【台風被害】屋根・外壁の雨漏りや破損は早めの点検を!火災保険が使える場合も
2025.09.12 (Fri) 更新
みなさんこんにちは!
毎年のように日本列島を直撃する台風。近年は大型化しており、これまで被害のなかった地域でも「屋根の破損」や「雨漏り」といったトラブルが急増しています。
台風後の点検・修理は、お住まいを守るために欠かせません。今回は 台風被害で多いトラブルと点検ポイント、そして火災保険の活用方法 をご紹介します。
さて、本日のテーマは【台風被害】についてです!
目次
- 台風シーズン到来!屋根・外壁は大丈夫ですか?
- 台風後に多い住宅被害
- 1.棟板金(むねばんきん)の剥がれ
- 2.屋根材(瓦・スレート)の飛散・ズレ
- 3.雨どいの破損・外れ
- 4.飛来物による窓・外壁の損傷
- なぜ屋根の被害が多いの?
- 棟板金には注意が必要!
- 釘の長さにも注意が必要!
- 台風の後は被害がないかチェック
- 火災保険が使える可能性も!
- なぜ台風被害に火災保険が使えるの?
- 申請前に必ずチェック!火災保険を使うための3つのポイント
- ポイント1:被害箇所の写真を撮る
- ポイント2:被害から3年以内に申請する
- ポイント3:保険会社の指定業者でなくても大丈夫
- 火災保険金の受け取り目的だけは危険!
- 手続きに不安がある方へ
- 火災保険を適用するまでの流れ
- 台風被害が起きる前に早めの点検・修繕が安心
- 1.外壁のセルフチェック
- 2.屋根のチェック
- シャインは流山市・柏市の屋根リフォーム・雨漏り専門店です
台風シーズン到来!屋根・外壁は大丈夫ですか?
毎年のように日本を襲う台風。強風や豪雨によって屋根や外壁に被害が出るケースが増えています。
「台風が過ぎてから雨漏りに気づいた」「雨どいが外れている」など、事後の修繕依頼が非常に多いのが現実です。
特に影響を受けやすいのが「屋根」「外壁」「雨どい」
一度破損すると、雨漏りや建物全体の劣化につながるため注意が必要です。
台風後に多い住宅被害
「台風が過ぎ去って一安心…」と思っていませんか?実は、台風の後に最も注意していただきたいのが「ご自宅の屋根」です。
「まさかうちの屋根が…?」そんな風に思われるかもしれませんが屋根はご自身ではなかなか気づきにくい場所で、いつの間にか剥がれや浮きが発生しているケースが非常に多いのです。
1.棟板金(むねばんきん)の剥がれ
特に被害が多いのが屋根の頂上部にある「棟板金(むねばんきん)」です。強風の影響を最も受けやすく、台風で釘が緩み徐々に浮き上がり、剥がれが起きます。
屋根から嫌な音がする…少しでも不安を感じたらまずは専門店のシャインへご連絡ください。
シャインでは棟板金の浮きや剥がれのお問い合わせをたくさん頂きます。
参考記事▽
屋根からバタバタと音がする…!実は屋根材よりも注意しなくてはならない【棟板金】について徹底解説
2.屋根材(瓦・スレート)の飛散・ズレ
強風で瓦やスレート屋根がめくれたり、飛ばされたり、ズレなどのケースが非常に多いです。また、飛散した屋根材は二次被害にもつながります!
小さなズレでも雨水が侵入し、雨漏りの原因になりますので早期点検が必要です。
参考記事▽
3.雨どいの破損・外れ
台風の強い風や大雨で雨どいが変形・外れると、詰まっていた落ち葉が雨水の重みで破損して雨水が外壁に直接かかり、汚れや劣化を早めてしまいます。
また、台風以外でも雨どいの破損に多くお問い合わせをいただくのが雪や雹(ひょう)による被害です。
4.飛来物による窓・外壁の損傷
強風で近隣から飛んできた物が窓ガラスや外壁を直撃し、割れや欠けが生じるケースも少なくありません。
なぜ屋根の被害が多いの?
屋根は建物の一番上にあるため、強風の影響をまともに受けます。
特に台風時は突風や上昇気流が発生し、屋根材を「下から持ち上げる力」が働きます。この力によって、瓦やスレートが飛ばされたり、棟板金が外れたりするのです。
棟板金には注意が必要!
