施工事例WORKS

流山市のH様は、築年数からしてそろそろメンテナンスの時期かな？ということで、外壁リフォームについてお問い合わせいただきました。

現地調査の結果、北側に大きなクラック（ひび割れ）が見られたものの、外壁はチョーキングの症状も無く良い状態でした。

外壁にソフトリシンが吹き付けてあり塗装後の塗膜膨れのリスクがあるため、透湿性を重視した塗装が必要です。

ソフトリシンとは、塗料に骨材を混ぜたものを吹き付けて砂壁状の仕上りにすることを「リシン(吹付リシン)」と言い、それに弾性が加わったものです。

空気や湿気を閉じ込めやすく、日が当たることによってその空気や湿気が温められて塗膜が伸縮膨張を繰り返し、付着性が低下して塗膜膨れを引き起こしてしまう事があります。

屋根はコケの繁殖も少なく、汚れも軽微でした。しかし屋根板金のつなぎ目のコーキングが破断してきていたので、コーキング処理をしっかりと行っていきます。

外壁工事の概要

外壁補修

施工前

施工後

北面でクラック（ひび割れ）が見られましたので、弾性パテで補修しました。

外壁塗装

高圧洗浄と外壁補修終了後、塗装をします。今回は上塗りに『ダイヤセラコートアクア』を使用いたしました。

ダイヤセラコートアクアは上塗材の中でもかなり高い透湿性を発揮する塗料です。耐候性も高く、紫外線や熱などの劣化要因に強いシロキサン結合を持つ塗膜により、塗装直後の美しい仕上がりを長期間維持します。

施工前

施工後

施工前

施工後

H様は外壁の配色についてしっかりしたイメージを持っておられました。

汚れが目立つ北面と門塀の裏、1Fと2Fの境目は濃いグレーのN-25で、他を明るい白のN-90を使用しました。

屋根工事の概要

屋根補修

屋根材が割れている箇所が少しありましたので、補修材で補修します。

板金補修

板金のつなぎ目のコーキングが破断していたため、新しく打ち替えます。釘も再度打ち込み直しをしました。

釘頭はコーキング処理を怠ると釘穴の隙間から水が入って劣化が始まってしまいますので、しっかりと釘頭のコーキング処理も行いました。

屋根塗装

施工前

施工後

高圧洗浄で汚れやコケをきれいに落とした後、補修をして塗装作業に入ります。

屋根材が下塗り材を吸い込むのが止まるまで下塗り材を繰り返し塗布し続け、そして表面に接着剤が出てきてはじめて、下塗り材が接着剤の役割を果たすので、次の塗装をします。

これにより下塗り材が接着剤の役割を果たして上塗り塗料の密着性が高まり、早期に剥がれてしまう事態を防ぐことに繋がるので、塗装工事において下塗りは絶対に必要です！

今回は仕上げに「サーモアイ4F」を使用しました。お色はクールアルドワーズブルーを使用、外壁と合わせて寒色系にしました。

サーモアイシリーズの塗料は室内温度を和らげる効果のある「遮熱塗料」に分類され、過酷な状況でも遮熱効果を発揮できる耐久性の高い塗料です。

そして、遮熱性能を持つ専用の下塗り材で塗装するため、一般的な遮熱塗料よりも強力な遮熱効果を発揮することが可能です。

付帯工事の概要

窓化粧枠のコーキング増打ち

施工前

施工後

窓には化粧枠（見栄えを良くするために周りを囲む枠）が設置されており、窓枠と化粧枠の間のコーキングが劣化していたため補修しました。

コーキングの厚みを確保するために、増打ちにて対応いたしました。

ベランダ防水工事

一度塗り

二度塗り

H様邸のベランダはFRP防水でした。状態は綺麗でしたが、耐用年数を考えると今回塗装しないと次回のメンテナンス前に工事が必要となってしまいます。

同時に施工した方がコストを抑えることにも繋がるので、今回の工事で防水塗装をしました。

一般的にFRP防水の耐用年数は10～25年程と言われていますので、基本的に、7～10年近く経過したらトップコートの塗り直しやFRPシートの補修をおすすめしています。

付帯塗装

化粧板の塗装

破風板の塗装

完成

最後に点検をして完成です。塗装をしないコンクリート床などは高圧洗浄で長年の汚れをきれいに落としました。

グレーがとても良いアクセントになっています！キリっとした印象のお家に生まれ変わりました。

千葉県流山市のH様、今回の外壁塗装・屋根塗装工事では大変お世話になりました。

アンケートも丁寧にお答え下さり、ご満足評価もいただけて嬉しく思います！

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今後とも引き続き、シャインを宜しくお願い致します。

気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい！