野田市 外壁付帯屋根塗装【タイル吹付仕上げのモルタル外壁をスーパーセランフレックスで塗装】
2025.02.11 (Tue)
千葉県野田市 O様邸 施工データ
工事内容 | 外壁塗装・屋根塗装・付帯塗装 |
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施工カラー | |
築年数 | 30年 |
メーカー・商品 | 外壁塗装:スーパーセランフレックス カラー:56 付帯塗装:セミフロンマイルド カラー:シェルライト 屋根塗装:エシカルプロクールF カラー:EPC104 |
外壁使用塗料 | スーパーセランフレックス カラー:56 |
屋根使用塗料 | エシカルプロクールF カラー:EPC104 塗料の特徴はこちらから! |
担当者より
この度、野田市O様邸の外壁付帯屋根塗装工事をご依頼頂きまして、無事に完工致しました。
O様邸は築30年程で、 15年ほど前に一度外装メンテナンスを行っており、今回は2回目のメンテナンスとのことでした。
外壁はモルタル壁で、タイル吹付が施されていました。ひび割れ、チョーキング、色あせなどの劣化が進んでいたため、水性無機塗料「スーパーセランフレックス」を使用して塗装メンテナンスを行いました。
屋根はスレート屋根で、各所で色褪せ・コケや藻、剥がれなどの劣化が始まっていたため、今回は上塗り塗料に節電や省エネに効果をもたらす遮熱塗料「エシカルプロクール」を採用し、メンテナンスを行いました。
また、棟板金はかなり大幅に浮いていたため、釘を新規で増し打ちして固定力を高めました。
外壁工事の概要
高圧洗浄
最大15Mpaの強い水圧で汚れを除去していきます。
洗浄工程は、必要に応じて薬剤等も使用しながら約1日かけて行われます。経年によりこびりついた汚れをしっかりと除去していくことが、塗料の密着に繋がるからです。
美観性・耐久性に優れた美しい塗装を施すには、この洗浄作業を徹底することが大きなポイントになります。
外壁塗装
下塗り
中塗り
上塗り
中塗り・上塗り塗料には「ダイヤスーパーセランフレックス」を採用、カラーは56番を使用しました。
ダイヤスーパーセランフレックスは、株式会社ダイフレックスの「ダイヤスーパーセラン」を2017年に戸建住宅用として改良した水性無機塗料です。
柔軟性に特化している塗膜なため、従来の無機塗料の「塗膜が硬いので割れやすい」というデメリットを解決し、無機塗料の高い耐久性を持ちながらも割れにくいという塗膜を実現しました。
吹付タイルとは?
吹付タイルは外壁の仕上げ方法の一種です。
下塗り後、セメントを主成分とする専用の塗料をスプレーガンで吹き付けて模様を作り、最後に上塗りを2回行って仕上げます。
「タイル」という名称が付いていますが一般的なタイル外壁とは見た目も施工方法も全く別物であり、タイルという名前は1960年代に西ドイツから導入された吹付タイルの塗料の名称、「ボンタイル」から由来していると言われています。
仕上げ塗装を2回行うため塗膜が厚く、表面が劣化しても仕上げ塗装のみの塗り直しである程度は元に戻るのが特徴です。
仕上げパターンは2種類あり、吹き付けた状態のまま特に手を加えない「吹き放し仕上げ」と、吹き付けた上から専用のローラーなどで塗料の玉を潰していく「ヘッドカット仕上げ」があります。
吹付塗装の種類と違い
吹付塗装は大きく3種類に分かれており、それぞれ特徴やメリットデメリットが異なります。
リシン吹き付け
モルタル壁の仕上げ塗装で最も一般的な方法です。
骨材と呼ばれる砂利や砂などの素材を混ぜた塗料を専用のスプレーガンで吹き付け、土壁のようなザラザラとした質感が特徴です。
塗膜が薄いためひび割れやすい傾向がありますが、塗料の中にアクリルゴムなどの弾性樹脂を混ぜ込んでだ「弾性リシン(ソフトリシン)」は追従性が高く、ひび割れに強い塗膜を形成します。
スタッコ仕上げ
骨材に加えて、セメントや砂・石灰・水を混ぜて作られた素材を吹き付けた仕上げ塗装です。
リシン仕上げと見た目が似ていますが、リシン吹付よりも塗膜が厚く凹凸のハッキリとした重厚感のある仕上がりになります。
また、凹凸の隙間をしっかりと埋めるために通常の塗装よりも多くの塗料を必要とします。
吹き付けタイル仕上げ
リシン吹付・スタッコ吹付との大きな違いは、「仕上げ塗装を2回行う」という点です。通常の塗装は3工程で仕上げますが、タイル吹付は全4工程になります。
また、スタッコ吹付やリシン吹付は塗料の中に骨材やセメントが混ざっているためザラザラとしていますが、吹き付けタイルは骨材が入っていないため、滑らかな凹凸で表面が艶のある仕上がりになります。
吹付タイルのメンテナンス注意点
高圧洗浄を入念に行う
吹付塗装全般に言えることでもありますが、表面に凹凸が出来るためその隙間に汚れが溜まりやすい傾向があります。
タイル吹付は表面に艶がありツルツルしているため、他の吹付仕上げよりも汚れが落ちやすいという特徴がありますが、放置しておくとカビやコケの原因になってしまいます。
またメンテナンスの際に汚れが残ったまま塗装を行ってしまうと膨れ・剥がれなどの原因にもなってしまいますので、メンテナンス前には高圧洗浄で徹底的に汚れを落としてから塗装を行うようにしましょう。
下塗り塗料の選定
下塗り塗料は外壁の状態に合った適切な塗料を選ぶようにしましょう。
微細なひび割れが多くみられるとき、全体的に劣化が進んでしまっているとき、などでどのような下塗り塗料の選定するかは微妙に異なりますので、
提案を受ける際は下塗りがきちんと適しているものなのかを確認して、説明をしてもらうようにしましょう。
屋根リフォーム工事の概要
高圧洗浄
外壁同様に強い水圧によって汚れを除去していきます。
屋根板金塗装
下塗り
中塗り
上塗り
屋根塗装
下塗り
中塗り
上塗り
中塗り・上塗り塗料にはエシカルプロクールFを使用、お色はを104番を使用しました。
エシカルプロクールFはヒートアイランド現象対策のために設計された環境にやさしい水性塗料です。
放熱にこだわって開発された冷めやすい塗料で、その他にも超低汚染・セルフクリーニング・防藻・防カビなど様々な防汚染力を備えています。
付帯工事の概要
その他付帯塗装
雨樋の塗装
水切りの塗装
雨戸の塗装
トタン屋根の塗装
換気フードの塗装
完成
最後に点検をして完成です。
塗装をしないコンクリート床等は高圧洗浄にて経年の汚れをキレイに落としました。
野田市のO様、この度の外壁屋根付帯塗装工事の際は大変お世話になりました。
アンケートも丁寧にお答え下さり嬉しく思います。
今後ともシャインを宜しくお願い致します。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!