高耐久なガルバリウム鋼板やスイス漆喰、杉板貼りなど様々な標準仕様が魅力的!スウェーデンハウスの外壁と屋根の標準仕様・特徴やメンテナンス注意点などを徹底解説
2024.03.08 (Fri) 更新
みなさんこんにちは!
今朝は雪が降りました!3月なのに雪って本当に変な気候です(^-^; 切実に早く春に…暖かくなってほしい…!
さて、本日のテーマは【スウェーデンハウスの特徴・メンテナンスでの注意点】についてです!
目次
- スウェーデンハウスの住宅のメンテナンスでの注意点
- 抜群の耐震性と強度を実現する頑丈な構造
- 「堅い箱」のような構造・モノボックス構造
- スウェーデンの厳選された木材を使用
- 2×4材の1.6倍もの断面積で強度をアップ
- スウェーデンハウスの外壁の特徴
- ガルバリウム鋼板(金属サイディング)
- ガルバリウム鋼板(金属サイディング)のメンテナンス注意点
- 劣化状況に合ったメンテナンス方法を
- 定期的に洗浄を行う
- スイス漆喰(カルクウォール)
- スイス漆喰(カルクウォール)のメンテナンス注意点
- 汚れレベル別でメンテナンス方法がある
- レベル①:手あか・黒ずみ・埃などの軽い汚れ
- レベル②:染み込んだ汚れ
- レベル③:ヒビや漆喰の剥離
- ヒビ割れしやすい
- 日当たりの悪い場所の塗装は塗料に注意
- 杉板貼り(レッドシダー)
- 杉板貼りのメンテナンス注意点
- こまめなメンテナンスが必要
- 塗料の量や工期に注意
- スウェーデンハウスの屋根の特徴
- 雪印カラーSGL
- SGL屋根のメンテナンス注意点
- コロナ屋根材(コロナルーフ)・ヴィクセン
- 石付きガルバリウム鋼板のメンテナンス注意点
- 窓枠やベランダの木材に注意!
- メンテナンスは結局どこに頼むのが良いの?
- ハウスメーカーのメリット・デメリット
- シャインの特徴
- 最後に
- シャインは流山市・柏市の屋根リフォーム・雨漏り専門店です
スウェーデンハウスの住宅のメンテナンスでの注意点
スウェーデンハウスは1984年に設立された、北欧からの輸入住宅を専門に取り扱っているハウスメーカーです。
スウェーデンの住まいに対する考え方である「住まいが良質な資産となることで家族が豊かになる」を理念として、日本にも世代を超えて住み継げる家を届けたい。そんな想いで「100年住み継いでいく家」をコンセプトとしています。
住まいの基本構造がずっと変わらないため、30年以上前に建てた家でも、部分的に補修して長く住み続けることが出来る仕組みになっています。
そんな住まいに寄り添った姿勢が評価され、2022年のオリコン顧客満足度®調査ではハウスメーカー注文住宅部門で第1位を受賞。また、2015年の調査開始以来9年連続でオリコン顧客満足度 総合第1位を受賞しています。
そんなスウェーデンハウスにお住まいの方、またはご近所の住宅などがスウェーデンハウスという方も多いのではないでしょうか?
スウェーデンハウスのお住まいには、スウェーデンハウスならではの様々な特徴があります。今回はスウェーデンハウスの特徴をご紹介しながら、知って損はないメンテナンスの注意点なども解説していきます!
抜群の耐震性と強度を実現する頑丈な構造
スウェーデンハウスの建築構造は『モノボックス構造』です。
「あれ、なんか似たような響きの言葉を聞いたことがあるような…?」と感じた方、それは多分様々なハウスメーカーで採用されている建築構造の「モノコック構造」ではないでしょうか?
結論、モノコック構法とモノボックス構造はどちらもほぼ同じものと考えて良いでしょう。
そして、スウェーデンハウスは耐震性に優れたモノボックス構造の他にも様々な特徴があり、それらによって非常に頑丈な造りの住宅を実現しています。以下で解説していきます!
「堅い箱」のような構造・モノボックス構造
日本で古くから採用されている在来工法は、柱と梁(横に渡す建材)で作った構造に筋交いを斜めに設置して補強するという「骨組み」によって建物を支える構造ですが、
この構造は外部からの衝撃が接合部分の一点に集中してしまうことで歪みや変形が発生しやすいのが問題点でした。
スウェーデンハウスではこの問題を解決すべく、「壁」によって建物を支える構造にするために骨組みと外壁パネルを一体化させました。
そうして出来た高強度の床・外壁・天井の6面のパネルを強固に一体化し、一つの堅い「箱」の状態にした構造が【モノボックス構造】です。
箱型で構成することによって、外部からの衝撃を壁の面全体で受け止めるため力が分散され、変形しにくい構造を実現させました。これは、地震だけでなく強風や外部からの衝撃にも効果を発揮します。
また、モノボックス構造では箱を構成する壁材に建築基準法の壁倍率(耐力壁の強さ)の上限である5.0を超える6.0相当の高強度な木質壁パネルを使用しています。
これは壁1mにつき1.2tの耐力を有することを表しており、モノボックス構造の頑丈さのポイントとなっています。
スウェーデンの厳選された木材を使用
スウェーデンハウスは日本の会社ですが、住宅部材などはスウェーデンの現地工場から木材を輸入して調達しています。つまり、スウェーデンハウスの住宅に使用されている建材はスウェーデンの木材なのです。
スウェーデンは寒冷地です。寒冷な環境で育つ木は成長速度が遅く長い年月をかけてゆっくりと成長していくので、年輪の間隔が狭く、木目の詰まった堅くて粘り強い木材となります。
スウェーデンハウスの建材に採用する木材は、樹齢80年前後の木から厳選しています。建材自体が高強度であることによって、構造の強度もさらに上げることができるのです。
2×4材の1.6倍もの断面積で強度をアップ
スウェーデンハウスでは外壁の枠材(骨組み)に、2×4工法に用いる「2×4材」よりも1.6倍の強度を誇る枠材を使っています。
2×4工法とは枠組みに合板を接合して作られた壁によって建物を構成する構造で、「2×4材」という約2インチ×4インチの大きさの枠材を使用していることから名付けられています。
スウェーデンハウスに使用されている枠材は、この約2インチ×4インチの1.6倍の断面積を持っています。通常よりも少し骨太な枠材と考えると分かりやすいかもしれません。
断面積が大きいほど上からの圧縮強度が強くなるため、高強度な構造を実現します。
スウェーデンハウスの外壁の特徴
スウェーデンハウスの外壁の標準仕様には、
・窯業系サイディング
・ガルバリウム鋼板(金属サイディング)
・スイス漆喰
・杉板貼り(レッドシダー)
の4種類があります。
窯業系サイディングはセメントを主原料とした近年最も普及率の高い外壁材です。タイル調・レンガ調などの様々な意匠性が特徴で、外壁材自体に防水性が無いため、内部結露や凍害を防ぐためにも10年前後での塗装メンテナンスが必須です。
サイディングボードの中でナンバーワンの普及率を誇り、住宅外壁材全体の約8割を占めているため、馴染みのある方も多いでしょう。
しかし、それ以外の3種類はあまり聞いた事が無かったり、馴染みの無い外壁材なのではないでしょうか?
自分の住宅の外壁材、もし特徴や注意点を知らずにメンテナンスを依頼してしまうと、間違った施工をされていてもそれが間違っていることにも気づくことが出来ません。
そんな自体を防ぐためにも、しっかりと外壁材について知っておきましょう!
