耐用年数の長いサイディングや瓦屋根など高耐久で充実した標準仕様!アイ工務店の外壁と屋根の標準仕様・特徴やメンテナンス注意点などを徹底解説
2024.04.06 (Sat) 更新
みなさんこんにちは!
ここ数日で桜が一気に咲き始めましたね!今日明日の休みでお花見を予定している方も多いのではないでしょうか?
さて、本日のテーマは【アイ工務店の特徴・メンテナンスでの注意点】についてです!
目次
- アイ工務店の住宅のメンテナンスでの注意点
- ハイブリッド工法を基盤に様々な工夫を凝らした丈夫な家
- 防震吊木による優れた遮音性
- アイ工務店の外壁の特徴
- ニチハ「Fu-geプレミアム」
- Fu-geプレミアムの特徴1.プラチナコート30
- 紫外線を上回る分子結合力
- 無機塗料と有機塗料のをバランスよく配合
- Fu-geプレミアムの特徴2.マイクロガード
- Fu-geプレミアムの特徴3.各種シーリングレス工法
- 四方合いじゃくり
- ドライジョイント工法
- ケイミュー「ネオロック・光セラ18」
- 光触媒コートの仕組み
- 3つの層で紫外線を徹底的にブロック
- アイ工務店の外壁メンテナンス注意点
- Fu-geプレミアム
- シーリングレスはメンテナンスフリーではない
- 高い施工技術が必要
- 部分補修が出来ない可能性がある
- ネオロック・光セラ18
- ひび割れしやすい
- 光触媒コーティングは塗装メンテナンスの際に塗料に注意
- 定期的にメンテナンスを行おう
- アイ工務店の屋根の特徴
- 新東「CREAM Fシリーズ」
- 鶴弥「スーパートライ110 スマート」
- 陶器瓦のメンテナンス注意点
- ガルバリウム鋼板
- ガルバリウム鋼板のメンテナンス注意点
- メンテナンスは結局どこに頼むのが良いの?
- ハウスメーカーのメリット・デメリット
- シャインの特徴
- 最後に
- シャインは流山市・柏市の屋根リフォーム・雨漏り専門店です
アイ工務店の住宅のメンテナンスでの注意点
アイ工務店は、2010年に大阪心斎橋に本社を設立した比較的新しい住宅メーカーです。
自由度の高い間取りと充実した保証や標準仕様を備えつつも大手メーカーよりも低価格で建てられるというコストパフォーマンスの高さが評価されており、2010年の設立から12年間売上成長率第1位(※2010年度~2022年度ハウスメーカー(年商規模100億円以上)調査機関 株式会社東京商工リサーチ 2023年10月調べ)を誇ります。
そんなアイ工務店にお住まいの方、またはご近所の住宅などがアイ工務店という方も多いのではないでしょうか?
アイ工務店のお住まいには、アイ工務店ならではの様々な特徴があります。今回はアイ工務店の特徴をご紹介しながら、知って損はないメンテナンスの注意点なども解説していきます!
ハイブリッド工法を基盤に様々な工夫を凝らした丈夫な家
アイ工務店の木造住宅は、日本に古くから伝わる建築工法の「木造軸組工法」と、耐震性に優れた「2×4工法」の2つを掛け合わせたハイブリッド工法を採用しています。
木造軸組工法とは、基礎に垂直に立てられた柱、柱を支点として水平に渡す梁、柱の間で斜めに渡す筋交いによって作られた骨組みによって建物を支える構造で、
外部からの衝撃が全て骨組み同士の接合部に集中してしまうため、そこから歪みや変形が発生しやすいのが難点とされていました。
2×4工法は約2インチ×4インチのサイズの枠組みに合板を接合して作られた6面のパネルによって箱を形成し、面によって建物を支える構造です。※枠組みの大きさによって2×6や2×8などもあります。
この工法は外部からの衝撃がパネルの面全体に分散されるため力が一部分に集中することがなく、歪みや変形が発生しにくい安定した躯体によって優れた耐震性を発揮します。
アイ工務店のハイブリッド工法では、木造軸組工法によって作られた骨組みにパネルを接合しました。
こうすることで木造軸組工法のメリットである間取りの自由度を確保しつつ、2×4工法の耐震性の高さを活かした住まいを可能にしたのです。
また、枠組みに接合する壁パネルの耐力壁には、国土交通省認定の中で最高ランクの壁倍率(耐力壁の強さ)5倍の耐力壁を採用しています。
防震吊木による優れた遮音性
2階建ての建物の場合、2階の床からの振動や物音は構造材を伝わって1階の天井に響くため、1階と2階の間に隙間を作ることで大きな音や衝撃が直接伝わらないようにすることが出来ます。
そして、その隙間には吊木と呼ばれる1階の天井を吊るための部材があります。
アイ工務店では、上からの振動波を軽減する「防震吊木」を採用しています。元々音を通しにくい木材との相乗効果で1階へ伝達される音を軽減し、優れた遮音性を発揮します。
アイ工務店の外壁の特徴
アイ工務店の外壁標準仕様は窯業系サイディングで、共に外装建材メーカー大手のニチハ「Fu-geプレミアム」・ケイミュー「ネオロック・光セラ18」の2種類から選ぶことが出来ます。
また、オプションでアイ工務店オリジナルのプレセットタイルも選択可能です。
サイディングの下地にタイルを貼り付けた一体型パネルで、窯業系サイディングに比べるとこちらの方が耐久性は遥かに上ですが、その分オプション仕様なので取り入れたい際は追加費用が掛かることをしっかり理解しておきましょう。
ニチハ「Fu-geプレミアム」
Fu-geプレミアムはシーリングレス仕様と表面の超高耐候コーティング塗装が特徴であるサイディングシリーズ「Fu-ge」の中で特に優れた性能と耐久性を発揮する「プレミアムシリーズ」の一つです。
サイディングの厚みは16㎜・18㎜・21㎜があり、16~18mmまでは同一価格で選択可能です。デザイン性も高く、シックなものからナチュラルなものまで豊富な種類を展開しています。
Fu-geプレミアムの特徴1.プラチナコート30
ニチハのサイディングの特徴である「プラチナコート」とは、紫外線による外壁の色あせやひび割れを長期間抑えるために塗膜の表面に施されるコーティング塗装のことです。
Fu-geプレミアムでは強い分子結合力とひび割れへの耐久性によって塗膜の変色・褪色30年保証を実現した超高耐候塗料「プラチナコート30」が採用されています。
紫外線を上回る分子結合力
「プラチナコート30」の塗膜は、紫外線の持つエネルギーを上回る安定した緻密な分子結合エネルギーを持つため、紫外線による劣化要因から外壁材をしっかり守ります。
無機塗料と有機塗料のをバランスよく配合
無機物は色褪せすることが無く、高硬度で耐火性などにも優れているため、無機物を主体とする無機塗料は非常に耐久性に優れていますが、塗膜が硬いため割れやすいというデメリットがあります。ひび割れは雨水の浸入による劣化を促進させてしまうため、外壁材を傷めてしまいます。
そこで、「プラチナコート30」は塗膜内に無機塗料と有機塗料をバランスよく配合。有機塗料の持つ柔軟性を加えることで、色褪せだけでなくひび割れも抑制する塗膜を実現させたのです。
Fu-geプレミアムの特徴2.マイクロガード
外壁の汚れの中で約70%の割合を占めるのが油分を含んでいる「都市型汚れ」です。
油分を含んでいる汚れは水と馴染みにくいため、雨が降った程度では簡単に洗い流すことが出来ません。しかし、Fu-geプレミアムに搭載されているマイクロガードは、セルフクリーニング機能のはたらきによってこの都市型汚れを雨で落とすことができます。
1.マイクロガードは主成分のシリカ粒子が持つ親水性によって水と馴染みやすい性質があるため、空気中の水分を吸収して外壁の表面に薄い水膜を作ります。
2.この水膜は埃や塵などの汚れを吸着する静電気の発生を抑えるため汚れが付きにくく、付着した汚れも水膜の上に浮いている状態になります。
3.そして、雨が降ると親水性の効果によって付着していた汚れの下に雨水が入り込んで汚れを浮かせます。浮いた汚れは雨水と一緒に洗い流されるため、外壁に直接汚れが付着することが無いのです。
この一連の流れを「セルフクリーニング機能(自浄作用)」と言います。
このマイクロガードの効果は、油分を含む排気ガスや埃、泥汚れなどには大きな効果を発揮しますが、
サビ汚れや濃度・粘度の高い汚れ、さらに藻やカビなどに対しては十分な効果を発揮できません。すべての汚れに完全に対応できる訳ではないため、注意しましょう。
Fu-geプレミアムの特徴3.各種シーリングレス工法
