外壁のデザイン性を大切にしたい方に!UVプロテクトクリヤーを解説
2023.06.10 (Sat) 更新
みなさんこんにちは!
蒸し暑い日々が続きますね…憂鬱ですが、来週も張り切って頑張りましょう!
さて、本日のテーマは【UVプロテクトクリヤー】についてです!
目次
高意匠サイディングボードを活かすならクリヤー塗装
近年の戸建の数多くは高意匠性サイディングと呼ばれる外壁サイディング材が使用されています。
高意匠性サイディングとは、型に流し込んで成型するパネル(サイディングボード)の中でも特に高いデザイン性を誇るもので、レンガやタイル風、石造り風や木目調、更にはシンプルで控えめな柄まで様々な種類があります。
お家を建てる際にこだわって選んだ方も多いのではないでしょうか?
しかし、サイディングの柄は一般の塗装をしてしまうと塗りつぶれてしまいます。
せっかくこだわりの柄を取り入れても、メンテナンス時に塗りつぶれてしまっては意味がないですよね…
「このデザインを生かしたまま塗装したい!」というご要望に最適なのが、クリヤー塗料による塗装です。
クリヤー塗料は無色透明な塗料のため、サイディングのデザインやテクスチャーを塗りつぶすことなく塗装できるのが特徴です。
艶の度合いを選べる!UVプロテクトクリヤー
よく施工後に、「希望通りの色を使ったのに何かが違う…」となる場合がありますが、実はこの原因の一つとして『艶の度合い』が大きく関係している場合が多いです。
艶があると反射してキラキラして見える一方、艶消しは光沢がなくマット印象となり、同じ色でもお家のイメージは大きく変わってしまうんです。
『UVプロテクトクリヤー』は、「艶有り」「3分艶有り」「艶消し」の3種類から艶の度合いを選べるので、 よりイメージに近い仕上がりにすることが可能です。
UVプロテクトクリヤーが使用できない外壁とは?
外壁が傷んでしまうと使用できない
先ほど説明したように、UVプロテクトクリヤーは透明な塗料のため、外壁の劣化が進んでいる状態でクリヤー塗装をすると劣化部分は隠れずそのまま残ってしまい、非常に見栄えが悪くなります。
劣化というのは、色あせやひび割れ、チョーキング現象などの劣化のことです。もしこのような外壁の劣化が目立つようであれば、あまりお勧めはできません。
クリヤー塗装を考えている方は劣化が始まる前、遅くても新築後10年以内には塗り替えするのが良いでしょう。
光触媒のサイディングには使用できない
光触媒コーティング(菌やウイルスを分解するコーティング剤を使った塗装)を施したサイディングボードは、
塗膜劣化が早まるなどの不具合を生じる可能性があるため、UVプロテクトクリヤーの使用はできません。
クリヤー塗装が可能かどうかは塗布テストを実施
劣化が起きている場合は基本的にはお勧めしませんが、程度によってはUVプロテクトクリヤーを使える場合もあります。
さらに素人目にはクリヤー塗装ができるかどうかの判断をするのは非常に難しいものです。
そこで、シャインではクリヤー塗装が可能かどうか確かめるための塗布テストを行っています。
テープを外壁に貼り、チョーキング粉がどの程度付着するかで判断します。このとき、テープにほぼ粉が残らないのであれば、クリヤー塗装可能です。
UVプロテクトクリヤーの種類
UVプロテクトクリヤーは、耐久年数によって「シリコン系」「フッ素系」の2種類に分かれます。それぞれの特徴と違いを確認していきましょう。
UVプロテクトクリヤー(シリコン系塗料)
耐久年数:10~12年
単価(㎡):2,900円~ ※2回塗りの合計単価
高すぎない価格で約10~12年の耐久年数を誇り、コストパフォーマンスに優れています。
UVプロテクト4Fクリヤー(フッ素系塗料)
耐久年数:12~15年
単価(㎡):3,200円~ ※2回塗りの合計単価
シリコン系塗料よりも価格は上がりますがその分耐久年数も上がり、仕上がりもより美しくなります。
耐久年数が長いことで塗り替えの頻度が少なく、長期的に考えるとシリコン塗料よりもお得です。
注意!
UVプロテクト4Fクリヤーは「艶あり」「3分艶有り」の塗装しかできません!
艶消しを考えている場合はUVプロテクトクリヤー(シリコン系塗料)のみが使用できますので、注意してください。
UVプロテクトクリヤーにより美観が長持ちする3つのポイント
1.紫外線ブロック機能で劣化を防ぐ
UVプロテクトクリヤーでは硅素(Si)と酸素(O)の強力な結合によるセラミック樹脂が、
UVプロテクト4Fクリヤーではフッ素樹脂が塗膜の上で紫外線をブロックするため、塗膜の劣化を防ぎ高耐候を実現します。
さらには樹脂に含まれる紫外線吸収剤の働きにより、色落ちや色あせを防ぎます。
2.親水性の高さ
UVプロテクトクリヤーは親水性が高いため、汚れが付着しても雨で浮かせて流すことができます。この「セルフクリーニング機能」により、塗膜に汚れがつきにくいのも大きな特徴です。
3.防カビ・防藻性
UVプロテクトクリヤーには防カビ・防藻性があり、カビや藻の発生を長期間に渡って抑制することができます。
UVプロテクトクリヤーの施工事例
最後に
UVプロテクトクリヤーは耐候性も高く、コストパフォーマンスに優れているクリヤー塗料です。
クリヤー塗装は外壁のデザインを美しく残したままメンテナンスをしたい場合に有効ですが、サイディングの状態が悪いと使用はお勧めできません。
新築から10年が目安となりますので、クリヤー塗装を検討している場合は早めの診断をおすすめします!
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