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【屋根カバー工法】どれを選ぶ?「価格」と「メンテナンス」で分ける金属屋根材の選び方

新着情報

2026.06.12 (Fri) 更新

みなさんこんにちは!

流山市・柏市の屋根リフォーム・雨漏り専門店のシャインです!

「屋根カバー工法を検討しているけれど、どの屋根材を選べば失敗しないのか分からない……」

流山市や柏市周辺でも、築20年前後の一戸建てにお住まいの方から、このようなご相談をいただきます。

屋根リフォームにおいて、現在主流となっているのが「金属屋根を使ったカバー工法(屋根カバー工事)」です。一度施工すれば長持ちする優れた工法ですが、選ぶ商品によって「初期費用」や「将来必要なメンテナンス」が大きく異なります。

今回は、数ある金属屋根材を①価格最重視、②メンテナンス(再塗装)が必要な屋根材、③メンテナンスが不要な屋根材の3つのグループに分けて解説します!

さらに、屋根リフォーム専門店が「屋根材選びと同じくらい絶対に妥協してほしくない」と断言する裏方の超重要部材を巡る、現在の深刻な業界裏事情についてもお話しします。

さて、本日のテーマは【目的別に選ぶ屋根カバー材比較についてです!

目次

屋根カバー工法で使われる金属屋根材一覧

まずは屋根カバー工法で選ばれる金属屋根材をチェックしましょう!

屋根材 主な材質 特長
スーパーガルテクト SGL鋼板・遮熱塗装

断熱一体型
カバー工法の定番。軽い・サビに強い・断熱性が高い万能型
横暖ルーフαプレミアムS SGL鋼板・遮熱フッ素塗装

断熱一体型
シリーズ最上位。遮熱性が高く、厚みのある断熱材のハイスペック
スマートメタル SGL鋼板・遮熱塗装 断熱材は含まれていないが、その分薄く軽量。価格も比較的安価
GMルーフ SGL鋼板・遮熱塗装 特許取得の防水構造で雨にとても強くデザイン性も高い
シルキーG2 ガルバリウム鋼板・遮熱塗装

断熱一体型
遮熱+断熱+防音の三層構造により高性能。コスパも良く万能
ヒランビー ガルバリウム鋼板・高耐候性塗装 コスパが非常に良く、すっきりとした外観。施工性に優れている
ディプロマットスター ジンカリウム鋼板

天然石粒コーティング
石粒の効果で雨音が響かない。また再塗装不要で高耐久、手厚いメーカー30年の保証付き
T・ルーフ ガルバリウム鋼板

天然石粒コーティング
LIXILが展開する石粒仕上げの屋根材。デザインが豊富で洋風・和風どちらも合わせやすい

【素材補足】SGL鋼板=ガルバリウム鋼板にマグネシウム2%を添加した超高耐久鋼板。ガルバリウムの3倍以上の耐食性を持つ。ジンカリウム鋼板=ガルバリウム鋼板とほぼ同組成の輸入品呼称。石粒コーティングによりジンカリウム屋根と呼ぶケースが非常に多いです。

①【初期費用を抑えたい!】価格最重視の屋根材

「できるだけ今のリフォーム予算を抑えたい」という方には、無駄な機能を削ぎ落としたシンプルな金属屋根材がおすすめです。

価格最重視の屋根材:主な対象製品

  • ヒランビー220(稲垣商事)※スタンダード版

  • スマートメタル(ケイミュー)

  • GMルーフ220(ビルトマテリアル)

価格最重視の屋根材:特徴と選ぶメリット

このグループの最大の特徴は、「断熱材(ウレタンフォームなど)が含まれていない、シンプルな構造」という点です。断熱一体型のスーパーガルテクトや横暖ルーフと比べて、材料費を大幅に抑えることができます

「断熱材がないと夏場に暑くなるのでは?」と心配されるかもしれませんが、カバー工法の場合は「既存の古い屋根(スレートなど)」がそのまま残るため、それが断熱材や遮音材の代わりの役割を果たしてくれます。そのため、屋根材自体は断熱材なしでも十分な実用性を持っています。

価格重視で選ぶ際の注意点

  • 初期費用が安くても、将来的な再塗装が必要。製品により10〜15年ごとに数十万円のメンテナンス費用が発生します。

  • 長期的なトータルコストも合わせて検討することが重要です。

  • 断熱性が低い場合は、夏の暑さ対策として別途断熱工事が必要になる場合があります。

② 【機能バランス抜群】将来的にメンテナンス(再塗装)が必要な屋根材

金属屋根材の多くは「塗装」によって表面を保護しています。塗膜が劣化すると錆や穴あきの原因になるため、定期的な再塗装が必要です。

以下の屋根材は高性能ながら、将来的に再塗装メンテナンスが必要になります。

メンテナンス(再塗装)が必要な屋根材:主な対象製品

  • スーパーガルテクト(アイジー工業)

