柏市 屋根カバー工法ではなく「塗装」でコストを抑え耐久性を高めた塗装プラン
2026.05.08 (Fri)
千葉県柏市 K様邸 施工データ
| 施工カラー | |
|---|---|
| 築年数 | 不明 |
| メーカー・商品 | 外壁塗装:スーパーセランフレックス カラー:76・34 屋根塗装:エシカルプロクールF カラー:EPC104 付帯塗装:セミフロンマイルド カラー:黒 |
| 外壁使用塗料 | スーパーセランフレックス カラー:76・34 |
| 屋根使用塗料 | エシカルプロクールF カラー:EPC104 塗料の特徴はこちらから! |
担当者より
この度、柏市K様邸の屋根外壁塗装工事をご依頼頂きまして、無事に完工致しました。
今回は柏市にて、外壁の含水率上昇や幕板の隙間、谷板金のズレを丁寧に補修し、美観と耐久性が大幅に向上した屋根塗装・外壁塗装の施工事例をご紹介します。
柏市K様ご相談のきっかけ
柏市のK様は、娘様ご夫婦が弊社をご紹介くださり、信頼をもってお問い合わせいただきました。
K様は当初、「屋根の状態が悪いかもしれない」と考えられ、屋根カバー工法(古い屋根の上に新しい屋根材を被せる工事)と外壁塗装を検討されていました。しかし、カバー工法は塗装に比べて費用が高額になります。私たちは「本当にお客様にとってカバー工法が必要な状態なのか?」を正しく判断するため、まずは入念な現地調査を行いました。
現地調査の結果
K様邸は、スレート屋根・モルタルリシン外壁のお住まいです。
現地調査を行ったところ、以下の劣化症状が確認されました。
これらは放置すると雨漏りや構造体の腐敗に直結する危険なサインです。
• 幕板と外壁の間に隙間が発生
幕板と外壁の隙間
幕板とは、1階と2階の境界を整えたりデザイン性を高めたりする役割を持つ部材です。この隙間から雨水が浸入すると、外壁内部の腐食の原因となります。
• 谷板金(たにばんきん)のズレ
谷板金のズレ
屋根の谷になった部分にある雨受け用の金属板です。ズレが生じると、本来流れるべき雨水が屋根材の裏側に回り込み、深刻な雨漏りを引き起こします。
【担当者より一言】
調査の結果、屋根材自体の強度は保たれており、適切な補修と高機能な塗装を行えば、高額なカバー工法を行わずとも十分に維持可能であることが分かりました。そこで今回は、コストを抑えつつ最大限の耐久性を発揮するプランをご提案しました。
柏市で屋根リフォーム・外壁塗装をご検討中の方へ
「屋根カバーを勧められたけど…」「塗装できないの?」とお困りの方へ、まずは無料の診断をご活用ください。
屋根リフォーム工事の概要
柏市K様邸屋根調査
屋根の経年劣化と谷板金のズレ
柏市K様邸はスレート屋根で全体に経年劣化によるコケ・カビの発生が見られ、紫外線による防水性能が低下している状態でした。
また、屋根谷板金の先端が大きくずれて雨樋が機能しておりませんでした。
谷板金は水の通り道です。ズレると隙間から雨水が浸入しルーフィング(防水紙)の劣化、野地板の腐食、室内天井への雨染みといった被害に繋がります。
まずはスレート屋根を徹底的に洗浄し、古い塗膜や汚れを落としたうえで、谷板金のズレを解消しました。
高圧洗浄

最大15Mpaの強い水圧で汚れを除去していきます。
洗浄工程は、必要に応じて薬剤等も使用しながら約1日かけて行われます。経年によりこびりついた汚れをしっかりと除去していくことが、塗料の密着に繋がるからです。
美観性・耐久性に優れた美しい塗装を施すには、この洗浄作業を徹底することが大きなポイントになります。
屋根補修(クラック補修)
一部でクラック(ひび割れ)が見られたのでシーリング補修を行いました。

