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瓦屋根から雨漏り【施工事例で詳しく解説】

2025.07.18 (Fri) 更新

みなさんこんにちは!

流山市・柏市の屋根リフォーム・雨漏り専門店のシャインです!

本日も雨漏りについて、シャイン流山店長堀越が担当したお客様の施工事例を詳しく解説していきます!

さて、本日のテーマは【雨漏り~瓦屋根編~についてです!

瓦屋根から雨漏りの原因

瓦屋根からの雨漏りには、いくつかの原因が考えられます。
雨漏り専門店のシャインでは特に原因の多い【瓦の割れ・ズレ】【ルーフィング(防水紙)の劣化】【漆喰の劣化】【棟瓦の不具合】の4つの箇所について詳しく解説していきます。

瓦のひび割れ・脱落

瓦屋根は耐久性の高い屋根材ですが、強風による飛来物などが当たると瓦がひび割れたり欠けたりしてしまう可能性があります。

また、築年数の古い住宅だと施工方法や経年劣化などによって瓦の固定力が十分でない場合があります。すると、浮いてしまっている瓦が強風や台風によって吹き飛ばされてしまったり落下してしまうという事例も多く見られます。

ひび割れた瓦放置していると、他の瓦に影響して瓦のズレや別部分の破損に繋がってしまうだけでなく、ひび割れや脱落している箇所から内部に雨水が侵入して防水シートの劣化や雨漏りを引き起こす可能性もあります。

どの部分が割れやすいの?

最も割れやすい箇所は【棟瓦】です。

棟瓦は屋根の頂点にあるため接合部分が多く地震の揺れや台風の影響を最も強く受けます。揺れ幅が大きくなるのも要因の一つです。

元々、関東と九州では瓦の固定方式が異なるケースが多々存在します。

九州では、台風が直撃しやすい地域という事もあり、瓦一枚一枚を固定して強固にする傾向があります。

しかし関東は台風の直撃より地震対策の為、瓦全体を固定させず耐震構造を維持するため瓦は乗せて重ねるだけという事が殆どです。
(瓦先端部と漆喰を頼りにした固定方式です)

また、積み上げ構造(のし瓦+冠瓦)により高く積み上げられているため不安定になり、自重が集中し下の瓦に圧力がかかってしまいます。

そのため、瓦の棟の部分は大きく力が掛かりズレやすい傾向があります

次に割れやすい箇所は【ケラバ瓦(屋根の端)】です。

ケラバ瓦は瓦屋根の端部にあるため、強風など直接受けやすく長年の風雨や紫外線によって瓦が脆くなり、ひび割れや破損が起こり最悪の場合、瓦が落下します。

特に古い住宅では、鉄釘などで固定されていることが多く、釘が錆びて膨張し、瓦を内側から割ってしまったり固定力を失うことがあるのです。

瓦にも凍害はあります!

瓦屋根の凍害とは、瓦に吸収された水分が凍結と融解を繰り返すことで、瓦の表面や内部にひび割れ・剥離・崩壊が発生する現象です。

特に寒冷地では被害が多く見られますが、寒冷地以外でも凍害は起こります。

※山間部や内陸部など、冬になると急激に冷え込む地域ではこういった凍害が多く発生します。

凍害が起こりやすい瓦って?

凍害が起こりやすい瓦は【素焼瓦(無釉薬瓦)】です。

素焼瓦は釉薬をかけずにそのまま焼き固めているため吸収性が高いため凍害が起こりやすくなります。

また、【いぶし瓦】も素焼瓦に燻し処理を施したものなので無釉薬瓦であり吸収性が高く凍害が起こります。

では、陶器瓦(釉薬瓦)】は凍害が起こらないのでしょうか?

陶器瓦とは、瓦表面に釉薬(ゆうやく)という薬剤を塗り高温の窯で焼き固めて生成するため表面がガラス質となり防水性が高くなり凍害リスクも低くなります。

しかし、本来凍害に強い陶器瓦でも経年劣化により瓦表面の釉薬に微細なヒビが入ることがあり、そこから水が浸入し凍結と融解を繰り返し表面の剥がれから割れに繋がります。

家は陶器瓦だから安心!と思わず定期的なメンテナンスを行いましょう。

★凍害について詳しくはスタッフブログをご覧ください!▽

寒冷地にお住まいの方は要注意!凍害の劣化症状を徹底解説

ルーフィング(防水紙)の劣化

新品のルーフィングは弾力性がありしなやかですが、年数が経つにつれて弾力性が無くなり、硬くゴワゴワとした手触りになります。

すると、柔軟性を失ったルーフィングは少しの衝撃で破れやすくなってしまいます。

ルーフィングのすぐ下には野地板と呼ばれる屋根の下地材があり、ルーフィングが破れてしまうと、そこから雨水が野地板に染み込んでしまいます。

野地板は木材なので水分を含んだままの状態が続くと腐食が進んでしまい、最終的に雨漏りが発生してしまうのです。

(堀越支店長と事務M子様のプチ会話)

事務M子:瓦って塗装が必要ないって聞いてましたけど・・・

堀越支店長:そうですね。自体は基本的に塗装は必要ないね

事務M子:では雨漏りの心配はないと思ってましたけど?

堀越支店長:そうだね。皆様そう考えている方が多いようだけど、屋根の下の【防水紙】には寿命があるからね。どうしても年数が来ると防水紙が破けてしまい雨漏りの原因となることが多いね。

事務M子:瓦だから雨漏りの心配がないって事ではないんですね。

堀越支店長:そうだね。瓦屋根でも年数が経てば雨漏りは警戒する必要があるね。

事務M子:分かりました。ありがとうございます!

