印西市 外壁付帯塗装・屋根カバー工事【弾性スタッコの外壁を透湿性塗料で塗装・ディプロマットスターでカバー工法】
2025.05.21 (Wed)
千葉県印西市 F様邸 施工データ
工事内容 | 外壁塗装・付帯塗装・屋根改修(カバー工法) |
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施工カラー | |
築年数 | 不明 |
メーカー・商品 | 外壁塗装:高弾性ファインシリコンフレッシュ カラー:ND-111 屋根改修工事:ディプロマットスター カラー:エバーグリーン 付帯塗装:ファインパーフェクトトップ カラー:ND-155 |
外壁使用塗料 | 高弾性ファインシリコンフレッシュ カラー:ND-111 |
屋根使用塗料 | ディプロマットスター カラー:エバーグリーン 塗料の特徴はこちらから! |
担当者より
この度、印西市F様邸の外壁付帯塗装・屋根カバー工事をご依頼頂きまして、無事に完工致しました。
F様邸の外壁は「弾性スタッコ」と呼ばれる蓄熱性の高い下地の外壁でした。弾性スタッコは塗膜の熱膨れリスクがある外壁なので、透湿性の高い塗料にて塗装メンテナンスを行いました。
屋根はコロニアルで、以前はソーラーパネルが設置されていました。前回塗装時にパネルがあった部分に塗装がされていなかったため劣化が非常に顕著で、屋根材に割れや欠けが見られたこともあり、今回は「ディプロマットスター」を使用したカバー工法による屋根改修工事を行うことになりました。
また、棟板金の結合部にコーキングが打たれておらず、棟板金が浮いてしまい強風で飛ばされてしまう恐れがありましたので、その補修も併せて行いました。
外壁工事の概要
高圧洗浄
外壁塗装で最初の工程が高圧洗浄で、最大15Mpaの強い水圧によって約1日かけて洗浄が行われます。※必要に応じて薬剤も使用します。
こびりついた汚れをしっかりと除去していくことが、塗料の密着に繋がり、
美観性・耐久性に優れた美しい塗装を施すには、この洗浄作業を徹底することが大きなポイントになります。
外壁補修(クラック補修)
外壁にクラックが見られたため、切り込みを入れた後、専用のパテにて補修を行いました。
切り込みを入れるのはパテの密着力を上げるためです。
外壁塗装
F様邸の外壁は弾性スタッコでした。
弾性スタッコは蓄熱性が高く、塗り替えをすると膨れや剥がれが生じる可能性があります。今回は透湿性が良い「高弾性ファインシリコンフレッシュ」を使用、上塗りは2回行いました。
下塗り
中塗り
上塗り(1回目)
上塗り(2回目)
屋根リフォーム工事の概要
高圧洗浄
役物撤去
既存屋根に設置されていた屋根板金とその内部の木材の貫板(芯木)、先端部のケラバなどの役物を一旦すべて取り外します。
雪止めが設置されている場合は雪止めも撤去します。
すべての役物の撤去が完了したら、細かなゴミなどを綺麗に掃除します。
ルーフィング(防水シート)の貼り付け
既存の役物をすべて撤去した後、新しい防水シート(ルーフィング)を全体に敷いていきます。
現在は防水性に特化した塗料が沢山発売されていますが、塗装だけでは完全に雨水をシャットダウンすることはできません。横殴りの暴風雨などで雨水が吹き込んできた際には、ルーフィングが内部に水が侵入するのを防ぎます。
雨水の浸入を防いで雨漏りを防いでいるのはルーフィングと言っても過言ではありません。まさに『縁の下の力持ち』といえる存在なのです。
役物取り付け
谷板金の取り付け
軒先板金の取り付け
防水シート(ルーフィング)を貼り付けたのち、本体を取り付ける前に取り外した役物(軒先板金や谷板金)を再度取り付けます。
本体加工・取り付け
新しい屋根材を屋根の形に合わせながらカットして設置していきます。
今回新しい屋根材として、D’Sルーフィングより販売されている石粒付き金属屋根の『ディプロマットスター』で施工、お色はエバーグリーンを使用しました。
棟下地・棟包の再設置
既存の棟板金・棟包み等を再設置し、板金同士の繋ぎ目部分や釘頭にシーリング処理を行います。
釘頭にコーキングを盛り付ける事により、抜け防止や微細な雨水の侵入を防ぐ役割をするため、コーキング処理を怠るとそこからまた水が入り劣化が始まってしまいます。
シャインではこれを標準施工として行っています。
付帯工事の概要
その他付帯塗装
換気フードの塗装
破風板の塗装
鼻隠しの塗装
霧除けの塗装
雨樋の塗装
雨戸の塗装
完成
最後に点検をして完成です。
塗装をしないコンクリート床等は高圧洗浄にて経年の汚れをキレイに落としました。
印西市のF様、この度の外壁付帯塗装・屋根カバー工事の際は大変お世話になりました。
アンケートも丁寧にお答え下さり嬉しく思います。
今後ともシャインを宜しくお願い致します。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!