流山市 外壁付帯塗装・屋根板金塗装工事【防蟻処理で白アリの侵入を防ごう!バイカラーでの外壁塗装と屋根補修】
2024.05.22 (Wed)
千葉県流山市 I様邸 施工データ
工事内容 | 外壁塗装・付帯塗装・屋根補修 |
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施工カラー | |
築年数 | 不明 |
メーカー・商品 | 外壁塗装:パーフェクトトップ淡彩 カラー:ND-152・ND-112 付帯塗装:ファインパーフェクトトップ カラー:ND-155 ケンエース カラー:N-90 |
外壁使用塗料 | パーフェクトトップ淡彩 カラー:ND-152・ND-112 塗料の特徴はこちらから! |
担当者より
この度、流山市I様邸の外壁付帯塗装・屋根板金塗装工事をご依頼頂きまして無事完工致しました。
I様は昨年11月に開催した流山ショールームでのイベントに来店してくださったお客様でした。ありがとうございます!
なお、ショールームイベントはまた不定期に開催予定ですので、開催の際はぜひお越しください!
外壁は窯業系サイディングでした。含水率・シーリングの厚み共に特に目立った劣化は見られませんでしたので、大きな補修作業は無く、ファインパーフェクトトップの2色使いにて塗装メンテナンスを行いました。
屋根はアスファルトシングルで、状態は非常に良好でした。建材表面に苔・カビ等の発生が見受けられましたので高圧洗浄でしっかりと洗い流し、屋根板金のみ塗装でのメンテナンスを行いました。
外壁工事の概要
高圧洗浄
最初の工程として、最大15Mpaの強い水圧で薬剤等も使用しながら汚れを除去していきます。
洗浄工程は、約1日かけてしっかりと行われます。経年によってこびりついた汚れをしっかりと除去することが塗料の密着に繋がるからです。
この洗浄作業を徹底することが美観性・耐久性に優れた美しい塗装を施すための大きなポイントなのです。
シーリング補修(打ち替え)
シーリングに劣化が見られたため、目地部分を打ち替えにて補修を行いました。
外壁塗装
中塗り・上塗りには日本ペイントの『パーフェクトトップ』を使用しました。
お色はグレー系のND-152をベースに、アクセント部分にホワイト系のND-112を採用し、2色使いのバイカラーで仕上げました。
【ベース部分(ND-152)】
【アクセント部分(ND-112)】
パーフェクトトップは日本ペイントの新技術、「ラジカル制御技術」を用いた塗料です。
ラジカル(=塗料に含まれる酸化チタンに紫外線が当たり発生するエネルギー)が塗膜に触れるのを抑えて、紫外線による塗膜劣化を防ぎ、塗装の寿命を延ばします。
屋根リフォーム工事の概要
高圧洗浄
外壁同様に、屋根全体の汚れを高圧洗浄で徹底的に落とします。
屋根板金補修
板金同士の繋ぎ目のシーリングが劣化していたので打ち直しを行い、浮いている釘は再度打ち込んで釘頭にシーリング補修を行いました。
釘頭のシーリングを行うことで、釘穴の隙間からの雨水の侵入を防ぎます。シャインではこの釘頭のシーリングを標準施工としています。
屋根板金塗装
付帯工事の概要
ベランダ防水塗装
防蟻処理
外壁やビス穴から外壁内部に薬剤を注入し、床下は前面に薬剤を散布しました。
防蟻処理とは
住まいについて詳しくない人でも、「白アリ」という名前は一度は耳にしたことがありますよね。この白アリの発生を予防するために行うのが防蟻処理(ぼうぎしょり)です。
防蟻処理は専用の薬剤を床下や柱などに散布・塗布して行います。
木造住宅では防蟻処理を行うことは建築基準法で義務づけられているため、新築時に実施しています。しかし効果は5年程しか持たないため、5年スパンで定期的にメンテナンスを行うことが望ましいとされています。
ちなみに薬剤の他に防湿シートなどを床下に設置する方法もありますが、シートの下に湿気が溜まるため、そこに白アリが発生してしまうリスクがあります。
白アリによる被害と初期症状
白アリはアリという名前が付いていますが生態的にはゴキブリに近く、光や風を嫌い、暗い場所に生息しています。また多湿で木材のある環境を好むため、住宅の中では床下の基礎部分や柱などに多く発生し、木材を食い荒らしてしまいます。
白アリ発生の初期症状としては、
・床のきしみ
・蟻道の発生
・羽アリの発生
などがあります。
白アリは床下から侵入して床下の柱を最初に食べていくため、今まで無かったような床の軋み音がするようになったら、床材を白アリが食い荒らしている可能性があると考えられます。
蟻道(きどう)とは白アリが外から侵入してくる際に通る地中からのトンネルのような侵入経路で、主に基礎コンクリートの周辺などで見られます。蟻道が発見された場合、既に白アリは内部に生息している状態ですので早めの駆除が必要です。
羽アリが発生している周辺では白アリの巣が近くにある可能性があります。羽アリを見つけたら建物自体を入念に調べるのに加え、建物周辺までチェックする事をおすすめします。
防蟻処理をするタイミング
まず第一に、防蟻処理が可能な条件は「白アリがいない状態であること」です。
白アリが既に発生してしまっている場合は駆除を行った後に、白アリがいるのか分からない状態である場合は点検などで被害に遭っていないかを確認した後に防蟻処理を行いましょう。
そして先述したように、防蟻処理に使用されている薬剤は光や熱などで分解されてしまうため、効果は5年程度で薄れていくとされています。実施した日を把握しておいて、そこからまた5年経過したタイミングで防蟻処理をするのがオススメです。
その他付帯塗装
完成
最後に点検をして完成です。
塗装をしないコンクリート床等は高圧洗浄にて経年の汚れをキレイに落としました。
流山市のI様、この度の外壁付帯塗装・屋根板金塗装工事をの際は大変お世話になりました。
アンケートも丁寧にお答え下さり嬉しく思います。
今後ともシャインを宜しくお願い致します。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!