下記にてそれぞれの特徴と、メンテナンスの際の注意点を解説していきます!▽
ガルバリウム鋼板(金属サイディング)
ガルバリウム鋼板とは金属鋼板(鉄板)を「ガルバリウム」という合金でメッキ(=コーティング)したものです。
従来の金属に比べて非常に軽量であり、また金属でありながら耐食性に優れていて錆びに強いのが特徴です。このような高い耐久性が備わっているため金属製の建材の中では寿命が長く、きちんと点検やメンテナンスを行えば、耐用年数は20~30年と言われています。
ガルバリウムは「亜鉛」「アルミ」「シリコン」を組み合わせた合金で、この中の「亜鉛」と「アルミ」の持つ性能による【自己修復作用】によって優れた耐食性を発揮します。下の画像をご覧ください。
亜鉛には、傷が発生すると周囲の亜鉛を溶かして傷を保護し、内部の鉄部分の腐食を防止する「防食作用」があり、一方アルミには、亜鉛が溶けたことによって出来た穴を埋める「保護作用」があります。
このようにお互いの作用がサイクルすることで傷が付いても自己修復ができることを、【自己修復作用】と言います。
また、金属素材のため他の外壁材に比べてヒビ割れしにくく、防水性も高いという特徴があります。
ガルバリウム鋼板(金属サイディング)のメンテナンス注意点
劣化状況に合ったメンテナンス方法を
ガルバリウム鋼板をはじめとした金属サイディングのメンテナンス方法は、塗装メンテナンスのほか、既存の外壁の上から新しい金属サイディングを張り付ける「カバー工法(重ね張り工法)」と、古い外壁を撤去して新しい金属サイディングと交換する「張り替え工法」があります。
塗装メンテナンスは錆びが発生する前に行うのが望ましいため、新築から10~15年程度でのメンテナンスを推奨しています。
また、窯業系サイディングなどでお馴染みの「チョーキング現象」はガルバリウム鋼板の外壁材でも現れます。外壁材をこすった時に白い粉が付く場合は塗膜が劣化しているサインなので、早めにメンテナンスを行いましょう。
カバー工法や張り替え工法は、劣化が大きく塗装で補修しきれない場合に採用します。劣化状態や立地条件などによってどちらの施工方法が良いのかは変わってきますので、専門家に現場調査を行った上で適切に判断してもらうのが良いでしょう。
定期的に洗浄を行う
ガルバリウム鋼板は耐久性の高い外壁材ですが、塩分や埃などの汚れの付着をそのままにしておくと、それが錆びの原因になってしまいます。
一年に一回程度のペースで、定期的に水をかけて洗浄することで綺麗な状態を保つことができます。
雨が降った後など、泥はねしている部分などを軽く水洗いしてあげるようにしましょう。この時の注意点として、高圧洗浄機での洗浄は避けるようにしましょう。
先述したように、ガルバリウム鋼板はきちんと点検やメンテナンスを行えば耐用年数は20~30年持ちますが、一切メンテナンスを行わずともこの耐用年数を保てるということはあり得ません。
このような少しの手間を怠らないことが、長持ちの秘訣なのです。
スイス漆喰(カルクウォール)
スイス漆喰はカルクウォールとも呼ばれ、アルプスから採れる良質な石灰石を原料として伝統製法で作られている漆喰です。
まっさらな美しい白さと高級感のあるデザイン性によりヨーロッパを中心に採用されています。
白さが特徴的なため汚れの心配がありますが、スイス漆喰は自浄作用(セルフクリーニング機能)を備えているため、付着した汚れを雨水と一緒に洗い流し、長期間美しさを保つことが出来ます。
きちんとしたメンテナンスを行えば、耐用年数なんと100年以上とも言われています。
スイス漆喰(カルクウォール)のメンテナンス注意点
汚れレベル別でメンテナンス方法がある
スイス漆喰は汚れの程度によってメンテナンス方法が異なります。必ずしも業者に依頼しなくてはならない訳ではありません。
レベル①:手あか・黒ずみ・埃などの軽い汚れ
乾いた布や消しゴム、メラミンスポンジなどを使って落とせます。
ここでの注意点として、汚れのある箇所を水を含んだ布で拭くと、スイス漆喰の持つ吸湿性によって汚れが水に溶けて壁の奥に染み込んでしまうので避けましょう。
レベル②:染み込んだ汚れ
300番以下のサンドペーパー(紙やすり)を使って削り落とすことができます。
レベル③:ヒビや漆喰の剥離
漆喰にヒビが入ってしまったり、一部が剥離してしまった場合は専門業者による塗り直しが必要になります。
全体的に劣化が激しい場合は既存の漆喰を一旦剥がしてから、下地調整した後に塗り直しとなります。
ヒビ割れしやすい
スイス漆喰には弾性がほとんどないため、揺れや経年劣化、急激な乾燥による収縮などによってひび割れやすい傾向があります。
日当たりの悪い場所の塗装は塗料に注意
スイス漆喰には吸湿性があるため、水分を吸収しやすい性質があります。
塗装メンテナンスにスイス漆喰のカルクウォールや補修用のカルクファルべを使用する場合、日当たりの悪い面ではこの吸湿性によってカビの発生を促進してしまいます。
塗装メンテナンスを行う際には、業者と日当たりなども考慮した上で使用塗料を相談するようにしましょう。
杉板貼り(レッドシダー)
杉板貼りの外壁とは、杉の木から作られた細長い板材を何枚にも張り合わせて作られた外壁です。
羽目板や木質系サイディングとも呼ばれ、木材をそのまま使用することによる自然な風合いと美しい木目が魅力です。
スウェーデンハウスで採用されている「レッドシダー」はウエスタンレッドシダーと呼ばれ、主にカナダの西海岸に生育する針葉樹です。ちなみに名前にレッドが入っていますが、赤みの強いものだけでなく白色や濃褐色など様々な色合いがあります。
木材の張り方によって縦張りと横張りがあり、縦張りの場合、雨水は木に沿って垂直に流れるため水はけが良く、防水性に優れています。
また、通常のサイディングは一部が劣化すると全体の補修が必要になる場合がほとんどですが、杉板貼りの外壁であれば、傷んだ部分だけを張り替える部分補修が可能です。
杉板貼りのメンテナンス注意点
こまめなメンテナンスが必要
杉板貼りの外壁は、木材をそのまま使用しているため紫外線や雨風によって劣化しやすい外壁材です。
美観や耐久性を保つために新築時には塗装を施しますが、木材は水分や湿気を含むと膨張し、乾燥すると収縮する「膨張収縮」を繰り返しています。そのため表面の塗膜は木材の伸縮に追いつけず、剥がれやひび割れを非常に起こしやすいのです。
塗膜が劣化すると、劣化部分から雨水が入り込んで外壁材内部の劣化を引き起こします。またそれだけでなく、膨張収縮を繰り返していると反りなどの変形や、カビ・シロアリなどの被害を受ける可能性もあります。
これらのリスクを全て考慮して、杉板貼りの外壁は約3~7年でのメンテナンスが必須です。
塗料の量や工期に注意
杉板貼りの外壁に使用される木材の板材は塗料の吸い込みが多いため、使用する塗料の量が増えます。そして塗料の量が増えると、その分費用もかさみます。
また、元々滑らかではない素材を使用するため、ケレン作業(研磨)や古い塗料を取り除く作業や、反り、割れの補修などに時間がかかり、工期も長くなることが予想されます。
これらをあらかじめ理解して、十分な期間と予算を持ってメンテナンスを行いましょう。
スウェーデンハウスの屋根の特徴
スウェーデンハウスの外壁の標準仕様には、
・雪印カラーSGL
・コロナ屋根材(コロナルーフ)
・ヴィクセン
の3種類があります。また、オプションで太陽光パネルと屋根材を一体化したパネルに変更することも可能だそうです。
また、外壁同様にあまり耳にしない屋根材が多いですね…一つずつ解説していきます!
雪印カラーSGL
雪印カラーSGLは、鉄鋼二次製品メーカーの「北海鋼機」が製造しているSGL鋼板の屋根材です。
そもそも、SGL鋼板とは何なのかをあまり知らない方も多いでしょう。
SGL鋼板とは、ガルバリウム鋼板のメッキ層にマグネシウムを添加して耐久性のバランスを上げ、ガルバリウム鋼板よりもさらに上の耐食性を実現させた鋼板です。
ガルバリウム鋼板とSGL鋼板の違いはこのマグネシウムの有無で、2%のマグネシウムを添加することでガルバリウム鋼板の性能に防錆効果がプラスされてメッキ層が強化され、ガルバリウム鋼板の3倍もの耐食性を実現させました。
さらに、マグネシウムによる防錆効果によって塩害の影響を受けやすい沿岸地域などでも強い耐食性を発揮するので、一般的な屋根材の保証範囲が海岸線から5mなのに対し、SGL鋼板は海岸線から500m以遠から穴あき25年の保証の対象地域となります。
ちなみに、シャインではこのSGL鋼板の屋根材としてアイジールーフの「スーパーガルテクト」を採用しています。詳細はこちらのブログにて紹介していますので、ぜひご覧ください!▽
SGL屋根のメンテナンス注意点
SGL鋼板の屋根材は、外壁材のトピックで先述したガルバリウム鋼板と同様に定期的な洗浄を行うことで長持ちします。
表面に汚れや付着物が蓄積しているとサビの発生に繋がるため、流水で優しく汚れを落とします。洗浄の際は、屋根上に自ら上ることは危険ですので専門業者に依頼するようにしましょう。
また、サビや傷が生じた場合は小さいものでも放置せずに、できるだけ早く処理することが重要です。
塗装メンテナンスは一般的なスレート屋根材などは10年前後で行う必要がありますが、SGL鋼板はそれよりも少し長持ちで、15年程度でのメンテナンスを推奨しています。ただ、これも定期的な洗浄や補修を行った上でのメンテナンス頻度です。
コロナ屋根材(コロナルーフ)・ヴィクセン
コロナ屋根(コロナルーフ)、ヴィクセンは共に石付きガルバリウム鋼板の屋根です。
「石付きガルバリウム鋼板」は「石粒付きガルバリウム鋼板」とも呼ばれ、この「石」や「石粒」とは、天然石のストーンチップのことを指します。
ガルバリウム鋼板の表面にストーンチップをコーティングした屋根材が、石付きガルバリウム鋼板の屋根材です。
また、石付きガルバリウム鋼板は「ジンカリウム鋼板」と呼ばれることもありますが、ジンカリウム鋼板とガルバリウム鋼板は同じ組成で構成されており、鋼板そのものの耐久性は同じです。少し紛らわしいですが、呼び方が違うだけという認識で問題ありません。
この石付きガルバリウム鋼板は、通常のガルバリウム鋼板と比べるとデザイン性にも優れ、且つ耐久性も高いのが特徴です。
塗装での着色ではなく天然石を焼き付けているため天然石特有の自然な風合いの色味が特徴的で、また色褪せや塗装メンテナンスの心配もありません。さらに吹き付けた石粒は雨音の発生を小さくし、室内の遮音性を向上させます。
また、ガルバリウム鋼板のため非常に軽量で、コロナ屋根(コロナルーフ)、ヴィクセン共に1㎡あたりの重量は約7㎏前後で耐震性にも優れています。
コロナ屋根(コロナルーフ)は屋根材と野地板の間に大きな空気層があるため、木材が長持ちして断熱性に優れています。
ヴィクセンはカラーの選択肢としてグラデーションカラーがあります。優雅な雰囲気に仕上がるだけでなく、他社にはあまり無いデザインのため個性を出すことが出来ます。
石付きガルバリウム鋼板のメンテナンス注意点
石付きガルバリウム鋼板の屋根材ならではの特徴が、表面に付着していた石粒がポロポロと落ちてくる、という点です。
これは、出荷時に石粒を多く付着させた状態にしているため起こることであり、決して経年劣化や製品の不良などではありません。
新築時に多く、ほとんどは施工後1年程度で落ち着くようですが、このポロポロと剥がれた石粒は屋根を転がって雨樋に蓄積してしまいます。
雨樋は土や枝、葉っぱなどが溜まりやすく、流れが悪い状態で石粒が溜まっていくとさらに負担をかける恐れもありますので、定期的に点検を行うようにしましょう。
また、石粒の剥がれも少量ではあまり問題ありませんが、年数が経ち剥がれが目立ってくると鋼板が露出して雨水や紫外線によって劣化していきます。
大きな劣化に繋がる前に、屋根の点検も定期的に行い、必要であればメンテナンスを行うようにしましょう。
なお、石付きガルバリウム鋼板のメンテナンス方法はカバー工法または葺き替え工法が一般的です。
窓枠やベランダの木材に注意!
スウェーデンハウスの住宅は、窓枠やベランダなどに木材が使われていることが多いです。
木製サッシは断熱材に優れていますが、メンテナンス性が低く、2~5年に1回のペースで塗装することが推奨されています。
木材は他の素材に比べて腐食しやすく、腐食が進むと柔らかい木材と水分を好むシロアリの発生を招くおそれがあります。
メンテナンス頻度が多く少し手間に感じてしまうかもしれませんが、しっかりと定期的に塗装メンテナンスを行いましょう。
塗装メンテナンスの際には、防虫・防カビ・防腐効果のある、『キシラデコール』という木製製品向けの塗料が使用がオススメです。
メンテナンスは結局どこに頼むのが良いの?
