野田市 外壁塗装・屋根カバー工事【アーバニー屋根をディプロマットスターでカバー工法】
2025.12.19 (Fri)
千葉県野田市 O様邸 施工データ
| 工事内容 | 外壁塗装・付帯塗装・屋根改修(カバー工法) |
|---|---|
| 施工カラー | |
| 築年数 | 築32年 |
| メーカー・商品 | 外壁塗装:ダイヤスーパーセランフレックス カラー:54 屋根改修工事:ディプロマットスター カラー:カフェ 付帯塗装:セミフロンマイルド カラー:黒 ケンエースGⅡ カラー:N-90 |
| 外壁使用塗料 | スーパーセランフレックス カラー:54 |
| 屋根使用塗料 | ディプロマットスター カラー:カフェ 塗料の特徴はこちらから! |
担当者より
この度、野田市O様邸の外壁付帯塗装・屋根カバー工事をご依頼頂きまして、無事に完工致しました。
O様邸は築32年で、最後のメンテナンスは10年程前とのことで定期的なメンテナンスをされており、外壁・屋根ともに経年劣化が見られるも大きな修繕はありませんでした。
O様邸の屋根は「アーバニー」という種類の屋根材で、旧クボタ(現ケイミュー)製のスレート屋根で、すでに生産が終了しており現在は廃盤となっています。
屋根のメンテナンスについて塗装か、カバー工法か迷われており他社からは塗装を勧められたとのことでした。
しかし築年数が30年を超えますと、定期的な塗装を行っていても、それだけで安心というわけにもいかなくなり、次のステップである屋根カバーや葺き替えを検討される時期を迎えます。
この先も長く安心して住み続けたいとのご要望もあり「屋根カバー工法」をご提案させていただきました。
屋根のメンテナンスは、ライフプランに合わせた選択が重要です。
また外壁には、耐久性を重視した「ダイヤスーパーセランフレックス」を使用しました。
外壁工事の概要
高圧洗浄

最大15Mpaの強い水圧によって、必要に応じて薬剤も使用しながら汚れを除去していきます。
洗浄工程はなんと約1日かけて行われます!長い年月をかけてこびりついた汚れを除去することで塗料の密着に繋がるからです。
美観性・耐久性に優れた美しい塗装を施すには、この洗浄作業を徹底することが大きなポイントとなります。
シーリング補修(打ち替え・増し打ち)
シーリングに劣化が見られたため、目地部分を打ち替え、サッシ廻りを増し打ちにて補修を行いました。
【打ち替え】
既存のシーリング撤去
プライマー塗布
新しいシーリング充填
丁寧に均す
完成
【増し打ち】
既存のシーリング撤去
プライマー塗布
新しいシーリング充填
丁寧に均す
完成
外壁塗装
下塗り:カチオンシーラー
下塗り
カチオンシーラーは密着性に優れていて、素地としっかり密着することにより表面強度を高める下地材です。
また適用範囲が広く、防カビ・防藻機能にも優れています。
中塗り・上塗り:ダイヤスーパーセランフレックス
中塗り
上塗り
中塗り・上塗り塗料には「ダイヤスーパーセランフレックス」を採用、カラーはホワイト系の54番を使用しました。
ダイヤスーパーセランフレックスは、株式会社ダイフレックスの「ダイヤスーパーセラン」を2017年に戸建住宅用として改良した水性無機塗料です。
柔軟性に特化している塗膜なため、従来の無機塗料の「塗膜が硬いので割れやすい」というデメリットを解決し、無機塗料の高い耐久性を持ちながらも割れにくいという塗膜を実現しました。
屋根リフォーム工事の概要
O様邸の屋根は「アーバニー」という種類の屋根材で、旧クボタ(現ケイミュー)が販売していたスレート系屋根材で、デザイン性の高さから人気がありましたが現在は生産が終了しており廃盤となっています。

アーバニーは大きさの違う屋根材をランダムに1枚ずつ敷き詰めたように見えますが、1枚のスレートの下端の長さを変えてスリット(切れ込み)を入れ、下側から上へ重ねて葺いています。
このスリット箇所から割れやすいという欠点がありますが、O様邸の屋根は定期的なメンテナンスをされており、全体的な色あせは発生していましたが、アーバニー自体は割れなどの損傷は起きていませんでした。
しかし一見問題がないように感じても、築30年以上になると様々な不具合が出てきます。
環境にもよりますが、スレート屋根やその下の防水紙(ルーフィング)の耐用年数は20年~30年です。
この先も長く安心して住み続けたい方は「屋根カバー工法」や「葺き替え工法」を検討ください。
参考記事▽
屋根メンテナンスは「ご自宅をどのくらい維持したいか」で選択が変わります!
屋根カバー工法と屋根修理の違いを徹底比較!どちらを選ぶべきか?メリット・デメリットなどを解説
高圧洗浄
外壁同様に強い水圧によって汚れを除去していきます。

役物撤去

屋根に設置されていた棟板金、棟板金を固定していた貫板(芯木)などの役物を撤去していきます。
撤去と同時に清掃も進めていきます。
ルーフィング(防水シート)の貼り付け

役物を全て撤去したら、新しく防水シート(ルーフィング)を屋根全体に敷きます。
塗装や金属屋根の施工が家を守る為に大切な要素である事は間違いありませんが、雨漏りはそれだけで完全に防げる訳ではありません。
台風などで吹き込むような雨水が侵入してきた際には、ルーフィングが特に家屋の木材部分に水が侵入するのを防ぎます。
雨水から家を守り、雨漏りを防いでいるのはルーフィングと言っても過言ではありません。
まさに『縁の下の力持ち』といえる存在なのです!
参考記事▽
屋根の中で一番重要って知ってた?【ルーフィング】の基礎知識を徹底解説!選ぶ際のポイントや絶対に選んではいけない製品などを紹介
役物取り付け

防水シート(ルーフィング)を貼り付けたのち、本体を取り付ける前に新しい役物を取り付けます。
本体加工・取り付け

新しい屋根材は、屋根の形に合わせてカットして設置していきます。
今回新しい屋根材として、石付きガルバリウム鋼板のD’Sルーフィング『ディプロマットスター』で施工、お色はカフェを使用しました。
石付きガルバリウム鋼板のD’Sルーフィング『ディプロマットスター』は高い耐久性で「30年」という他社製品にはない保証期間を実現している屋根材です。
セラミックコートされた自然石粒により熱伝導率が低くなるので、夏のうだるような暑さ軽減に効果があります。
また、超軽量のため住宅への負担が少なく、耐震性に長けている点も大きな特徴です。
着色方法は陶器瓦などと同じ手法が採用されているため、メンテナンスフリーで長期的に色彩を維持することができます。
ディプロマットスターに関しては、こちらの記事でさらに詳しく解説しています!▽
貫板・棟板金の設置
棟下地や棟包みを取り付けます。設置後は繋ぎ目の隙間や釘頭をシーリングでしっかりと埋めました。
棟下地取付
棟板金取付
完成
施工前
施工後
付帯工事の概要
雨樋
鼻隠し
縦樋
軒天
エアコンダクトカバー
換気扇カバー
雨戸
完成
最後に点検をして完成です。
塗装をしないコンクリート床等は高圧洗浄にて経年の汚れをキレイに落としました。
野田市のO様、この度の外壁塗装・屋根カバー工事の際は大変お世話になりました。
今後ともシャインを宜しくお願い致します。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!










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