施工事例WORKS

この度、流山市E様邸の外壁付帯屋根塗装工事をご依頼頂きまして、無事に完工致しました。

E様邸は築13年で、今回がはじめての外装メンテナンスでした。

外壁は窯業系サイディングで、1階のみがタイル張りのデザイン性が高く重厚感や高級感のある外壁という異なるデザインが印象的な外壁でした。

サイディングの外壁に大きな反りが見られズレも生じており今回は釘の増し打ちにて補強を行いました。

また、付帯部の幕板と外壁の間には隙間があり雨水が幕板内部へ侵入し水を吸収してしまい、このまま塗装しますと塗膜膨れや破損のリスクがあるため三角シーリングにて雨水の侵入を防ぐ補修を行いました。

外壁工事の概要

高圧洗浄

外壁塗装で最初の工程が高圧洗浄で、最大15Mpaの強い水圧によって約1日かけて洗浄が行われます。※必要に応じて薬剤も使用します。

こびりついた汚れをしっかりと除去していくことが、塗料の密着に繋がり、

美観性・耐久性に優れた美しい塗装を施すには、この洗浄作業を徹底することが大きなポイントになります。

外壁補修（釘補強）

外壁に大きな反りやズレが見られたため、釘の増し打ち補強を行い釘頭に浸水しないようシーリング処理を行います。

釘増し打ち

釘頭シーリング処理

完成

シーリング補修（幕板上部）

幕板上部のシーリング補修を行いました。ここは隙間が出来やすく、雨漏りの発生原因となりやすい箇所です。

プライマー塗布

シーリング充填

完成

外壁塗装

下塗り

中塗り

上塗り

中塗り・上塗り塗料には「ダイヤスーパーセランフレックス」を採用、カラーはホワイト系の90番を使用しました。

ダイヤスーパーセランフレックスは、株式会社ダイフレックスの「ダイヤスーパーセラン」を2017年に戸建住宅用として改良した水性無機塗料です。

柔軟性に特化している塗膜なため、従来の無機塗料の「塗膜が硬いので割れやすい」というデメリットを解決し、無機塗料の高い耐久性を持ちながらも割れにくいという塗膜を実現しました。

ハイブリッド塗料【スーパーセランフレックス】とは？

ダイヤスーパーセランフレックスとは株式会社ダイフレックスから販売されている水性無機塗料で、2002年に販売された「ダイヤスーパーセラン」を戸建住宅用として改良したものです。

無機塗料でありながら高い柔軟性を持ち、その上汚れにくく耐候性に特化しているため、戸建て住宅の塗装に最適な塗料と言われています。

また水性塗料はベースが水なので、塗料特有のツンとしたシンナー臭がほとんどありません。よって塗装中も臭いが気になることもなく、近隣住民や環境にも配慮した塗料となっています。

スーパーセランフレックスが「ハイブリッド塗料」と言われる理由

基本的に塗料は【無機塗料】と【有機塗料】の2種類に分けられます。

一般的によく見られる塗料は有機塗料と呼ばれるもので、樹脂を主成分としています。柔軟性に優れているため伸縮性のある塗膜でひび割れの発生を防ぎます。

しかし反対に、樹脂は紫外線には弱いので耐久性が低く、変色や劣化が起こりやすいという特徴があります。

無機塗料はガラスや石などの「無機物」を主成分とした塗料で、色褪せや劣化に非常に強い抜群の耐久性が最大の特徴です。反対に塗膜が硬いため、ひび割れしやすいという点がデメリットです。

従来のスーパーセランシリーズでは、この相反する性能を両方取り入れていましたが、お互いがお互いの短所をカバーしていたため、有機成分・無機成分共にそれぞれの効果を最大限に引き出すことが出来ませんでした。

そこでダイフレックスは無機塗料の柔軟性を高めることに注力し、柔軟性の高い樹脂を低汚染性物質でコーティングした新技術【無機複合コアシェル構造】を開発しました。

その技術を取り入れた「ダイヤスーパーセランフレックス」は無機塗料の高い耐候性・耐久性などの特性を減らす事なく、柔軟性に優れたひび割れしにくい塗膜を作り出すことが可能となりました。

そして、有機塗料と無機塗料の両方の特性を最大限に併せ持ったことで、ハイブリッド塗料と呼ばれるようになったのです。

スーパーセランフレックスの特徴

優れた透湿性

塗料における「透湿性」とは、水分は通すことなく、水蒸気や湿気のみを逃がすという通気性と防水性の両方を兼ね揃えた性質のことです。

スーパーセランフレックスは様々な上塗り塗料の中でも極めて優れた透湿性を持っているため、塗膜膨れや凍害などの内部結露が原因となる劣化を抑えることが出来ます。

セルフクリーニング機能

スーパーセランフレックスは親水性を備えているため、雨が降った際に雨水を弾かずに塗膜表面にじわーっと広がって薄い膜を形成します。

この膜が汚れを防ぎ、さらには雨が降ると付着した汚れを雨と一緒に洗い流す機能を「セルフクリーニング機能」と言います。

屋根リフォーム工事の概要

高圧洗浄

外壁同様に強い水圧によって汚れを除去していきます。

屋根板金補修

釘の増し打ち

釘頭シーリング処理

釘の増し打ちにて補強したのち、釘頭にシーリング処理を施しました。

釘頭のシーリング処理は釘穴の隙間からの水分の侵入を防ぎ、雨漏りを予防する役割を持っています。また、シャインではこれを標準施工として取り入れています。

屋根板金塗装

屋根塗装

下塗り

中塗り

上塗り

中塗り・上塗り塗料には外壁とエシカルプロクールを使用、お色はを104を使用しました。

放熱にこだわって開発された冷めやすい塗料で、その他にも超低汚染・セルフクリーニング・防藻・防カビなど様々な防汚染力を備えています。

付帯工事の概要

ベランダ防水塗装

高圧洗浄

下塗り

中塗り

上塗り(トップコート)

完成

その他付帯塗装

雨樋

幕板

軒天

縦樋

シャッターボックス

水切り

完成

最後に点検をして完成です。

塗装をしないコンクリート床等は高圧洗浄にて経年の汚れをキレイに落としました。

流山市のE様、この度の外壁付帯屋根塗装工事の際は大変お世話になりました。

アンケートも丁寧にお答え下さって、ご満足との評価もいただけて嬉しく思います。

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今後ともシャインを宜しくお願い致します。

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