スウェーデンハウスの建築構造、外壁・屋根の標準仕様のメンテナンス注意点について解説してきました。
スウェーデンハウスは北欧住宅を取り扱っていることもあり、他の住宅ハウスメーカーでは取り扱っていないような建材も多く、メンテナンス方法や注意点などは知識が必要なものが多く見られました。
このような場合は特に、メンテナンスの際に知識が豊富な業者に依頼しなければ、メンテナンス費用が丸々無駄になってしまうようなリスクを伴います。
確かな技術力を備えた信頼出来る業者を選ぶところから工事は始まります。メンテナンスをしてくれる業者選びというのは本当に重要なものなのです。
ハウスメーカーと弊社のような塗装屋のそれぞれのメリット・デメリットをまとめました。自分の希望に合うのはどちらなのか、業者を決める参考になればと思います!
ハウスメーカーのメリット・デメリット
ハウスメーカーに依頼する最大のメリットは何と言っても「家を建ててもらったところに依頼をする安心感」です。
信頼度やブランド力も含めて一番安心できるでしょうし、改めて業者を探す手間も省けます。
また、メーカーによっては延長保証を設けているところもありますので、工期が長引いても安心です。
デメリットとしては、施工を下請け業者に依頼するため、中間マージンが発生するぶん、他より費用がかなり高額な点です。
場合によってはさらその下に塗装会社が入って『孫請け』となることもあり、施工は別会社に依頼するため、ハウスメーカー自身の担当者は塗料や基材の知識が浅いこともよくあります。
外装工事で最も大切なことは、
『下地処理の技術力』と『塗料と基材の相性に関する知識』です。
下地処理がしっかりできていないと、どんなに良い塗料を使用していてもわずか数年で塗膜が剝がれてしまい、また塗装をする羽目になってしまいます。
そしてこのような事例・ご相談は比較的多いというのが現状です。
そして、塗料と基材(外壁材や屋根材)の相性の知識があまりない業者の場合、専用の下塗り塗料を使用しなければいけない場面で一般的な下塗り塗料での塗替えで施工されることもあります。
先述しましたが、この知識が不足している業者に依頼してしまうと施工不良の原因に繋がります。
シャインの特徴
弊社シャインはとにかく『豊富な知識による質の高い施工』を大切にしています。
有資格者による確かな診断力を武器に、お客様に最も合った適切な施工を提案させていただきます。
さらに、知識をアップデートしていくために、最新の建材や施工方法などの研修を定期的に実施し、製品に関しては自社でしっかりと実験をしているので、カタログだけでは分からない情報をお伝えすることができるというメリットがあります。
ただ、品質重視のため施工期間が通常よりも長くなってしまうことがありますので、工事内容にもよりますが、短期間での施工を希望している場合には少しデメリットになってしまうかもしれません。
最後に
今回は、スウェーデンハウスの特徴や、スウェーデンハウスならではのメンテナンスでの注意点などをご紹介させていただきました。
スウェーデンハウスの外壁は窯業系サイディングをはじめとして金属サイディングやスイス漆喰、杉板貼り、屋根は石付きガルバリウム鋼板、SGL屋根が標準仕様でした。
これ全部標準仕様なの!?と驚くくらいのバリエーションの多さでしたが、その分メンテナンス時に注意しなければいけない点も様々でした。
外装メンテナンスの際は、しっかりと現場を熟知した知識のある業者に依頼することが成功のカギとなります。
スウェーデンハウスにお住まいの方、これからスウェーデンハウスでお家を建てる予定の方などの参考になれば幸いです!
シャインは流山市・柏市の屋根リフォーム・雨漏り専門店です
有資格者による確かな診断力を武器に、お客様に最も合った提案をさせていただきます。
そしてシャインは常時
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外壁塗装や屋根リフォームは、初心者の方にとっては不安な事も多いだろうと思います。
シャインでは、そんなお客様の疑問や不安に寄り添えるように、具体的で丁寧な説明・対応を心掛けております。
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