棟板金は屋根材よりも台風の影響を受けやすく、その要因は「釘」と「下地材」にあります。
棟板金は下の、「貫板(ぬきいた)」という木材に釘で固定されています。この「固定」が、経年劣化によって弱くなることが、台風被害の最大の原因です。
釘の長さにも注意が必要!
上記写真は棟板金が浮いているとお客様よりご相談があり現地調査した際の様子です。
本来、貫板に板金を固定しているのですが、今回確認させて頂いたところ、板金部の釘浮きだけでなく、貫板そのものが浮いていました。
原因として考えられるのは、新築時の施工不良による貫板を固定する釘の長さが足りていないことだと考えております。
この状態ですと、貫板の腐食の恐れや、今後強風の際に板金が飛ばされてしまう可能性があります。
シャインでは、耐久性を上げるためにも貫板を高耐久のガルバリウム製の「ガルベース」へ交換する事をお勧め致します!
参考記事▽
「お宅の屋根、剝がれてますよ!」増え続ける訪問業者への対処法【手口や実際の事例などを解説】
ガルベースに関して詳しくはこちら▽
台風の後は被害がないかチェック
台風の後は、次の点をチェックしましょう
□ 棟板金の浮きや剥がれはないか
□ 屋根にズレ・浮きがないか
□ 漆喰の割れや剥がれはないか
□ 雨どいの外れや曲がり、詰まっていないか
□ 室内の天井や壁紙にシミが出ていないか
※屋根は遠くから目視でOK
台風後は一見問題がなくても、 数週間〜数か月後に雨漏りとして現れることも多いので早めの点検が被害の拡大を防ぎます。
火災保険が使える可能性も!
実は、台風や強風による被害は火災保険で補修できるケースが多いのをご存じですか?
「修理費用が心配でそのままにしている…」という方必見です!
火災保険の「風災補償」を活用して、修理費用の負担を抑え修理する方法を詳しく解説します。
※本記事は一般的な火災保険に関する情報提供を目的としています。ご契約内容によっては適用されない場合もございますので、必ずご自身の保険契約をご確認ください。
なぜ台風被害に火災保険が使えるの?
火災保険は、火事だけでなく、台風や竜巻、豪雨といった「自然災害」による建物の損害も補償の対象としているものがほとんどです。
特に台風による被害は、火災保険の「風災補償」で修理費用が軽減されるケースが多いです。
参考記事▽
外壁塗装や屋根の修理で火災保険を利用するには【条件や注意点を解説!】
申請前に必ずチェック!火災保険を使うための3つのポイント
「よし、早速保険会社に連絡しよう!」
ちょっと待ってください!!その前に、火災保険をスムーズに使うためには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
ポイント1:被害箇所の写真を撮る
申請時には、被害状況を証明する写真が必須です。
- 家全体が写るように撮影
(被害箇所がどこにあるかわかるように)
- 被害箇所のクローズアップ写真
- 被害箇所を別の角度から撮影
地上から屋根の写真を撮るだけでも大丈夫です。
ポイント2:被害から3年以内に申請する
火災保険の申請には、「被害から3年以内」という期限があります。
「去年の台風の被害、まだ直してなかったな…」という方も、まだ間に合う可能性がありますが、早めのご相談がおすすめです!
ポイント3:保険会社の指定業者でなくても大丈夫
保険会社に連絡すると「当社の指定業者で見積もりを取ってください」と言われることがあります。
しかし、ご自身で信頼できる業者を選ぶことができます。
指定業者ではないからといって、保険金が下りないということはありませんのでご安心ください。
参考記事▽
火災保険金の受け取り目的だけは危険!
台風や豪雨の被害後に「火災保険でお金を受け取れるらしい」と考え、修理をせずに保険金だけを目的とする相談が増えています。
しかし、火災保険は本来「自然災害で受けた建物を元の状態に戻すための制度」であり、誤った使い方は大きなトラブルにつながります。
火災保険は、自然災害で損害を受けた建物を修繕するために使うものです。そのため、保険金は受け取ったら必ず修理に充てる前提で支払われます。
“修理をしないのに保険金だけもらう”ことは契約違反にあたり、最悪の場合は保険会社から返還を求められることもあります。
シャインでは「保険金だけ欲しい」というお客様のご要望に、ご対応できません。
手続きに不安がある方へ
火災保険を安心して利用するためにはまず、被害の状況を調査して修理が本当に必要な部分にだけ申請する。
保険金は必ず修繕費用に充てるを徹底し大切な家を守るために活用を!
シャインでは火災保険を正しく活用するための現地調査を行い、必要最小限の修理プランのご提案をさせて頂きます。
火災保険の手続きに不安がある方はシャインへご相談ください!
参考記事▽
火災保険を適用するまでの流れ
ここからは、実際に火災保険を申請して、修理を進めるまでの流れを解説します。
1.専門業者に相談し、被害状況を調査してもらう
まずは私たちのような専門業者にご連絡ください。
プロが屋根や外壁、雨樋などを丁寧に点検し、被害状況を正確に把握します。
もちろん、調査とお見積もりは無料です。
2.保険会社に連絡し、申請書類をもらう
保険会社の窓口に「台風で被害があったので、火災保険を申請したい」と伝えましょう。
申請に必要な書類を送ってもらえます。
3.申請書類を作成・提出する
保険会社から送られてきた書類に、専門業者に作成してもらった「被害箇所の見積書」や「被害箇所の写真」を添えて提出します。
書類の作成方法がわからない場合も、私たちがお手伝いしますのでご安心ください。
4.保険会社の鑑定人が被害状況を確認する
提出した書類を基に、保険会社の鑑定人が現地調査にくる場合があります。
これは、提出された被害状況と実際の被害が一致するかを確認するためです。
鑑定人が来た際も、私たちは立ち会いをサポートいたします。
5.保険金が振り込まれる
書類と現地調査の結果を基に、保険会社が支払う保険金額を決定します。
決定した保険金は、指定の口座に振り込まれます。
6.工事スタート
保険金が振り込まれたら、いよいよ修理工事の開始です。
お見積もりの内容に沿って、丁寧に工事を進めていきます。
台風被害が起きる前に早めの点検・修繕が安心
台風被害は「突然」やってきます。
しかし、事前点検と適切なメンテナンスで台風が来る前の予防が最も重要です。
まずは以下の項目を確認して台風による被害を最小限に抑えましょう!
1.外壁のセルフチェック
まず、ご自宅の外壁をチェックしてみましょう。以下のような症状はありませんか?
● ひび割れ(クラック): 髪の毛ほどの細いひびでも、そこから雨水が侵入し、内部の構造材を腐食させる原因になります。
● 塗膜の剥がれ、膨れ: 塗料が剥がれたり、プクッと膨らんだりしている箇所は、防水機能が低下しているサインです
● チョーキング現象: 壁を触ると白い粉が手につく現象です。塗料が紫外線などで劣化している証拠で、こちらも防水効果が失われています。
これらの症状が見られる場合、外壁塗装を検討する良い機会です。新しい塗膜が家全体を保護し、台風の強風や豪雨から守ります。
2.屋根のチェック
屋根は、建物の中で最も台風の影響を受けやすい場所です。地上から見える範囲で、以下のような箇所がないか確認してみましょう。
● 瓦やスレートのずれ、割れ: わずかなずれでも雨水の侵入路となります。
● 棟板金の浮き、釘抜け: 強風で棟板金が剥がれると、屋根の広範囲にわたる被害につながります。
● 雨樋のゆがみ、割れ、詰まり: 雨樋が正常に機能しないと、屋根から落ちた雨水が外壁に直接あたり、建物に負担をかけます。
高所での作業は危険ですので、ご自身で屋根に登るのは絶対に避けてください。
「最近、外壁や屋根を点検していない」「小さなひび割れや雨染みが気になる」そんな方は、ぜひお気軽にシャインまでご相談ください。
参考記事▽
これから近づく台風の時期…塗装メンテナンスは可能?台風による住宅への被害とは?火災保険が適用できるって本当?すべて解説します!火災保険・補助金情報に関して
シャインは流山市・柏市の屋根リフォーム・雨漏り専門店です
「もしかしたら被害があるかも…」と少しでも不安に感じた方は、地域密着の専門店として、安心・安全なお住まいを守るお手伝いをいたします。
有資格者による確かな診断力を武器に、お客様に最も合った提案をさせていただきます。
そしてシャインは常時
『無料見積もり』『無料診断』『無料相談』
を行っております!
外壁塗装や屋根リフォームは、初心者の方にとっては不安な事も多いだろうと思います。
シャインでは、そんなお客様の疑問や不安に寄り添えるように、具体的で丁寧な説明・対応を心掛けております。
外壁塗装・屋根リフォームで分からない事や不安な事がございましたら、どんな些細な事でも構いません。
お気軽にシャインまでお問い合わせ下さい!
★流山市では、屋根材や塗料を実際に見て、気軽に相談ができるショールームをオープンしております!★
来店予約フォームはこちらから!※予約なしでもご来店いただけます!