流山市 外壁塗装・屋根塗装【ダイヤモンドコートでの外壁塗装と強風での被害を防ぐための屋根の補修】
2023.09.07 (Thu)
千葉県流山市 S様邸 施工データ
工事内容 | 外壁塗装・付帯塗装・屋根補修 |
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施工カラー | |
築年数 | 1 |
メーカー・商品 | 外壁塗装:ダイヤモンドコート カラー:75-90D 付帯塗装:一液ファインフッ素UV カラー:ND-155 ファインパーフェクトトップ カラー:調色 ケンエースGⅡ カラー:N-90 目地シーリング:オートンイクシード カラー:ブルーホワイト |
外壁使用塗料 | ダイヤモンドコート カラー:75-90D 塗料の特徴はこちらから! |
担当者より
この度、流山市S様邸の外壁塗装工事・屋根補修と塗装工事をご依頼頂きまして、無事に完工致しました。
屋根は剝がれやすいアスファルトシングル材でしたが、落下やズレ、剥がれ等は見受けられませんでした。
外壁は窯業系サイディングボードで、経年での少々汚れやコーキングの劣化が一部ありました。メンテンスを焦る必要はありませんが、築年数を考慮し、今回での施工をお勧めしました。
外壁工事の概要
足場設置
シャインの施工現場は、写真のような養生幕を目印としております。
外壁屋根塗装工事のシャインは、この養生幕に書いてあるように、どんな時においても『真心込めて』丁寧な仕事を心がけております。
シャインの工事を見かけた時は、是非その丁寧な仕事ぶりをご覧になってみて下さい!
高圧洗浄
外壁塗装で最初の工程が高圧洗浄です。
最大15Mpaの強い水圧によって、必要に応じて薬剤も使用しながら汚れを除去していきます。
洗浄工程は約1日かけて行われます。こびりついた汚れをしっかりと除去していくことが、塗料の密着に繋がるからです。
美観性・耐久性に優れた美しい塗装を施すには、この洗浄作業を徹底することが大きなポイントになります。
シーリング補修
シーリングに劣化が見られたため、新しいシーリングを打ち直していきます。今回は外壁が鎧張りサイディングのため、全面的に打ち替え工事を行いました。
国内のサイディング住宅のほとんどは、外壁よりもサッシ(窓周り)の方が出っ張っていて段差がある分、シーリングを切り取らずとも上から厚みを作ってシーリングができる場合が多く、その厚みが確保できる状態であるものに限り、増し打ちでも十分に耐久する、というのがシーリングメーカーの施工仕様になっています。
しかし、鎧張りサイディングは、サッシ(窓周り)と外壁の段差がほとんどフラットになりやすい形状になっています。これで上から増し打ちをした場合、シーリングの厚みがほぼゼロ(1~2㎜)になってしまいます。
シーリングにおいて、耐久性に大きく影響するのは『厚み』であるため、今回は目地シーリング・サッシ周りのシーリング共に打替えが必須というご提案をさせて頂きました。
【目地シーリング打ち替え】
【サッシ廻りシーリング打ち替え】
参考記事▽
外壁工事をするなら一度は耳にしたことがあるかも?シーリングについて徹底解説!
外壁塗装
外壁は高耐久塗料の『ダイヤモンドコート』を使用致しました。お色はホワイト系の75-90Dです。
『ダイヤモンドコート』は塗料メーカーの大手である日本ペイントが開発した塗料です。
通常の塗装は『下塗り→中塗り→上塗り』の3回塗りが主流ですが(下地の状態により下塗り回数は変わります)、
最終工程として『UVカットクリヤーコーティング』を施すことで、高いレベルでの色褪せ・汚染の防止、藻・かびの防止を実現し、塗りたての美しい色艶を約15年間もの間、維持することが可能になります。
そして、このダイヤモンドコートは日本ペイントからの認定を得ないと施工できません。
日本ペイントが設ける研修・実習を受け、技術を認定された施工店だけが登録認定施工店となります。
このダイヤモンドコートの登録認定施工店は、なんと千葉県北部・茨城県南部エリアではシャインだけなんです!
★ダイヤモンドコートについて詳しくはこちら▽
日本ペイント認定施工店だけが施工できる高度な施工技術!『ダイヤモンドコート』について解説
屋根リフォーム工事の概要
ソーラーパネル配管巻き直し
S様邸の屋根にはソーラーパネルが設置されていました。
ソーラーパネルの配管に巻かれていたテープがボロボロになってしまっていたので、巻き直しを行いました。
屋根板金補修
大棟・隅棟板金という屋根材を抑えている部材の釘が抜けてきていたため、釘をビスに交換して再度打ち直しを行いました。
※釘で打ち直しをすると抜けてしまうリスクがあります。
大棟板金と隅棟板金の端部シーリングが一部破断していました。ここから直ぐに室内に漏水することは考えにくいですが、雨季や台風シーズンなどの雨量の多い時期は下地まで雨水が侵入する可能性があるため、早めの施工としてシーリング補修を行いました。
屋根塗装は行いませんでしたが、板金・雪止めは塗装を行いました。
強風・台風に備えて棟板金のメンテナンスを!
先日の台風、風がとても強かったですよね…8.9月は1年の中で台風が最も多い期間です。
強風の日は、洗濯物など家の周りの物が飛ばされないようにと対策をしていると思いますが、実は屋根のてっぺんに取り付けられている【棟板金】も、寿命や劣化が原因で強風の際に飛ばされてしまう部材なのです。
台風の時に飛ばされる心配があるのは屋根ではない
台風や強風の日、誰しも一度は『屋根が飛んだらどうしよう…』なんて考えたことがあるかと思いますが、風が強い日に本当に注意しなければならないのは屋根ではなく、棟板金です。
棟板金は屋根の一番高い場所に取り付けられている部材で、内部への雨水の侵入を防ぐという非常に重要な役割を持つ部材なのですが、
屋根材よりも早く寿命が来てしまうため、強風の際は注意が必要な部材なのです。
棟板金が屋根よりも寿命が早い理由
棟板金が屋根よりも劣化しやすい理由は、棟板金の下地材が原因であることがほとんどです。
下地材とは棟板金の下に入っている部材で、この下地材によって棟板金は固定されています。
多くの下地材には木材が使用されているため、屋根が雨風に晒されていくうちに、棟板金と下地材を固定している釘穴の隙間から雨水が浸入して下地材の木材を腐食させていきます。この腐食が劣化の原因となります。
腐食が進んでいくと、棟板金と木材を止めている釘穴がだんだんと緩み、釘が浮いてきてしまいます。そして、固定力がなくなった棟板金は屋根から剥がれて飛ばされてしまうのです。
不具合の予兆を知っておこう
先述したように、棟板金が飛ばされそうになっている危険な状態の時は釘が浮いてきます。この浮きが棟板金の不具合の予兆なのです。
しかし、棟板金は屋根の上の最も高い位置にある部材で自分で発見することはほぼ不可能なため、そこでメンテナンスを定期的に行うことが大切になってきます。
おすすめは、塗装メンテナンスの際に一緒に棟板金の下地確認を行ってくれる業者を選ぶことです。
シャインでは、現地調査や定期メンテナンスの際には、棟板金の状態を必要であれば触診を行って診断、確認をしています。
メンテナンスを怠って実際に被害が出てしまってからでは遅いです。ご自宅の、そしてご近所の安全のためにも、これからの季節は特に、定期的な棟板金のメンテナンスを行っておきましょう。
付帯工事の概要
破風板シーリング補修
S様邸の破風板は、経年劣化と、破風板同士の境目の幅が狭いことにより、動きに耐えられずにシーリングが劣化しておりました。
0.3ミリ以上のクラックだったため、今回はVカット工法にて施工しました。
【Vカット工法とは?】
コンクリートやモルタル壁のひび割れ補修をする際に、接着面積を広げて補修剤の充填を確実にするためにコンクリート表面でⅤ字形に溝を掘ることをVカット工法と言います。
Vカット工法での補修が必要なのは、0.3ミリ以上のクラックに対してで、0.3ミリ以下のクラック補修は通常通りのコーキング処理を施していきます。
ベランダ防水塗装
その他付帯塗装
完成
最後に点検をして完成です。
塗装をしないコンクリート床等は高圧洗浄にて経年の汚れをキレイに落としました。
流山市のS様、この度の外壁塗装・屋根補修の際は大変お世話になりました。
アンケートも丁寧にお答え下さって、ご満足との評価もいただけて嬉しく思います。
今後ともシャインを宜しくお願い致します。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!