従来のサイディング外壁は、ボード同士の目地にシーリング剤を注入して隙間を埋めていました。
しかし、シーリングは経年劣化や雨風の影響によって汚れや黒ずみ、また破断や収縮などの劣化を起こして建物の美観を損ねてしまいます。
そして、そのほとんどがサイディングボードの劣化よりも早い段階で発生していたため、一般的な窯業系サイディングは大体10年ごとのシーリングメンテナンスが必要でした。
Fu-geプレミアムのサイディングボードは、シーリング無しでも隙間を作らない接合方法の「四方合いじゃくり」と、角やサッシ廻りのシーリングを無くした「ドライジョイント工法」によって、【シーリングレス】な外壁材を実現。シーリングのメンテナンス負担を大幅に減らしただけでなく、外壁に一体感が出てスッキリとした印象の外観を実現しました。
四方合いじゃくり
合わせる板同士を厚みの半分だけ削り取って、お互いの端部分が重なるように張り合わせる方法を合いじゃくり接合といいます。
Fu-geプレミアムでは上下左右全てがぴったりと嵌るように、4方向全てに加工を施しました。
ドライジョイント工法
専用の部材を用いることで角部や入隅、窓のサッシ廻りなどにシーリングを使わずに施工できる工法です。
【サッシ廻り】
【角部】
ケイミュー「ネオロック・光セラ18」
「ネオロック・光セラ18」は、ケイミューが開発した最先端のテクノロジーにより光触媒の効果を持つ外壁材「光セラシリーズ」をさらに進化させて誕生した外壁材です。
紫外線によって汚れを分解→雨水で浮かせて洗い流すというセルフクリーニング機能を持つ「光触媒コート」が最表層に施されているため、耐久性が高く、耐用年数40年とも言われておりメンテナンス性に優れています。
また、18㎜の厚みによって、模様の彫りが深く重厚感のある外観に仕上がることも特徴です。
光触媒コートの仕組み
光触媒コートは、紫外線を当てると「汚れを分解する力」と「汚れを洗い流す力」を発揮します。
まず、光触媒塗料に含まれる酸化チタンが日光(=紫外線)に当たることで、「光を浴びると化学変化を起こして物質を変化させる」という光触媒の効果によって酸素と水分と反応して化学変化を起こし、黒ずみの原因となる油分汚れなどの有機有害物質を分解して無害化、そして付着力を低下させます。
光触媒コートは超親水性を備えているため、水に馴染みやすく雨が降ると雨水を弾かずに表面に薄い水の膜を形成します。そして分解されて付着力の低下した汚れの下に水膜が入り込んで汚れを浮かせ、最終的に雨と一緒に汚れも洗い流します。
この【分解→浮かせる→洗い流す】というサイクルが光触媒コートによるセルフクリーニング機能の一連の流れです。
これにより、汚れの付きにくい、またすぐに汚れを落とす事が出来る外壁となっているのです。
3つの層で紫外線を徹底的にブロック
光セラ18は着色層の上に3つの層があり、再表層の光触媒コートの下には無機塗料によるセラミックコートが施されています。
無機系樹脂の紫外線による色褪せ抑制の性質に加えて、塗膜内に無機系紫外線吸収剤(吸収した紫外線を他のエネルギーに変換するもの)も添加されているため、紫外線による劣化を徹底的に防ぎます。
アイ工務店の外壁メンテナンス注意点
Fu-geプレミアム
シーリングレスはメンテナンスフリーではない
先述したように、サイディングボードの特殊施工や専用部材を用いることでシーリングレスの外壁にすることは可能ですが、一切シーリングを使わない施工というのは難しいと考えられます。
ドライジョイント工法においても、サッシの形状や寸法、位置などにより適用できない場合もあり、壁面の角部などでもすべての箇所に必ず適用できるとも限りません。
また、シーリング処理は目地や窓周りに限らず換気口や配管まわりにも行います。これらはつい見落とされがちですが実は隙間が出来やすく、劣化を放置しておくと雨漏りの原因となるため、シーリング処理は欠かせません。
シーリングレスサイディングはあくまでシーリングを箇所を「減らす」ことが出来るサイディングボードと考えておきましょう。そして、シーリングを施した箇所はしっかりと定期メンテナンスを行うことを忘れてはいけません。
高い施工技術が必要
