屋根カバー工法のデメリットと失敗例から学ぶ、リスク回避のための施工ガイド
2025.02.28 (Fri) 更新
みなさんこんにちは!
早いもので、今日で2月が終わります!
気温もここ最近は暖かく、日中は散歩が気持ちいいような気候になってきました!今からすでに桜が咲くのが楽しみです!
さて、本日のテーマは【カバー工法の失敗例から学ぶリスク回避】についてです!
目次
- カバー工法の失敗例やトラブルから見えてくるリスクを避けて正しい施工を!
- リスクを知ることが大事!まずは屋根カバー工法のデメリットを知ろう
- 下地の劣化が激しい場合は施工できない
- 野地板のメンテナンスが出来ない
- どんな屋根にも施工できるわけではない
- 屋根が重くなる
- 屋根カバー工法の失敗例4選
- 1.野地板が傷んでいるのにカバー工法→剥がれ
- 野地板の状態確認方法
- 2.強風地域でカバー工法→剥がれ
- 風に強いカバー工法は「金属屋根」×「横葺き」
- 3.勾配の低い屋根でカバー工法→雨漏り
- 4.安価な防水シートでカバー工法→雨漏り
- 「低品質なルーフィング」のボーダーラインとは
- 適切な素材を選択しよう
- 屋根材は選びは慎重に
- ①篏合式かどうか
- ②横葺きか縦葺きか
- ③断熱材付きか
- シャインおすすめの金属屋根材
- Dsルーフィング:ディプロマットスター
- アイジー工業:スーパーガルテクト
- ルーフィングはケチらない
- 固定はステンレスビスがおすすめ
- 屋根カバー工法の施工前にチェックすべきポイント
- 耐震性
- 築年数
- これからも長く住んでいきたいかどうか
- 屋根の勾配
- 信頼できる業者の見極め方
- 本来は板金専門業者がおすすめ
- カバー工法の実績が多い
- 業者の信頼度は見積書に出る
- シャインは流山市・柏市の屋根リフォーム・雨漏り専門店です
カバー工法の失敗例やトラブルから見えてくるリスクを避けて正しい施工を!
近年、屋根リフォームの中でもかなりポピュラーな工事となっている【屋根カバー工法】。
塗装メンテナンスに比べてはるかに耐久性が高く、遮熱性や遮音性が上がるなどメリットが沢山ある一方で、もちろんデメリットも存在し、それに伴って施工を失敗してしまったケースも少なくありません。
近年の普及率に乗っかって「とにかく困ったら屋根カバー工法!」と勧めてくる業者も増えてきています。しかし、屋根カバー工法はどんな屋根でも100%完璧に修理できる、魔法のような工事ではありません。
もちろんリスクやデメリットも存在しますので、それを認識した上で「この業者なら大丈夫そうだ」と信頼できる業者に依頼し、施工を行うことが大切なのです。
今回は、屋根カバー工法の失敗例やトラブル、デメリットを紹介し、リスクを最小限に抑えるためにはどのような準備が必要なのかを解説していきます。
リスクを知ることが大事!まずは屋根カバー工法のデメリットを知ろう
下地の劣化が激しい場合は施工できない
カバー工法では、既存屋根の上にルーフィングを敷きその上から新しい屋根材を設置するため、ルーフィングと屋根材は新しいものが設置されますが、「野地板(のじいた)」と呼ばれる下地材は既存のものを使い続けます。
野地板
この野地板が腐食して屋根に雨漏りが生じていたり、劣化が著しく進んでしまっている場合は基本的にカバー工法は出来ません。
野地板は屋根の下地材であり、カバー工法では既存の野地板に新しい屋根材を固定します。よって、野地板が腐食や痛みなどで劣化している場合は、一定の強度での固定力を確保できないためカバー工法を行うことは出来ません。
野地板のメンテナンスが出来ない
カバー工法には既存屋根を撤去する工程が無いので、既存屋根の下の野地板のメンテナンスが出来ません。
野地板は比較的長寿命であるため初期のリフォームではメンテナンスが不要な場合が多いですが、劣化した野地板を使い続けると雨漏りが発生したり屋根が剝がれやすくなってしまうため、いずれ必ず補修しなければならない時が来ます。
その時に費用が勿体無いと感じる場合は、最初から野地板のメンテナンスが出来る葺き替え工法を行うことがおすすめです。
どんな屋根にも施工できるわけではない
