施工事例WORKS

この度、流山市T様邸の外壁付帯屋根塗装工事をご依頼頂きまして無事完工致しました。

T様邸の外壁はタイル調の意匠性のあるデザインが印象的な窯業系サイディングボードで、経年での汚れやシーリングの一部劣化が見られました。

意匠性を残した塗装を行うために外壁塗料には高意匠性塗料のインディフレッシュセラで艶消しの高級感ある塗装を行いました。

屋根はノンアスベストのスレート屋根材で、ズレや落下は見られず経年での汚れが著しい箇所もありましたが、塗装メンテナンスは可能な状態でした。

外壁工事の概要

高圧洗浄

外壁塗装で最初の工程が高圧洗浄です。

最大15Mpaの強い水圧によって必要に応じて薬剤も使用しながらなんと約1日かけて洗浄が行われます。

高圧洗浄でこびりついた汚れをしっかりと除去することにより塗料の密着性が上がります。美観性・耐久性に優れた美しい塗装を施すには、この洗浄作業を徹底することが大きなポイントになります。

外壁補修

外壁の一部でクラックが見られましたので、パテにて補修を行いました。

施工前

施工後

シーリング補修（打ち替え・増し打ち）

シーリングに劣化が見られたため、目地部分を打ち替え、ドア廻りを増し打ちにて補修を行いました。

【目地打ち替え】

既存のシーリングの撤去

プライマーの塗布

新しいシーリングを充填

丁寧に均す

完成

【ドア廻り増し打ち】

プライマーの塗布

新しいシーリングを充填

丁寧に均す

完成

外壁塗装

T様邸の窯業系サイディングはタイル調の意匠性が印象的なサイディングボードでした。

意匠性を損なわないように、意匠性塗料の『インディフレッシュセラ』で塗装、お色は鮮やかな黄色のND-282を使用しました。

下塗り

中塗り

上塗り

「インディフレッシュセラ」は、高耐久性シリコン樹脂に１液水性反応硬化技術を組み合わせた塗料で、優れた耐久性が特徴です。

透湿性が高く、背面からの水分影響を緩和して塗膜膨れを抑制します。

また、つや消しの仕上がりになるため、落ち着いたマットな印象を作り出します。

艶消し仕上げも人気！

外壁塗料には光沢感のある「ツヤ有り塗料」が平均的に多く選ばれていますが、一方でマットで落ち着きのある質感のツヤ消しでの塗装の要望も増えてきています。

近年のお客様のニーズの多様化の影響もあり、「パーフェクトトゥルーマット」などのつや消し専用の塗料も出てきています。

艶消しの高級感溢れる塗料・インディフレッシュセラ

インディフレッシュセラはデザイン性のある外壁を塗装する際に使用する【意匠性塗料】の一種です。

外壁における意匠性とは外壁に施されているレンガ調やリシン吹付などのお洒落なデザインのことで、この意匠性を持った外壁は普通の塗料で塗装をすると質感や模様の塗りつぶれなどが起こる可能性があります。

こだわりのデザインを損なうことなく塗り替えが出来るように、意匠性ある外壁は意匠性塗料で塗装メンテナンスを行うのがおすすめです。

インディフレッシュセラは意匠性塗料の中でも高級感あふれる艶消し仕上げが特徴的な塗料です。さらに、艶消し塗料の難点であった汚れやすさにも対応できる高い耐久性を持ち合わせています。

インディフレッシュセラの特徴

艶消しの仕上がり

インディフレッシュセラの大きな特徴の一つは艶消し仕上げです。

マットで落ち着いた雰囲気の仕上がりとなるため、高級感のある塗装をしたい方におすすめです。

また、艶あり塗料での塗装の場合、劣化してくると艶が無くなるため目に見えて劣化が分かりやすいのですが、艶消し塗料は塗り替えからずっと風合いや雰囲気の変化が少なく、目に見える経年劣化を感じにくいのが特徴です。

