流山市 外壁塗装・屋根塗装【アスベスト含有のスレート屋根塗装と雨樋補修・パーフェクトトップで外壁塗装】
2023.06.02 (Fri)
千葉県流山市J様邸 施工データ
工事内容 | 外壁塗装・屋根塗装 |
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施工カラー | |
築年数 | 20年以上 |
外壁使用塗料 | パーフェクトトップ カラー:ND-108 塗料の特徴はこちらから! |
屋根使用塗料 | エシカルプロクールSi カラー:EPC 102 塗料の特徴はこちらから! |
担当者より
この度、流山市J様邸の外壁屋根塗装工事をご依頼頂き、先日無事に完工いたしました。
J様邸は築20年以上で、前回の塗装から更に10数年経ったため外壁屋根塗装を検討しているとのことでメールにてお問合せ頂きました。
また、雨樋ジョイント部分から雨漏りがあり、早急な補修を希望されていました。
その後、「現地調査の際に詳しくお話をして頂き、信頼が持てたため」という理由で弊社シャインにご依頼を頂きました。誠にありがとうございます!
外壁工事の概要
高圧洗浄
外壁塗装で最初の工程が高圧洗浄です。
最大15Mpaの強い水圧によって汚れをどんどん除去していきます。(必要に応じて薬剤も使用します。)
洗浄工程は約1日かけて行われ、長い年月をかけてこびりついた油やサビ汚れを除去していくことで、塗料の密着に繋がります。
美観性・耐久性に優れた美しい塗装を施すには、この洗浄作業の徹底さが大きなポイントになります。
クラック補修(Vカット工法)
クラック(ひび割れ)がありましたので、コーキングにて補修しました。
0.3ミリ以上のクラック(ひび割れ)に対しては、Vカット工法が必要です。
Vカット工法とは?
コンクリートやモルタル壁のひび割れ補修をする際に、補修剤の充填を確実にするためにコンクリート表面でⅤ字形に溝を掘ることをVカット工法と言います。
Vカット工法での補修が必要なのは、0.3ミリ以上のクラックに対してで、0.3ミリ以下のクラック補修は通常通りコーキング処理を施していきます。
外壁シーリング工事
窓のサッシ廻りにシーリングを増打ちしました。
外壁塗装
外壁高圧洗浄・補修の完了後、下塗り→上塗りで塗装していきます。
下塗りには環境に優しい水溶性塗料のパーフェクトフィラーを使用しました。
ひび割れ追従能力に優れ、中性化防止に役立ちます。
上塗りは『パーフェクトトップ』を使用しました。お色はND-108を使用しました。
パーフェクトトップは日本ペイントの新技術、「ラジカル制御技術」を用いた塗料です。
ラジカル(=塗料に含まれる酸化チタンに紫外線が当たり発生するエネルギー)が塗膜に触れるのを抑えて、紫外線による塗膜劣化を防ぎ、塗装の寿命を延ばします。
パーフェクトトップについて詳しくはこちら!▽
屋根リフォーム工事の概要
屋根板金補修
棟板金のジョイント部分のコーキングが劣化していました。
放置していると劣化部分から雨水が侵入して雨漏りに繋がりますので、シーリングにて補修しました。
補修後は塗装をしました。
屋根塗装
屋根は全体的に汚れや欠けが目立つ状態でしたが、塗装メンテナンスは可能な状態でした。
調査したところ、J様の屋根はアスベストを含有しているスレート屋根材でした。
2000年以前のスレート屋根材はアスベストを含有したものが殆どですが、健康被害の問題を及ぼすことから、2000年以降に建材での使用が禁止されました。
その後、アスベストを使用しない『ノンアスベスト』のスレート屋根材が販売されるようになりましたが、非常に脆かったため、塗装をしても他の場所から新たな割れが発生するなどしていたため、そのほとんどが今は販売を停止しています。
ただ、ノンアスベスト屋根を使用した住宅はまだまだ沢山あるので、もしご自宅の屋根がノンアスベストなのに塗装をしてしまったら、後々大変なことになります。
このように、「塗装ができない屋根材もある」ということに気づかず塗装をしてしまい、すぐに施工不良が出てしまったという前例は少なくありません。
屋根リフォームをお考えの際は、まず自分の家は塗装可能の屋根なのかどうかを知っておくことが大切です。
参考記事▽
屋根の塗膜が劣化していたため、高圧洗浄の際に塗膜が剝がれ真っ白になってしまいました。
下塗りは水性ホワイトシーラーを使用しました。
優れた浸透性により、様々な仕上塗料や基材との適合性が高い下地調整塗材です。
上塗りは、遮熱・放熱効果の高い『エシカルプロクールSi』を使用、お色は濃いグリーンのEPC 102を使用しました。
エシカルプロクールSiは、JIS規格の試験で高性能かつ高品質ということが実証されている塗料です
遮熱・放熱効果に特化した「冷めやすい」塗料のため、空調への負荷を低減して節電対策に効果があります。
さらに、塗膜が薄く滑らかなため汚れがつきにくく、耐久性にも優れています。
付帯工事の概要
雨樋補修
施工前
雨樋のジョイント部分から雨漏りがあり、お客様ご本人がシールで補修していました。
施工後
今回は一部新規で雨樋交換をしました。
鼻隠し補修
鼻隠しにクラックが見られたので、シーリングにて補修しました。
その他付帯塗装
完成
最後に点検をして完成です。
塗装をしないコンクリート床などは高圧洗浄で長年の汚れをきれいに落としました。
流山市のJ様、今回の外壁塗装と屋根塗装では大変お世話になりました。
今後とも引き続き、シャインを宜しくお願い致します。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!