施工事例WORKS

この度、松戸市にお住いのY様邸の外壁屋根塗装工事を無事に完工致しました。

シャインのホームページよりお問合せを頂き、現地調査・ご提案の後、工事をご依頼頂きました。誠にありがとうございます！

Y様邸は築15年～20年で、屋根と外壁シーリングの劣化を特に気にしているとのことでした。

外壁工事の概要

高圧洗浄

外壁塗装で最初の工程が高圧洗浄です。

最大15Mpaの強い水圧によって、必要に応じて薬剤も使用しながら汚れをどんどん除去していきます。

洗浄工程はなんと約1日かけて行われます。長い年月をかけてこびりついた汚れを除去していくことで、塗料の密着に繋がるからです。

美観性・耐久性に優れた美しい塗装を施すには、この洗浄作業を徹底することが大きなポイントになります。

外壁補修

施工前

施工後

外壁の一部で塗膜剥がれが発生していました。このような剥がれは塗装では埋まらない為、パテで隙間を埋めて補修しました。

外壁のコーナー部は、地震や車による振動（挙動）の影響を特に受けやすい箇所です。

外壁塗装

Y様邸の外壁は、現地調査の際に『30倍スコープ』などによる調査を行った結果、『難付着サイディングボード』である可能性が非常に高いという事が判明しました。

難付着サイディングボードとは表面に汚れや色褪せに強い特殊なコーティングがしてあるサイディングボードで、

普通のサイディングボードに比べてメンテナンス期間が長いというメリットがあるのですが、通常の下塗り塗料を使用すると上塗り塗料と密着せずに剥がれてきてしまうため、専用の下塗り塗料を使用する必要があります。

今回、下塗りには日本ペイントの専用下塗り材『水性パーフェクトシーラー』を使用しました。

浸透性と含浸性により各種下地に対して高い補強力を持つとともに、強い付着力を発揮します。

上塗りには、『パーフェクトトップ』を使用致しました。

パーフェクトトップは日本ペイントの新技術、「ラジカル制御技術」を用いた塗料です。

ラジカル（＝塗料に含まれる酸化チタンに紫外線が当たり発生するエネルギー）が塗膜に触れるのを抑えて、紫外線による塗膜劣化を防ぎ、塗装の寿命を延ばします。

★パーフェクトトップについて詳しくはこちら！▽

安いのにシリコンを超える耐候性！パーフェクトトップについて

そして、今回外壁に使用した塗料は、ブルー系の『72-30H』とイエロー系の『22-90H』を調色して、お客様の希望のお色に仕上げました！

この2色を、タイル調と単色調の外壁の種類によって塗分けをしています。

ブルー系：下塗り

ブルー系：中塗り

ブルー系：上塗り

イエロー系：下塗り

イエロー系：中塗り

イエロー系：上塗り

基本的に塗料にはメーカーによって決められている標準色があり、今回のように標準色以外の色を希望する場合は、工場でその色を作る『調色』という工程が必要になります。

調色する場合は、塗料が途中で足りなくなる事態を防ぐために最初の注文時に多めに頼むことになり、その分多少コストがかかってしまいます。

しかし、自分だけのこだわりの色で塗装することで、より一層生まれ変わった我が家に愛着が生まれるのではないでしょうか？

オリジナリティを出したい方やデザインにこだわりがある方には是非おすすめです！

外壁シーリング工事

今回は塗装後にコーキングの打ち替え（後打ちコーキング）を行いました。外壁は打ち替えで施工しました。

施工前

既存シーリングの撤去

プライマーの塗布

新たなシーリングの充填

充填したシーリングを丁寧に均す

施工後

サッシ廻りは増し打ちで施工しました。

施工前

施工後

屋根リフォーム工事の概要

タスペーサーの設置

タスペーサーとは？

タスペーサーは、屋根材の重なっている部分に2ミリ程の隙間を確保するための部材のことです。

タスペーサーを設置せずに塗装すると、塗料が屋根材の重なっている部分の隙間に入り込んで埋まってしまいます。

しかし、完全に埋まるのではなく僅かな隙間ができるため、そのごく僅かな隙間から雨水などが入り込んでしまい、屋根の内部にまで水が侵入してきてしまいます。

そこのような状態になることを防ぐために『タスペーサー』を挿入し、わざとしっかりした隙間を確保する事で、雨水はそのまま下へと流れ落ちていくのです。

屋根補修

屋根材の数箇所にクラックが複数発生しておりましたので、専用の補修剤にて補修を行いました。

板金部の補修・塗装

棟板金を固定している釘に、少し浮きが見られましたので打ち直しを行いました。

施工前

釘の打ち込み

打ち込み後

屋根板金の繋ぎ目にもコーキング補修を行い、塗装しました。

屋根板金のコーキング補修

屋根板金塗装

釘頭には、釘穴の隙間から侵入する雨水を防ぐためにコーキングを盛りつけます。

シャインではこの釘頭へのコーキング処理は標準施工として行っております。このような細かい処理が、部材を長持ちさせるカギだったりするのです。

釘頭のコーキング処理

屋根塗装

屋根の塗料には『ファインパーフェクトベスト』を使用、お色はナスコンを使用いたしました。

「ファインパーフェクトベスト」は、独自技術によりシリコングレードを超える優れた耐候性を備え、 塗りたての美しさを長期間保つことができる塗料です。

さらに藻やかびの発生を抑制し、建物の美観を維持します。

ファインパーフェクトベストに関しては、こちらも合わせてご覧ください！▽

ラジカル制御技術を生かした高耐候性が強み！ファインパーフェクトベストについて

下塗り：ファインパーフェクトベスト強化シーラー

ファインパーフェクトベスト強化シーラーは浸透力に優れており、下地に対してくさび効果（下地と塗料を密着させる効果）を発揮します。

中塗り・上塗り：ファインパーフェクトベスト

完成

施工前

施工後

外壁と同系色の鮮やかなブルーで塗装し、施工前とはまるでイメージが変わりました！

付帯工事の概要

破風板の補修

破風板のシーリングが劣化していたため、補修を行いました。

施工前

施工後

付帯塗装

水切りの塗装

幕板の塗装

軒天の塗装

小庇の塗装

雨樋の塗装

破風板の塗装

完成

最後に点検をして完成です。

塗装をしないコンクリート床などは高圧洗浄で長年の汚れをきれいに落としました。

鮮やかなブルーに柔らかいイエローが良いアクセントになっています！明るい印象のお家に生まれ変わりました！

千葉県松戸市のY様、今回の外壁塗装・屋根塗装では大変お世話になりました。

今後ともシャインを宜しくお願い致します。

気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい！