野田市 外壁塗装・屋根リフォーム工事【ダイヤモンドコートでの外壁塗装・パミール屋根をガルテクトでカバー工法】
2023.03.27 (Mon)
千葉県野田市 A様邸 施工データ
工事内容 | 屋根リフォーム カバー工法・外壁塗装 |
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施工カラー | |
築年数 | 15年 |
メーカー・商品 | 外壁塗装:ダイヤモンドコート 色=1F ND-184 2F ND-155 付帯塗装:1液ファインフッ素UV 色=ブラック 屋根カバー:IG工業 ガルテクト 目地シール:サンライズ NB-50 色=アイボリー |
外壁使用塗料 | ダイヤモンドコート カラー:1FND-184 2FND-155 塗料の特徴はこちらから! |
担当者より
野田市のA様から、ホームプロよりご依頼を頂きました。
・ベランダから雨漏りしたことがあるので、しっかりとしたベランダ防水工事をやりたい。
・屋根材がパミールなので屋根改修工事をしたい。
・コーキングや、外壁の基礎部分と床の取り合い部の割れの症状が気になるので補修したい。
とのご希望でした。外壁はダイヤモンドコートで塗装、屋根は金属屋根のガルテクトを使った屋根カバー工法で施工いたしました。
外壁工事の概要
外壁補修①シーリングの打替え
目地部のコーキングに凝集破断が見られました。
コーキングは経年劣化によって硬くなり、追従性(=構造体の変形に合わせて変形する性能)が弱くなるので、地震等の揺れや挙動によって破断してしまいます。
破断するとその隙間から雨水が浸入してきてしまうので、この症状が出ているときは早めにコーキングの打ち替えが必要です。
コーキング(シーリング)に関しては、打替え方法の細かい解説など詳しい情報はこちらで紹介しています!ぜひご覧ください!▽
外壁工事をするなら一度は耳にしたことがあるかも?シーリングについて徹底解説!
外壁補修②クラック・凍害補修
ベランダ周りなどで雨筋(筋のような黒い汚れ)が発生している箇所は、そこの外壁部分が著しく吸水している証拠です。
サイディングボードは吸水すると膨張して重くなり、その後昼間日光に当たると乾きます。これを湿乾伸縮と呼び、これを繰り返すとサイディングが徐々に反ってきてしまいます。
冬場はさらにサイディングボードが吸収した水分が凍って膨張するので、サイディングの内部を脆くしてしまい、
これを繰り返すうちにサイディングボード表面部分の塗膜が剥離してくる現象を『凍害』と呼びます。
凍害の発生箇所は特に脆くなっているので、この上からただ塗るだけではダメです。
まず悪くなった塗膜をケレンで除去します。その後、密着力が高く内部で膜を造るような専用の下塗り塗料を塗布し、素地強化をしっかりと行います。
サイディングボードの反りを無理やり直そうとすると割れてしまう危険があるため、サイディングが浮いてしまっているところはビス止めで浮き補修をしたあと、さらに若干浮いている部分にはコーキングで補修をします。
0.3mm以下のクラックは弾性パテによる補修、0.3mm以上のクラックはVカット工法で補修していきます。
外壁塗装
外壁は高耐久塗料の『ダイヤモンドコート』を使用致しました。
『ダイヤモンドコート』は塗料メーカーの大手である日本ペイントが開発した塗料です。
通常の塗装は『下塗り→中塗り→上塗り』の3回塗りが主流ですが(下地の状態により下塗りを数回重ねることもあります)、最終工程として『UVカットクリヤーコーティング』を施すことにより、
高いレベルでの色褪せ・汚染の防止、藻・かびの防止を実現し、塗りたての美しい色艶を約15年間もの間、維持することが可能になります。
実は、ダイヤモンドコートは日本ペイントからの認定を得ないと施工できません。
日本ペイントが設ける研修・実習を受け、技術を認定された施工店だけが登録認定施工店となります。
このダイヤモンドコートの登録認定施工店、
千葉県北部・茨城県南部エリアではシャインだけなんです!
下塗り
今回は、『パーフェクトシーラー』を使用しました。
パーフェクトシーラーは無機有機ハイブリッドシーラーで、難付着サイディング外壁や難付着スレート屋根に対応するために専用に設計された下塗り材になります。
ひび割れ追従能力に優れた塗料なので中性化防止に役立ちます。
さらに下地に対して高い浸透性と含浸補強性を持ち、高い付着力を実現しています。
中塗り・上塗り
下塗りを行った後、中塗り→上塗りを施します。
ムラが出ないよう、丁寧に塗布します。
トップコートGLクリヤー
3回塗りをしたのち、最後にダイヤモンドコートの特徴の一つであるUVカットクリヤーコーティングとして『GLトップコート』を塗布します。
これにより紫外線から塗膜がしっかりと守られ、外壁が長持ちします。
塗装工事終了直前にタッチアップという補修塗りも行います。
屋根リフォーム工事の概要
O様は、ご自身で屋根材がパミールであることを認識しておられました。
パミールの屋根は塗装ができないため、ガルバ鋼板の『ガルテクト』を使用したカバー工法で施工いたしました。
『ガルテクト』は、独自の材料構成により屋根材と断熱材が一つになり、軽量且つ優れた遮熱性・断熱性を発揮する金属屋根です。
2016年にはさらに進化した超高耐久ガルバリウム鋼板屋根『スーパーガルテクト』としてモデルチェンジし、
従来の遮熱性と断熱性を受け継いだまま、保証年数や保証範囲が拡大されました。
現在、シャインではこちらの『スーパーガルテクト』を使用しております。こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください!▽
施工手順
完成
塗れない屋根はパミールだけではない!
またパミール屋根だけではなく、実は屋根材には塗装で施工できないものが多く存在しているのです…!
あなたのお家の屋根も、もしかしたら「塗れない屋根」かもしれません。
こちらの記事にて塗れない屋根のパターンを紹介しているので、気になった方は是非こちらもチェックしてみてください!▽
ベランダ勾配調整・防水工事
ベランダに勾配が取られていないため水溜りができてしまうということでしたので、勾配をつける工事から始め、防水工事まで行いました。(ダイフレックス使用)
屋根だけでなく、ベランダも雨が降ると水が溜まりますよね。 その時に傾きがないと水が排水口に流れていかず、溜まってしまうのです。
水の流れを誘導するためにも、ベランダや屋根は軽い勾配になっている必要があります。
付帯工事の概要
水切りの塗装
柱の塗装
基礎とタイル部の取り合い
その他付帯塗装
完成
最後に点検をして完成です。
塗装をしないコンクリート床などは高圧洗浄で長年の汚れをきれいに落としました。
野田市のA様、この度の外壁塗装・屋根リフォーム工事の際は大変お世話になりました。
今後ともシャインを宜しくお願い致します。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!