柏市 外壁塗装・屋根塗装【セラコートアクアで吹付リシンの外壁を長持ちさせるための塗装・スレート屋根を低汚染性塗料で塗装】
2023.09.15 (Fri)
千葉県柏市 K様邸 施工データ
工事内容 | 外壁塗装・屋根塗装 |
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施工カラー | |
築年数 | 約15年 |
メーカー・商品 | 外壁塗装:セラコートアクア カラー: 屋根塗装:ロックリアクターコート カラー:アイアングレー 付帯塗装:一液ファインフッ素UV カラー:黒 |
外壁使用塗料 | セラコートアクア カラー:47・37 |
屋根使用塗料 | ロックリアクターコート カラー:アイアングレー |
担当者より
柏市のK様より、ホームページより外壁屋根塗装のご相談をいただきました。
なんと2年前に一度弊社に見積もりを依頼してくださった方とのこと。
2年という月日が経って再度弊社にお見積り依頼をしてくださり、その後現地調査とご提案を経てシャインへ工事をご依頼頂きました。ありがとうございます!
K様邸の外壁はモルタル外壁に吹付リシンが施されているものでした。経年で痛みはありますが基本的には状態も良く、大掛かりな補修は必要とせず塗装メンテナンスできる状態でした。
屋根はスレート屋根で、経年での多少の劣化が見られたものの、比較的良い状態でしたので塗装で対応しました。
外壁工事の概要
高圧洗浄
最大15Mpaの強い水圧によって汚れをどんどん除去していきます。(必要に応じて薬剤も使用します。)
洗浄工程はなんと約1日かけて行われ、長い年月をかけてこびりついた油やサビ汚れを除去していくことで、塗料の密着に繋がります。
美観性・耐久性に優れた美しい塗装を施すには、この洗浄作業の徹底さが大きなポイントになります。
外壁補修
各所でクラック(割れ)が見られたため、専用のパテで補修しました。
外壁塗装
外壁は基本的には状態も良く、大掛かりな補修は必要とせず塗装メンテナンス可能でしたが、細かい補修劣化症状が各所に出始めていましたのでメンテナンス実施に向けて検討する時期と言える状態でした。
K様邸の外壁はセメントを主成分としたモルタル外壁でした。
さらに表面には骨材入り塗料のソフトリシン(粒上の凹凸)が吹付されていました。このソフトリシン吹付は内部に空気が入ることで膨れやすい性質を持っているため、
通常の外壁よりも塗料の種類を慎重に選定する必要がありました。
外壁には、セラコートアクアを使用、お色は47番・37番の2色を使用しました。
セラコートアクアは弾性塗料でありながらも優れた追従性、耐候性も兼ね備えた最強のシリコン塗料です。
屋根リフォーム工事の概要
タスペーサー設置
クラック補修
クラック(割れ)が見られたため、専用のパテで補修しました。
屋根板金補修
ジョイント部分のシーリングが劣化していたため新しいシーリングを打ち直しました。
更に緩んでいた釘を打ち直し、釘頭のコーキング処理も行いました。この作業は、経年による釘の抜け防止や細かな雨水の侵入を防ぐ役割をします。
このコーキング作業を怠るとそこからまた水が入り劣化が始まってしまいますので、しっかりと処理を行いました。
シャインではこの釘頭のコーキングは標準施工として行っております。
屋根塗装
スレート屋根では経年劣化が多少見られたものの、比較的良い状態でしたので塗装で対応しました。
今回はロックペイントの「ロックリアクターコート」を使用しました。
セラミック成分を複合化した塗膜により低汚染性に優れており、
汚染物質が付着しにくく、また付着しても雨水によって流れ落ちるため塗装直後の美観を長期的に保つことができます。
付帯工事の概要
長持ちさせる塗装のために大切なことは何か
家をより長持ちさせたい場合、透湿性(湿気を通す機能)を考えた塗装は必須です。
特に直貼りサイディング外壁やモルタル外壁の場合、直貼り工法で施工されているサイディングボードは、内部に通気層が設けられていないため湿気が溜まりやすく、
モルタル外壁もほとんどが直貼り工法のため、透湿性はとても重要な要素です。
透湿性のある塗料で塗装すべき理由
1.建物全体の腐食を防ぎ、住宅の寿命が延びる
日本の住宅のほとんどは、木材を骨組みとして作られています。木材は、湿気が多い状態にさらされたままだと、徐々に腐食してしまいます。
そこで、透湿性の高い外壁塗装で対策を行えば、建物の内側から湿気を追い出すことができます。骨組みとなる木材が腐食するリスクを減らし、建物の寿命を延ばすことができるでしょう。
2.塗装の耐久性が上がり、塗り替えのコストを抑えることができる
外壁塗装の一部が膨れてしまったり、剥がれてしまったりしている状態を目にしたことが無いでしょうか?
実はこの原因も、外壁塗装の透湿性が関係している可能性があります。外壁塗装の膨れの原因は、主に雨水の浸入によるものです。
少量でも雨水が塗装の内側に浸入してしまえば、蒸発する際に塗料が持ち上げられて、「膨れ」が発生してしまいます。
透湿性の高い塗料を使用していれば、雨水が浸入した際も湿気を通すことができます。その結果、膨れが発生しにくくなるのです。
3.快適な生活環境を提供する
透湿性の高い塗料は、室内にこもっている湿気を外に逃がしてくれる働きがあり、さらに調湿性(室内の湿度を一定に保つ働き)の高い外壁や工法と組み合わせることで、より快適な暮らしを実現することができます。
また、除湿や空調にかかる電気代も節約することができ、エコな暮らしもサポートしてくれます
以上の理由から、外壁塗装における透湿性は非常に重要な要素なのです。
完成
最後に点検をして完成です。
塗装をしないコンクリート床等は高圧洗浄にて経年の汚れをキレイに落としました。
柏市のK様、この度の外壁・屋根塗装工事の際は大変お世話になりました。
アンケートも丁寧にお答え下さり、ご満足との評価もいただけて嬉しく思います!
今後ともシャインを宜しくお願い致します。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!