日本ペイント認定施工店だけが施工できる高度な施工技術!『ダイヤモンドコート』について解説
2023.05.13 (Sat) 更新
みなさんこんにちは!
徐々に夏が近づいてきましたが、まだまだ寒暖差が激しい日々が続いています…
皆様お体に気を付けてお過ごしくださいね!
さて、本日のテーマは【ダイヤモンドコート】についてです!
目次
「ダイヤモンドコート」とは何なのか?
『ダイヤモンドコート』とは130年の歴史を持つ大手塗料メーカー、日本ペイントが開発した塗料と、
そのダイヤモンドコートを使って仕上げる工法の2つを指す言葉です。
従来の塗装の耐久年数は、期待耐用年数(塗替え時期の目安)を元に考えられているので、どうしても途中段階としてチョーキングや色あせが発生してしまっていました。
そこで、日焼けなどで初期の美しい色艶が色褪せないよう、外壁にも車や携帯電話と同じようなクリヤー塗装をしたらどうか…?という考えが生まれました。
しかし、単に普通のクリヤー塗装を施すだけでは剥がれやヒビ割れが発生してしまうため、日本ペイントが専用のクリヤー塗料を新開発したのです。
そこで開発された塗料を『UVカットクリヤーコーティング』と言い、
そのUVカットクリヤーコーティングを使用した工法が『ダイヤモンドコート工法』です。
ダイヤモンドコート工法の仕組み
通常の塗装作業は、下塗り・中塗り・上塗りと3回の重ね塗りを行います。
ダイヤモンドコート工法では、最終工程として4層目にUVカットクリヤーコーティングを塗装します。
中塗りにはひび割れに強い専用塗料『ダイヤモンドコートBS水性プレーン』を使用、
下塗りにはダイヤモンドコート専用の『パーフェクトサーフ』が使用されることが多いです。
UVカットクリヤーコーティングは様々な劣化要因に強いクリヤー塗料になっています。
この塗料を最後の仕上げに塗装することによって、従来の塗装に比べてより丈夫な塗膜が形成され、美観を長期間保つことができるのです。
このUVカットクリヤーコーティング、具体的にはどのような特徴・強みがあるのでしょうか?下記にてまとめてみました。
日本ペイントが開発!UVカットクリヤーコーティングの特徴
1.塗りたての美しい色を長期間保てる
従来の塗装でよくある症状には「チョーキング現象」「色褪せ」「変色」等があります。
そしてこれらには『紫外線』が主な原因となっています。
緻密且つ強力に結合した分子構造を持つセラミック系樹脂で構成されたUVカットクリヤーコーティングは、
紫外線から塗装層を守ってくれるので、塗膜の劣化を抑制し、自動車の塗装の様に塗装時の美しい色を長期間保つことができます。
チョーキング現象とは
紫外線等によって塗料の中に含まれている合成樹脂が分解されることで顔料が粉状になって塗装の表面に現れ、外壁を指で触った時に白い粉がつくこと
2.超親水性により汚れが付きにくい
UVカットクリヤーコーティングの塗膜表面は超親水性性能を有しており、表面に汚れが付着した際には汚れの下に雨水が入り込み、雨が汚れを浮き上がらせて流し落とすことができます。
これによって、外壁を長期間清潔できれいに保つことができます。
3.藻やカビの発生を抑制
UVカットクリヤーコーティングには防藻・防かび性があり、カビ菌や藻の発生を長期間に渡って抑制できます。
このような優れた美観保持性によって耐用年数に至るまでの美観の低下を防止するので、美しい外観を10年以上保つことができます。
意匠性の高いサイディングにはブリックシステム
ダイヤモンドコートのもう一つの特徴として、『ブリックシステム』というものがあります。
ブリックシステムとは、サイディングボードの塗装の際に、目地部分とトップ部分で別の2種類の塗料を使い分ける塗装方法です。
なぜ塗料を2種類使い分けるのか?