  • 横暖ルーフ(ニチハ)

  • シルキーG2(福泉工業)

メンテナンス(再塗装)が必要な屋根材:特徴と選ぶメリット

表面は高耐久なガルバリウム鋼板(または次世代型のSGL鋼板)で、裏面にバッチリ断熱材が詰められている「高機能・高寿命」な屋根材です。

ただし、表面は「金属の塗装」なので、15年〜20年ほど経つと紫外線で色あせ(チョーキング現象など)が発生するため、将来的には「再塗装(塗り替え)」によるメンテナンスが必要になります。

再塗装が必要な屋根材を選ぶ場合のポイント

  • SGL鋼板やガルバリウム鋼板の塗装鋼板は、石粒コーティング系と異なり「塗膜」で表面を保護しています。

  • フッ素塗装タイプ(横暖ルーフプレミアム・スーパーガルテクトフッ素など)は一般塗装タイプより塗膜が長持ちします。
  • 定期メンテナンスを行えば、耐用年数を大幅に延ばせるメリットがあります。

③ 【将来のコストはゼロ!】メンテナンスが「不要」な屋根材

「石粒コーティング系屋根材」は、塗装の代わりに天然石や自然石粒を鋼板に焼き付けているため、塗膜の劣化がなく再塗装が原則不要です。

施工後の手間とランニングコストを最小限にしたい方に最適です。

メンテナンスが不要な屋根材:主な対象製品

  • ディプロマットスター(ディートレーディング)

  • T・ルーフ(LIXIL)

メンテナンスが不要な屋根材:特徴と選ぶメリット

ベースは耐久性の高い金属(ジンカリウム鋼板やガルバリウム鋼板)ですが、表面に「自然石粒(天然石のチップ)」をコーティングしているのが最大の特徴です。

この石粒は着色しているのではなく、石そのものの自然な色(または高温焼き付け)なので、紫外線による色あせがほぼ起こりません。そのため、将来的な「再塗装」というメンテナンスの手間と費用を完全に無くすことができます。

また、天然石粒の凹凸が雨音を吸収・拡散し、太陽の熱を遮ります。
金属屋根で懸念される「豪雨時のバチバチという雨音」がほとんど気にならなくなり、熱が室内に伝わりにくいため、「金属屋根にしたいけれど暑さや雨音が心配」という不満を解消できます。

メンテナンスが不要な屋根材を選ぶ場合のポイント

メリット
  • 再塗装のための足場費用・塗料費が不要

  • 30年の長期メーカー製品保証

  • 長期間にわたりトータルコストが安くなる
  • 天然石のデザインで重厚感・高級感が出る

  • 雨音・断熱に優れ居住快適性が高い
デメリット
  • 初期費用は塗装鋼板系より高め

  • 石粒の剥離には注意(施工直後は余分に付着していた表面の石粒が雨や風によって少しずつ剥がれ落ちますが、耐久性や美観に影響はありません。)

  • 施工経験のある業者が必要

    屋根材選びより重要!?家の寿命を決める「ルーフィング」の話

    ここまでおすすめの金属屋根材を紹介してきましたが、ここで屋根リフォームのプロとして、絶対に知っておいていただきたい重要なことをお伝えします。

    それは「雨漏りを防いでいる本当の主役は、屋根材ではなく、その下に敷くルーフィング(防水シート)である」ということです。

    実は、どんなに高級で耐久性の高い金属屋根(SGL鋼板やディプロマットなど)を載せても、台風やゲリラ豪雨の激しい風雨の際、屋根材の隙間からわずかな雨水が内側に侵入することは避けられません。

    その侵入してきた雨水を最後に食い止め、お家の中へ一滴も入れずに外へ受け流しているのが「ルーフィング」なのです。

    重要 雨漏りの原因の多くは「屋根材の破損」ではなく「ルーフィングの劣化・施工不良」です。屋根材が傷んでいなくても、ルーフィングが先に劣化すれば雨漏りが発生します。

    カバー工法では「粘着層付き改質アスファルトルーフィング(ゴムアス)」がおすすめ!

    一般的な新築などで使われるルーフィングは、タッカー(大きなホッチキスのようなもの)でパチパチと留めていくタイプが多いのですが、屋根カバー工法においてはこれがNGになるケースがあります。

    特に脆く割れやすいノンアスベスト屋根は、釘やタッカーを使用し固定すると、スレート自体が割れてしまうからです。
    また、スレート屋根に穴をたくさん開けてしまうと、そこから雨漏りを誘発するリスクもあります。

