低汚染性と優れた耐候性を兼ね揃えた【守る】塗料 超低汚染リファインシリーズを徹底解説!
2023.08.26 (Sat) 更新
みなさんこんにちは!
変わらず厳しい暑さは続いていますが、もう8月も終盤ですね…早く涼しくなるように日々願っています…!
さて、本日のテーマは【超低汚染リファイン】についてです!
目次
- 低汚染性と優れた耐候性を兼ね揃えた【守る】塗料
- 超低汚染リファインの最大の特徴は2点
- 1.超低汚染性
- 無機成分の配合による機密性で汚れの付着を防ぐ
- 無機成分とは?
- セルフクリーニング機能で付着した汚れを落とす
- どれくらい汚れに強いのか?
- 屋外実験
- サイディング壁での実験
- 2.耐候性
- ラジカル抑制機能で塗膜劣化を抑える
- 遮熱性と遮熱保持性
- リファインの種類
- 超低汚染リファイン1000MF-IR
- 超低汚染リファイン1000Si-IR
- 超低汚染リファイン500MF-IR
- 超低汚染リファイン500Si-IR
- MF-IRとSi-IRの違い
- 艶消しや弾性に特価した種類も
- 超低汚染リファイン艶消1000MS-IR
- 超低汚染リファイン弾性1000MS-IR
- 超低汚染リファインシリーズの価格帯
- 超低汚染リファインの施工例
- 最後に
- シャインは流山市・柏市の屋根リフォーム・雨漏り専門店です
低汚染性と優れた耐候性を兼ね揃えた【守る】塗料
「超低汚染リファイン」シリーズは、2019年より2年連続で遮熱塗料のシェアナンバーワンを獲得しているアステックペイントが開発した塗料で、外壁塗料・屋根塗料・耐久年数等によって複数の種類があります。
独自の技術により細かい汚れも付着しにくい緻密な塗膜を形成することで塗りたての美しさを長く保ち、また塗膜表面が水と馴染みやすいため、汚れが付着しても雨水によって汚れが洗い流されます。
加えて、耐候性や遮熱性に優れており、紫外線や熱などの外壁の劣化要因を防ぐ機能も備えています。
これらの低汚染性・耐候性・遮熱性により外壁を劣化要因から守り、塗装したての美しさの長期保持を実現している塗料です。
超低汚染リファインの最大の特徴は2点
1.超低汚染性
低汚染性というのは、汚れが付着しにくく雨だれ汚れなどが付きにくい性質のことです。
「超低汚染リファイン」は従来の低汚染性塗料に開発を重ねて実現した、長期に渡って美しさを保つことができる「“超”低汚染性」が特徴です。
無機成分の配合による機密性で汚れの付着を防ぐ
外壁の汚れ度合いは外壁表面の塗膜の「緻密性」によって決まります。一般的な塗料は塗膜の緻密性が低く、樹脂同士の隙間に汚れが入り込んでしまうため、それが汚れの付きやすさの原因でした。
そこで「超低汚染リファイン」シリーズは無機成分を配合することにより、緻密且つ強靭な塗膜の形成を実現しました。
隙間のない緻密な塗膜には粒子の細かい汚れなども入り込みにくいため、汚れの無い美しい外壁を長期に渡って維持することができます。
無機成分とは?
無機成分とは紫外線による分解がされにくい性質を持つ物質で、ガラスなどにも含まれる成分です。
一般的にガラスは外壁などに比べて汚れが付きにくく、付着したとしても水で洗い流せる汚れが多いですよね。例えば、車のフロントガラスなどを思い浮かべると分かりやすいです。
これは、ガラスが無機成分を主成分としているため隙間が無く、汚れが付着しても隙間に入り込むことができないので、簡単に洗い流すことができるからなのです。
超低汚染リファインシリーズは上記で解説したガラスの汚れにくさと同じ原理により、無機成分を配合することで塗膜が緻密になるため汚れが付着しにくく、また付着しても簡単に洗い流すことができます。
セルフクリーニング機能で付着した汚れを落とす
無機成分は塗膜の緻密性を高めて汚れの付着を防ぐだけでなく、優れた親水性を持っているため、付着している汚れも落とすことができます。
親水性とは塗料と水がなじみやすい性質のことで、親水性が高いと塗膜と汚れの間に雨水が入り込んで雨と一緒に汚れを洗い流すことができます。
これを「セルフクリーニング機能」と言います。
どれくらい汚れに強いのか?
屋外実験
各種塗料を塗装後、屋外で1年経過観察を行いました。
他社の塗料は雨による雨だれ汚れがかなり目立ちますが、超低汚染リファインシリーズには雨だれ汚れは見られず、まるで塗りたてのような美観を保持しています。
サイディング壁での実験
家の外壁材で使われることの多いサイディングボードに各種塗料を塗装後、新聞などの印刷インキやインクジェットトナーなどに使用されるカーボンブラックで汚染した後、水で洗浄し、汚れの落ち具合を比較しました。
他社の塗料は黒の色味が残って茶色くなっていしまっているのに対し、超低汚染リファインシリーズは汚染前との違いがほとんど見られませんでした。
2.耐候性
「超低汚染リファイン」のもう一つの特徴は、塗膜の大きな劣化要因である紫外線に対する耐候性です。
特に屋根は紫外線に晒される期間は絶対的に長くなるため、紫外線による塗膜の劣化を防ぐことが綺麗な美観を長く保つための重要なポイントになります。
また、アステックペイントの塗料は元々日本の約3倍紫外線の強いオーストラリアのアステックオーストラリア社から生まれた塗料です。そのため、特に紫外線に対して非常に高い耐候性を持っているのです。
ラジカル抑制機能で塗膜劣化を抑える
高耐候性の秘密は、塗料最大手メーカーの日本ペイントが開発した『ラジカル抑制技術』にあります。
そもそもラジカルとは、塗料に含まれている「酸化チタン」という顔料が、酸素・水・紫外線などを吸収することによって発生するエネルギーのことです。
ラジカルは、樹脂や顔料の有機物を分解して劣化させてしまう性質があり、これが塗膜の劣化を引き起こす原因となります。
塗膜の劣化を防ぐには、まずこのラジカルの発生を最低限に抑えなければなりません。
「超低汚染リファイン」シリーズの塗料には、発生したラジカルを閉じ込めるためのバリアー層がある『高耐候型白色顔料』という化学物質が配合されています。
通常の塗料に使用されている酸化チタンは紫外線を吸収するとラジカルが発生しますが、高耐候型白色顔料は紫外線を吸収してラジカルが発生してもバリアー層がラジカルを閉じ込めるため、
塗膜の分解が促進されることなく劣化を防ぐことができるのです。
遮熱性と遮熱保持性
商品名に付いている「IR」は「遮熱」という意味を指しており、名前の通り優れた遮熱性を持ち、更にその遮熱性を長期にわたり保持することができます。
「超低汚染リファイン」シリーズの塗料には一般的な塗料に使用される顔料よりも平均日射反射率が高い「特殊遮熱無機顔料」が使用されています。
この顔料により、太陽光の中で温度上昇の主要因となる近赤外線を効果的に反射する塗膜が形成され、室内温度の上昇を抑えます。
また、外壁や屋根に付着した汚れは熱や紫外線を集める性質があるため、一般の遮熱塗料では経年によって付着した汚れが熱を吸収するため、遮熱効果は段々と低下してしまいます。
「超低汚染リファイン」シリーズは上記で説明したように超低汚染性を持つ汚れの付きにくい塗料であるため、年月が経っても遮熱性能を発揮し続けることができます。
リファインの種類
超低汚染リファインは外壁用塗料、屋根用塗料、塗料を構成する成分の違いによって4つの種類に分けられます。
塗装箇所や希望する耐用年数、また耐用年数に比例して価格も上がるため、それらを考慮して適切な種類を選びましょう。
超低汚染リファイン1000MF-IR
フッ素樹脂の外壁塗装用の塗料です。耐用年数は20~24年を想定されています。
超低汚染リファイン1000Si-IR
シリコン樹脂の外壁塗装用塗料です。耐用年数は15~18年を想定されています。
超低汚染リファイン500MF-IR
フッ素樹脂の屋根用塗料です。耐用年数は20~24年を想定されています。
超低汚染リファイン500Si-IR
シリコン樹脂の屋根塗装用の塗料です。耐用年数は15~18年を想定されています。
MF-IRとSi-IRの違い
フッ素塗料である「MF-IR」シリーズとシリコン塗料である「Si-IR」シリーズで異なる点は耐用年数です。なぜフッ素塗料とシリコン塗料で耐用年数が異なるのでしょうか?