瓦屋根は凹凸があり、固定力が不安定になるためカバー工法には向いていません。
瓦屋根
またカバー工法は屋根材が二重になるため、既存屋根材・被せる屋根材共に軽量な屋根材が適しています。屋根材の中で特に重い瓦屋根はカバー工法には適していません。
屋根が重くなる
先述したように、カバー工法は既存屋根プラスもう一枚分の屋根材の重さが加わるため、屋根全体が重くなります。
耐震性や建物に対する安全性への大きな影響は無いとされていますが、壁量(建物が外力に耐えるために必要な壁の量や強度)が不十分な建物や、築年数が古い建物、壁の配置がアンバランスな建物などにはカバー工法は適していていません。
屋根カバー工法の失敗例4選
リフォーム後のトラブルの問い合わせ窓口の一つである「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」が統計したデータによると、
2023年度のリフォーム後の不具合相談の内訳は、1位が「剥がれ」、3位が「雨漏り」でした。
これは、内装工事も含めたすべてのリフォーム工事の問い合わせ内容であり、カバー工法を含めた屋根リフォームに関するトラブルがいかに多いかを明らかにしています。
以下では、剥がれや雨漏りに繋がってしまったカバー工法の失敗例をいくつか紹介していきます。(シャインの施工事例ではありません)
1.野地板が傷んでいるのにカバー工法→剥がれ
先述したように野地板の劣化が顕著な場合はカバー工法を行うことは出来ませんが、業者の点検などがずさんでそのままカバー工法で施工されてしまうケースがあります。
腐食が進んでいたりひび割れていたるなど、ボロボロな状態の野地板に屋根材を固定しても固定力が低く、台風や強風で剝がれてしまいます。
せっかく高い費用をかけてカバー工法をしたのにも関わらず、数年後に剥がれてしまい葺き替え工法をしなくてはいけなくなった、といったケースもありますので、野地板の状態はかなり重要なポイントです。
野地板の状態確認方法
既存屋根を撤去せずに野地板の劣化状況をチェックするには、以下の方法があります。
①屋根に登る
野地板の劣化が顕著な場合、歩くとフカフカとしていて屋根全体が沈んでいる感覚があります。ただ、自ら屋根に登るのは危険なので、必ず専門家にお願いするようにしましょう。
②屋根裏から確認する
野地板は屋根裏の天井にあたりますので、屋根裏から野地板の状態を確認することが出来ます。
③野地板チェッカーを使用する
野地板の状態を確認する専用の道具を使って確認します。
このような方法をしっかりと活用して確認した上で、カバー工法と葺き替え工法どちらが適しているかを判断するのがリフォーム業者の役目です。
間違った施工を避けるためには、野地板の点検をどのように行うかを事前に確認し、そして実際の点検結果を写真などで見せてもらうようにしましょう。
2.強風地域でカバー工法→剥がれ
強風地域とは、建築基準法で定められた基準風速が40~46m/sの地域、または強風場所として指定された地域の事を指します。
このような強風地域や、周囲に風を遮るものが何もない場所などは屋根材が飛ばされるリスクが高まるため、強風に強い張り方や屋根材を選択する工夫をしなくてはなりませんが、この選択を間違えられて失敗してしまうケースが多々見られます。
風に強いカバー工法は「金属屋根」×「横葺き」
屋根カバー工法での屋根材の葺き方は2通りあります。
【縦葺き】
屋根のてっぺんから軒先まで傾きに沿って一枚の長い屋根材を貼る方法です。トタン屋根などが代表的です。
【横葺き】
軒先から屋根に対して水平方向に屋根材を貼る方法です。主にガルバリウム鋼板の施工で採用されています。
縦葺き
横葺き
縦葺きは継ぎ目を少なくするために屋根材一枚ごとのサイズが大きく、その分風を受ける面積が広くなるため強風の影響を強く受ける傾向があります。
一方、横葺きは屋根材の面積が小さく、風を受ける面積が少ないため影響を受けにくくなります。
また、金属屋根は屋根材自体の耐久性も高く、ビスを使って設置しているため固定力もしっかりしています。
よって、風の影響を受けにくい「横葺き」且つ、固定力と耐久性さらには軽さも兼ね揃えた「金属屋根」の組み合わせが、最も風に強いとされています。