Fu-geプレミアムのようなシーリングレスサイディングは外壁同士を目地なしで繋ぎ合わせるため、ボード同士に極力隙間ができないように精度の高い丁寧な施工が求められます。
シーリングが無いからこそ、たった数ミリ程度のズレでも意外と目立ってしまいます。また、その僅かな隙間から雨水が侵入する可能性も十分に考えられます。
窯業系サイディングは外壁材自体に防水性が無いため、雨水の浸入は外壁材の耐久性に関わってきます。
十分な技術を持ち合わせていない職人が施工してしまうと逆に施工不良に繋がってしまう可能性もあるため、高い施工技術を持った腕利きの良い業者に施工してもらうのが望ましいです。
そして、業者によってこのようなリスクが伴うことも理解しておかなければなりません。
部分補修が出来ない可能性がある
四方合いじゃくりで施工した場合、サイディングボードの辺(へん)全てが合いじゃくりの特殊加工によってかみ合っているため、例えば外壁メンテナンス時に一枚だけ修理が必要となった時にその一枚だけ外して取り換えるような部分補修ができません。
部分補修が出来ないというのは費用面でも施工期間の面でも痛手になってしまいます。取り換える必要があるほど劣化が進む前に定期的に点検や補修を行って防いでいくしか方法はなさそうです。
ネオロック・光セラ18
ひび割れしやすい
光触媒塗料が形成する塗膜は硬くなりやすいため、他の塗料と比べてひび割れが起こりやすい傾向があります。
ひび割れが起きる原因としては、シーリングの収縮に塗膜が追従できなかった場合や、地震などの大きな揺れ、または住宅に頻繁に振動が伝わる場合もひび割れが起こる確率は高まります。
住宅が幹線道路や線路沿いなどの振動が伝わりやすい立地に建っている場合は柔らかい塗料での塗装が向いているため、光触媒コートのメンテナンス時には使用する塗料に関して業者としっかり相談をした方が良いでしょう。
また、ひび割れを放置しているとその隙間から雨水がどんどん内部に浸入して外壁材を傷めてしまいますので、小さなひび割れでも見つけたらこまめに補修していくのが大切です。
光触媒コーティングは塗装メンテナンスの際に塗料に注意
光触媒コーティングの「汚れが付きにくい」という特性は、塗装を汚れと判断して分解してしまうため塗装メンテナンスの際に塗料も付きにくくしてしまう傾向があり、塗膜の密着度が悪いと数年で剥がれや浮きが発生してしまう可能性があります。
しかし塗装メンテナンスが出来ないという訳ではなく、適切な下塗り塗料を使用することで問題なく塗り替えを行うことが出来ます。
適切な下塗り塗料とは、「密着性を上げる下塗り塗料」です。下塗り塗料の種類は大きくシーラー、フィラー、プライマーなどがありますが、光触媒コートの塗装メンテナンスは密着性が高いシーラーを使用します。
また、これらの知識の無い業者によって密着性に特化していない一般的な下塗り塗料で塗装されてしまうと上記で説明したような剥がれや浮きなどの施工不良に繋がります。
見積書を提示された際には業者に下塗り塗料の特性の確認などをしておくと良いでしょう。
定期的にメンテナンスを行おう
Fu-geプレミアム・ネオロック・光セラ18共に表面のコーティングやサイディングの特殊加工によって耐久性の高さを実現していました。
しかし、Fu-geプレミアムのプラチナコート30の効果(耐用年数30年)や、光セラ18の光触媒コートの効果(耐用年数40年)も、
その期間メンテナンス無しでずっと効果を維持できるかと言われると、その可能性は限りなく低いでしょう。
シーリングレスサイディングも、通常のサイディングよりもメンテナンス頻度を減らすことは出来ますが、完全なシーリングレスとはならないため部分的なメンテナンスが必要なこと、
職人の技量によっては隙間やズレが生じてしまうリスクなどを考慮すると、10~15年に1回程度のペースで点検やメンテナンスを行うと安心です。
そもそもこれらの外壁材は全て窯業系サイディングです。窯業系サイディングは外壁自体に防水性を備えていないため、外壁同士の隙間や放置してしまった塗膜の劣化部分から内部に水分が吸収されてしまうと、雨漏りなどの劣化を引き起こし、
さらに冬場には吸収された水分が凍る→溶けるを繰り返して最終的にひび割れなどを起こす「凍害」のリスクもあります。重度の凍害を起こした外壁は通常の塗装メンテナンスで補修することは難しく、場合によっては張り替えの必要もあります。
