ご質問
外壁補修に使用するシーリングは何が適しているか? その④シーリングとサイディングとの密着性
お答え
弊社でお客様宅にご訪問した際、周囲では塗り替えが終わってキレイになっている建物も多く見かけます。
職業病なのか、つい塗り替えが終わっている建物を通りすがりに見てしまうのですが、サイディングの住宅で本当に多いのが、目地を打ち替えたはずのシーリングが剥がれて口が開いてしまっている事です。
当然塗膜も割れています。
まだ、塗り替えて3年前後と言ったところでしょう。
お施主様は気づいていないのか、諦めてしまったのかはわかりませんが。
では、なぜ打ち替えたはずのシーリングが3年足らずで口が開いてしまうのでしょうか?
答えは大きく3つです。
3年程度の場合、シーリングの種類はほとんど関係なく、施工の問題が大きくなります。
1、打替えと説明しておきながら、職人が手間を省いて重ね打ちで仕上げてしまった。
2、古いシーリングを撤去する際に、完全に除去しきれず、新しいシーリングが密着不良を起こした。
3、撤去は完全だったが、シーリング用のプライマー(接着剤)を省いた、塗布量が足らなかった。
こうならない為にも、塗装だけでなくシーリングもどのような施工をするのか、明確資料でもって説明してくれ、その通りの施工をお約束してくれそうな業者さんにご依頼する事をお勧め致します。
弊社には、実際の施工見本板や外装材協会の施工マニュアルもご用意ございますので、是非一度ご覧くださいませ。
【外壁補修に使用するシーリングは何が適しているか】
その①耐久性比較
その②シーリングのモジュラス性
その③シーリングの汚れ付着性
その⑤上から塗る塗料の相性