3.勾配の低い屋根でカバー工法→雨漏り
金属屋根によるカバー工法を横葺きで行う場合は、屋根勾配が2.5寸以上必要とされています。
横葺きは水が流れにくいため、屋根材の継ぎ目や重なっている箇所に雨水が溜まり、錆びが発生してそこから雨漏りに繋がります。
このリスクを避けるために設定されている勾配規定なのですが、このことを知らない業者がそのまま施工をしてしまうケースが意外とあるのです。
緩勾配の屋根の場合は基本縦葺きになるかと思いますが、屋根材によっては緩勾配の横葺きに対応しているものもあるため、そのような屋根材を用意できるか、事前に業者に確認しておきましょう。
4.安価な防水シートでカバー工法→雨漏り
カバー工法による施工を行った場合、一般的な耐用年数は20~30年と非常に長持ちします。
しかし、屋根の雨漏り抑制のカギを握るのは、屋根材の下に設置するルーフィング(防水シート)です。
ルーフィング
低品質なルーフィングを使用されたことで結局10年足らずで雨漏りが発生してしまい、野地板も傷んでしまったので葺き替えを行うことに…といったケースもよく見られます。
「低品質なルーフィング」のボーダーラインとは
ルーフィングには用途や特徴によって様々な種類が存在しますが、出来るだけ屋根材よりも耐久性の高いものを選ぶのがおすすめです。
そして、屋根リフォームに適しているルーフィングとしてのボーダーは【改質アスファルトルーフィング以上のグレード】です。
改質アスファルトルーフィングは弾性や収縮性に優れたルーフィングで、アスファルトルーフィングとも呼ばれます。耐用年数は約20年~30年で、ちょうど屋根カバー工法で使用される金属屋根と同等の耐用年数になります。
また反対に、「この商品が記載されていたら危険!」というNGルーフィングもあり、それが【アスファルトルーフィング940】です。
耐用年数は製造メーカーから正式に10年というアナウンスが出ており、10年以上が経過するとほぼ確実に雨漏りが発生すると言われています。もし見積書にアスファルトルーフィング940と書かれていたらその業者はやめておきましょう。
適切な素材を選択しよう
屋根材は選びは慎重に
カバー工法を行う際に雨漏りや剝がれという不具合の発生を抑えるためには、設置する屋根材の選定がまず重要になります。
大前提として、カバー工法では金属屋根を使用するのが最もおすすめであり、現在の主流でもあります。
住宅の屋根材として使用される金属屋根の素材は主に【ガルバリウム鋼板】【SGL鋼板】【トタン】の3種類がありますが、
耐久性としては、トタン<ガルバリウム鋼板<SGL鋼板となり、特にSGL鋼板が頭一つ抜きんでています。
SGL鋼板は従来のガルバリウム鋼板のめっき層を強化して耐久性のバランスが上がるように改良した商品で、ガルバリウム鋼板に比べて約3倍の耐食性を備えています。耐食性が高いと穴あきや錆が出来にくいため、雨漏りの原因を抑制することが出来ます。
そのほか、金属屋根を選ぶ際のポイントは以下のものがあります。
①篏合式かどうか
篏合式(かんごうしき)とは、金属屋根の張り付け方の一種です。
上下の屋根材同士を引っ掛け合わせてからビスで固定する方法で、屋根材同士が引っかかってることで耐風性が上がり、強風に強い張り方です。
これと反対に、屋根材同士を引っ掛けることなく外側からビスで固定する方法を「オーバーラップ式」といいます。
②横葺きか縦葺きか
先述したように、屋根材の葺き方は縦葺きよりも横葺きの方が風を受ける面積が少ないため耐風性が高いです。
③断熱材付きか
金属屋根の中には断熱材一体型のものもあります。屋根に断熱材を入れることで、外部の熱を室内に伝えにくくするだけでなく、野地板の表面温度を下げる効果もあります。
すると野地板の表面温度が下がることで野地板下の空気温度も下がるため、多少ですが野地板の結露を抑制することが出来ます。
野地板が結露などによって腐食すると雨漏りが発生するため、野地板の結露防止は屋根材の雨漏り防止にも繋がるのです。
シャインおすすめの金属屋根材
Dsルーフィング:ディプロマットスター
ディプロマットスターは「ジンカリウム鋼板」と呼ばれる石付きガルバリウム鋼板の金属屋根です。
