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耐用年数の長さが強み!外壁塗装における【フッ素塗料】のメリット・デメリット

塗料に関する情報

2023.10.11 (Wed) 更新

みなさんこんにちは!

流山市・柏市の屋根リフォーム・雨漏り専門店のシャインです!

ここ数日で朝と夜が急に寒くなり、急いで毛布を引っ張り出してきました…風邪を引かないように、あったかくして寝ましょう!

さて、本日のテーマは【無機塗料の相場】についてです!

フッ素塗料とは?

蛍石

フッ素塗料とは、蛍石(ほたるいし)という鉱物を原料としたフッ素樹脂を配合した塗料のことです。

樹脂に含まれる炭素とフッ素の非常に強い結合力が紫外線による樹脂の破壊を防ぐことで高い耐久性・耐候性を実現しています。

その耐久性の高さから短期間でのメンテナンスが難しいとされるビルなどの大型建造物での塗装に使用されることが多く、代表的なものとしては六本木ヒルズの森ビルスカイツリーなどがあります。

フッ素塗料のメリット

1.耐久性が高く、耐用年数が長い

フッ素塗料は外壁と強く密着する性質を持っているため塗膜が剥がれにくく、隙間を作らずに外壁の劣化からしっかり家を守ることが可能です。

また、紫外線や雨水に対する耐性が強い塗料であるため、長期間それらの劣化要因に晒されてもダメージを受けにくく、外壁の色褪せ等の劣化を最小限に止めることが可能です。

さらに温度変化にも強いため、寒さや暑さが極端な地域でも、しっかりと性能を発揮します。

これらの耐久性の高さによってフッ素塗料の耐用年数は約15年~20年という長期間を実現しており、

現在主流のシリコン塗料の耐用年数約10~15年と比べても1.5倍近くの耐用年数を持っているのです。

2.親水性

フッ素塗料は親水性(水に馴染みやすい性質)を持っており、汚れと塗膜の隙間に水が入り込んで汚れを浮かせて洗い流し、外壁の美観を保ちます。

この性質により外壁に汚れが付きにくいため、低汚染性に優れています。

3.耐熱性

耐熱性とは、塗料の熱や紫外線に対する性能のことで、外から壁内部に伝わる熱の量を減らし、紫外線の熱による劣化をしにくくする働きのことを指します。

※熱を家の中に通さない「遮熱性」や、暖かい空気を外に逃がさない「断熱性」とは異なります。

フッ素系塗料は結合力が強いため太陽光や紫外線に強く、ウレタン、シリコン塗料などの中での遮熱性に優れた塗料と比べても、フッ素系塗料が最も耐久性に優れていると言えます。

4.防カビ性、防藻性

フッ素塗料は塗膜自体に防カビ・防藻に対する効果を備えているため、建物の美観を損なう大きな原因となるカビや藻の発生を抑えます。

しかし完全に防げるわけではないため、湿気の多い時期や雨がよく降る地域では外壁の洗浄をすることも大切です。

フッ素塗料のデメリット

フッ素塗料は、上記で解説したように汚れや劣化要因を防ぐ機能や性質が多く備わっているため、耐候性に優れています。しかし、使用を考える際には必ず把握しておきたいデメリットもあります。

1.費用が高い

フッ素塗料のグレードは無機塗料の次に高く、グレードと並行して価格も比例するため、価格も無機塗料の次に高価格となっています。

フッ素塗料の単価は約4,000~4,500円/㎡とされており、塗料の中で最も主流なシリコン塗料の約1.5倍です。

しかし、耐用年数が最大20年と非常に長期間であり、その間メンテナンスを行わなくて良いと考えるとメンテナンス費用が浮くため、結果的にトータルコストで考えるとお得な場合も多くあります。

近い将来建て替えや引越しを検討されているなどで10年未満で建物を手放す場合の方は、フッ素塗料を使用してもオーバースペックとなり返って損をしてしまう可能性が高いですが、

新築の塗装やまだ建てて数年のため今後の予定はまだ分からない…という方には、初期費用は高くても長期間で考えるとむしろ安く済むという場合もあるためフッ素塗料はオススメです。

2.再塗装が難しい

外壁塗装を行うと外壁の表面に塗膜が張られますが、フッ素塗料の塗膜には「硬くて親水性が高い」という特徴があります。

このしっかりとした塗膜により住宅の外壁を劣化要因から守っているのですが、塗膜が硬く親水性が高いと、再塗装の際に塗料が密着せずに弾かれてしまいます。

これを防ぐには塗料の密着性を高める専用の下塗り材による特別な下塗りでの処理が必要になるため、再塗装の難易度が高くなるだけでなく、より費用が掛かってしまう可能性もあるのです。

また、硬い塗膜は弾力性がないため、クラック(割れ)が発生しやすいというデメリットもあります。

追記

フッ素塗料の割れやすさはネット上の情報ではよくデメリットとして挙げられますが、現在では弾性型のフッ素塗料を使用する事でヘアークラックの抑制になる仕様がございます。

また、再塗装が難しいという見解も見受けられますが、現在はそれほど高価ではなくても高密着シーラーを使用する事で再塗装が可能になります。

いすれにしても、クラックの抑制効果の高さなどは樹脂で塗料を選ぶ、というよりかは全体の塗装仕様を選ぶという事が重要になると考えます。

3.艶消しができない

外壁の塗装をした後は艶のある塗装を思い浮かべる方が多いと思いますが、一方で艶のある外観を好まない方や、家のイメージや構造的に艶が無い方が魅力的に見えるお家もあります。

そのために外壁塗料は艶を調節することができ、その中には艶のないマットな仕上がりになる【艶消し塗料】があります。

しかし、現在フッ素塗料は艶有りの塗料しかありません。艶の調整は3分艶まで可能ですが、完全な艶消しの仕上がりを希望する場合はフッ素塗料はオススメは出来ません。

フッ素塗料の特徴として『親水性の高い硬い塗膜』を挙げましたが、この塗膜の親水性の高さは外壁の艶と大きく関わっています。

それは、艶の調整をするために塗料に添加剤を配合すると親水性の効果が下がり、せっかくの耐候性が落ちてしまうからです。

外壁塗装において、自分の家は機能性と外観のどちらを優先したいかをしっかり考慮した上で、本当にフッ素塗料が合っているかどうかを考えると良いでしょう。

しかし、近年では艶消し仕上げの需要も高まっている為、艶消しのフッ素塗料開発されています…!