高耐久・高性能なサイディングボードはメンテナンス頻度が低くその分費用が抑えられることは確かですが、性能を過信して小さな劣化を放置していると後々大きな劣化に繋がる原因になってしまいますので、本来であれば、10~15年に一度は状況に応じてメンテナンスをする事をおすすめしています。
アイ工務店の屋根の特徴
アイ工務店の屋根の標準仕様は大きく分けて
●陶器瓦
●ガルバリウム鋼板の屋根
の2種類があります。
陶器瓦は愛知県の三河地方で生産されている「三州瓦」という種類の中から、新東の「CREAM Fシリーズ」・鶴弥の「スーパートライ110 スマート」のどちらかが選べます。
三州瓦は長野県・岐阜県・愛知県を流れる矢作川の下流にあるきめ細やかな土を使用した粘土瓦で、現在は国内の瓦屋根の年間生産量の約60%を占めています。
ガルバリウム鋼板には日鉄鋼板の「ニクスカラーSGL」を採用。遮熱性・耐汚染機能・優れた耐食性を発揮します。
新東「CREAM Fシリーズ」
新東のセラムシリーズは重さが従来の陶器瓦の20%程度のため、耐震性に優れています。
さらに、瓦同士をかみ合わせ構造にすることで瓦の脱落や強風で吹き飛ぶリスクを低減。強風にも地震にも強い陶器瓦です。
また、全シリーズがフラットな形状のため、様々な系統の住まいにマッチするデザインになっています。瓦屋根に先行している「和風っぽい」というイメージを覆すデザイン性の高さも特徴です。
商品ラインナップ
鶴弥「スーパートライ110 スマート」
鶴弥のスーパー110 スマートは、「スーパートライシリーズ」の中でも特に洗練された形状のデザインが特徴な屋根瓦です。
かみ合わせ構造によって台風等に対する優れた耐風性を発揮し、独立行政法人都市再生機構の耐震試験において震度7クラスの地震にも耐える優れた耐震性を備えています。
商品ラインナップ
陶器瓦のメンテナンス注意点
陶器瓦は色を付けた状態で焼き固めて生成するため、無塗装で塗装メンテナンスは不要です。
そして色褪せや変質が起こりにくく耐火性にも優れているため耐用年数は50年以上で半永久的とも言われていますが、あくまで高耐久なのは瓦本体です。
瓦と棟瓦の隙間を埋めている漆喰や、繋ぎ目のシーリング、防水紙(ルーフィング)などは、雨風に晒され紫外線を浴びることで劣化します。瓦屋根も脱落や強風によってひび割れや欠けが発生する可能性もあります。
漆喰や防水シートの劣化を放置しておくと雨水が侵入して雨漏りや屋根材の腐食を引き起こしますので、10~15年に1度は漆喰の詰め直しなどの補修、
20年前後で状況に合わせて防水シートの張り替えをした上で、瓦の積み直しや新しい屋根材への交換などを行うと良いでしょう。
ガルバリウム鋼板
日鉄鋼板が販売するガルバリウム鋼板「ニクスカラー」にSGL(次世代ガルバリウム鋼板)を採用して開発されたのがニスクカラーSGLです。
ニクスカラーの持つ遮熱性の高さや親水性による対汚染性に加えて、SGLのメッキ層が持つ犠牲防食作用によって切断部や傷に対して優れた耐食性を発揮します。
SGL(次世代ガルバリウム鋼板)の持つ耐食性の仕組みについて詳しくはこちらのブログでも解説していますので、良かったら見てみてくださいね!▽
ガルバリウム鋼板のメンテナンス注意点
ガルバリウム鋼板は耐食性に優れているため錆びにくいのが特徴ですが、埃や塩分の付着を長期間放置していると錆びの原因になってしまうことがありますので、定期的にホースなどで水をかけて洗浄することが長持ちさせるコツです。
また、コケや色褪せなどの劣化は塗装メンテナンスで問題ありませんが、雨漏りなどが発生してしまっている場合は屋根内部まで劣化が進んでしまっている場合がほとんどなため、カバー工法または葺き替え工法が必要となります。
この時、野地板まで腐食や劣化が進んでいると上から屋根材を乗せるカバー工法は危険なため、葺き替え工法での施工となります。
メンテナンス時には事前にしっかりと屋根内部の野地板の状況まで確認してもらい、適切で的確なメンテナンスを行いましょう。
メンテナンスは結局どこに頼むのが良いの?
