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光触媒コートは定期的なメンテナンスと下塗り塗料の選定がカギ!アキュラホームの外壁と屋根の標準仕様・特徴やメンテナンス注意点などを徹底解説

ハウスメーカ―に関する情報

2024.05.11 (Sat) 更新

みなさんこんにちは!

流山市・柏市の屋根リフォーム・雨漏り専門店のシャインです!

気候がようやく春っぽくなってきたかと思えば、夏?と思うくらい暑い日や雨も多くなってきました!でも梅雨はまだ来ないでほしいです…

さて、本日のテーマは【アキュラホームの特徴・メンテナンスでの注意点についてです!

アキュラホームの住宅のメンテナンスでの注意点

アキュラホームは1978年に創業したハウスメーカーです。

「⾼性能で適正価格」を掲げ、徹底したコスト管理とアキュラホーム独自のフランチャイズネットワークを駆使して高品質な完全自由設計の住宅を適正価格で提供しています。

すべてのプランが施主の要望を汲み取りながら作っていくフルオーダーで、標準仕様のグレードを落とすことなく自在なプランを提案しています。

そんなアキュラホームにお住まいの方、またはご近所の住宅などがアキュラホームという方も多いのではないでしょうか?

アキュラホームのお住まいには、アキュラホームならではの様々な特徴があります。今回はアキュラホームの特徴をご紹介しながら、知って損はないメンテナンスの注意点なども解説していきます!

耐震性を高める要素を組み込んだ木造軸組工法

アキュラホームは、日本に古くから伝わる建築工法の「木造軸組み工法」を採用しています。

木造軸組み工法とは、基礎に柱を立て、その柱の上で梁という建材を横に渡して固定、さらに補強材として柱の間に筋交いという建材を斜めに渡した三種類の建材によって構成した骨組みで建物を支える構造です。

近年多くのハウスメーカーでは、2×4工法などの骨組みとパネルを合体させる「面で支える構造」が採用されており、実際、骨組みで支える構造は力が接合部に集中するため歪みやすく、面で支える構造と比べて地震や外部からの衝撃に弱いと言われています。

しかし、アキュラホームは耐久性や耐震性を高めるために様々な工夫を取り入れているため、従来の木造軸組み工法よりもはるかに外力に強く、耐震等級は最も高い耐震性能3を取得しています。※プランによります

アキュラホームの取り入れている工夫とは一体どのようなものなのでしょうか?以下で詳しく説明していきます▽

トリプルストロング床

建物の耐震性には「床の強度」が大きく関係しています。地震などによって床が歪んでしまうと、建物全体が捻じれてしまうからです。

アキュラホームでは、梁の上に構造用合板を固定して 柱・梁と床面を一体化させる「トリプルストロング床」を採用しています。

地震の横揺れなどの水平方向にはたらく力を「面」で受け止めて分散させることでねじれや歪みを抑え、一般的な木造軸組み工法の床工法に比べて約3倍の床倍率(床の強度を表す指標)を実現しています。

耐力壁

アキュラホームは木造軸組み工法に加えて、耐力壁をポイント部分にバランスよく配置して耐震性を強化しています。

そして、採用している耐力壁は「8トン壁」というアキュラホームオリジナルの高倍率耐力壁です。業界最強レベルの強度を謳っており、壁倍率(建築基準法で定められている耐力壁の強度)15倍に相当します。これは通常の合板壁6枚分と同等の強度です。

この8トン壁を採用することで建物の耐震性が上がるだけでなく、一枚の壁の強度がそれぞれ高いため使用する壁の量を減らすことができ、設計自由度の向上にも繋がります。

メタルウッド工法

先述したように、木造軸組み工法のような骨組みで支える構造は接合部から歪みが発生するのが懸念点とされていました。

一般的な木造軸組み工法は建材を削って凹凸を作り、凹凸同士をパズルのピースのように嵌め込んでいく接合方法ですが、凹凸を作るぶん結合部には欠損が生じます。この欠損率の大きさが、接合部の強度に関係していました。

そこで、アキュラホームは建材同士を金物を使って結合する「メタルウッド工法」を取り入れることで欠損率を木造軸組工法の約3分の1に抑え、接合部の強度を上げて歪みにくい構造体を実現しました。

アキュラホームの外壁の特徴

アキュラホームの外壁標準仕様は、ケイミューから販売されている窯業系サイディング、「光セラ18」です。

一般的なサイディングボードの厚みが14~16㎜なのに対し、「光セラ18」は18㎜で少し厚みが足されています。わずか2ミリ程度ですが、厚みが増すことで凹凸が深掘りになっているため、意匠性の高い外壁で重厚感のある外観に仕上がります。

また、着色層の上に「高耐候性コート」「セラミックコート」「光触媒コート」の計3つの層を形成しており、それぞれのはたらきによって汚れが付着しにくく、色褪せ・劣化の抑制などにも優れた効果を発揮する外壁材です。

それぞれの特徴については以下で解説していきます!▽

光触媒コートによるダブルクリーニング機能

光セラ18は、再表層に「光触媒コート」という光触媒塗料によるコーティングがされています。

光触媒コートは紫外線に当たると「汚れを分解する力」「汚れを洗い流す力」によって二段階でクリーニング機能を発揮します。これにより、汚れが付着しにくく、さらに簡単に汚れが落ちやすい塗膜を形成して外壁の耐久性を高めます。

クリーニング機能1・紫外線によって汚れを分解する

出典:ケイミュー

「光触媒(こうしょくばい)」というのは、簡単に説明すると「光を受けることで化学変化を起こして物質を変化させるはたらき」です。

これを光セラ18に置き換えると、日光(紫外線)を受けることで、光触媒塗料に含まれている酸化チタンが酸素・水分に反応して化学変化を起こし、有機有害物質を分解します。

有機有害物質とは雨だれ汚れや外壁の黒ずみの原因となる排気ガスなどの油分汚れのことで、これらを分解して無害化することで、付着力を低下させて汚れを落ちやすい状態にすることが出来ます。

クリーニング機能2・超親水性によって汚れを洗い流す

出典:ケイミュー

光触媒によって分解されて付着力の低下した汚れを、さらに光触媒コートの持つ超親水性によって洗い流していきます。

親水性とは水に馴染みやすい性質のことで、親水性に優れている塗膜は雨が降ると雨水が馴染んで表面に薄い水の膜が形成されます。

形成された水膜は汚れと外壁の隙間に入り込んで汚れを浮かせるので、雨と一緒に汚れを洗い流すことが出来るのです。

 

このように、第一段階で汚れを分解し付着力を下げ、第二段階で雨水によって浮かせて洗い流す

という一連の流れが、光触媒コートによる【ダブルクリーニング機能】の仕組みです。

セラミックコーティング

出典:ケイミュー

光セラ18は着色層の上に3つの層を形成していると先述しました。最表層は光触媒コートですが、そのすぐ下の層は「セラミックコーティング」の層となっています。

セラミックコーティングは無機塗料による塗膜で、無機塗料の特徴である紫外線に対する強い耐久性によって、外壁の色褪せや劣化を防ぐ役割を果たしています。

さらに、吸収した紫外線を熱などの他のエネルギーに変換する性質を持つ「無機系紫外線吸収剤」が塗膜内に添加されているため、無機系樹脂の効果だけではカットしきれなかった紫外線による劣化をダブルの効果で徹底的に防ぎます。

光セラ18のメンテナンス注意点

ひび割れしやすい

光触媒塗料は塗装後の塗膜が硬く、他の塗料に比べてひび割れしやすい傾向があるため注意が必要です。

光セラ18の外壁材は窯業系サイディングで、防水性がありません。塗膜のひび割れを放置していると隙間から雨水が浸入して外壁材の内部まで傷めてしまう原因になってしまいますので、ひび割れの発生は定期的にチェックして、見つけたらすぐ補修する必要があります。

塗膜のひび割れが起きる原因の多くは地震や立地環境による日々の細かな振動の蓄積などです。年数が経過してくると、これに加えてシーリングの収縮(による追従不足)なども原因になってきます。

地震などの自然現象は予測できないためどうにもできませんが、住宅の立地が線路沿いなど振動が常に伝わりやすい場所であり、且つひび割れを懸念している場合、再度光触媒塗料での塗装メンテナンスを行う予定であれば一度業者と相談することをおすすめします。

