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松戸市 外壁塗装・屋根塗装・付帯塗装【ALCボードの外壁を下塗り塗料の選定に注意して外壁塗装】

2024.02.16 (Fri)

施工前BEFORE
施工後AFTER

千葉県松戸市 Y様邸 施工データ

工事内容 外壁塗装・屋根塗装・付帯塗装
施工カラー
築年数 14年
メーカー・商品 外壁塗装:ダイヤセラコートアクア カラー:16・51
屋根塗装:ナノルーフ15 カラー:グラニットブラウン
付帯塗装:一液ファインフッ素UV カラー:黒
     ケンエースGⅡ カラー:N-90
外壁使用塗料 ダイヤセラコートアクア カラー:16・51
屋根使用塗料 ナノルーフ15 カラー:グラニットブラウン 塗料の特徴はこちらから!

担当者より

この度、松戸市Y様邸の外壁屋根付帯塗装工事をご依頼頂きまして無事完工致しました。

Y様邸は築14年で、外壁はALC外壁でした。ALC外壁は内部の湿気を排出させる外壁構造となるため、メンテナンス時には塗料の選定に気をつけなければなりません。

屋根はスレート屋根でした。各所の屋根板金に浮きが見られたため補修を行ったのち、ナノルーフ15にて塗装を行いました。

外壁工事の概要

高圧洗浄

まず、最大15Mpaの強い水圧で汚れを除去していきます。

洗浄工程は、必要に応じて薬剤等も使用しながら約1日かけて行われます。経年によりこびりついた汚れをしっかりと除去していくことが、塗料の密着に繋がるからです。

美観性・耐久性に優れた美しい塗装を施すには、この洗浄作業を徹底することが大きなポイントになります。

外壁補修

外壁の一部でクラックが見られましたので、パテにて補修を行いました。

外壁塗装

Y様邸の外壁はALC外壁でした。

気泡が入った軽量コンクリートのため、気泡の穴を埋めるように粘度のある塗料でしっかりと下塗りを行いました。

下塗り塗料には防水形弾性フィラー「ダイヤセラ・トーシツプラス」を使用しました。

中塗り・上塗り塗料には、ダイヤセラコートアクアを使用、お色はメイン部分に16番・玄関周りにのみ爽やかなブルー系の51番を使用しました。

セラコートアクアは弾性塗料でありながらも優れた透湿性を持ち、さらに追従性、耐候性も兼ね備えた最強のシリコン塗料です。

【メイン部分の塗装】

下塗り

中塗り

上塗り

【玄関周りの塗装】

下塗り

中塗り

上塗り

ALCの特徴とメンテナンスポイント

ALC外壁とは?

ALC外壁は「軽量気泡コンクリート」と呼ばれ、化学反応によって無数の気泡が入ったコンクリートの外壁材です。

コンクリートは本来重量があり重い素材ですが、気泡を入れることによって通常の鉄筋コンクリートの約1/4まで軽量化されています。

ALCはその自重の軽さを活かしつつ、コンクリートのため燃えにくく耐久性に優れていることから、マンションや商業施設などの大型建築物によく使用されています。

ALC外壁のメンテナンスポイント

気泡の穴をしっかり埋める下塗り

ALC外壁の特徴は内部の気泡による軽さですが、一方でその気泡の穴から水分を含みやすく水を吸収しやすいというデメリットがあります。

さらにALCパネルには防水シートが無いものが多く、外部からの水の侵入によって劣化しやすい構造となっています。

劣化を防ぐためには、塗装の際にこの気泡をしっかり埋めておくことが重要です。

また、塗装する際には下塗りの段階でしっかりと穴を埋めなければ意味がありません。穴を埋め切れられていないまま上塗り塗装をすると、

水分の吸収を防げないだけでなくデコボコしているため塗料の付き方にムラができて綺麗な仕上がりにならない可能性もあります。

下塗り塗料には穴を埋められるようにドロドロとした粘度の高い塗料を使用することをオススメします。

ひび割れは放置せずにすぐ補修する

ALCパネルの内部には、補強材として鉄筋などの骨組みやスチール製の金網が組み込まれています。

また、先述したようにALCパネルには防水シートが無いものがほとんどであるため、防水シートによる二次防水機能がありません。

よって外壁にできたヒビ割れを放置しておくと、その隙間から雨水が内部まで入り込み、鉄筋を酸化させてしまい錆びの原因となってしまいます。

また、錆びた鉄筋が段々と膨張して【爆裂】という外壁が割れる現象や、冬場の寒さによって内部の水が凍結融解を繰り返してヒビ割れを起こす【凍害】などの症状も引き起こすリスクがあります。たかがヒビ割れだと思っているものが、こんな大きな劣化に繋がってしまうのです。

これらの症状が起こる前に、ひび割れは放置せずに早い段階でメンテナンスを行いましょう。

使用する塗料には要注意!

ALC外壁は水分を吸収しやすく、雨水が浸み込みやすい外壁材であるため、メンテナンス時には防水性を重視した弾性塗料や防水塗料をおすすめする情報がネット上に多く載せられていますが、実はこれらの塗料を使用するとかえって施工不良を起こす可能性があるのです。

ALCには調湿効果があり、湿度が高い時は湿度を吸い、低い時は湿気を吐き出すというはたらきをします。

防水塗料で塗装をしてしまうと、内部に侵入した湿気は排出されずに閉じ込められてしまうため、内部結露などを引き起こして塗膜膨れや剥がれ、カビの発生の原因となってしまいます。

また溶剤系の塗料も同様に湿気を通しにくいため、使用はおすすめしません。

屋根リフォーム工事の概要

高圧洗浄

外壁と同様に、強い水圧によって汚れを除去していきます。

タスペーサーの設置

屋根板金補修

釘頭のコーキング処理

浮いている釘を打ち込んだのち、釘頭のシーリング補修を行いました。

打ち込んだ釘頭には隙間から雨水が入り込んで棟板金の内部を劣化させてしまうのを防ぐためにコーキング処理を行います。

シャインではこの釘頭のシーリングは標準施工として行っています。

屋根板金塗装

屋根塗装

下塗り

中塗り

上塗り

中塗り・上塗り塗料には「ナノルーフ15」のグラニットブラウンを使用しました。

ナノルーフ15は水谷ペイントから販売されている『ナノテクシリーズ』のひとつです。

塗料に含まれる物質をナノサイズ(原子や分子のスケール)で調整・制御するナノテクノロジー技術により塗料のポテンシャルを最大限に発揮することを可能にし、他社製品と品質の面で大きな差を付けています。

付帯工事の概要

付帯補修

破⾵板の繋ぎ目のシーリングに劣化が見られたため、補修を行いました。

施工前

施工後

その他付帯塗装

破風板の塗装

霧除けの塗装

雨樋の塗装

鼻隠しの塗装

シャッターボックスの塗装

水切りの塗装

軒天の塗装

完成

最後に点検をして完成です。

塗装をしないコンクリート床等は高圧洗浄にて経年の汚れをキレイに落としました。

松戸市のY様、この度の外壁屋根付帯塗装工事の際は大変お世話になりました。

今後ともシャインを宜しくお願い致します。

気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!

施工前、施工後写真

施工前BEFORE
施工後AFTER

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