アイ工務店の建築構造、外壁・屋根の標準仕様のメンテナンス注意点について解説してきました。
アイ工務店の外壁は窯業系サイディングでしたが、特殊な加工やコーティングによる耐久性の高い外壁材でした。
しかし、一度もメンテナンスや点検をしないでその性能を維持するのは不可能なため、定期的にメンテナンスや点検を行うことで、初めて耐久性の高さを実感することが出来ます。
そして、メンテナンスを依頼する際には知識が豊富な業者に依頼しなければ、施工不良を起こすリスクを伴うこともあります。
確かな技術力を備えた信頼出来る業者を選ぶところから工事は始まります。メンテナンスをしてくれる業者選びというのは本当に重要なものなのです。
ハウスメーカーと弊社のような塗装屋のそれぞれのメリット・デメリットをまとめました。自分の希望に合うのはどちらなのか、業者を決める参考になればと思います!
ハウスメーカーのメリット・デメリット
ハウスメーカーに依頼する最大のメリットは何と言っても「家を建ててもらったところに依頼をする安心感」です。
信頼度やブランド力も含めて一番安心できるでしょうし、改めて業者を探す手間も省けます。
また、メーカーによっては延長保証を設けているところもありますので、工期が長引いても安心です。
デメリットとしては、施工を下請け業者に依頼するため、中間マージンが発生するぶん、他より費用がかなり高額な点です。
場合によってはさらその下に塗装会社が入って『孫請け』となることもあり、施工は別会社に依頼するため、ハウスメーカー自身の担当者は塗料や基材の知識が浅いこともよくあります。
外装工事で最も大切なことは、
『下地処理の技術力』と『塗料と基材の相性に関する知識』です。
下地処理がしっかりできていないと、どんなに良い塗料を使用していてもわずか数年で塗膜が剝がれてしまい、また塗装をする羽目になってしまいます。
そしてこのような事例・ご相談は比較的多いというのが現状です。
そして、塗料と基材(外壁材や屋根材)の相性の知識があまりない業者の場合、専用の下塗り塗料を使用しなければいけない場面で一般的な下塗り塗料での塗替えで施工されることもあります。
先述しましたが、この知識が不足している業者に依頼してしまうと施工不良の原因に繋がります。
シャインの特徴
弊社シャインはとにかく『豊富な知識による質の高い施工』を大切にしています。
有資格者による確かな診断力を武器に、お客様に最も合った適切な施工を提案させていただきます。
さらに、知識をアップデートしていくために、最新の建材や施工方法などの研修を定期的に実施し、製品に関しては自社でしっかりと実験をしているので、カタログだけでは分からない情報をお伝えすることができるというメリットがあります。
ただ、品質重視のため施工期間が通常よりも長くなってしまうことがありますので、工事内容にもよりますが、短期間での施工を希望している場合には少しデメリットになってしまうかもしれません。
最後に
今回は、アイ工務店の標準仕様と、アイ工務店ならではの特徴やメンテナンスでの注意点などをご紹介させていただきました。
アイ工務店の標準仕様は、耐用年数40年を謳う外壁材や陶器瓦など、外壁・屋根共に耐久性の高さが特徴的でした。
しかし、高い耐久性や耐用年数が長いからといってメンテナンスフリーなものはありません。特に外壁材の窯業系サイディングは防水性が無いため、水分を吸収しないように劣化の補修や塗装メンテナンスをこまめに行うことが重要です。
そして、外装メンテナンスの際はしっかりと現場を熟知した知識と技術のある業者に依頼することが成功のカギとなります。
アイ工務店にお住まいの方、これからアイ工務店でお家を建てる予定の方などの参考になれば幸いです!
シャインは流山市・柏市の屋根リフォーム・雨漏り専門店です
有資格者による確かな診断力を武器に、お客様に最も合った提案をさせていただきます。
そしてシャインは常時
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外壁塗装や屋根リフォームは、初心者の方にとっては不安な事も多いだろうと思います。
シャインでは、そんなお客様の疑問や不安に寄り添えるように、具体的で丁寧な説明・対応を心掛けております。
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