また、艶消し塗料はまだ市場に出ている塗料の種類が少ないためカラー展開が少ないというデメリットがありますが、インディフレッシュセラは40色もの豊富な標準色からお選びいただくことができます。

汚れにくい

インディフレッシュセラは親水性を備えています。

親水性のある塗料では雨が降ると表面に雨水の層が作り出され、外壁に汚れが付着した際にはこの層が塗膜と汚れの間に入り込んで、汚れを浮かせて雨と一緒に洗い流します。

意匠性のある外壁はその凹凸感が意匠性を高めますが、デコボコしていると隙間や凹んでいる部分に汚れが溜まりやすく汚れやすい傾向があります。

親水性のある塗装を施すことで隙間の汚れも浮かせて洗い流せるため、綺麗な状態を保つことができるのです。

透湿性が高く塗膜膨れを抑える

窯業系サイディングをはじめとした防水性が無い外壁材は、日当たりが悪い場所では雨の乾きが悪く水分を吸収しやすいという特徴があります。

外壁材の間に侵入した水分が温度上昇によって気化（液体から気体へ変化）して塗膜を押し上げる現象を「塗膜膨れ」と言い、これを防ぐためには透湿性が高く湿気を通しやすい塗料で塗装する必要があります。

インディフレッシュセラは優れた透湿性によって背面からの水分影響を暖和するため、塗膜膨れを抑制することができます。

汚れにくさを最優先に考えている人にはお勧めできない

艶消し塗料は艶有り塗料に比べて汚れが付きやすいというイメージを持つ方も多いと思いますが、インディフレッシュセラであれば、そのデメリットを高い親水性によって出来る限り抑えることができます。

しかし、やはり艶有り塗料と比較するとザラつきや凹凸がある分、汚れやすいのが現実です。とにかく汚れにくさを重視したい！という方は、艶消し塗料よりも艶あり塗料がおすすめです。

屋根リフォーム工事の概要

高圧洗浄

外壁と同様に、強い水圧によって汚れを除去していきます。

基本は、高圧洗浄の時間は屋根だけで3時間程を必要とします。

屋根補修

一部でひび割れ（クラック）が見られたため、補修を行いました。

施工前

施工後

屋根板金補修

釘の打ち込み

釘頭のシーリング処理

板金のジョイント部分シーリング補修

ジョイント部分シーリング補修後

浮いている釘の打ち込みと釘頭のシーリング補修を行いました。

釘穴をそのままにしておくと、釘穴のわずかな隙間から棟板金の内部に雨水が入り込んで屋根材を劣化させてしまうことがあります。

釘頭にシーリングを盛り付けることで、隙間からの雨水がの侵入を防ぎます。

シャインではこの釘頭のシーリングを標準施工としています。

屋根塗装

T様邸の屋根塗装では、下塗りを2回行いました。

屋根下塗り（1回目）

屋根下塗り（2回目）

中塗り

上塗り

中塗り・上塗り塗料は『ファインパーフェクトベスト』で塗装をしました。お色はディープグレーを使用しました。

「ファインパーフェクトベスト」は、独自技術によりシリコングレードを超える優れた耐候性を備え、 塗りたての美しさを長期間保つことができます。

さらに藻やかびの発生を抑制し、建物の美観を維持します。

付帯工事の概要

その他付帯塗装

軒天の塗装

幕板の塗装

水切りの塗装

雨樋の塗装

シャッターボックスの塗装

完成

最後に点検をして完成です。

塗装をしないコンクリート床などは高圧洗浄で長年の汚れをきれいに落としました。

流山市のＴ様、今回の外壁付帯塗装・屋根塗装工事では大変お世話になりました。

Google口コミも丁寧にお答え下さり、ご満足との評価もいただけて大変嬉しく思います。

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今後とも引き続き、シャインを宜しくお願い致します。

気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい！