松戸市 外壁塗装・屋根塗装【透湿性が重視される窯業系サイディングの外壁をリファインシリーズで塗装・スレート屋根の塗装】
2023.09.07 (Thu)
千葉県松戸市 H様邸 施工データ
工事内容 | 外壁塗装・屋根塗装 |
---|---|
施工カラー | |
築年数 | 不明 |
メーカー・商品 | 外壁塗装:リファイン1000MS-IR カラー:クールホワイト 屋根塗装:リファイン1000MS-IR カラー:チャコール 付帯塗装:一液ファインフッ素UV カラー:黒 |
外壁使用塗料 | リファイン1000MS-IR カラー:クールホワイト 塗料の特徴はこちらから! |
屋根使用塗料 | リファイン1000MS-IR カラー:チャコール 塗料の特徴はこちらから! |
担当者より
この度、松戸市H様邸の外壁屋根塗装工事をご依頼頂きまして、無事に完工致しました。
H様は自社ホームページを見てお問い合わせを頂き、その後現地調査とご提案を経てシャインへ工事をご依頼頂きました。誠にありがとうございます!
H様邸の外壁は吹付リシンが施されている窯業系サイディングでした。
外壁工事の概要
高圧洗浄
外壁塗装で最初の工程が高圧洗浄です。
最大15Mpaの強い水圧によって、必要に応じて薬剤も使用しながら汚れを除去していきます。
洗浄工程は約1日かけて行われます。こびりついた汚れをしっかりと除去していくことが、塗料の密着に繋がるからです。
美観性・耐久性に優れた美しい塗装を施すには、この洗浄作業を徹底することが大きなポイントになります。
クラック補修
外壁の各所にクラック(ひび割れ)が見られたため、専用のパテにて補修しました。
シーリング補修(サッシ廻り増し打ち)
サッシ廻りのシーリングが劣化していたため、増し打ちで施工しました。
参考記事▽
外壁工事をするなら一度は耳にしたことがあるかも?シーリングについて徹底解説!
外壁塗装
外壁には、アステックペイントのリファイン1000を使用し塗装しました。お色はクールホワイトをお選び頂きました。
アステックペイントの『超低汚染リファインシリーズ』は独自の技術により細密な塗膜を形成し細かな汚染物質も付着しにくく、長期的に外壁や屋根の美観を保つ塗料です。
★リファインについて詳しくはこちら▽
低汚染性と優れた耐候性を兼ね揃えた【守る】塗料 超低汚染リファインシリーズを徹底解説!
窯業サイディングとは
窯業系サイディングとはセメントに繊維質を混ぜた板状の外壁パネルで、日本で使われるサイディングボードのほとんどをこの窯業系サイディングが占めています。
機能性やデザイン性に優れており、タイル調やレンガ調などさまざまなデザインに対応が可能です。
ただ、劣化しやすい素材のため、こまめなメンテナンスや塗装が必要な外壁サイディングでもあります。
窯業系サイディングの注意点
熱を溜めやすい
窯業系サイディングボードを使用した高気密高断熱住宅は、モルタル外壁の住宅に比べて外壁温度が非常に高くなる傾向にあります。これは、窯業系サイディングの素材であるセメントが、熱を吸収しやすい性質であるためです。
外気が熱を持つと室内温度も上昇しやすくなるため、特に夏場などはエアコンの使用頻度が高くなってしまいます。
防水性が低い
窯業系サイディングの素材であるセメントには防水機能がありません。そのため、窯業サイディングを施工する際は防水性のある塗料で塗装することが必須となります。
しかし、外壁材自体に防水性がないということは、塗装の防水機能が劣化してしまうと結果的に雨水が浸入してしまうことになります。
また、窯業系サイディングはパネル同士をシーリングで繋ぎ合わせているため、シーリングに破断や剥離などの症状が起こると、そこから水が浸入してきてしまうリスクもあります。
シーリングの耐用年数は平均5〜10年程度と言われているため、サイディングに問題が無くても、シーリングの劣化が原因となってしまう場合もあります。
窯業系サイディングにおすすめの塗料
防水性が低く、蓄熱性のある窯業系サイディングの塗装には、防水性を取りつつ同時に外壁内に熱を溜めないために通気性を確保した施工というのが必要不可欠になります。
そして、これらのリスクを抑制するために『透湿性(壁内部の湿気を逃しやすくする性質)に特化した』機能性塗料での塗装がおすすめです。
屋根リフォーム工事の概要
高圧洗浄
タスペーサー設置
アーバニー屋根は雨水がたまると内部破損が起こるため、タスペーサーや縁切りによる水抜き作業が必要不可欠になります。
クラック補修
屋根の一部で欠けが見られたため、専用のパテにて補修しました。
屋根塗装
H様邸の外壁はアーバニー屋根でした。
アーバニー屋根はクボタ(現ケイミュー)から過去に販売されていたノンアスベストのスレート屋根材です。
大きなスリットの入ったデザインが特徴的ですが、このスリットにより割れやすく、耐久性には優れていませんでした。
現在は販売されていませんが、ご自宅がアーバニー屋根の方はまだまだいらっしゃるはずです。
今回のように、比較的きれいな状態で割れがほとんど見られない状態であれば、屋根塗装での施工でも問題ないのですが、割れが目立つ場合は屋根カバー工法や尾根葺き替えを選択した方がいいかもしれません。
屋根の塗装には、外壁同様アステックペイントのリファイン1000を使用し塗装しました。お色はチャコールをお選び頂きました。
下塗り・中塗り・上塗りとしっかりと3回塗りを行い、完成です。
付帯工事の概要
ベランダ手摺の補修
ベランダの手摺のジョイント部分のシーリングが劣化していましたので、新しくシーリングを打ち直しました。
雨樋補修
雨樋に割れがみられたため、専用のパテで補修しました。
その他の塗装
完成
最後に点検をして完成です。
塗装をしないコンクリート床等は高圧洗浄にて経年の汚れをキレイに落としました。
松戸市のH様、この度の外壁屋根塗装の際は大変お世話になりました。
今後ともシャインを宜しくお願い致します。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!