セラミックコーティングされた石粒を表面に吹き付けてあり、意匠性が高いだけでなく、塗り替えが不要でメンテナンス性に優れているのが特徴です。
★詳しくはこちらから!▶驚異の30年保証!D’sルーフィング ディプロマットスター
アイジー工業:スーパーガルテクト
スーパーガルテクトは、ガルバリウム鋼板を改良して耐久性を約3倍以上に向上させた次世代ガルバリウム鋼板「SGL鋼板」から作られた金属屋根材で、優れた遮熱性・断熱性を発揮するのが特徴です。
断熱材一体型の金属屋根であり、屋外からの熱を遮断し、さらに室内の冷暖房効果を外に逃がさず、室内を快適な温度に保ちます。
★詳しくはこちらから!▶進化した次世代の屋根材!アイジールーフ スーパーガルテクト
ルーフィングはケチらない
こちらも先述しましたが、ルーフィング(防水シート)は必ず一定グレード以上のものを選び、もし業者が進めてきても、安価でグレードの低いルーフィングは採用してはいけません。
ルーフィングの耐用年数の基準は、
●屋根材の耐用年数<ルーフィングの耐用年数
●屋根材の耐用年数=ルーフィングの耐用年数
のどちらかです。耐用年数の短いルーフィングは勿論その分価格も安価ですが、ルーフィングは屋根リフォームにおいてかなり重要な部分であり、ケチるところではありません。
必ず屋根材と同等かそれ以上の耐用年数のものを選びましょう。
しかもルーフィングはコストパフォーマンスが高く、数万程度の追加費用でグレードアップすることが出来ます。雨漏り防止に最も効果的とも言えますので、非常におすすめです。
★ルーフィングについて、詳しくはこちらのブログをご覧ください!▽
固定はステンレスビスがおすすめ
金属屋根を固定する際は、釘ではなくステンレスビスがおすすめです。
釘よりも費用や手間がかかりますが、ステンレス製なので鉄釘よりも錆びにくく耐久性も高いため、長持ちして風に強い施工を行いたい場合はステンレスビスを使用しましょう。
屋根カバー工法の施工前にチェックすべきポイント
既に施工してからでは遅い!屋根カバー工法で失敗しないために「自分の家はそもそも屋根カバー工法に適しているのか?」ということを確認するためのチェックポイントを紹介します。
耐震性
屋根カバー工法は屋根が二重になるため、屋根の重さも二倍になります。
この屋根の重さについては耐震性に特に大きな影響は無いと言われてはいますが、耐震基準を満たしていないような古い建物では危険な可能性があります。
因みに耐震基準は昭和56年(1981年)6月1日より改正され新しくなっており、築年数が長い住宅の場合、新耐震基準を満たしていない可能性も有り得ます。図面や構造計算書からも予想できますが、心配な場合は事前に建物の耐震診断を行うのが良いでしょう。
築年数
建物の築年数を事前に確認しておくことは重要です。カバー工法に最も適しているのは、築10年~20年の建物です。
築30年を超えると野地板の状態も劣化している場合が多く、カバー工法が最も適しているリフォーム方法ではない可能性も出てきます。
築年数が古い住宅は全体的に老朽化が進んでいるため、劣化が顕著な場合が多いです。
もし築年数が古い住宅でカバー工法を行ってしまうと必ずまたメンテナンスを行う必要があるので、築30年以上の場合は野地板の状態を必ず確認し、適切な方法を専門家に判断してもらうようにして下さい。
これからも長く住んでいきたいかどうか
屋根カバー工法を検討している住宅にこの先何十年と住み続ける予定であれば、正直カバー工法よりも葺き替え工法がおすすめです。
カバー工法は野地板のメンテナンスを行わないため、野地板が寿命を迎えると共に雨漏りなど劣化が始まってしまいます。こうなるとずっと快適に住み続けるためには、またリフォームをしなくてはなりません。
そして二回目のリフォームでは野地板をメンテナンスするため、必然的にカバー工法よりもさらに費用の掛かる「葺き替え工法」を選択することになります。
だとしたら、一回目のリフォームで葺き替え工法をしてしまうのが無駄な費用が掛からずおすすめです。今後も長く住み続ける予定であれば、カバー工法はあまり適していないかもしれません。
屋根の勾配
先ほど失敗例の一つとして、勾配の低い屋根でカバー工法をしたら雨漏りをしたという例を紹介しました。