レンガ調やタイル調などの意匠系(=デザイン性の高い)サイディングボードは、通常通り上から塗装すると塗料で目地が塗りつぶされてしまい、せっかくのデザイン性が失われてしまいます。
そこで、目地部分とトップ部分の塗料を塗り分けることによって、目地がポイントとなる外壁デザインでも意匠性を失わずに自然な立体感を保ったまま、塗り替えることができるのです。
カラーバリエーションは12種類あり、さらに仕上がりの具合はお客様の好みに合わせて調整可能で、艶あり・艶なしなども選ぶことができます。
使用できないものもある
以下のものなど、サイディング壁の種類によってはブリックシステムが選べないものもあります。
・リシン壁
・吹付けタイル壁
・スタッコ壁
・樹脂系サイディング
これらに関してはブリックシステムによる仕上げができないため、通常の目地を塗りつぶす施工(プレーンシステム)になってしまいます。
ダイヤモンドコートの施工価格
ダイヤモンドコート工法の価格相場は約120万円~160万円になります。
高性能塗料を使用していることと、4回塗りであるため1回分の塗装費が上乗せされるので通常よりもかなり高い費用が掛かります。
ただ、2回目以降の塗り替えの際には、塗料や下地の劣化状況に問題がなければUVカットクリヤーコーティングのみの塗装が可能となるので、メンテナンス費用が抑えれられ、トータルコストで考えるとお得なのです。
また30年などの長期スパンで考える場合も、一般的な塗装の塗替え時期を10年とすると、15年色褪せないダイヤモンドコートでの塗装がベストパフォーマンスであるとも考えられます。
施工できるのは認定施工店だけ
ダイヤモンドコート工法は、高い技術が必要な施工方法です。
そのため日本ペイントの研修・実習を受け、技術を認定された施工店のみがダイヤモンドコートの登録認定施工店となります。
現在、このダイヤモンドコートの施工認定店は、東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県・群馬県・栃木県・茨城県南部・愛媛県中予地区の数十社のみに限られています。
そして、千葉県北部・茨城県南部エリアでの認定施工店は弊社シャインだけなのです!
点検・保証について
点検
施工不良による塗料の不具合は施工後1年目までに、塗膜が期待耐用年数まで持つかどうかは、大体の場合3年目までに確認できます。
塗料メーカーの日本ペイントは2年ごとの点検をお約束していますので、本当の意味での塗膜管理を行うことが可能になります。
保証
ダイヤモンドコートで施工すると自社保証に加えて「塗膜保証付保険」が自動的に付与されます。
従来、塗り替え保証は外壁のみで、一緒に塗り替えた付帯部は保証外であることが一般的でしたが、
ダイヤモンドコートでは、付帯部も含む塗り替えをした箇所の全てが保証の対象となっています。
ここが、他社の保証にはない強みとなっています。
※下記の場合は保証対象外です。
シーリング上の塗膜(柔軟度の違いで、ワレが怒るため)
外構、塀(土止めなど、裏面水の影響をうけるため)
住宅基礎部(雨水の跳ね返りがあり、通常は塗装しません)
<点検・保証についてのご注意点>
ダイヤモンドコートシステムとは、大工工事・防水塗装工事を除いた、戸建て塗装工事の全体のことを指します。
ダイヤモンドコートそのものは壁面用塗料ですが、屋根や付帯部には日本ペイントによる高品質塗料が指定され、戸建て全の体が高品質塗装になるというシステムです。
壁面にダイヤモンドコートを使用しない場合、屋根塗装のみや付帯部のみ塗装の場合はこれには該当せず、点検保証等のサービス対象にはなりませんので予めご了承ください。
※認定施工店とのご契約となります
ダイヤモンドコートの施工事例
最後に
ダイヤモンドコート塗装は、特殊なクリヤー塗料での仕上げを含む4回塗りが作り出す丈夫で色あせしにくい塗膜によって、美観と耐久性が長期間保たれる優れた塗装システムです。
最初こそ一般的な外壁塗装よりも高い費用が掛かりますがその後のランニングコストが抑えれられるため、次回を視野に入れられる築年数の浅い建物におすすめの塗装になります。
施工できる認定施工店は限られていますが、弊社シャインは千葉県北部・茨城県南部エリア唯一の認定施工店ですので、
もしお近くでダイヤモンドコート塗装を考えている方がいらっしゃれば、ぜひお気軽になんでもご相談ください!
シャインは流山市・柏市の屋根リフォーム・雨漏り専門店です
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