    そのため、ノンアスベスト屋根のカバー工法では既存の屋根にピタッと直接貼り付けられる「遅延粘着型ルーフィング(タディスセルフなど)」の使用をおすすめします。

    アスベスト屋根には「釘打ち式(非粘着)」使用

    アスベストを含む既存屋根の上に施工するカバー工法では、屋根材の状態や施工方法に合わせて、粘着式・非粘着式のルーフィングを適切に使い分けています。

    重要なのは、既存屋根の状態、下地の構成、施工方法に合わせて、最も性能を発揮できるルーフィングを選ぶことです。

    もちろん、非粘着式を使用するケースもあります。
    「釘を打たないから雨漏りしなくて良さそう」と思われがちですが、粘着剤がアスベスト屋根の分別解体の妨げになり分別が不可能になる恐れがあります。

    分別できなくなった混載ゴミは、すべてが「アスベストの汚染物」として扱われ、その結果将来の解体費用や産業廃棄物の処理費用が恐ろしいほど高額になり大きな金銭的負担がかかります。

    アスベスト屋根のカバー工法には高耐久な釘打ち式ルーフィング(ニューライナールーフィングなど)を使用し専用の釘(テッポウ)で打ち留めていく工法で施工します。

    【緊急注意喚起】ナフサショックの裏で横行する「危険なルーフィング」

    現在、日本の建築業界は「ナフサショック」による原材料不足と価格高騰の直撃を受けています。ルーフィングの主成分であるアスファルトは石油製品であるため、国内大手メーカーの優良なルーフィングが非常に手に入りにくい(深刻な品薄)状況が続いています。

    ここで注意していただきたいのが、「材料が手に入らないから」と、リスクのある部材に手を出す施工業者が急増しているという事実です。

    避けるべき「安価・粗悪な下地材」の2大リスク

    1. 日本の気候に合わない「海外直輸入の格安ルーフィング」
      国内メーカー品が入荷しないため、ネット等で出回っている海外製のノーブランド防水シートでお茶を濁す業者がいます。これらは高温多湿で台風の多い日本の気候(四季の激しい温度変化)を想定して作られていないため、数年でカサカサに乾燥してひび割れ、防水機能を失うリスクが極めて高いです。

    2. カバー工法に向かない「極端に安価なルーフィング」
      安価なルーフィング(アスファルトルーフィング940)の寿命は約10年ですが、実際は5年程で防水性能が著しく低下すると言われています。見積書に「ルーフィング一式」としか書かれていない場合は注意が必要です。

    屋根リフォーム専門店からの警告

    上に載せる金属屋根(スーパーガルテクトなど)がいくら立派でも、それを支える下の防水シートが数年〜10年でボロボロになってしまっては意味がありません。防水シートがダメになれば、最悪の場合、せっかく載せた高級な金属屋根をすべて剥がして全面やり直しという最悪の事態になり、数百万円の損害になってしまいます。

    どんな状況でも「本物の下地材」しか使いません

    資材の確保が極めて困難な時代だからこそ、私たち屋根リフォームのプロとしてのプライドが試されると考えています。

    シャインでは、どれだけナフサショックによる品薄が続こうとも、出所のわからない海外製の格安ルーフィングや、寿命の短い安価な下地材はお客様の屋根に一切使用いたしません。

    カバー工法の基準を確実にクリアし、20〜30年の長期耐久性が実証されている国内一流メーカーの「改質アスファルトルーフィング(ゴムアス)」を、独自のルートで責任を持って安定確保しています。

    目に見える屋根材の美しさだけでなく、10年後、20年後に大雨が降っても「シャインに頼んで本当に良かった」と安心して眠れる家にするために、私たちは、見えなくなる下地にこそ一番のこだわりと誠実さを持って施工することをお約束します。

    プロが教える!あなたにピッタリな選び方のまとめ

    最後に、ご自身のライフプランに合わせた選び方の目安をまとめました。

    どの屋根材を選ぶにしても、「ルーフィングは高耐久の改質アスファルトルーフィング(ゴムアス)を使う」ことを前提にプランを組むのが正解です。

    ・「とにかく今の出費を抑えたい、10〜15年持てばいい」
    ➔ ① 価格最重視(ヒランビー)

    ・「夏涼しく冬暖かい快適な家にしたい。15年後の塗装コストは受け入れる」
    ➔ ② メンテナンス必要・断熱材一体型(スーパーガルテクト)

    ・「この先20年、30年と長く住む。将来のメンテ費用をゼロにして安心したい」
    ➔ ③ メンテナンス不要・自然石粒仕上げ(ディプロマットスター)

    屋根材選びは「初期費用」「メンテナンス費用」「居住性能」「耐用年数」のバランスで決まります。

    長期的な視点でお住まいの状況や予算に合わせて、最適な金属屋根材をお選びください。

    シャインは流山市・柏市の屋根リフォーム・雨漏り専門店です

    有資格者による確かな診断力を武器に、お客様に最も合った提案をさせていただきます。

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    シャインでは、そんなお客様の疑問や不安に寄り添えるように、具体的で丁寧な説明・対応を心掛けております。

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