我孫子市 外壁塗装・屋根塗装【ノンアスベスト屋根を強化塗装】
2023.09.15 (Fri)
我孫子市H様邸 施工データ
工事内容 | 外壁塗装・屋根塗装 |
---|---|
施工カラー | |
築年数 | 不明 |
メーカー・商品 | 外壁塗装:ダイヤセラコートアクア カラー:72 屋根塗装:ファインパーフェクトベスト 色:トリノブラウン 付帯塗装:一液ファインフッ素UV カラー:黒 シーリング工事:オートンイクシード カラー:ベージュピンク |
外壁使用塗料 | ダイヤセラコートアクア カラー:72 |
屋根使用塗料 | ファインパーフェクトベスト 色:トリノブラウン |
担当者より
この度、我孫子市H様邸の外壁屋根塗装工事をご依頼頂きまして、無事に完工致しました。
H様邸の外壁は窯業系サイディングボードで、シーリングの劣化や色褪せが少々目立っているため、外装リフォーム工事を検討する時期に来ていると思われます。
また、屋根はノンアスベスト屋根で、経年でのコケ汚れが西面に見受けられ、クラックやひび割れが少々発生していました。
今回は特段に補修箇所が多い訳ではなかったため、塗装での施工で対応しました。
外壁工事の概要
高圧洗浄
最大15Mpaの強い水圧によって汚れをどんどん除去していきます。(必要に応じて薬剤も使用します。)
洗浄工程はなんと約1日かけて行われ、長い年月をかけてこびりついた油やサビ汚れを除去していくことで、塗料の密着に繋がります。
美観性・耐久性に優れた美しい塗装を施すには、この洗浄作業の徹底さが大きなポイントになります。
シーリング処理
シーリングに劣化が見られたため、新しいシーリングを打ち直していきます。サッシ廻りは増し打ちにて対応しました。
【目地シーリング打ち替え】
施工前
既存のシーリングの撤去
3⾯接着防⽌のボンドブレーカーテープを貼りました
プライマーの塗布
新しいシーリングを充填
丁寧に均す
完成
【サッシ廻りシーリング打ち替え】
施工前
プライマーの塗布
新しいシーリングを充填
丁寧に均す
完成
参考記事▽
外壁工事をするなら一度は耳にしたことがあるかも?シーリングについて徹底解説!
外壁塗装
外壁には、ダイヤセラコートアクアを使用、お色は72番を使用しました。
セラコートアクアは弾性塗料でありながらも優れた透湿性を持ち、さらに追従性、耐候性も兼ね備えた最強のシリコン塗料です。
下塗り
中塗り
上塗り
屋根リフォーム工事の概要
高圧洗浄・屋根補修(クラック補修)
外壁同様に高圧洗浄を行った後、屋根の複数各所でクラック(割れ)が見られたため、専用のパテで補修しました。
高圧洗浄
施工前
施工後
施工前
施工後
施工前
施工後
屋根板金塗装
屋根塗装
H様邸の外壁はノンアスベスト屋根でした。
多少の劣化こそあったものの、大掛かりな補修は必要ではなかったため、塗装でのメンテナンスをご選択いただきました。
このように、現状の屋根の状態が良い場合は塗装でのメンテナンスも可能ではありますが、塗装後も新たな割れや塗膜の剝がれが発生する可能性は大いにあるため、ご自宅の屋根の現状を理解した上で決めていただくのが良いでしょう。
ノンアスベスト屋根って何?
屋根リフォーム工事について調べる際にノンアスベストという言葉をよく目にしたり、はたまた業者から「お宅の屋根はノンアスベストの屋根です」という説明を受けたりしたことはないでしょうか。
ノンアスベスト屋根とは、屋根材にアスベストという天然の鉱物繊維を「含んでいない」屋根材のことを言います。従来のスレート屋根材にはアスベストが含有されており、それにより強度を高めていました。
しかし2000年以降、アスベストは肺の繊維化や肺ガン、悪性中皮腫などの病気を引き起こすという健康被害が問題となり、屋根材への使用は禁止となりました。
そこで出てきたのが、アスベストを使用しない『ノンアスベストのスレート屋根材』です。
なぜノンアスベスト屋根は塗装できないのか
ノンアスベスト屋根は非常に脆く、短い場合は数年で割れや欠けが発生するようになります。
さらにノンアスベスト屋根にはアスベストの代わりにパルプ繊維などが配合されており、このパルプ繊維を使用していることにより屋根材の吸水性が高まってしまいます。
よって、ノンアスベスト屋根に無理に塗装をすると割れが発生し割れた部分から吸水して傷んでしまい、再度塗装してもまた同じことの繰り返しになってしまうのです。
また、ノンアスベストの屋根材は表層部の劣化が著しいため、塗装をしても塗料ごと表層が剥離してしまうため塗装ができません。
ノンアスベスト屋根におすすめの施工
ノンアスベスト屋根の施工方法は現場状況にもよりますが、軽微なひび割れであれば部分的に補修を行いその後、塗装工事をお勧めしています。
しかし、割れや欠けなどの補修箇所が多い場合にはお勧めできないため、塗装ではなく、屋根の葺き替えやカバー工法のご提案をさせていただくのが一般的です。
複数の劣化があっても塗れないことはないため塗装自体は可能ですが、その後数年は持っても、どのみち近い将来葺き替えやカバー工法が必要になるため、
それならはじめから『カバー工法』や『葺き替え』を施した方が無駄な費用を省けます。
また、塗装で施工する際は、下塗り塗料には屋根に浸透して補強強化が出来る浸透強化剤を使用することをお勧めします。
下塗り:ファイン浸透造膜シーラー
下塗りは屋根材が下塗り材を吸い込むのが止まるまで塗布し続け、表面に接着剤が染み出て濡れ感が出てきてから次の塗装をします。
この徹底した下塗り作業によって上塗り塗料との密着性が高まり、塗膜が早期に剥がれる事態を防ぎます。
今回は強度が強いとは言えないノンアスベスト材を使用しているため、内部に浸透させ強度を高めるために2回塗りをしました。
中塗り・上塗り:ファインパーフェクトベスト
中塗り
上塗り
ファインパーフェクトベストに関しては、こちらも合わせてご覧ください!▽
ラジカル制御技術を生かした高耐候性が強み!ファインパーフェクトベストについて
付帯塗装工事の概要
破風板の塗装
下塗り
中塗り
上塗り
軒天の塗装
下塗り
中塗り
上塗り
シャッターボックスの塗装
下塗り
中塗り
上塗り
完成
最後に点検をして完成です。
塗装をしないコンクリート床等は高圧洗浄にて経年の汚れをキレイに落としました。
我孫子市のH様、この度の外壁・屋根塗装工事の際は大変お世話になりました。
アンケートも丁寧にお答え下さり、ご満足との評価もいただけて嬉しく思います!
今後ともシャインを宜しくお願い致します。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!