千葉市 外壁屋根塗装【外壁を美しく保つクリヤー塗装と、太陽光パネル付き屋根の塗り替え】
2025.10.10 (Fri)
千葉県千葉市 Y様邸 施工データ
工事内容 | 外壁塗装・屋根塗装・付帯塗装 |
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施工カラー | |
築年数 | 築18年 |
メーカー・商品 | 外壁塗装:UVプロテクトSiクリヤー カラー:クリヤー 屋根塗装:ファインパーフェクトベスト カラー:ディープグレー 付帯塗装:ファインパーフェクトトップ カラー:ND-155・19-60B ケンエースGⅡ カラー:N-90 |
外壁使用塗料 | UVプロテクトSiクリヤー カラー:クリヤー 塗料の特徴はこちらから! |
屋根使用塗料 | ファインパーフェクトベスト カラー:ディープグレー 塗料の特徴はこちらから! |
担当者より
この度、千葉市Y様邸の外壁付帯屋根塗装工事をご依頼頂きまして、無事に完工致しました。
Y様邸の外壁は窯業系サイディングで、意匠性の高い外壁は状態が良好なためデザインや色合いをそのまま活かした仕上がりに出るクリヤー塗装を行いました。
屋根はスレート屋根で、太陽光パネルが設置されていました。
スレート屋根の状態は大きな割れなどは見受けられず良好でしたが、全体にコケの発生が見られ表面のコーティングが落ちており水分を吸収しやすくなっていましたので「ファインパーフェクトベスト」にて塗装メンテナンスを行いました。
外壁工事の概要
高圧洗浄
最初の工程として、最大15Mpaの強い水圧で薬剤等も使用しながら汚れを除去していきます。
洗浄工程は、約1日かけてしっかりと行われます。経年によってこびりついた汚れをしっかりと除去することが塗料の密着に繋がるからです。
この洗浄作業を徹底することが美観性・耐久性に優れた美しい塗装を施すための大きなポイントなのです。
外壁補修(クラック補修)
外壁の一部でクラックが発生していたのでパテで補修を行いました。
外壁塗装
Y様邸の外壁は高意匠サイディング(=デザイン性の高いサイディングボード)なため模様や外壁の風合いをそのまま活かした仕上がりに出るクリヤー塗装を行いました。
塗装前に塗布テストを行ったのち、クリヤー塗料で塗装を行いました。
【UVプロテクトSiクリヤー】
1回目の塗装
2回目の塗装
『UVプロテクトSiクリヤー』は、高意匠サイディング(=デザイン性の高いサイディングボード)のデザインを活かしたまま保護するために開発された、高性能なクリヤー塗料です。
加工が容易なサイティングボードは、意匠性が素材の魅力です。それを塗りつぶすのではなく魅力はそのまま、つやなどによってさらに引き立てます。
塗膜を劣化させる紫外線をカットするので塗膜が傷みにくく、同時にサイディングボードの劣化も防ぎます。
UVプロテクトSiクリヤーは「艶あり」「3分艶」「艶なし」の3種類から選択でき、Y様邸は「艶あり」にて施工を行いました。
★UVプロテクトクリヤーについて詳しくはこちら!▽
外壁のデザイン性を大切にしたい方に!UVプロテクトクリヤーを解説
後打ちシーリング補修(打ち替え・増し打ち)
本来の外壁塗装の場合、シーリングは先打ち(塗装より前にシーリングをすること)で行われることが多く、これはシーリングを塗装で覆うことでシーリングを保護するという目的もあるのですが、
クリヤー塗料はシーリングの上から塗装すると劣化の原因になってしまうため、クリヤー塗装を行う際は基本的に塗装後にシーリング(後打ちシーリング)を行います。
シーリングに劣化が見られたため、目地部分を打ち替え、サッシ廻りを増し打ちにて補修を行いました。
【打ち替え】
既存のシーリング撤去
プライマー塗布
新しいシーリングを充填し丁寧に均す
【増し打ち】
プライマー塗布
新しいシーリングを充填し丁寧に均す
屋根リフォーム工事の概要
屋根施工前
太陽光パネルの脱着
既存の太陽光パネルを撤去しました。
取り外したパネルは基本的に敷地内での保管となりますが、現場が狭い場合はパネルの一時預かりも可能ですので、安心してご相談下さい。
高圧洗浄
外壁同様に強い水圧によって汚れを除去していきます。
タスペーサー設置
屋根補修
太陽光パネルの金具にシリコンにてシール補修を行いました。
屋根補修(クラック補修)
一部の表面にクラックが見られたため、専用のパテにて補修しました。
屋根塗装
下塗り
中塗り
上塗り
中塗り・上塗りには外壁塗料同様に日本ペイント「パーフェクトシリーズ」から、屋根用塗料ファインパーフェクトベストを使用。お色はディープグレーをお選び頂きました。
ファインパーフェクトベストはラジカル制御機能を備えており、シリコン塗料を超える優れた耐候性で紫外線による塗膜劣化を抑制します。
ラジカルを抑えて耐候性を高めた【ファインパーフェクトベスト】とは
ファインパーフェクトとは日本ペイントが開発した「パーフェクトシリーズ」塗料の一種で、ウレタン塗料やシリコン塗料などの一般的な塗料グレードよりもさらに強い耐候性を備えた【ラジカル抑制型塗料】であり、紫外線に強く色褪せや塗膜の劣化を防ぎます。
ファインパーフェクトベストの名称の「ベスト」とは「カラーベスト」(スレート屋根の一種)から来ていますが、スレート屋根の他にも瓦屋根やトタン屋根など様々な屋根材に使用することが出来ます。
ラジカル制御型塗料とは?
ファインパーフェクトベストはラジカルの発生を抑制する働きを備えていますが、そもそも【ラジカル】とは何なのでしょうか。
ラジカルとは、塗料に含まれる顔料の中でも白色にするために使用される酸化チタン(白色顔料)が、紫外線などを吸収することで発生するエネルギーのことです。
ラジカルは塗料内の樹脂や顔料の有機物を分解させる性質を持っており、粉状になった顔料が塗膜表面に現れる「チョーキング現象」の発生は、このラジカルの性質によるものと言われています。
このラジカルの発生を制御することで、塗膜の劣化を抑えることが出来ます。そこで、ファインパーフェクトベストは2つの機能でラジカルの発生を防いでいます。
1.ラジカル抑制型酸化チタン
ファインパーフェクトベストの塗料内に含まれる酸化チタンは表層にバリアー層を備えており、その中にラジカルを閉じ込めます。
これを「ラジカル抑制型酸化チタン」といい、紫外線の吸収によってラジカルが発生してもバリアー層がラジカルを閉じ込め、塗料内に分散されることを防ぎます。
2.光安定剤(HALS)
光安定剤(HALS)は、酸化チタンが閉じ込めきれずに漏れ出したラジカルを抑え込む役割を持っています。
ファインパーフェクトベストには複数の光安定剤(HALS)が配合されており、塗膜の破壊を抑えます。
このように2つの物質による2段階のはたらきによって、ラジカルの発生を最低限に抑えて塗膜の劣化を防いでいるのです。
ファインパーフェクトベストのメリット2選
コストパフォーマンスの高さ
ラジカル制御型塗料の耐候性は、フッ素塗料とシリコン塗料の間に相当します。
塗料は本来グレードと並」て価格も高くなりますが、ファインパーフェクトベストはシリコン塗料よりも優れた耐候性を持ちながらも、価格帯はシリコン塗料と同等です。
「フッ素塗料は高くて手が届かないけど耐候性や耐用年数を重視したい」というコストパフォーマンスを重視する方に非常にオススメです。
豊富なカラーバリエーション
ファインパーフェクトベストの色展開は全26色で、屋根塗料としては珍しい明るいイエローやブルーなども取り扱っています。
豊富なカラーからお選びいただけるため、デザイン性の高いお家にしたい方や色にこだわりたい方にはおすすめです。
★ファインパーフェクトベストについて更に詳しくはこちらのブログをご覧ください!▽
ラジカル制御技術を生かした高耐候性が強み!ファインパーフェクトベストについて
屋根施工後
太陽光パネル再設置
太陽光パネルを再設置して完成です。
付帯工事の概要
ベランダ防水塗装
高圧洗浄
下塗り
中塗り
上塗り(トップコート)
完成
その他付帯塗装
破風板
雨樋
鼻隠し
軒天
霧除け
水切り
完成
最後に点検をして完成です。
塗装をしないコンクリート床等は高圧洗浄にて経年の汚れをキレイに落としました。
千葉市のY様、この度の外壁付帯屋根塗装工事の際は大変お世話になりました。
アンケートも丁寧にお答え下さり嬉しく思います。
今後ともシャインを宜しくお願い致します。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!