フッ素塗料とシリコン塗料はそもそも塗料のグレードが異なります。塗料には各種グレードがあり、価格・耐久性(=耐用年数)とグレードは比例しているのです。
グレードは ウレタン▷シリコン▷フッ素▷無機フッ素▷無機 の順に高くなるため、
シリコン塗料よりもグレードの高いフッ素塗料の「MF-IR」シリーズの方が耐用年数が高く、その分価格も高いという事なのです。
艶消しや弾性に特価した種類も
超低汚染リファイン艶消1000MS-IR
艶消し塗料はなんとなく艶有り塗料よりも汚れが付きやすいというイメージを持つ方も多いでしょう。
実際、一般的な艶消し塗料は艶有塗料と比較して、低汚染性能が劣ると言われています。
そこで、超低汚染リファイン艶消1000MS-IRには「中空ガラスビーズ」という艶消剤を使用しました。この艶消材の真球状の粒子によって塗膜が滑らかな凹凸になり、汚れが入り込みにくくなります。
低汚染性塗料の中でも落ち着いた雰囲気を演出したい方におすすめの塗料です。
超低汚染リファイン弾性1000MS-IR
超低汚染リファインシリーズの機能に加えて、高い弾性を発揮するのが超低汚染リファイン弾性1000MS-IRです。
一般的な弾性塗料は樹脂が柔らかいため汚れが突き刺さりやすいという課題を抱えていました。
超低汚染リファイン弾性1000MS-IRは外部からの衝撃を吸収するコア層と強靭なシェル層の2層からなるシリコン樹脂を採用することにより、内部に弾性を有しながら塗膜表面の強靭層によって汚れが突き刺さりにくい構造を実現しました。
超低汚染リファインシリーズの価格帯
超低汚染リファインシリーズで外壁屋根塗装を依頼した場合、外壁塗装費用の単価は以下の通りです。
超低汚染リファインSi-IR(シリコン塗料): 2,400~2,800円/㎡
超低汚染リファインMF-IR(フッ素塗料): 3,200~3,600円/㎡
フッ素塗料の方が単価としては高くなりますが、上記で説明したようにSi-IR(シリコン塗料)は耐用年数が15年~18年、MF-IR(フッ素塗料)は耐用年数が20年~24年で、フッ素塗料の方が約5~6年長持ちします。
メンテナンス回数などを考慮して長期的に考えると、コストパフォーマンスの面では問題ないと言えるでしょう。
超低汚染リファインの施工例
最後に
超低汚染リファインは無機成分を配合する独自の技術により細密な塗膜を形成し、細かな汚染物質も付着しにくく、長期的に外壁や屋根の美観を保つ塗料です。
またラジカル制御機能による紫外線への耐候性や遮熱性にも優れており、外壁をさまざまな劣化要因から守ることに特化した塗料です。
1度の塗装で長期間美観を保ちたい方、明るい色の外壁にしたいけど汚れが付くか心配で塗装を迷っている方などにおすすめの塗料です。
ぜひ、大切なお住まいをいつまでも美しく維持させるための手段の一つとして選択肢に入れてみてください!
シャインは流山市・柏市の屋根リフォーム・雨漏り専門店です
有資格者による確かな診断力を武器に、お客様に最も合った提案をさせていただきます。
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シャインでは、そんなお客様の疑問や不安に寄り添えるように、具体的で丁寧な説明・対応を心掛けております。
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