塗料の選定に注意

光触媒コートの効果の一つとして、「汚れを分解して付着力を下げる」というのがありましたよね。

この効果によって汚れにくい外壁を実現している訳なのですが、一方で塗料も汚れと判断して分解してしまうため、塗装メンテナンスを行っても塗膜の密着度が悪く数年で塗膜が剥がれたり浮いてしまったりという施工不良が発生してしまうという厄介な特徴があります。

では塗装メンテナンスは不可能なのか?というと、そうではありません。

塗装メンテナンスを成功させるカギは「下塗り塗料」です。下塗り塗料は既存塗膜と新しい上塗り塗料をしっかりと密着させるための接着剤のような役割を果しているため、密着性の高い下塗り塗料を使用することで光触媒コートの上からでも剝がれにくい塗装メンテナンスを行うことができるのです。

下塗り塗料には大まかにシーラーとフィラーに分かれていますが、光触媒コートの場合は密着性が高いシーラーを使用します。

しかし、数多く存在する塗装業者の中でもこの光触媒塗料の性質を理解していない、或いはそもそも知らないといった業者もいますので、

そのような業者に当たってしまうと下塗り塗料の選定がしっかりと行われず剥がれや浮きなどの施工不良に繋がってしまいます。提案時などに光触媒コートの性質を解説してくれるような業者だと安心です。

定期的なメンテナンスを行う

光セラ18は光触媒コートの効果によって耐用年数40年と言われています。

しかし、メンテナンスを一切行わずに40年間光触媒の効果がそのまま持続されるということはまずありません。

よって、チョーキング現象や色褪せも起きる可能性は0とは言えません。

さらに、ひび割れしやすい性質を持っていたり、サイディングボードのため目地シーリングが10年前後で破断や収縮などを起こすと、その隙間から内部に水分が吸収されて雨漏りが発生したり、冬場には「凍害」などの重度の劣化を引き起こします。

チョーキング現象


凍害

耐用年数を過信して劣化症状を放置しておくと後々大きな劣化に繋がる原因になってしまうので、本来であれば状況に応じて10~15年に一度くらいの頻度でメンテナンスをする事をおすすめしています。

定期的にメンテナンスを行うことで、光触媒の効果を常に最大限に発揮して長期間建物の美観を保ち、劣化を抑制することができるのです。

アキュラホームの屋根の特徴

アキュラホームの屋根の標準仕様は、ケイミューのスレート屋根「コロニアルシリーズ」の一つである【コロニアルグラッサ】です。

塗膜は三層で構成されており、最表面には紫外線に強い耐久性を発揮する無機系塗料によるコーティング層の「グラッサコート」が施されています。

スレート屋根でありながら色褪せや劣化に強く、長期にわたって美観を保つことができる屋根材です。

コロニアルグラッサのメンテナンス注意点

コロニアルグラッサは無機塗料コーティングが施されているため耐用年数は約30年と言われています。

しかし、屋根は気候や雨風の影響を最も受ける場所であるため、耐久性の高い塗装でも表面劣化は少しずつ出てきてしまいます。

さらに陶器瓦などのように屋根材そのものの耐久性が高いわけでもありません。一切のメンテナンス無しで30年間グラッサコートの効果を最大に維持して美観を保てるかと言われると難しいでしょう。

綺麗な状態で長持ちさせたいのであれば、10年~15年の間で一度メンテナンスを挟むことをおすすめします。

コロニアルグラッサのメンテナンス方法は、塗装・屋根カバー工法・屋根葺き替え工法どれでも可能ですが、既存状態や劣化の具合によって適切な方法を選びましょう。

例えば、既に雨漏りなどが発生してしまっている場合は、屋根内部の野地板が傷んでしまっている場合がほとんどですので、高確率でカバー工法か葺き替え工法でのメンテナンスになります。

事前に知識の豊富な業者に点検をしてもらい、どのメンテナンス方法が最も適しているかをしっかりと見極めてもらうようにしましょう。

メンテナンスは結局どこに頼むのが良いの?

