柏市 外壁塗装・屋根リフォーム ~ダイヤモンドコートで外壁塗装&パミール屋根をディプロマットスターへ~
2023.02.12 (Sun)
千葉県柏市 F様邸 施工データ
工事内容 | 屋根リフォーム カバー工法 |
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施工カラー | |
メーカー・商品 | 外壁塗装:ダイヤモンドコートBS水性(3分艶) N30 付帯塗装:ファインパーフェクトトップ 黒 屋根改修:ディプロマットスター オニキス |
外壁使用塗料 | ダイヤモンドコートBS水性(3分艶) カラー:N-30 塗料の特徴はこちらから! |
屋根使用塗料 | ディプロマットスター カラー:オニキス 塗料の特徴はこちらから! |
担当者より
先日、柏市F様邸の外壁付帯塗装工事・金属屋根のカバー工法をご依頼頂きまして、無事に完工いたしました!
F様邸の外壁は、
・チョーキングしないこと
・30倍スコープによる調査 等から
『難付着サイディングボード』である可能性が非常に高いという事が判明しました。
難付着サイディング壁に関しての知識が無い業者さんは一般的な塗替えを勧めてくるかと思われますので、十分注意が必要です。
診断には、豊富な知識が必要です。
豊富な知識を持ち、且つ、しっかりとした診断力のある業者を選ぶ事が非常に大切になります。
難付着サイディングボードとは
サイディング材の中には、通常の塗装を施してしまうと剥がれてしまう可能性のあるサイディング材が存在します。
そのようなサイディング材を『難付着サイディングボード』と言います。
そもそもサイディング材ってなに?
サイディング材とは、建物の外壁に使用する板材のことです。
工場であらかじめ形の作られた板(サイディング材)を壁に貼っていくことで、外壁が完成するのです。
壁の大きさに合わせて「サイディングボード」をカットし、貼りつけていきます。
板の貼り合わせなので雨漏りや剥がれが心配…と思うかもしれませんが、施工の際に繋ぎ目をしっかりと埋めることで防止することができます。
難付着サイディングボードはなぜ塗装できないの?
難付着サイディングボードは表面に
・汚れに強い
・色褪せしにくい
などの特殊なコーティングがしてあるサイディングボードです。
普通のサイディングより表面に汚れがつきにくく耐久性も高いため、メンテナンス期間が長いというメリットのあるサイディング壁なのですが
汚れが付きにくいぶん、『塗料も付かない』という重大な問題が発生してしまっているのです…!
さらに通常の外壁よりメンテナンスも難しいため、知識なく施工すると不具合の原因になります。
このように一癖ある難付着サイディングボードですが、このような外壁塗装でも失敗しないためにもしっかりとポイントをおさえていきましょう。
外壁塗装工事の概要
高圧洗浄
外壁塗装における最初の工程は高圧洗浄です。
最大15Mpaの強い水圧でコケや藻をどんどん除去していきます。(必要に応じて薬剤も使用します。)
洗浄工程はなんと、約1日の時間をかけて行われるのです!
洗浄だけの作業なのに、どうしてそんなに時間をかけるんだろうと疑問に思うかもしれませんが、
高圧洗浄で長い年月をかけてこびりついた油やサビ汚れを除去する事が、塗料の密着に繋がります。
塗料が密着しないと今度は耐久性に問題が生じてしまうので、下地処理はとっても重要なんです。
美観性と耐久性を確保する美しい塗装を施すには、この洗浄作業を徹底的に行うのが大きなポイントになります。
外壁の補修
小さいですが、外壁に傷が発生していたので、補修して塗装となります。
どんな小さな傷も見逃さずしっかりと補修致します!
外壁塗装
外壁の塗料は、高耐久の『ダイヤモンドコート』を使用しました。
『ダイヤモンドコート』は塗料メーカーの大手である日本ペイントが開発した塗料です。
こちらは美観性、そして建物の保護力を保つ上で最上級の塗料です。
最初に、下塗り塗料を塗っていきます。
下塗り塗料は、この次に塗っていく上塗り塗料を密着させるために重要な工程です。
下塗り塗料は選定を見誤ると塗膜の剥がれ・膨れが発生する可能性がありますので、しっかりと選定が出来る業者を選ぶことが大切です。
今回は、『パーフェクトシーラー』を使用しました。
パーフェクトシーラーはひび割れ追従能力に優れた塗料で、中性化防止に役立ちます。
下塗りを行った後、中塗り→上塗りを施します。
最終工程『トップコートGLクリヤー』
ダイヤモンドコートの最大の特徴は、塗装の最終工程に『トップコートGLクリヤー』を塗布する事です。
通常の塗装は『下塗り→中塗り→上塗り』の最低3回塗りが主流になっています。
(弊社では、下地の状態により下塗りを数回重ねることもあります)
しかしダイヤモンドコートは、3回塗りをした後に最終工程として『UVカットクリヤーコーティング』を施した、計4回塗りで施工しています。
この『UVカットクリヤーコーティング』を最後に施すことにより、従来の塗装に比べて高いレベルでの色褪せ・汚染の防止、藻・かびの防止を実現し、
さらには塗膜が紫外線から守られることで、塗りたての美しい色艶を長期にわたって維持することが可能になります。
ダイヤモンドコートを施工するには、日本ペイントからの認定を得ないとなりません。
日本ペイントの研修・実習を受け、技術を認定された施工店だけが登録認定施工店となり、ダイヤモンドコートを塗ることを許されるのです。
なんとこのダイヤモンドコートの登録認定施工店、
千葉県北部・茨城県南部エリアではシャインだけなんです!
屋根改修工事の概要
金属屋根『ディプロマットスター』で屋根カバー工事
F様邸の屋根はニチハの「パミール」という屋根材で施工されていました。
パミールは薄いスレートを何層にも重ね、高温で圧縮する手法で作られた屋根材です。
このパミール屋根は経年劣化するとまるでミルフィーユのような形で層間剥離を起こしてしまいます。
したがって、この上からいくら塗装したとしても、表層が塗膜と一緒にめくれてしまうので塗装では対処できません。
更に恐ろしい事に、パミールを知らない会社もたくさんあるのです!
外装リフォーム専門業界では「塗れない屋根」で有名ですが、
専門知識の薄いリフォーム会社や、きちんと診断をせずに見積もりを作るような塗装業者はパミールである事すら気付かずに塗装してしまうことがあるのです。
塗れない屋根に塗装をしても、数年後には塗膜が剥がれてしまい、
高いお金をかけた塗装も無意味になってしまいます…
家にとって良いことはひとつもありません!このような事態を防ぐためにもしっかりと診断できる業者を選びましょう!
今回は塗装ができない屋根のため、現在の屋根材の上から新しい屋根材を被せる「カバー工法」にて施工を行いました。
使用した屋根材はディーズルーフィング『ディプロマットスター』、カラーはオニキスを選びました。
D’Sルーフィング「ディプロマットスター」
石付きガルバリウム鋼板のD’Sルーフィング「ディプロマットスター」は、
超軽量で住宅への負担が少なく、耐震性に長けている点が大きな特徴です。
地震の多い日本では、このような屋根だと安心感がありますよね!
陶器瓦などと同じ着色方法が採用されているため、メンテナンスフリーで長期的に色彩を維持することが可能です。
そして、保証期間が長いことも特徴の一つです。
ジンカリウム鋼版を使用した高い耐久性で、「30年」という他社製品にはない長い保証期間を実現しています!
ディプロマットスターに関しては、こちらの記事でさらに詳しく解説しています!▽
付帯部の塗装工事概要
破風板クラック補修
破風板にクラック(=割れ)が見られたので、補修しました。
破風板のコーキングの補修
既存のコーキングを除去し、新たなコーキング剤を充填していきます。その後ヘラで均したら完成です。
破風板の塗装
付帯部も外壁や屋根同様、丁寧に『下塗り→中塗り→上塗り』の3回塗りを施します。
その他付帯部の塗装
完成
外壁の色も全体的にガラッと変わり、モダンな雰囲気に仕上がりました。
外壁塗装工事の目的はあくまで『メンテナンスにより家を守る事』ですが、このように家の雰囲気を一変させることも可能なんです。
色使いなどによってお家の印象が変わると、ちょっと気分も上がりますよね!
お客様にもイメージ通りになったと喜んでいただけました!
柏市のF様、この度の屋根リフォーム工事の際は大変お世話になりました。
今後ともシャインを宜しくお願い致します。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!