あなたの家は大丈夫?強風の日には屋根に注意が必要な理由
2023.02.07 (Tue) 更新
みなさんこんにちは!
本日のテーマは【強風の日に気を付けるべき屋根材】についてです!
目次
強風で屋根が飛んだ!それって実は….
最近、風が強い日が多いですよね!
強風の日は、洗濯物や布団などが飛ばされないようにと皆様注意していると思いますが、
屋根にも寿命が原因で強風の際に飛ばされてしまう部材がある事をご存知ですか?
想像しただけで恐ろしい話ですが、メンテナンスを怠ったまま放置しておくと起こり得ることなのです。
実際、強風や台風の日の後には「先日の強風で屋根が飛んだ」とのお問い合わせも頂いております。
今回はその要注意な部材についてのお話です。
屋根よりも早く寿命が来てしまう部材とは?
それは『棟板金』という部材です。
まず、棟板金とはどこにあるのか?どんなものなのか?という話ですが、
下の画像のように、屋根の一番高い場所に取り付けられている部材です。
屋根の内部へ雨水が侵入してくるのを防ぐために被せられているとても重要な部材なのですが、
屋根の最も高い位置にある為見る機会がほとんどないこともあり、お客様も普段気に掛ける事のない箇所ではないでしょうか?
しかし、実はこの棟板金こそが、屋根材よりも早く寿命が来てしまう部材なのです。
『屋根が飛ぶ』という事はこの『棟板金』が寿命によって強風で飛ばされてしまう…ということを表しています
こちらの画像をご覧ください。
一枚目は屋根から剥がれてしまった状態の棟板金、二枚目の画像は完全に剥がれて飛んでしまった棟板金です。
このように大きな部材なので、飛ばされてしまうとご自宅だけでなくご近所様に多大な危険を及ぼす可能性がございます。
棟板金が屋根材よりも寿命が早い理由
先述致しました通り、棟板金は屋根材よりも早く不具合を起こしてしまい、先に寿命が来てしまう部材です。
その理由は先ほどの一枚目の画像にある棟板金の下の木材にあります。
『棟板金』の下には下地材というものが入っていて、その下地材によって棟板金は固定されています。
そして、下地材には、通常は木材が使用されています。
取り付けたばかりの状態では新品で綺麗な木材なのですが、そこから屋根は長い期間、風雨に晒されていきますよね。
そうすると、棟板金と木材を固定している釘穴の隙間から水が浸入していき、少しずつ腐食していってしまうのです。
棟板金と下地材はぴったりと固定されているため、そんなところから水が浸入してしまうのかと疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、
釘穴のようなごくわずかな隙間からも、水は入ってしまうのです。
そして、木材は水に触れる事により腐食していくので、年月が経過していくにつれて木材は腐食していき、それが棟板金の不具合に繋がります。
これは屋根が不具合を起こすより前に起こることがほとんどなので、棟板金の方が屋根材よりも先に寿命が来てしまうのです。
なぜ木材が腐食することで棟板金の不具合が起こるの?
木材が水に触れて腐食が進んでいくと、棟板金と木材を止めている釘穴がだんだんと緩んでいきます。
そうすると、釘を止めている力もだんだん失われ、釘が浮いてきてしまいます。
そして固定力がなくなった不安定な棟板金は屋根から剥がれてしまったり、最終的には風の力に耐えられず飛ばされてしまうのです。
強風により飛ばされてしまった棟板金が、ご近所の家や、更には歩いている人に当たってしまったら…?
こんなに恐ろしい事はないです。
棟板金、不具合の予兆とは?
棟板金は見えない部分がゆえに、傍から見たらある日突然飛んだ!と思うかもしれません。
しかし、下地が木材である場合、棟板金は日々少しずつ劣化・消耗しているのです。
下記の画像をご覧ください。
まず、一枚目の様に棟板金に打ち込まれている少しずつ釘が浮いてきます。
そしてこのまま放ってくと、二枚目の様に釘が飛び出してしまうのです。ここまでくるとかなり危ない状態ですね。
よって、この釘の「浮き」こそが棟板金の不具合の予兆なのですが、先述致しました通り棟板金は屋根の最も高い位置にある部材なので、自分で発見することはほぼ不可能です。
ならば、このような事態を事前に防ぐにはどうすればよいのでしょうか??
定期的なメンテナンスで棟板金の下地確認を!
このような事態を事前に防ぐためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
おすすめは、みなさま一度目は塗装メンテナンスをご選択されることが多いと思いますが、
その塗装メンテナンスの際に、棟板金の下地確認を行ってくれる業者を選ぶことです!
なぜなら実際に棟板金の中がどのようになっているのかは、結局は開けて確認してみないと分からないからです。
シャインでは、現地調査の際に棟板金の状態、例えば
・釘が浮いているか
・棟板金自体が浮いていないか
などを確認し、必要であれば触診を行って、状態が良好かそうでないかを診断させていただいております。
その際に木材が腐食で黒ずんできていたり、水が浸入している跡があるようでしたら、
十数年後となる次回のメンテナンスまでに下地が持つ可能性は残念ながら低いと考えられますので、下地の交換をお勧めしています。
シャインでは、棟板金の下地交換の際には、従来の木材下地ではなく、耐食性に優れたガルバリウム鋼板の下地材、「ガルベース」を採用しております。
ガルベースは木材のように水に触れて腐食することがなく、さらに年数が経過しても樹脂のようにひび割れたりすることもない、優秀な棟板金下地材になります。
ガルベースに関してはこちらの記事でさらに詳しく解説しています!▽
屋根は、どうしてもご自身で確認することが難しい部位です。
もし今回の記事を読んで少しでも不安を感じるようでしたら、いつでも点検をさせていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。
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外壁塗装や屋根リフォームは、初心者の方にとっては不安な事も多いだろうと思います。
シャインでは、そんなお客様の疑問や不安に寄り添えるように、具体的で丁寧な説明・対応を心掛けております。
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