施工事例WORKS

台風で棟板金が飛んでしまった！

千葉県柏市のM様より、台風で棟板金が飛んだとの報告を受け、調査致しました。

強風や台風で屋根の棟板金が飛んでしまう事例は少なくありません…

今回は幸い事故には至りませんでしたが、メンテナンスを怠ったまま放置しておくと十分に起こり得ることなので、注意が必要です

こちらの記事でさらに詳しく解説しています！▽

あなたの家は大丈夫？強風の日には屋根に注意が必要な理由

現地調査の結果、飛んだ部位の上部の棟板金がめくれあがっており、中の木材は水の侵入によって腐食していました。

この場合、釘を打ち直す等の応急処置を実施したところで、腐食した木材に釘を打ち込んでも固定されず釘が意味を成しません…

今後を考えると棟板金・そして下地材の交換は必須となります。

屋根補修の概要

高圧洗浄

外壁塗装における最初の工程は高圧洗浄です。

最大15Mpaの強い水圧でコケや藻をどんどん除去していきます。（必要に応じて薬剤も使用します。）

洗浄工程はなんと、約1日の時間をかけて行われるのです！

洗浄だけの作業なのに、どうしてそんなに時間をかけるんだろうと疑問に思うかもしれませんが、

高圧洗浄で長い年月をかけてこびりついた油やサビ汚れを除去する事が、塗料の密着に繋がります。

塗料が密着しないと今度は耐久性に問題が生じてしまうので、下地処理はとっても重要なんです。

美観性と耐久性を確保する美しい塗装を施すには、この洗浄作業を徹底的に行うのが大きなポイントになります。

クラック補修

屋根にクラック(＝割れ)が見られたので、補修しました。

既存棟板金・下地材の撤去

棟板金の撤去

下地材の撤去

新しい棟板金・下地材の取り付け

下地材には、木材ではなく樹脂製の下地を使用しました。
これで今後屋根が長い期間風雨に晒されても、雨水によって腐食していく心配はなくなります。

下地材の取り付け

新しい棟板金の取り付け

シーリング・釘頭コーキング補修

シーリング補修

釘頭のコーキング

完成

屋根塗装の概要

下塗り （2回塗り）

塗料：ファイン浸透造膜シーラー
高い浸透力と含浸補強性を持つと共に、下地の表面に塗膜を形成します。

上塗り（1回目）

塗料：ファインパーフェクトベスト
独自技術によりシリコングレードを超える優れた耐候性を備え、 塗りたての美しさを長期間保つことができます。

ファインパーフェクトベストに関しては、こちらも合わせてご覧ください！▽
日本ペイント ファインパーフェクトベスト

上塗り （2回目）

塗料：ファインパーフェクトベスト(２回目)

ファインパーフェクトベストを塗り重ねます。
藻やかびの発生を抑制し、建物の美観を維持します。

付帯部補修の概要

雪止めが設置されていなかったのが原因で曲がってしまったと思われる軒樋の交換と雪止めの設置、剥がれた軒天部分の交換を行いました

軒樋の交換

施工前

施工後

軒天の交換

施工前

施工後

完成

パキっとした赤が魅力的な屋根に仕上がりました。

柏市のM様、この度の屋根補修・屋根塗装工事の際は大変お世話になりました。

今後ともシャインを宜しくお願い致します。

気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい！