取手市 外壁塗装・付帯塗装【防水性の高い金属サイディングをセラコートアクアで塗装】
2024.02.02 (Fri)
茨城県取手市 Y様邸 施工データ
工事内容 | 外壁塗装・付帯塗装 |
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施工カラー | |
築年数 | 不明 |
メーカー・商品 | 外壁塗装:セラコートアクア カラー:40 付帯塗装:ファインパーフェクトトップ カラー:ND-155 |
外壁使用塗料 | セラコートアクア カラー:40 |
担当者より
この度、取手市Y様邸の外壁付帯塗装工事をご依頼頂きまして無事完工致しました。
Y様は10年ほど前に弊社に雨漏り修繕工事を依頼してくださっていたお客様でした。長い月日が経ってもまた弊社にご依頼してくださったこと、心より感謝いたします!
Y様邸の外壁は金属サイディングボードで、チョーキングの発生やシーリング上の塗膜剥がれ、一部で錆の発生も見られました。
このような状況を考慮するとメンテナンスを実施する時期にきていました。
外壁工事の概要
高圧洗浄
最大15Mpaの強い水圧によって、必要に応じて薬剤も使用しながら約1日かけて洗浄工程を行います。
こびりついた汚れを除去することが塗料の密着に繋がりますので、美観性・耐久性に優れた美しい塗装を施すには、この洗浄作業を徹底することが大きなポイントとなります。
外壁補修
外壁の一部で穴が空いている箇所が見られましたので、パテにて補修を行いました。
シーリング補修(増し打ち)
サッシ廻りのシーリングに劣化が見られたため、増し打ちにて補修を行いました。
外壁塗装
Y様邸の外壁は金属サイディングでした。
同じサイディングボードでも窯業系サイディングボードは防水性が低く水分を吸収しやすい傾向にありますが、金属サイディングボードは表面が金属板のため防水性が高いのが特徴です。
中塗り・上塗り塗料には、ダイヤセラコートアクアを使用、お色は40番を使用しました。
セラコートアクアは弾性塗料でありながらも優れた透湿性を持ち、さらに追従性、耐候性も兼ね備えた最強のシリコン塗料です。
金属サイディングとは?
外壁材でよく耳にする「サイディングボード」ですが、実は、窯業系・金属系・木質系・樹脂の4種類に分けられます。
そしてその中でも特に主流となっているのが「窯業系サイディング」と「金属サイディング」の2種類です。
金属サイディングは薄くて軽い金属板で断熱性能のある芯材(サイディングボードの中心)を挟んだ構成の外壁材で、金属板に使用している金属は以前までアルミが主流でしたが、
現在は軽さと耐久性を兼ね揃えたガルバリウム鋼板が主流となっています。
元々リフォームで使用されることが多く新築での施工はほとんどありませんでしたが、
近年ではお洒落でデザイン性のある金属サイディングが開発されるようになり種類も増えてきたことから、現在新築では窯業サイディングの次に普及している外壁材です。
金属サイディングの施工方法
金属サイディングの施工方法は、既存の古い外壁の上にから新しい金属サイディングを張り付けていく「カバー工法(重ね張り工法)」と、
古い外壁を剥がして金属サイディングを施工する「張り替え工法」の2パターンがあります。
しかし、カバー工法が可能なのは既存外壁がモルタルや窯業系サイディングの場合のみであって、既存外壁がすでに金属サイディングの場合はカバー工法での施工はできません。
さらに、劣化状態や立地条件などによってどちらの施工方法が良いのかは変わってきますので、専門家に現場調査を行った上で判断してもらうのが良いでしょう。
金属サイディングのメリット
断熱性が高い
金属サイディングの芯材には断熱材が使用されているため、室内の温度が外の気温の影響を受けにくく、過ごしやすい室内を実現します。
その断熱性は非常に高く、窯業系サイディングと比較して約5〜6倍、モルタル外壁と比較するとなんと約50倍と言われています。
耐震性が高い
金属サイディングは軽量で窯業系サイディングの約1/4、モルタル外壁の約1/10程度の重さです。
他の外壁材と比較して軽量なため、地震が発生しても建物の基礎や柱、壁などに対して影響を受けにくく、建物の倒壊リスクを回避することができます。
防水性が高く、凍害に強い
金属サイディングは表面が金属板のため防水性が高いのが特徴です。
窯業系サイディングでは外壁材が水分を吸収することによる「凍害」が起こりやすい傾向がありますが、金属サイディングは内部に水分を含まないため凍害に強く、被害が出やすい寒冷地などでは特に適している外壁材です。
金属サイディングのデメリット
サビやすい
メリットとして金属のため凍害に強い点を上げましたが、塩害には弱く、傷が付くとそこからサビが発生することがあります。
金属サイディングは表面に塗装が施されていますが、塗装が剥がれてくると錆びが発生しやすくなるのです。
金属サイディングだからといってすぐに錆びてしまうことはありませんが、海の近くなどの場合はこまめに外壁を洗浄したりすることで、少しでもサビの発生を抑えることができます。
傷がつきやすい
金属サイディングは耐候性(自然環境に対する耐久性)には優れていますが、衝撃には非常に弱く、強風による飛び石などでも傷が付きやすい素材です。
その傷がいずれ錆に発展してしまう場合もありますので、傷を見つけたら早めに補修をしたり、普段から清掃などの際に強い刺激を与えないように注意することが大切です。
付帯工事の概要
付帯補修
不要な配線を撤去しました。
その他付帯塗装
完成
最後に点検をして完成です。
塗装をしないコンクリート床等は高圧洗浄にて経年の汚れをキレイに落としました。
取手市のY様、この度の外壁塗装・付帯塗装工事の際は大変お世話になりました。
アンケートも丁寧にお答え下さり嬉しく思います。
今後ともシャインを宜しくお願い致します。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!