アキュラホームの建築構造、外壁・屋根の標準仕様のメンテナンス注意点について解説してきました。

アキュラホームの外壁は光触媒塗料で塗装されていました。屋根にも無機塗料によるコーティングが施されており、外装材そのものの耐久性は高くないものの、塗装で耐久性を上げているものが多い印象でした。

これらは塗膜を劣化させないように定期的な点検やメンテナンスを行うことで美観を維持することが出来ます。

そして、メンテナンスを依頼する際には知識が豊富な業者に依頼しなければ、施工不良を起こすリスクを伴うこともあります。

確かな技術力を備えた信頼出来る業者を選ぶところから工事は始まります。メンテナンスをしてくれる業者選びというのは本当に重要なものなのです。

ハウスメーカーと弊社のような塗装屋のそれぞれのメリット・デメリットをまとめました。自分の希望に合うのはどちらなのか、業者を決める参考になればと思います!

ハウスメーカーのメリット・デメリット

ハウスメーカーに依頼する最大のメリットは何と言っても「家を建ててもらったところに依頼をする安心感」です。

信頼度やブランド力も含めて一番安心できるでしょうし、改めて業者を探す手間も省けます。

また、メーカーによっては延長保証を設けているところもありますので、工期が長引いても安心です。

デメリットとしては、施工を下請け業者に依頼するため、中間マージンが発生するぶん、他より費用がかなり高額な点です。

場合によってはさらその下に塗装会社が入って『孫請け』となることもあり、施工は別会社に依頼するため、ハウスメーカー自身の担当者は塗料や基材の知識が浅いこともよくあります。

外装工事で最も大切なことは、

『下地処理の技術力』『塗料と基材の相性に関する知識』です。

下地処理がしっかりできていないと、どんなに良い塗料を使用していてもわずか数年で塗膜が剝がれてしまい、また塗装をする羽目になってしまいます。

そしてこのような事例・ご相談は比較的多いというのが現状です。

そして、塗料と基材(外壁材や屋根材)の相性の知識があまりない業者の場合、専用の下塗り塗料を使用しなければいけない場面で一般的な下塗り塗料での塗替えで施工されることもあります。

先述しましたが、この知識が不足している業者に依頼してしまうと施工不良の原因に繋がります。

シャインの特徴

弊社シャインはとにかく『豊富な知識による質の高い施工』を大切にしています。

有資格者による確かな診断力を武器に、お客様に最も合った適切な施工を提案させていただきます。

さらに、知識をアップデートしていくために、最新の建材や施工方法などの研修を定期的に実施し、製品に関しては自社でしっかりと実験をしているので、カタログだけでは分からない情報をお伝えすることができるというメリットがあります。

ただ、品質重視のため施工期間が通常よりも長くなってしまうことがありますので、工事内容にもよりますが、短期間での施工を希望している場合には少しデメリットになってしまうかもしれません。

最後に

今回は、アキュラホームの標準仕様と、アキュラホームならではの特徴やメンテナンスでの注意点などをご紹介させていただきました。

アキュラホームの外壁は光触媒コートの施された窯業系サイディングでした。耐用年数40年と言われていますが、光触媒コートの効果が40年持つ可能性は極めて低いため、定期的なメンテナンスあってこその耐用年数と言えます。

また、メンテナンスの際には下塗り塗料の選定に注意しなければ早期劣化を引き起こしてしまいます。業者は慎重に選びましょう。

このような起こらなくても良い施工不良を防ぐためにも、外装メンテナンスの際はしっかりと現場を熟知した知識と技術のある業者に依頼することが成功のカギとなります。

アキュラホームにお住まいの方、これからアキュラホームでお家を建てる予定の方などの参考になれば幸いです!

シャインは流山市・柏市の屋根リフォーム・雨漏り専門店です

有資格者による確かな診断力を武器に、お客様に最も合った提案をさせていただきます。

そしてシャインは常時

『無料見積もり』『無料診断』『無料相談』  

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外壁塗装や屋根リフォームは、初心者の方にとっては不安な事も多いだろうと思います。

シャインでは、そんなお客様の疑問や不安に寄り添えるように、具体的で丁寧な説明・対応を心掛けております。

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