組み工法面材工法を合わせたハイブリット工法です。

日本で古くから伝わる建築構造の木造軸組み工法は、基礎に垂直に立てた柱と水平方向に渡した梁、さらに柱同士の間に斜めに設置した筋交いで構成した「骨組み」によって建物を支える構造です。

この工法は木材同士の接合部分に負荷が集中しやすいのが弱点でしたが、アイダ設計のハイブリッド工法は、木造軸組み工法で組み立てた骨組みの外周部に耐力面材MDFを接合して、壁・床・天井を一体化させて一つの箱にしました。

こうすることで、外力を壁全体で受け止めて負荷をバランスよく分散させ、木造住宅の弱点であった水平荷重(横からの力)にも十分に対応する優れた耐震性・耐風性を可能としました。

耐震等級は要望次第で対応可能

耐震等級とはその建物の耐震性を表す指標です。3つのレベルに分けられており、数字が大きいほど耐震性能が高いことを表しています。

ハウスメーカーによっては標準仕様で耐震等級を取得しているところも多いですが、アイダ設計ではコスト削減のために標準仕様では耐震等級を取得していません。

耐震等級を取得したい場合は、申請に必要な費用を自己負担することで取得することができます。

取得費用は審査及び認定を含めて約20~30万円程度で決して安い金額ではありませんが、建物の耐震性能が高いという証明になるため将来家を売る際のメリットとなったり、耐震等級3を取得している住宅は地震保険で割引を受ける事も可能です。

アイダ設計の外壁の特徴

アイダ設計の外壁の標準仕様は窯業系サイディングで、大手メーカーのニチハ・ケイミューのサイディングを採用しています。

どちらのメーカーのサイディングも様々なラインナップがありますが、中にはセルフクリーニング機能が付いているものなどもあります。

しかし商品によってはオプション料金対象のものもありますので、事前にオプション対象の商品を確認して費用対効果をしっかりと考えた上で選ぶのが良いでしょう。

また、サイディングの厚みも14㎜~16㎜までありますが、標準仕様で選べる厚みに制限がある場合もあります。厚みによってはオプション対象になるものもありますので、ここもしっかりと事前にチェックしておきましょう。

セルフクリーニング機能とは?

セルフクリーニング機能とは雨水を利用して汚れを洗い落とす機能で、親水性の高い外壁材に備わっています。

ニチハの「マイクロガード」、ケイミューの「親水コート」などが、このセルフクリーニング機能を持っています。

セルフクリーニングの流れ

1.親水性の高いシリカ粒子が空気中の水分子を吸収して外壁の表面に薄い水の膜を形成します。

出典:ニチハHP

2.外壁が水の膜で覆われることによって静電気の発生が抑えられ、埃や塵などの汚れを吸着しにくく、付着した汚れも膜の上に浮いている状態になります。

出典:ニチハHP

3.雨が降ると雨水が汚れの下に入り込んで汚れを浮かせ、浮いた汚れが雨水と一緒に洗い流されます。

出典:ニチハHP

セルフクリーニング機能の効果は、すべての汚れに対応しているわけではありません。

高濃度・高粘度の汚れ、サビ、藻、苔、カビなどに対しては十分な効果を発揮できませんので注意しましょう。

サイディングの厚みは耐久性と深く関係している

一般的なサイディングの厚みは14㎜~16㎜まであり、14㎜と15・16㎜では施工方法が異なります。

14㎜のサイディングは「釘打ち工法」という施工方法で、サイディングボードに直接釘を打って固定する方法です。初期コストを抑えられますが、釘頭が外に剥き出しの状態になるため釘周りが劣化しやすかったり、美観が損なわれるというデメリットもあります。

そして、15・16㎜のサイディングの場合は「金具留め工法」という施工方法になります。

これは外壁の下地に金具を固定して、そこにサイディングボードを引っ掛けて設置する施工方法です。サイディングに直接穴をあけることが無いため、釘打ち工法に比べて耐久性を維持することができます。

初期費用の安さ重視で考えると14㎜、長期的な寿命を考えると15や16㎜のサイディングが適しており、今後の外壁メンテナンスの頻度なども大きく関係していきます。自分が重視したいポイントに合わせた選択をしましょう。

