柏市 外壁塗装・屋根リフォームと雨漏り補修 【モルタル外壁をパーフェクトトップで塗装・ガルテクトで屋根カバー工法】
2023.04.05 (Wed)
千葉県柏市 S様邸 施工データ
工事内容 | 屋根リフォーム カバー工法・外壁塗装 |
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施工カラー | |
築年数 | 15年 |
メーカー・商品 | 外壁塗装 パーフェクトトップ(艶あり) 付帯塗装 防錆系ファインSi 屋根改修 IG工業 ガルテクト |
外壁使用塗料 | パーフェクトトップ 塗料の特徴はこちらから! |
担当者より
柏市のS様邸は新築時から雨漏りが発生しており、その度に業者を呼び補修していましたが、雨漏りが止まることは無かったとのこと。
塗装の時期が来たこともあり、再度全体をメンテナンスして雨漏りをきちんと止めたいとのご要望でした。
外壁は器具の取り外し部分のコーキングの打ち直しや、ヘアークラック(=最深部までは到達していない細かなひび割れ)の補修を行い、塗装をしました。
外壁工事の概要
外壁補修
器具を取り外した後にシリコンのコーキングが打たれていますが、シリコンコーキングには塗料が乗らないため、一旦撤去して再度パテで補修していきます。
外壁補修②(クラック補修)
クラックをそのままにして塗装してもすぐに剥がれてしまう恐れがあるので、塗装の前に弾性パテで補修します。
外壁塗装
下塗り
塗料:水性カチオンシーラー
シリコン配合の反応硬化タイプの塗料で、素地との密着を高めてくれます。
さらには素地にしっかり浸透してモルタル外壁の表面強度も高めてくれます。
上塗り(2度塗り)
塗料:パーフェクトトップ
パーフェクトトップは日本ペイントの新技術、「ラジカル制御技術」を用いた塗料です。
ラジカル(=塗料に含まれる酸化チタンに紫外線が当たり発生するエネルギー)が塗膜に触れるのを抑えて、紫外線による塗膜劣化を防ぎ、塗装の寿命を延ばします。
屋根リフォーム(屋根カバー工事)の概要
屋根補修
破風と屋根の接合部分のモルタルが欠損していたため、補修をした後、水切りを設置しました。
防水紙の設置
高圧洗浄をして既存の棟板金を撤去した後、新しく防水シート(ルーフィング)を敷きます。
塗装や金属屋根の施工も家を守る為に重要な要素ですが、それだけで雨漏りが防げる訳ではありません。
(もちろん!屋根塗装も金属屋根も家を守る為に重要な要素である事は間違いありませんのでご安心下さい。)
吹き込むような台風などで雨水が侵入してきた際には、ルーフィングがあることによって家屋内部、特に木材部分に浸透していくのを防いでくれます。
雨水から家を守っているのはルーフィングと言っても過言ではありません。
まさに『縁の下の力持ち』といえる存在なのです!
屋根材葺き
本体を取り付けた後、最後に棟を被せてジョイント部分にしっかりとコーキング処理を施します。
今回新しい屋根材として、ガルバ鋼板の『ガルテクト』で施工しました。
『ガルテクト』は、独自の材料構成により屋根材と断熱材が一つになり、軽量且つ優れた遮熱性・断熱性を発揮する金属屋根です。
2016年にはさらに進化した超高耐久ガルバリウム鋼板屋根『スーパーガルテクト』としてモデルチェンジし、
従来の遮熱性と断熱性を受け継いだまま、保証年数や保証範囲が拡大されました。
現在、シャインではこちらの『スーパーガルテクト』を使用しております。こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください!▽
完成
施工前
施工後
付帯塗装
完成
最後に点検をして完成です。塗装をしないコンクリート床などは高圧洗浄で長年の汚れをきれいに落としました。
千葉県柏市のS様、今回の外壁塗装と屋根リフォーム工事では大変お世話になりました。
担当者より追記
S様邸は、新築時より雨漏りをしておりとても困っておられました。
今回は、その雨漏りの原因を特定する為の、度重なる散水調査にご協力いただき誠にありがとうございました。
通常はあり得ない新築施工時の板金処理やルーフィングが奥まで敷かれていないことなどが原因でした。
新築時の施工が信用出来ない為、雨漏りが考えらえる箇所(サッシ廻りなど)は全て防水処理をおこないました。
今回の施工で雨漏りは止まりましたが、施工後にベランダ周囲から雨漏りが発生し、補修に伺いました。
そのベランダ周囲からの雨漏りの原因は、ベランダ笠木と壁の取り合いから侵入したものであり、ここも通常は新築時に防水処理がされているはずの箇所だったのです。
このように新築時の施工不良が原因で雨漏りに悩まされておられましたが、この度の外装リフォーム工事を行う事により雨漏りを止める事が出来ました。
今後とも引き続き、シャインを宜しくお願い致します。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!