フッ素塗料がオススメなのはどのような場合?

フッ素塗料にはメリットとデメリットがあるため、特徴を押さえて採用することが重要です。

上記で解説したメリット・デメリットを元に、無機塗料がオススメな方の特徴は以下になります。

日当たりの良い家にお住まいの方

フッ素塗料は耐候性が高いため紫外線や雨水による劣化が起きても塗膜が剥がれにくく、また耐熱性を備えているため外部からの紫外線による熱量を軽減し、外壁の劣化を防ぎます。

日当たりが良く紫外線を長時間浴びる環境にあるお家の場合は、紫外線劣化に強いフッ素塗料はおすすめです。

付帯部の塗装を考えている方

フッ素塗料を有効的に活用できる場所として、付帯部分があります。

特に軒天雨樋は風雨の影響を受けやすいため劣化が起こりやすく、耐用年数が短くなりがちな箇所です。

外壁よりも早く劣化しがちな付帯部にフッ素塗料を使う事で耐用年数を伸ばし、建物全体での塗料メンテナンスの時期を調整することも可能です。

また、付帯部塗装は部分的な塗装になるため外壁よりも塗装面積が少なく、高価格なフッ素塗料を使用しても費用を抑えることができます。

メンテナンスの回数を減らしたい方

フッ素塗料は初期費用こそ高いものの、その分耐用年数が約15年〜約20年と非常に長いため、メンテナンス回数を減らしたい方にはおすすめです。

フッ素塗料が大規模建造物によく使用されているのは、大規模建造物はメンテナンスを頻繁に行うことができないため、一度の塗装で耐久性が長期間持続する塗料を使用する必要があるからです。

これと同じ原理で、特に広い家に住んでいる場合はメンテナンスの回数が多いほど費用がかかるため、長期的にコスト削減ができるという目的においてフッ素塗料はおすすめです。

訪問販売などが紹介してくるフッ素塗料には要注意!

フッ素塗料は最初の開発から40年以上経ち、最近は塗料の種類もかなり増えてきています。

そして増えてきた半面、フッ素塗料の高価な費用を狙って、本当に効果があるのか信用できないような粗悪な塗料、そしてそれを販売する業者が増えてきているのも現実です。

大手メーカーの代表的なフッ素塗料と単価費用は以下になります。聞いたことのない塗料を勧められた時の参考にしてみてください。

大手塗料メーカー オススメのフッ素塗料

もし、このような大手メーカー以外のフッ素塗料を進めてくる業者の場合や、また訪問販売に多いのが「自社開発したオリジナルのフッ素塗料」などと言ってくる業者ですが、

そのような業者とは絶対にその場で契約などしてはいけません!

そもそも、大手メーカーでも時間と手間をかけてようやく作り出される塗料よりも高性能な塗料を、訪問販売の業者が作り出せるはずがないのです。

このような自社開発塗料やあまりメジャーでない塗料を進めてくる業者は要注意です。

では、大手メーカーの塗料であれば必ず安心なのか?と言われると、実はそうとも限りません。

なぜなら、フッ素塗料におけるフッ素の含有量は厳密に定められているわけではないので、ほんの少しフッ素が入っているだけでも【フッ素塗料】とすることが出来てしまうからです。

スプーン一杯のフッ素でもフッ素塗料ですし、コップ一杯のフッ素でもフッ素塗料と言えるのです。

つまり、大手メーカーが取り扱っているとしても安価なフッ素塗料ならば含有量が低く、性能が低い場合もあるので、安心ですとは一概には言えないのです。

フッ素塗料の耐候性ばかりに気を取られがちですが、

・退色防止性(色褪せのしにくさ)

・クラック追従性

・低汚染性

フッ素塗料といっても千差万別であるため、ここが塗料選びの難しい所なのです。

以下で業者選びに関するブログを掲載していますので、ぜひご覧ください!▽

外壁屋根塗装工事の運命を握る!正しい業者選びのコツ

最後に

フッ素塗料は紫外線に強い耐候性を武器に、最大20年の長期間の耐用年数を誇ります。

高品質塗料であるため高価格な点がデメリットではありますが、これから10年以上は現在の家に住み続ける予定の方や、

メンテナンス回数を減らして細かなコスト削減をしたい場合には、初期費用は高いですが長期的に考えた場合オススメです。

しかし、フッ素塗料と一言で言っても各メーカーが出している安価なフッ素から高性能なフッ素まで含有量の違いなどにより性能は様々です。

せっかくフッ素塗料をすすめられたのに、「5年で色褪せが始まった」といった事にならないように納得がいくまで業者選定して、しっかり見極めるといいと思います。

また、フッ素塗料の性能を謳い文句に粗悪な塗料を売りつけてくる業者もいますので、大手メーカー以外のフッ素塗料は使用しないように、そして施工業者は慎重に選定するようにしましょう。

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