窯業系サイディングのメンテナンス注意点

塗膜が劣化してきたらすぐにメンテナンスを

窯業系サイディングは外壁材そのものに耐水性が無く、塗装を施すことで耐水性を保っています。

つまり、塗膜が劣化してくると耐水性の無いサイディングは湿気や水分を吸収しやすくなり、内部結露や雨漏りなどの劣化を引き起こして外壁材を傷めてしまいます。

さらに、冬場になると「凍害」のリスクもあります。凍害とは、外壁内に吸収された水分が凍って→溶けてを繰り返すことで外壁材を徐々に劣化させ、最終的に凍って膨張した水分がを外壁材を押し上げて塗膜のひび割れなどを起こす現象です。

凍害を起こしているサイディング

重度の凍害を起こした外壁は通常の塗装メンテナンスで補修することは難しく、状態によっては張り替えをしなくてはいけない場合もあります。

このような劣化を防ぐために、窯業系サイディングは塗膜の劣化が見られ始める10~15年を目安にメンテナンスを行うことがおすすめです。

そして塗膜の剥がれ・ひび割れなどの症状が見られた場合は、小さなものでも放置せずに補修やメンテナンスを行うようにしましょう。

また、外壁の塗膜の劣化のサインとして有名なのが「チョーキング現象」です。

チョーキング現象

これは紫外線によって粉状になった顔料が外壁表面に表出することで、外壁を指でこすると白い粉が付くことがポイントですが、チョーキングの粉を汚れだと思って放っておく方も少なくありません。

実際汚れなのかチョーキング現象なのかは業者に見極めてもらう必要がありますが、もし自分の家の外壁でチョーキング現象らしきものが起きていたときは、一度点検を依頼してみましょう。

シーリングも定期メンテナンスを欠かさずに

サイディングボード同士の目地にはシーリングが注入されていますが、シーリングは外気の温度変化などによって劣化しやすく、破断(ひび割れ)収縮(痩せ)などの症状が現れます。

シーリングの破断


シーリングの収縮

こうしてシーリングの劣化によって隙間が出来るとそこから内部に雨水が侵入し、雨漏りや外壁材を傷める原因となってしまいます。

シーリングの寿命は短く、これらの劣化症状は早ければ5年、平均で10年前後で発生すると言われています。サイディングよりも早く劣化する場合がほとんどなので、サイディングに特に問題が無くても10年前後で一度メンテナンスを行うのが望ましいと言えます。

この場合、シーリングと一緒にサイディングのメンテナンスも行うと、足場代をまとめて済ませることが出来るのでおすすめです。

塗装の際は塗料の選定に注意

窯業系サイディングの塗装メンテナンスでは、塗料の選定に気を付けなければいけません。

水分を吸収しやすいため防水性の高い塗料で塗装するべきだと思いがちですが、実は防水性の高い弾性塗料で塗装をすると、かえって施工不良を引き起こしてしまうのです。

窯業系サイディングは蓄熱性(熱を持ちやすい性質)があり、夏場は外壁温度が上がりやすくなります。そうすると内部に吸収されていた水分は温められて気化し、空気となって塗膜の外に出ようとしますが、弾性塗料は通気性が低いため、空気が外に逃げられず塗膜に圧力が掛かります。弾性塗料は熱によってゴムのように柔らかくなるので、空気による圧力をセーブ出来ずに「膨れ」を起こしてしまいます。

サイディングの膨れ

この膨れを防ぐためには、防水性だけでなく通気性も確保する必要があるため、透湿性の高い塗料を使用することが推奨されています。

決して間違った塗料で施工されないように、窯業系サイディングの特性をしっかりと理解している業者に適切な塗料を提案してもらうようにしましょう。

アイダ設計の屋根の特徴

アイダ設計の屋根の標準仕様は、ケイミューから販売されているスレート屋根の【コロニアルクアッド】【グリシェイドグランデ】から選べます。

コロニアルクァッド


グリシェイドグランデ

コロニアルクァッドはケイミューの「コロニアルシリーズ」の中で最もベーシックな商品で、表面に「アクリルコート」を施すことによって紫外線による色褪せや劣化を抑える効果があります。

グリシェイドグランデはケイミューのハウスメーカー向けの屋根材で、焼き物を焼き上げる際に、炎の加減によって釉薬に含まれる物質が予想していない色に変化することを「窯変」と言いますが、この窯変のような味わい深い色合いを耐候性に優れた無機彩石によって再現したグラデーションの色味が特徴的です。

表面には無機塗料による無機系コート」が施されており、コロニアルクァッドよりも色褪せ抑制力や耐候性は高いと考えられます。

アイダ設計の屋根のメンテナンス注意点

コロニアルクァッド・グリシェイドグランデ共に表面のコーティング層による優れた耐久性が特徴ですが、どちらもスレート屋根であるため、新築から10年が経過したあたりから、ひび割れや欠け、色あせ、コケなどの劣化が始まってしまいます。

よって、10年~15年の間隔で塗装メンテナンスを行い、それでも経年によって劣化が顕著に表れてきたらカバー工法や葺き替え工法を検討するのがおすすめです。

また、劣化状況によっては最初のメンテナンス時から塗装よりもカバー工法や葺き替え工法が適している場合もあります。

メンテナンスは必ず知識ある業者に依頼して、既存状態や立地環境などに合わせてどのメンテナンス方法が最もオススメなのかをしっかりと見極めてもらうようにしましょう。

メンテナンスは結局どこに頼むのが良いの?

アイダ設計の建築構造、外壁・屋根の標準仕様のメンテナンス注意点について解説してきました。

アイダ設計の外壁は窯業系サイディングでした。耐水性が無い外壁材のため、水分の吸収を防ぐために塗膜の劣化が見られる頃に定期的にメンテナンスを行うことが重要です。

そして、メンテナンスを依頼する際には知識が豊富な業者に依頼しなければ、施工不良を起こすリスクを伴うこともあります。

確かな技術力を備えた信頼出来る業者を選ぶところから工事は始まります。メンテナンスをしてくれる業者選びというのは本当に重要なものなのです。

ハウスメーカーと弊社のような塗装屋のそれぞれのメリット・デメリットをまとめました。自分の希望に合うのはどちらなのか、業者を決める参考になればと思います!

ハウスメーカーのメリット・デメリット

ハウスメーカーに依頼する最大のメリットは何と言っても「家を建ててもらったところに依頼をする安心感」です。

信頼度やブランド力も含めて一番安心できるでしょうし、改めて業者を探す手間も省けます。

また、メーカーによっては延長保証を設けているところもありますので、工期が長引いても安心です。

デメリットとしては、施工を下請け業者に依頼するため、中間マージンが発生するぶん、他より費用がかなり高額な点です。

場合によってはさらその下に塗装会社が入って『孫請け』となることもあり、施工は別会社に依頼するため、ハウスメーカー自身の担当者は塗料や基材の知識が浅いこともよくあります。

外装工事で最も大切なことは、

『下地処理の技術力』『塗料と基材の相性に関する知識』です。

下地処理がしっかりできていないと、どんなに良い塗料を使用していてもわずか数年で塗膜が剝がれてしまい、また塗装をする羽目になってしまいます。

そしてこのような事例・ご相談は比較的多いというのが現状です。

そして、塗料と基材(外壁材や屋根材)の相性の知識があまりない業者の場合、専用の下塗り塗料を使用しなければいけない場面で一般的な下塗り塗料での塗替えで施工されることもあります。

先述しましたが、この知識が不足している業者に依頼してしまうと施工不良の原因に繋がります。

シャインの特徴

弊社シャインはとにかく『豊富な知識による質の高い施工』を大切にしています。

有資格者による確かな診断力を武器に、お客様に最も合った適切な施工を提案させていただきます。

さらに、知識をアップデートしていくために、最新の建材や施工方法などの研修を定期的に実施し、製品に関しては自社でしっかりと実験をしているので、カタログだけでは分からない情報をお伝えすることができるというメリットがあります。

ただ、品質重視のため施工期間が通常よりも長くなってしまうことがありますので、工事内容にもよりますが、短期間での施工を希望している場合には少しデメリットになってしまうかもしれません。

最後に

今回は、アイダ設計の標準仕様と、アイダ設計ならではの特徴やメンテナンスでの注意点などをご紹介させていただきました。

アイダ設計の標準仕様は窯業系サイディング耐久性の高いスレート屋根でした。

どちらも自浄作用や無機塗料でのコーティング塗装で耐久性を上げていますが、建材自体の耐久性はそこまで期待できないため、塗装の力に頼り切るのは危険です。

耐久性の高い塗装もきちんとメンテナンスを行わなければ効果を十分に発揮できず、高い費用が無駄になってしまうかもしれません。必ず定期的にメンテナンスを行うようにしましょう。

そして、外装メンテナンスの際はしっかりと現場を熟知した知識と技術のある業者に依頼することが成功のカギとなります。

アイダ設計にお住まいの方、これからアイダ設計でお家を建てる予定の方などの参考になれば幸いです!

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