流山市 外壁塗装と屋根リフォーム~難付着・直貼りサイディングの外壁・ディプロマットスターで屋根カバー工事~
2023.03.01 (Wed)
千葉県流山市 K様邸 施工データ
工事内容 | 屋根リフォーム カバー工法・外壁塗装 |
---|---|
施工カラー | |
築年数 | 16年 |
メーカー・商品 | 外壁塗装:パーフェクトトップ(艶消し) 付帯塗装:ファインパーフェクトトップ 目地シール:サンライズNB-50 屋根カバー:D'Sルーフィング ディプロマットスター オニキス |
外壁使用塗料 | パーフェクトトップ 塗料の特徴はこちらから! |
屋根使用塗料 | ディプロマットスター カラー:オニキス 塗料の特徴はこちらから! |
担当者より
流山市K様は例え高い金額でも長く持つ耐久性の高いメンテナンスをご希望でした。
サイディングは直張り工法で施工されており、サイディング自体も難付着ボードと呼ばれる塗料が密着しにくいボードでした。
この両方の特性を持っているサイディングは少ないため塗装出来る塗料はかなり限定されましたが、きっちりと適合するものを選びました。
外壁工事の概要
現地調査
クラックが発生しているので補修します。
K様邸のサイディングボードは、直貼り工法で施工されていました。
サイディング「直貼り工法」とは?
サイディングの「直貼り工法」とは、外壁の防水シートの上にサイディングボードを直接張り付ける工法です。
この工法は、もし内部に水や湿気が入ると逃げ道がないため、内部に湿気が溜まりやすいという欠点があります。
そして内側にこもった湿気による水分が塗膜のある表面から無理やり出ていこうとするため、表面の膨れや剥がれといった不具合が起こる可能性があります。
また内部結露が発生すると、内部で湿気を吸って伸びる→乾いて縮む という湿乾伸縮を繰り返して、
サイディングボードが脆くなってしまうという恐れもあるのです。
外壁補修(Vカット工法)
K様邸もサイディングボードが脆くなっているため、
クラックをそのままにして塗装するとすぐ再発してしまう恐れがありますので、弾性パテによる補修を行いました。
クラックが発生している原因にはさらに釘の位置も関係しています。
サイディングを釘で留める際には、端部や目地部から3cm以上離さなければならないという規定があります。
新築時は問題なかったと思いますが、途中で補修した際に釘から3cm離さずに打ち込んでしまったため、割れてしまったものと思われます。
外壁補修(劣化部分)
かなり重度に劣化していた外壁の一部を交換しました。
外壁塗装
1.下塗り
ファインパーフェクトシーラー
下地に対して高い浸透性と含浸補強性を持つとともに、高い付着力が発現します。
2.中塗り
パーフェクトトップ 艶消し
パーフェクトトップは日本ペイントの新技術、「ラジカル制御技術」を用いた塗料です。
ラジカル(=塗料に含まれる酸化チタンに紫外線が当たり発生するエネルギー)が塗膜に触れるのを抑えて、紫外線による塗膜劣化を防ぎ、塗装の寿命を延ばします。
3.上塗り
パーフェクトトップ 艶消し(2回目)
上塗りもパーフェクトトップを塗布していきます。
ムラの無いように丁寧に仕上げて完成です。
屋根リフォーム工事の概要
現地調査
K様邸の屋根はノンアスベストで、数箇所で割れが発生していました。
お客様の要望する『耐久性の高いメンテナンス』を実現するために、現在の屋根材の上から新しい屋根材を被せる『カバー工法』を提案しました。
役物撤去
防水紙の設置
高圧洗浄をした後は既存の棟板金を撤去し、新しく防水シート(ルーフィング)を敷きます。
塗装や金属屋根の施工も家を守る為に重要な要素ですが、雨漏りはそれだけでは防げません。
(もちろん!屋根塗装も金属屋根も家を守る為に重要な要素である事は間違いありませんのでご安心下さい。)
吹き込むような台風などの際には、ルーフィングがあることで家屋の木材部分に水が浸透していくのを防いでくれます。
雨水から家を守っているのはルーフィングと言っても過言ではありません。
まさに『縁の下の力持ち』といえる存在なのです!
屋根材葺き
新しい屋根材は、屋根の形に合わせてカットして設置します。
今回新しい屋根材として、石付きガルバリウム鋼板のD’Sルーフィング『ディプロマットスター』で施工しました。
石付きガルバリウム鋼板のD’Sルーフィング『ディプロマットスター』は高い耐久性で「30年」という他社製品にはない保証期間を実現している屋根材です。
熱伝導率が低く夏のうだるような暑さ軽減に効果があり、超軽量で耐震性に長けている点が大きな特徴です。
さらに陶器瓦などと同じ着色方法でメンテナンスフリーで長期的に色彩を維持することができます。
ディプロマットスターに関しては、こちらの記事でさらに詳しく解説しています!▽
棟板金の取り付け・コーキング処理
屋根材設置が終わった後は、微細な雨水の侵入を防ぐために、釘頭にコーキング処理を施します。
付帯塗装の概要
完成
今後ともシャインを宜しくお願い致します。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!