柏市 外壁塗装と屋根リフォーム ~塗装に失敗?!アーバニー屋根をスーパーガルテクトでカバー工法~
2023.03.03 (Fri)
千葉県柏市 M様邸 施工データ
工事内容 | 屋根リフォーム カバー工法・外壁塗装・付帯補修 |
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施工カラー | |
築年数 | 不明 |
メーカー・商品 | 外壁塗装工: パーフェクトトップ 色番:ND-111 付帯塗装工事:ファインパーフェクトトップ 色番:ND-155 3年 屋根改修工事:スーパーガルテクト 色番:シェイドブラック |
外壁使用塗料 | パーフェクトトップ カラー:ND-111 塗料の特徴はこちらから! |
屋根使用塗料 | スーパーガルテクト カラー:ジェイドブラック |
担当者より
千葉県柏市のM様より弊社のホームページを通じて、外壁と屋根のリフォームのご相談を頂きました。
屋根、付帯においては前回塗装をした際に正しく塗装をされていなかった為なのか…
塗膜の剥がれが激しく塗装ができない状態でした。
その為、屋根はカバー工法による屋根リフォーム工事を、雨樋は軒樋、竪樋全てを交換することになりました。
またベランダ側の軒天には穴が空いていたため、補修工事もあわせて行いました。
外壁塗装の概要
モルタルの外壁はチョーキングが発生していました。
チョーキングとは、塗料の中の樹脂が熱や紫外線、風雨などによって分解されて粉状になって塗装表面に現れる現象で、壁を触ると手に粉が付着することが特徴です。
塗膜劣化によって外壁が防水機能を失ってきている状態のサインでもありますので、発見したら放置せず、早めに外壁塗装業者に相談しましょう。
今回M様邸の場合は、チョーキングの発生こそしていましたが、クラック(=割れ)も少なく良い状態を維持しており、
大掛かりな補修をしなくてもメンテナンスができる状態でしたので、細かいクラックをパテで補修して完了としました。
高圧洗浄と外壁補修の後は塗装をします。今回上塗りは「パーフェクトトップ」で塗装、お色はND-111を使用しました。
パーフェクトトップは日本ペイントの新技術、「ラジカル制御技術」を用いた塗料です。
ラジカル(=塗料に含まれる酸化チタンに紫外線が当たり発生するエネルギー)が塗膜に触れるのを抑えて、紫外線による塗膜劣化を防ぎ、塗装の寿命を延ばします。
屋根リフォーム(屋根カバー工事)の概要
現地調査
屋根材はクボタの「アーバニー」が採用されており、屋根材自体の耐久性は十分なのですが、残念ながら前回正しく塗装をされていなかったため、塗膜の剥がれがかなり激しい状態でした。
詳細は分かりませんでしたが、恐らく下塗りが行われず着色工程1回だけの塗装をされてしまったのだと思われます。
このように塗装工事は、一度でも粗悪な塗装をされてしまうと、全てを剥がさないと健全な塗り直しができません。
しかし、塗料は凹凸のある目に入り込んでしまうので、100%きれいに剥離することはほぼ不可能に近いと言えます。
塗料に関してどんなに素晴らしい提案をしてくれたとしても、その後手抜き工事をされてしまうと、後々に剥離などの不具合が起きやすくなってしまい、
こんなことなら何もしない方が良かった…と思うくらい悲しい結果になってしまいます。
せっかくの耐久性のある屋根材なので勿体ないですが、塗装での対応は難しいため、今回は「スーパーガルテクト」で、カバー工法による屋根リフォーム工事を行うことにしました。
防水紙の設置
高圧洗浄をした後既存の棟板金を撤去します。棟板金を撤去したあとは、新しく防水シート(ルーフィング)を敷きます。
塗装や金属屋根の施工も家を守る為に重要な要素ですが、それだけで雨漏りが防げる訳ではありません。
(もちろん!屋根塗装も金属屋根も家を守る為に重要な要素である事は間違いありませんのでご安心下さい。)
吹き込むような台風などで雨水が侵入してきた際には、ルーフィングがあることによって家屋内部、特に木材部分に浸透していくのを防いでくれます。
雨水から家を守っているのはルーフィングと言っても過言ではありません。
まさに『縁の下の力持ち』といえる存在なのです!
屋根材葺き
新しい屋根材は、屋根の形に合わせてカットして設置します。
今回新しい屋根材として、穴あき25年保証の「スーパーガルテクト」で施工、お色はシェイドブラックを使用しました。
「スーパーガルテクト」は、独自の材料構成により屋根材と断熱材が一つになった
軽量且つ、抜群に優れた遮熱性・断熱性を発揮する金属屋根です。
表面材には次世代ガルバ鋼板「超高耐久ガルバ」を採用し、穴あき25年保証と沿岸地域への保証範囲の拡大を実現しました。
従来の遮熱性と断熱性を受け継ぎ、更に沿岸地域でも安心してお使いいただける耐久性に優れた屋根材です。
スーパーガルテクトに関しては、こちらの記事でさらに詳しく解説しています!▽
付帯工事の概要
軒天
ベランダ側軒天に穴が空いてしまっていました。今後の耐久性のことも考慮して、補修ではなく交換工事を行いました。
雨樋
前回の外壁塗装の際の施工不良のため、著しく塗膜が剥がれてしまっています…
屋根と同様に塗装での対応ができませんので、軒樋、竪樋全て交換をしました。
霧除け
霧除けも前回の塗装をした際の施工不良で塗膜が剥がれてしまっていました。
交換も可能でしたが、予算の関係で今回は塗装で対応することにしました。
剥がれた塗膜を丁寧に除去し、下地処理を入念にしっかりと行ってから塗装を行いました。
ブロック塀
一部が爆裂しており、鉄筋がむき出しになっています。
このまま放置すると鉄筋が脆弱化してしまいますので、補修を行いました。
その他付帯
完成
今後ともシャインを宜しくお願い致します。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!