施工事例WORKS

I様邸は築12～13年でした。
ご自宅の屋根がパミールである事をご存知でございました。
現地調査の後、ご提案をさせて頂きその後シャインに工事をご依頼頂きました。

現地調査の際、I様邸のサイディングボードは、
『チョーキングしない』『30倍スコープによる調査』等から、『難付着サイディングボード』である可能性が非常に高いという事が判明致しました。
難付着サイディング壁を知らない業者さんは一般的な下塗り材での塗替えを勧めてくるかと思われますので十分注意が必要です。
診断には、豊富な知識が必要になります。
豊富な知識を持つ、診断力のある業者を選ぶ事が非常に大切です。

外壁塗装工事の概要

高圧洗浄

外壁塗装で最初の工程が高圧洗浄です。
最大15Mpaの水圧でコケや藻を除去します。（必要に応じて薬剤を使用して汚れを落とします。）

洗浄工程は約1日の時間を掛けて行われます。
美観性を保ち、耐久性を確保する塗装を施すにはこの洗浄作業を徹底的に行わなければなりません。

外壁の補修

I様邸の外壁には、クラック(割れ)が発生しておりましたので専用の補修剤にて補修を行いました。
補修の後に外壁塗装となります。

難付着サイディングボードとは？

先述致しました通り、I様邸のサイディングボードは『難付着サイディングボード』である事が判明致しました。
難付着ボードの場合、通常の下塗り塗料を使用しますと上塗り塗料に密着できずベロンと剥がれてしまう為、専用の下塗り塗料を塗布する必要があるので注意が必要です。

左の画像は、他社で難付着ボードに通常の塗装を施してしまった事例です。
ベロンと塗料が剥がれてしまっている事が良く分かります。

外壁塗装

下塗り剤には、難付着サイディングボード専用の下塗り剤(パーフェクトシーラー)を使用致しました。
その後、『パーフェクトトップ』にて塗装していきます。

お色は、ND-342とND-174を使用致しました。
丁寧に下塗り・中塗り・上塗りを施していきます。

シーリング工事の施工内容

屋根改修工事の概要

屋根は『ニチハのパミール』が使用されておりました。

I様邸の屋根には、『ニチハのパミール』が使用されておりました。

建材メーカーのニチハが製造したパミールという屋根材は、注目ポイントにあります通り、まるでミルフィーユのような形で層間剥離を起こしてしまいます。
したがって、パミールの屋根はこの上からいくら塗装したとしても、表層が塗膜と一緒にめくれてしまいます。
塗装では対処できません。

更に恐ろしい事に、パミールを知らない会社もたくさんあるのです。

塗れない屋根に塗装をしても、数年後には塗膜が剥がれたりして、高いお金をかけた塗装も無意味になってしまいます。
家にとって良いことはひとつもありません！
しっかりと診断できる業者を選びましょう！

防水紙(ルーフィング)の重要性

上記の画像は、屋根に防水紙(ルーフィング)を設置している様子です。
こちらの防水紙(ルーフィング)が最も大事な役割を果たしています。
屋根に塗装や金属屋根を施工をしたから雨漏りが防げるという訳ではありません。
(もちろん！屋根塗装も金属屋根も家を守る為に重要な要素です。)
吹き込むような台風などの雨水から家を守っているのはルーフィングと言っても過言ではありません。
防水紙(ルーフィング)は、正に『縁の下の力持ち』なのです！

ルーフィングにも種類や耐用年数は様々で、手でちぎると破れてしまうようなものもあれば、どんなに強く裂こうとしても破れないものもあります。
経験上、カタログを妄信することは失敗につながりますので、弊社ではサンプルを取り寄せて耐久性実験を行い合格したものを使用しています。
（もちろんご提案時には商品名をお知らせしております。）

先述致しました通り、I様邸の屋根は『ニチハのパミール』を使用しておりました。
塗装では対処出来ませんので、金属屋根のカバー工法にて施工を行いました。

今回は、アイジールーフ『スーパーガルテクト』を使用致しました。
お色はシェイドブラックをお選び頂きました。

アイジールーフ「スーパーガルテクト」は、屋根材と断熱材を一つにした独自の材料構成により、軽量で抜群に優れた遮熱性・断熱性を発揮する金属屋根です。
表面材には「超高耐久ガルバ」の採用により、穴あき25年保証と沿岸地域への保証範囲の拡大を実現致しました。
従来の遮熱性・断熱性を受け継いだ、さらに沿岸地域で安心してお使いいただける、耐久性にも優れた屋根材です。