谷板金補修
谷板金にズレがございましたので、雨水がきちんと雨樋に流れるように先端カットして長さの調整を行い、ジョイント部に防水ブチルテープにて補修後にブチルテープ保護のためアルミテープにて補強いたしました。
先端カット
施工後
防水ブチルテープ補修
アルミテープにて補強
錆止め塗布
屋根板金補修(シーリング補修)
屋根板金のジョイント部分(繋ぎ目)のシーリング補修を行いました。
このほかに、屋根板金を固定している釘の打ち直しを行い、雨水の浸入を防ぐために釘頭のシーリング処理を標準施工として行っています。
屋根板金ジョイント部補修
屋根板金ジョイント部完成
屋根板金釘打ち直し
屋根板金釘頭のシーリング処理
屋根板金補修完成
屋根板金塗装
錆止めを塗布しました。
屋根板金錆止め塗布
雪止め錆止め塗布
屋根板金塗装完成
屋根塗装
柏市K様邸の屋根塗装に遮熱性能に優れたフッ素塗料「エシカルプロクールF」を採用。エシカルプロクールFは、水系フッ素樹脂を使った高耐候・高遮熱の上塗り塗料で、シリーズ中でも最も長寿命(約16〜22年)とされる最上位グレードです。
下塗り
中塗り
上塗り
屋根塗装完成
K様施工後のアンケートより
「当初は屋根はカバー工法を考えていましたが家の耐用年数を考慮した提案をして頂き納得して、工事をおまかせしました。お客側にとってどの様に考えたら良いかを思って提案してもらい満足しています。」とのお言葉もいただきまして、嬉しい限りでございます。
外壁工事の概要
柏市K様邸外壁調査
柏市K様邸外壁
柏市K様邸の外壁はモルタルで、リシン吹付が施されていました。
外壁のデザインにも特徴があり、横方向だけでなく縦方向にも幕板が配置された、とてもスタイリッシュなお住まいでした。
幕板が建物全体のアクセントとなり、立体感のある外観を演出している点が印象的でした。
幕板は外壁とは別の部材を上から取り付けるため、どうしても外壁との間に段差が生まれます。 フラットな外壁であれば雨水はそのまま下へ流れ落ちますが、幕板がある場合は出っ張り部分に水が溜まりやすく、劣化が進むと膨れや剥がれにつながることがあります。
今回のK様邸のお住まいでは、幕板に大きな変形や剥離は見られず、素材の状態も良好でした。 ただし、今後の雨水の滞留を防ぐためにも、隙間のシール補修を行い、長く美観を保てるようにメンテナンスを実施する必要があると判断しました。
また、外壁の含水率(外壁内に含まれる水分の割合)が適正範囲を超えていたため、モルタルリシン吹付の「内部の湿気が放出されにくく熱膨れが起こりやすい」という性質も考量した上で、透湿性の高い塗料をご提案しました。
特に外壁の含水率上昇は、モルタル外壁ではよく見られる劣化で、放置すると内部の木材まで傷む可能性があるため、早めの外壁塗装が必要なタイミングです。
高圧洗浄

屋根同様に強い水圧によって汚れを除去していきます。
幕板シーリング補修
幕板の継ぎ目(ジョイント)のシーリングが完全に切れていましたので打ち替えを行いました。
既存のシーリング撤去
プライマー塗布
新しいシーリング充填
均等に均して完成
幕板シーリング補修(三角シール)
幕板と外壁の隙間を雨水の侵入を防ぐために三角シーリングを施工しました。
【外壁と幕板の取り合い部】
プライマー塗布
新しいシーリング充填
均等に均し完成
【幕板上部】
幕板上部の隙間にシーリング材を三角形に盛り、雨水が隙間に入らずスムーズに流れ落ちるように施工しました。
プライマー塗布
新しいシーリング充填
均等に均し完成
外壁塗装
中塗り・上塗りには、高耐久の無機塗料であるスーパーセランフレックスを使用。
お色はメイン部分にベージュ系の76番と、アクセント部分にブラウン系の34番を採用しました。
【メイン部の76番】
下塗り
中塗り
上塗り
【アクセント部の34番】
下塗り
中塗り
上塗り
スーパーセランフレックス特有の滑らかな光沢により、モルタル外壁の質感が格段に向上しました。
また、懸念されていた含水率の問題も、透湿性と防水性を両立した塗膜によって解消されました。
付帯工事の概要
その他付帯塗装
破風板
幕板
鼻隠し
シャッターボックス
軒天
完成
最後に点検をして完成です。
塗装をしないコンクリート床等は高圧洗浄にて経年の汚れをキレイに落としました。
柏市のK様、この度の屋根・外壁塗装工事の際は大変お世話になりました。
アンケートも丁寧にお答え下さり嬉しく思います。
今後ともシャインを宜しくお願い致します。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!










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