カバー工法を行う場合、屋根の勾配は2.5寸以上が原則必要とされています。一般的な屋根勾配は3寸から5寸と言われていますが、自分の家の勾配が低いと感じる方は図面などでも確認できますので、必ず確認しておきましょう。
信頼できる業者の見極め方
失敗しない屋根リフォームのための最大の重要ポイントは「業者選び」です。
リフォームの運命は業者選びにかかっていると言っても過言ではありません。
カバー工法の業者選びの際に、失敗しないためにチェックするべきポイントをいくつか解説していきます。
本来は板金専門業者がおすすめ
カバー工法ではガルバリウム鋼板などの金属屋根を使用するケースが多いため、施工をするのは金属屋根に関して豊富な知識がある板金専門業者であることが何よりも重要です。
専門業者とそれ以外の業者では知識量や経験値、技術力なども全く違います。板金専門業者が施工することによって、施工中の様々な失敗のリスクが大幅に下がります。
外装リフォームを手広く行っている業者や屋根リフォーム全般を行っている業者への依頼を検討している場合は、カバー工法の際に施工を行うのは板金専門業者なのかどうかを必ず確認しておきましょう。
カバー工法の実績が多い
ホームページなどで、カバー工法の実績を多く載せている業者であるか、またお客様の声などもチェックポイントです。
カバー工法は専門性が高い工事であるため、施工経験が多い業者の方がそれだけ様々な知識や技術を備えており、安心して任せることが出来ます。
また、その際のお客様アンケートなども隈なくチェックしましょう。丁寧な施工を行っている業者は必ずアンケート内容に反映されているはずです。
業者の信頼度は見積書に出る
業者の専門性の高さや信頼度は見積書に表れます。
信頼できる業者を見極めるために見積書でチェックすべき箇所がいくつかあります。▽
●建材の商品名と単価は明記されているか
→商品名と単価は必須項目です。ここを記載していない時点で不信感を持った方が良いでしょう。
●建材の品番や型番が正確に表記されているか
→金属屋根の中にも、塗料と同じようにグレードが存在するものがあります。
例えば、アイジー工業から販売されている「スーパーガルテクト」シリーズはグレードによって価格が異なります。よって、品番や型番なども正確に明記されている必要があるのです。
●数量や施工面積が正確に表記されているか
→施工する屋根の面積によって必要な屋根材の量が異なり、それを基準に施工費用が決定するため、面積の記載がないと金額の根拠が分かりません。
もし「一式」などという数字が明確に分からない記載がされている見積書の場合は注意が必要です。
上記の内容がしっかりと明記され、「何を元に金額を算出しているか」が一目見て分かる仕様になっているのが信頼できる業者の見積書です。
シャインではこれらの条件をしっかりと満たし、さらにお客様のお家の建材や劣化症状に合わせた建材を抽出して複数パターンのお見積書を作成しています。※画像は塗装工事の見積書
①塗布面積やシーリングのメーター数を記載
②使用塗料の商品名・使用缶数(数量)を記載
③お家の寿命を伸ばすために塗装工事と一緒にできる工事は、「オプション工事」という内容でご提案
ちなみに、カバー工法の見積書でもしっかりと名称・単価・施工面積をしっかりと記載しています。
もちろん、ご提案の際には各プランの違いやメリット・デメリットをしっかりとご説明いたしますのでご安心ください。
シャインは流山市・柏市の屋根リフォーム・雨漏り専門店です
有資格者による確かな診断力を武器に、お客様に最も合った提案をさせていただきます。
そしてシャインは常時
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外壁塗装や屋根リフォームは、初心者の方にとっては不安な事も多いだろうと思います。
シャインでは、そんなお客様の疑問や不安に寄り添えるように、具体的で丁寧な説明・対応を心掛けております。
外壁塗装・屋根リフォームで分からない事や不安な事がございましたら、どんな些細な事でも構いません。
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