【雨漏り無料診断実施しております。皆様お気軽にお問合せ頂ければと思います!】

ルーフィング(防水紙)の劣化箇所

※上記写真は屋根の破損で多く見受けられる事象の【ケラバ】です。

ケラバとは、破風板とも言い屋根の横の部分。屋根の一番先端部の部位に当たります。

また風が巻き込み一番隙間が生まれやすい場所でもあります。

ルーフィングは屋根材から露出しやすく露出した部分に直射日光を長期間浴びると、アスファルトが酸化・硬化したのち、ひび割れを起こします。

※ルーフィングの多くがアスファルト製であるため「アスファルトルーフィング」とも呼ばれます。

破れや裂けに注意が必要な箇所は、【釘・タッカーの打ち込み部分】です。

タッカーと呼ばれる大型のホチキスのような道具で、打ち込んでいく施工方法です。下地やルーフィングに穴が開くため、経年で穴が広がることもあります。

※シャインでは粘着式ルーフィングを使用しています。

★ルーフィングについて詳しくはスタッフブログをご覧ください!▽

屋根の中で最も重要な建材ってホント!?ルーフィングの基礎知識を徹底解説

漆喰の劣化

漆喰(しっくい)とは瓦屋根特有の塗り材で、屋根の一番上にある棟瓦という部材と平瓦の間の隙間を埋める役割を持っています。

この漆喰は常に剥き出しの状態であるため、雨風や紫外線を直に受けて劣化しやすく、痩せや剥がれが生じたり地震や衝撃が原因でひび割れが起こってしまいます。

これらの漆喰の劣化を放置していると、剥がれやひび割れた箇所から雨水が浸入して内部の屋根材を傷めてしまい、雨漏りを引き起こしたり、内部の葺き土が流れ出てしまうこともあります。

棟瓦の不具合

棟瓦は屋根の最も高い位置にあり、雨や風の侵入を防ぐ役割があります。

ですが屋根の頂点にあるため、風雨や地震の影響を受けやすくさらに漆喰の劣化が原因で棟瓦に歪みやズレが生じてしまいます。

この漆喰の劣化により棟瓦の不具合に繋がることが最も多い原因の一つです。

棟瓦が歪んだりズレてしまうと下の平瓦をしっかり固定できなくなってしまうため、隙間から雨水が浸入し防水シートまで雨水が行くと室内へ雨漏りが発生してしまいます。

雨漏りの発生個所は天井の中心になることが多いです!

瓦屋根雨漏り施工事例

現地調査

K様邸の屋根は、瓦屋根で築45年のお住まいでした。今回のお困りごとは2Fからの雨漏りです。

2Fの廊下漏水でお困りでした。

瓦屋根には屋根カバー工法を施工することはできません!
メンテナンスを考えている方には「屋根葺き替え」が圧倒的にお勧めです。

瓦屋根葺き替え工事

葺き替え工事では既存の瓦撤去、下地処理、防水紙撤去から始まります!

まず初めに屋根の棟瓦と既存の屋根材を撤去していきます。

基本多岐にはまず棟から外していきます。

棟瓦を外したら次は袖瓦を外していきます。

手作業で瓦を一枚ずつ丁寧に剝がしていきます。

 

瓦屋根は瓦を固定するために「瓦桟」と呼ばれる木材を撤去していきます。

既存の防水シート(ルーフィング)が現れました。経年劣化により多々破損個所が見受けられ、破けており雨漏り箇所がはっきり分かります。

野地板に腐食・カビ・反りなどがないか確認し、古い野地板の上から新しい野地板を張り付けていきます。(野地板とは、既存の木部の上から新しい木材の下地を作る工程です)

新しい防水シート(ルーフィング)を全体に敷いていきます。

★堀越店長のルーフィングについてポイント解説★

ルーフィングは重なり部と呼ばれるルーフィングを2重に貼る働き幅があります。施工時は注意が必要です。

防水シート(ルーフィング)は屋根において雨漏りを防ぐために非常に重要な役割を果たしています。

使用した防水シート(ルーフィング)は田島ルーフィングの「粘着式ルーフィング」です。

改質アスファルトルーフィングと性質は同じですが、片方の面がシールのようになっているルーフィングで、タッカーや釘を使わずに施工できるため雨漏りのリスクが低いという点が最大の特徴です。

また粘着質の為、タッカー止めは店での固定に対して面での固定になる為 隙間なく、強靭に密着出来ます!

近年普及率が大幅に増えており、シャインでもこの粘着式ルーフィングをよく使用しています。

屋根全体を防水シートで覆って完了です。

最後に新しい屋根材を屋根の形に合わせながらカットし、ビスを使って設置して完成。

使用した屋根材はアイジー工業の「スーパーガルテクト」です。

スーパーガルテクトとは、近年主流の【ガルバリウム】の素材を用いた 【軽量金属瓦】です。

耐震を考慮し安定素材の為、メーカー保証が最大25年付く商品となっております。

(堀越支店長と事務M子様のプチ会話)

事務M子:屋根の頂点に穴が空いたものが見られますが・・・

堀越支店長:それは換気棟だね。

事務M子:換気棟って何ですか?

堀越支店長:換気棟は内部の湿気を逃がす役割を果たす言わば湿気の為の煙突のようなものだね!

事務M子:それを付けると湿気が外に逃げやすくなるという事ですか?

堀越支店長:そうだね。湿気を逃がし結露から守ることが出来るものだね。今は【品確法】でも推奨されているね。

事務M子:分かりました。ありがとうございます!

【雨漏り無料診断実施しております 皆様お気軽にお問合せ頂ければと思います!】

★屋根葺き替え工事ついて詳しくはスタッフブログをご覧ください!▽

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