施工事例WORKS

野田市のT様より、「雪が降った後に屋根に積もった雪が滑り落ちてきて、その後樋から雨水が垂れてくる」との問い合わせを受け、調査させていただきました。

調査の結果、樋の勾配が取れていなかったため水が正常に流れない状態になっていたことが原因でしたので、樋の角度を調整して補修しました。

また、直近で起こった台風の影響で瓦がずれてしまっていました。

そしてその箇所から雨水が侵入し、漆喰が取れて中の土が露出していました。この場合、棟瓦の撮り直しが必要となります。

さらに外壁の様子を見てもクラック（ひび割れ）が各所に見られたため全体的にメンテナンスが必要な状態でしたので、屋根だけでなく外壁のリフォームも併せて行うことにしました。

外壁工事の概要

外壁補修

外壁の各所に発生していたクラックは以前にカチオンセメントで補修したと思われる跡がありましたが、

カチオンセメントで補修しても再発してしまいますので弾性パテで補修をします。

外壁塗装

高圧洗浄と外壁補修をした後は塗装をします。

今回は「パーフェクトトップ」で塗装しました。お色は落ち着いたホワイトカラーのND-373を使用しました。

パーフェクトトップは日本ペイントの新技術、「ラジカル制御技術」を用いた塗料で、紫外線による塗膜劣化を防ぎ、塗装の寿命を延ばします。

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屋根リフォーム工事の概要

屋根補修

瓦がずれたことにより雨水が侵入し、棟瓦の漆喰の剥がれが起きて中の土が露出してしまっていました。

漆喰（しっくい）とは？

漆喰とは、屋根瓦の1番てっぺんにある棟瓦と瓦の隙間を埋めるコーキング剤のような役割を果たすもので、主に雨水の浸入や小動物の侵入を防止する役割があります。

瓦屋根の下には、瓦がずれたり滑り落るのを防ぐために葺き土（ふきつち）を敷きますが、漆喰で隙間を埋めることによって内部の葺き土を雨風から守り、水が浸透するのを防ぎます。

一旦棟瓦を撤去して、新しく積む棟瓦の漆喰には「シルガード」を使用しました。また、瓦のつなぎ目や釘頭にもしっかりとコーキング処理をして、水の侵入を防ぎます。

シルガードとは、通常の漆喰よりも防水性や耐久性に優れた『南蛮漆喰』の一つです。

通常の漆喰にシリコンや防水剤を添加しているため、防水性や耐久性が高くなっています。

屋根塗装

施工前

施工後

屋根はセメント瓦が使用されており、劣化が進み、穴ぼこや欠損などがいくつか見られましたが、まだ塗装できる段階でした。

塗膜を長持ちさせるためにしっかりとした下塗りをして、今回は仕上げに耐久性、外観性に優れている「SUN瓦Xトップ」を使用、お色はモスグリーンを使用しました。

雪止めの設置

塗装をすると撥水が良くなり雪が滑りやすくなるため、雪止めを設置します。

付帯工事の概要

付帯塗装

換気フードの塗装

扉門の塗装

完成

最後に点検をして完成です。

塗装をしないコンクリート床などは高圧洗浄で長年の汚れをきれいに落としました。

野田市のT様、今回の外壁塗装と屋根塗装では大変お世話になりました。

今後とも引き続き、シャインを宜しくお願い致します。

気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい！